夜にちゃんとケアしたのに、「朝起きると顔が皮脂ですごい!」という方、多いと思います。
今はマスクで顔が隠れるとはいえ、顔がギトギトなのは嫌ですよね。
そこで、今回は寝ている間に皮脂がでる原因とその対処法をご紹介します。
男性も女性も必見ですよ!
朝起きると皮脂がすごい!その原因は?
朝起きると、こんな顔の状態に悩まされていませんか。
- 顔がテカテカに光っている
- 手で触れるとギトギトする
- 肌に何か乗っているような違和感がある
- 肌がかゆい
これは、健康な肌に負担がかかっていることが原因です。
夜の10時~2時は、肌にとってゴールデンタイムといわれていて、この時間に肌が循環します。
肌に負担がかかっていると、このゴールデンタイムに皮脂が出てしまい、朝起きると皮脂がすごい、という状態になります。
では、どういう行為が肌に負担をかけてしまうのでしょう。
皮脂を洗い流そうと夜の洗顔で顔を洗いすぎる
「朝起きると皮脂が出てしまうから。」と思って、顔をゴシゴシと洗っていませんか?
気持ちは分かりますが、顔を洗いすぎると、肌の乾燥につながります。
「皮脂が出るのに乾燥?」と思うかもしれませんが、顔を洗いすぎることで、本来必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌が乾燥します。
そして、肌のうるおいを保つため、過剰な皮脂が出てきてしまうのです。
また、洗顔料を直接肌につけて顔を洗うのも、肌に負担がかかる原因の一つです。
洗顔料を顔に直接つけてゴシゴシと洗うと、肌に摩擦がかかってしまい、ニキビの原因にもなります。
皮脂が出てしまうからと化粧水を最低限の量で済ます
男性だと、化粧水すらつけない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、これも肌が乾燥し、皮脂が出る原因になります。
また、化粧水だけでは、せっかく補った水分が蒸発してしまうので、肌の乾燥につながります。
朝起きるとすごい皮脂をなんとかしたい!対処法は?
朝起きると皮脂がすごい原因は、「顔の洗いすぎ」と「乾燥」が原因だということをご紹介しました。
つぎは、皮脂を抑える対処法をお伝えします。
たくさんあるので、できることからひとつずつ、やってみてください。
寝る前に肌を保湿することで朝起きたときの皮脂を抑える
寝る前に肌を保湿して乾燥を防ぐことで、朝起きたときの皮脂を抑えることができます。
一番いいのは、化粧水をしみこませたコットンを顔に数分のせて、肌に化粧水を浸透させるコットンパックです。
しかし、忙しい方は、そんな手間をかけるより早く寝たいですよね。
そういう場合は、せめて、いつもより多めの化粧水を両手で押し込むようになじませてください。
そして、浸透した化粧水が蒸発しないように、クリームを塗ってしっかり蓋をしましょう。
男性の場合は、化粧水やクリームにあまり興味のない方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、最近は男性用の化粧水の種類も増えてきているので、香りや使用感など、お気に入りのものを見つけてみるのもいいですよ。
顔をぬるま湯で洗うことで乾燥による皮脂を防ぐ
皆さん、顔の皮脂を洗い流そうと思って、熱いお湯で顔を洗っていませんか?
