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髪を増やすための生活というのはどういうものでしょうか?
シャンプーや整髪などの直接的なお手入れ方法はもちろんのこと、睡眠や食事などの、日常生活も髪の状態を大きく左右する要因です。健康な髪を手に入れるための生活習慣について考えてみました。
心も体も健康にあることが大変重要です。
睡眠時間は絶対に5時間以上取りましょう。
髪の成長に欠かせない成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。22時~翌2時までが最も分泌量が多い時間とされますが、時間にこだわることも大事ですが、まずは、最低5時間以上の睡眠時間を確保するように努めましょう。もちろん、昼寝も有効です。
ストレスを溜めないように注意しましょう。
これは、なかなか難しいのですが、ストレスは自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こし、脱毛症の原因となると言われています。精神的なストレスだけでなく、身体的なストレスも髪に悪影響をもたらします。現代人、ストレスを溜めないようにというのは、なかなか難しいと思いますが、ストレスを溜めないような暮らしを目指しましょう。
タバコは吸いすぎないように注意しましょう。
タバコは吸いすぎないというか、さっさと止めてしまったほうが、髪の健康には良いのだと考えられます。ニコチンは、末梢血管の血流を低下させます。ということは、頭皮に刺激が行きづらくなるということですね。頭皮の血流が悪くなると、髪を作る毛母細胞が酸素や栄養を取り込みづらくなってしまいます。髪の毛の健康を考えるのであれば、本数を減らすといったことではなく、潔く禁煙を目指しましょう。
コレステロール値を上げない食生活を目指しましょう。
コレステロールが健康に悪いということは広く知られていますが、薄毛にもつながるという調査結果が出ています。これは、頭皮の血行不良を引き起こすためだと考えられています。お肉に偏った脂っこい食事は避けて、バランスの良い食事を心がけたいものです。
髪の毛は沢山洗えばいいというものではありません
基本的には1日1回洗えば十分です。
大変きれい好きな方や、お風呂やシャワーが好きな方は、1日に何回も髪を洗ってしまうことがあるかもしれません。
髪の毛を洗うときに使うシャンプーというのは、油を落とす効果がありますよね。それはそれで効果が必要なのですが、流し過ぎるのも考えものです。
毛根の細胞を健康に保つためには、頭皮に脂が多すぎても乾燥しすぎてもいけません。洗髪は1日1回が基本ですが、頭皮の状態は体質や環境によって異なってきますので、2日に1回や、1日2回など、自分にあう頻度で行うのが良いでしょう。
髪の表面を傷めないように注意しながら髪の毛を洗いましょう。
髪の毛をこすり合わせる洗髪は、表面のキューティクルを痛めることにつながります。髪へのダメージを少なくするためには、1日1回ほどの頻度が適切です。ゴシゴシと強い力で洗うのではなく、優しくゆっくりと洗うことが大切です。
バランスの良い食事を取っていきましょう。
バランスの良い食事を説明する際に「マゴハヤサシイ」という言葉を使うのですが、面白いことに、ダイエットの本にも、全く同じことが書いてありました。髪の毛のことも、ダイエットのことも共通点があるということですね。
というわけで、「マゴハヤサシイ」の解説ですが。
豆類・・・髪の主成分であるタンパク質に加え、鉄、亜鉛などのミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
ごま、ナッツ類・・・ごまに含まれるリグナン(これもポリフェノールの一種なんですね)には抗酸化作用があります。ナッツ類は、髪の生成に必要な亜鉛を多く含んでいます。
わかめ・・・わかめのみならず、海藻類一般を指しています。不足がちな食物繊維やミネラルを多く摂れる食材です。昆布はヨウ素も豊富に含んでいます。
野菜類・・・ビタミンが豊富、特にほうれん草やピーマンといった緑黄色野菜にはビタミンA、ビタミンCといったものが多く含まれています。
魚類・・・タンパク質やビタミンE、亜鉛、鉄分など、髪に良いとされる成分をバランスよく含んでいます。
しいたけ(きのこ類)・・・タンパク質の代謝を助けるビタミンB2や、毛母細胞を活性化させるというビタミンDを多く含んでいます。
イモ類・・・タンパク質やミネラルが豊富。また、じゃがいものビタミンCは加熱しても壊れにくくなっています。
全体的に、タンパク質とミネラルは、とっても重要という感じがしますよね。