最近、地震とか台風とか災害多いですよね。そうなると、避難しなくちゃとか
避難所での暮らしはとか、あんまり明るくない話題が多くなりますよね。
停電とか、ガスが使えなくとも食べることのできるアルファ化米、ご存知ですか?
アルファ化米 開発のきっかけ
アルファ米と言ったり、アルファ化米と言ったり、どうやらどちらでもいいみたいなんですが、
実は戦前から開発されていたんだそうです。「旧日本軍から炊かずに食べられるご飯」の
開発依頼があったとか。なるほど、戦地で食べることを想定すると、そんなシーンもあるかなと
思いますね。
いろいろ物議を醸している、被災地での自衛隊の方向けの食事も、せめてこれくらいはお持ちになっても良いのではと思いますが、どんなもんでしょう?
写真の尾西食品さんのアルファ化枚は、その最も古い、いわば元祖と言われる商品なんだそうです。
アルファ化米宇宙に飛び立つ
2005年から宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙日本食プロジェクトに参加していて、2007年6月には
アルファ米『白飯』『赤飯』『山菜おこわ』『おにぎり鮭』の4種類が、日本国内では初の宇宙食と
して認証されたそうです。すごいものです、そういえば、袋にチューブでもつければ、いわゆる宇宙
食のイメージに近い感じはしますよね。
さて、前置きが長くなりましたが、アルファ化米でできるお料理の紹介です。
五目ちらしずし(和風)
とっても簡単に本格「五目ちらしずし」をつくることができます。
まず、尾西の五目ごはんを準備します。
そして、五目ごはんに粉末すし酢(小さじ2)、水160ml入れてよくかき混ぜてください。
次に、きちんとチャックをして、60分間(お湯の場合は20分間)待ちましょう。
出来上がった五目チラシを海苔に巻いて、太巻きや手巻き寿司風にアレンジしてみてください。
結構簡単でしょう?
トマトリゾットなんてのも作れます。
次は、尾西の白がゆと、カゴメの野菜たっぷりトマトのソースを準備してください。
尾西食品のサイトでカゴメ製品の紹介がされているのには、ちょっとびっくりしましたが。。。
まず、「野菜たっぷりトマトのスープ」を3分~5分の間、湯煎してください。
次に、「尾西の白がゆ」に湯煎したスープを注ぎ入れてください。
そして、底の方まできちんとかき混ぜてからチャックを閉めて、20分~30分待ちましょう。
最後に、もう一度しっかりかき混ぜてから、粉チーズ、胡椒、パセリといったものをお好みで
振りかけてください。簡単でしょ!