お皿についた油を洗い落とすのではないのですから、顔を洗うときのお湯の温度は人肌くらいで十分です。
熱いお湯で洗うと、肌が乾燥してしまいますよ。
洗顔料を変えることで乾燥による皮脂を防ぐ
敏感肌の人は難しいですが、洗顔料を無添加せっけんなどに変えてみるといいですよ。
皮脂を洗い流そうとして、洗浄力の強い洗顔料を使うと、逆に肌に合わずに乾燥する原因になります。
洗い方を変えることで適度に皮脂を落とす
Tゾーンや乾燥の気になるところを重点的に優しく洗うと適度に皮脂を落とすことができ、過剰な皮脂が出るのを抑えることができます。
具体的には、洗顔料を泡立てネットでしっかり泡立て、Tゾーンや乾燥の気になるところに泡を乗せます。
そして、指で洗うのではなく、泡を指でくるくるさせて、泡で顔を洗います。
小鼻や皮脂の出やすいところは、きれいにしようとして指でゴシゴシとしたくなりますよね。
しかし、そうすると摩擦がかかって、余計に皮脂が出やすくなるので、我慢しましょう。
ちなみに、泡立てネットも使い続けると汚れてきますので、きれいに見えていても定期的に替えるようにしましょう。
特にこだわりがなければ、100円ショップでも泡立てネットを買うことができますよ。
野菜をとると皮脂が減る
食生活から変えてみるのも1つの方法です。
野菜を多くとることで、肌の質を改善することができます。
逆に、揚げ物など脂っこいものばかり食べていると、皮脂が出やすくなります。
あまり野菜を食べる機会がない、という方は、野菜ジュースやトマトジュースなどでも効果があるようですよ。
寝る前に肌を柔らかくすることで朝起きたときの皮脂を減らす
寝る前に油分が含まれているジェルを使って、肌を優しくマッサージすることで、朝起きたときの皮脂がかなり改善されます。
自分で顔の凝っていると思うところをマッサージするのがポイントです。
使うジェルも自分の好きな香りのものを選ぶと、そのまま気持ちよく寝られそうですね。
加湿器をセットすることで乾燥を防いで皮脂を減らす
寝る前に加湿器をセットして、肌を乾燥から守る環境を作っておくことが大切です。
部屋が乾燥していると、肌も乾燥してしまい、寝ている間に皮脂が出てしまいます。
できれば、乾燥する冬だけではなく、一年中加湿器を使う方がいいそうです。
あなたの肌タイプは何?セルフチェックして肌の状態を確認しよう!
朝起きると皮脂がすごい場合の対処法をご紹介しました。
でも、「いろいろ試してるけど、効果があるのかイマイチ分からない。」ということもあると思います。
そこで、簡単にできるセルフチェック法を2つご紹介します。
脂性肌から普通肌に変わりつつあれば、効果が出ているということです。
時間があるときにおすすめのセルフチェック法
洗顔後にタオルで顔を拭き、10分間、化粧水も何もつけずに待ちます。
10分経ったら、Tゾーンと頬を油とり紙で10秒間抑えて、皮脂の付き具合を確認してください。
その結果、以下に当てはまったものが現在の肌の状態です。
普通肌
10分以内に肌のつっぱりを感じず、油とり紙に皮脂もつかない。
乾燥肌
つっぱりを感じる。油とり紙に皮脂はつかない。
脂性肌
つっぱりを感じず、Tゾーンと頬ともに油とり紙に皮脂がつく。
混合肌
部分的につっぱりを感じる。Tゾーンにのみ、油とり紙に皮脂がつく。
起床時におすすめのセルフチェック法
「顔を洗って10分も待つのはめんどくさい…」という方は、起きてから顔を洗うまでの肌の状態をチェックするだけでも大丈夫です。
この場合は、顔のUゾーン(あご・口周り)の状態を確認します。
以下に当てはまったものが現在の肌の状態です。
普通肌
べたつきも、カサつきも、ほとんどない。
乾燥肌
全体的にかさついている。
脂性肌
全体的にべたついている。
混合肌
べたつき部分が多いが、かさついている部分もある。
朝起きると皮脂がすごい方必見!皮脂が出る原因と対処法をご紹介!のまとめ
- 朝起きると皮脂がすごいのは、顔の洗いすぎと乾燥が原因
- 朝起きるとすごい皮脂をなんとかする対処法は以下の7つ
- 寝る前に肌を保湿する
- 顔を洗う時はぬるま湯で洗う
- 洗顔料を変える
- 洗い方を変える
- 野菜をとる
- 肌を柔らかくする
- 加湿器をセットする
- 皮脂を抑える対処法を試しても効果がわからないときは、セルフチェックしてみる。
朝起きると皮脂がすごいと、その日一日が憂鬱になりますよね。
女性はメイクの持ちも悪くなりますし、男性は顔がテカテカだと見た目もよくありません。
ぜひ、ご紹介した対処法を試して、きれいなお肌を目指してください!