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アパレル業界面接で採用されやすい髪型とは

この記事では、アパレル業界で働きたい方向けに、採用されやすくなる面接時の髪型をお教えします。アパレル業界で働きたいということで、個性やファッション性を重視しているあなた!要注意です!!ぜひ、この記事に目を通してから面接にお出かけください。

 

アパレル業界面接時の髪型の正解は?

さて、いきなり本題です。この問いへの答えは、ずばり「普通の髪型」です。え?アパレル販売員のお兄さん、お姉さんって奇抜でおしゃれな髪型しているよね?と思いましたか?

いえいえ、よく観察してみてください。かなり特殊なファッションブランドをのぞき、アパレル販売員の方々は無闇に自分の個性を発揮した髪型はしていないはずです。どちらかといえば、清潔感や礼儀正しさを前面に押し出す印象で整えている方が多いと思います。

実際に、高級ブランドや百貨店に入るブランドに勤めるアパレル販売員の多くは、非常に厳しい身だしなみチェックをして店頭に立っています。そのチェック項目は、おしゃれさや個性の発揮ではなく、お客さま目線で好印象であるか、という内容で成り立っています。

あれれ?思っていたのと違う!と思いましたか?安心してください、面接時に大切なポイントは明確なのです。それでは、次項以降でより詳しく、どんな髪型にすれば良いのか、その理由も含めて説明していきます。

 

 

アパレル採用面接で受かる髪型は?

実は私は以前アパレル業界で働いていまして、実際に採用面接官の経験もあります。そんな経験をもとに、採用時に面接官がチェックしている項目についてご説明します。

 

面接時の髪型で一番大切なのは「清潔感」

アパレル業界では、多くのスタッフが第一線での販売員を経験します。その際に、お客様に与える印象としてもっとも好まれるのが、「清潔感」なのです。

お客さまと、至近距離でお話しする機会が多い販売員ですので、髪型はもちろん、爪や身だしなみまで、きちんと整えてご対応するのが基本です。

そのことを理解していれば、面接時には、清潔感を重視した、きちんとした髪型・格好で望むであろう、と面接官側は思っていますので、第一に、身だしなみに清潔感があるかをチェックするのです。この点は、他の職種よりもアパレル面接で重視されるポイントだと思います。

 

面接時の髪色の正解は?

次に髪色ですが、一番良いのはナチュラルな自髪の色です。昨日黒染めしたのかな?というようなべったりした真っ黒い色だと、普段は違う髪型なのだろうな、とわかってしまうものなので、できれば面接の前は自分の髪色に戻しておくことをおすすめします。

採用後、配属されたブランドによっては明るい髪色を許容されることもありますが、それはあくまで配属後の話です。面接時には、その人のもつ、そのものの魅力をみたいと面接官は思っています。

どうしても髪を染めて臨みたい場合は、カラートーン7までにおさえるのが無難です。少しだけ髪色が明るくなると、柔らかい印象になりますので、自分の第一印象をコントロールしたい場合などには、あえて染めてみるという選択もありだと思います。

 

 

アパレル面接時に好印象な髪型

ここからは、具体的な髪型の例をご紹介していきます。髪の長さ別にご紹介しますので、ご自分のヘアスタイルに合致する部分をよく確認してください。

 

ロングヘアの女性におすすめの髪型

ロングヘアの方は、お辞儀をしたときに、顔周りに髪の毛がかからないようにする、ということを重視しましょう。

なぜなら、販売のシーンでは、いらっしゃいませ、や、ありがとうございました、など、深くお辞儀をすることが多く、その度に髪の毛をかきあげる必要がある髪型では、お客様に不快な印象を与えてしまうからです。

具体的には、後頭部の下の方で一つにまとめるか、ハーフアップがおすすめです。ヘアアクセサリーは華美なものは避け、ワンポイントかアクセサリーのついていないヘアゴムを使用しましょう。

凝ったお団子や編み込みなどにはせず、シンプルにすっきりとまとめる方が清潔な印象です。

整髪料は、ワックスかムース、ヘアオイルで、過度なウェットさが出ないように気をつけましょう。

 

ミディアムヘアの女性におすすめの髪型

ここでのミディアムヘアは、肩につかないくらいのボブをさします。肩につく長さでしたら、上のロングヘア版を参考にしてください。

ミディアムヘアの方も、お辞儀したときに髪をかきあげたり直したりする必要がないアレンジが良いです。

具体的には、きちんと髪をとかして耳にかけるヘアアレンジがおすすめです。前髪が長く、お辞儀したときに前に落ちてきてしまうようでしたら、ヘアピンでとめるか、ハードスプレーでかためてしまうとすっきりします。

 

ショートヘアの女性におすすめの髪型

ショートの方は、お辞儀しても髪をかきあげたり、直したりする必要がないことが多いと思いますので、基本的にはそのままでOKです。

ただし、前髪が長く、目にかかるようなスタイルの場合は、できるだけおでこをみせるようにアレンジしましょう。目が見えないと表情がわかりにくく、暗い印象になってしまうので良くありません。

整髪料は、ワックス程度で、過度にウェットに見せることはやめましょう。

 

男性におすすめの髪型

男性は、短く髪を整えていることを前提に書いていきます。もしもロングヘアで面接に臨みたい場合は、ロングヘアーの女性版を参考にしてください。とはいえ、もしも可能ならば、すっきりと切ってしまう方が無難です。

男性はできるだけ、顔が見える範囲が広くなる髪型にしましょう。前髪はすっきりと立てて、おでこを見せた方が好印象です。前髪で目元を隠してしまうと、顔の表情が伝わりにくく、お客様に威圧感を与えてしまいます。

 

また、極端に短い坊主やスキンヘッドは、避けた方が良いです。顔立ちにもよりますが、特にスキンヘッドは強面に見えることが多いので、お客様が怖がってしまわないかと、採用官も不安になります。

 

整髪料は普通のワックスがおすすめです。最近流行の、ツヤ出し系のワックスを使っても良いですが、髪を撫でつけるアレンジの場合は、過度なツヤ出しに注意してください。ツヤのせいで逆に清潔感が失われる場合があります。

 

 

髪型以外での採用基準は?

ここまでで、面接時の髪型の正解はある程度理解できたと思います。最後に、髪型以外で採用官が見ているポイントをお教えします。髪型さえ整っていれば採用されるのか?というと、そうではありません。髪型が整えられているのは、大前提。

実際の採用基準は、さらに他のところにあります。採用官経験のある私が考える、アパレル業界で採用されやすくなる基準を具体的にお教えします。

採用官の目を見て話すことができる

私が採用官の時に、一番重視していたのがこちらです。アパレル販売員は、お客さまと会話をするのが仕事です。きちんと目を見て会話できない人には、アパレルの販売はまず無理です。

面接時はとても緊張しているので、思わず目線を落としがちです。でも、採用官は、基本的にその人の良いところを探そうと、色々な質問をしていきます。質問されたら、必ずその質問をした人の方をきちんと見て答える。これだけでも、非常に好印象なのです。

笑顔で会話できる

緊張している中でも、できるだけ口角をあげて、常に微笑んでおきましょう。意外と、自分の真顔は怖かったり、不機嫌そうに見えたりするものです。

アパレル販売員が、常に真顔で、にこりともせずに店頭に立っている状況を想像してみてください。そのお店に入ろうとは、ちょっと思えないですよね。

採用官は、実際にお店にたつあなたを想像して面接をしています。お客さまに対応するイメージで、感じの良い表情、笑顔を心がけましょう。

 

質問された内容に簡潔に答えることができる

意外と難しいのがこちらです。面接時にする質問はある程度決まっていますが、採用官は、あなたのコミュニケーション能力をみるために、雑談のように、突然まったく違う角度で質問をすることがあります。

用意していた答えが返せない場合でも、きちんと採用官の話を聞いて、聞かれたことに簡潔に答えられるか?がみられています。店頭でお客様に質問された時、見当違いな答えをしてしまったり、何を聞かれているかわからなかったりしたら困りますよね?

そんなに難しい質問はしませんので、よく採用官の話を聞くことが大切です。基本的にあなたのパーソナリティーを知るための質問が多いと思いますので、普通に会話することを心がけましょう。

 

 

アパレル業界面接で採用されやすい髪型についてのまとめ

いかがでしたか?アパレル業界の面接時に、どんな髪型でのぞめば良いか、よく理解できたと思います。

大切なのは、相手に好印象を与えることです。好印象は、基本的に清潔感がもとになっていますので、最重視すべきは清潔感なのです。

髪型を整えておけば、面接にも自信をもって臨めると思います!みなさまの、面接の成功を心からお祈りします。