引用：B-CAS
「B-CASカード」といえばテレビやレコーダーなどを購入した時についてくるカードのことです。
このカードがないと、現在テレビなどを視聴することは出来ません。
それなのに、このカードをなくしたり破損してしまったりすることもあると思います。そうなった時、どこで買ったらいいのでしょうか？
B-CASカードが買える場所について調べてみると、意外な事実が分かりました。
今回はその他に、何故B-CASカードが必要になったのか、要らなくなった時の処分の方法なども合わせて解説していきます。
B-CASカードがどこで買えるの?
B-CASカードは、テレビやレコーダーを取り扱っているお店では買えるのかどうか調べてみました。
一般的な考えと、実際がかなり違っていたことは驚きです。
ビックカメラなどの家電量販店では買える？
B-CASカードを紛失または破損してテレビが見れなくなった場合に、購入したビックカメラなどの家電量販店に問い合わせることはあると思います。
購入可能かというと実は販売していないのです。
家電を買い替える時にはついてくるものの単体で購入することは不可能でした。
ドン・キホーテでは買える？
ディスカウトショップだと色んなものが手軽に購入できると考えると思います。
私もドン・キホーテにはよく行きますが、意外なものまで取り扱いがあり便利だと思っています。なのでB-CASカードも取り扱っているのではと考えていました。
しかし、ここにも取り扱いはなく、購入することは不可能でした。
インターネットでは買える？
誰もが一度は利用したことがあるインターネット通販のAmazonや楽天のサイト。このサイトなら何でもそろうとイメージし、探してみました。
しかし、インターネット上でも購入することは不可能でした。
B-CASカードを販売している会社では買える？
B-CASカードは、もともと株式会社ビー・エス・コンディショナルという会社が製造して各家電量販店などに貸与している形をとっています。
では、販売元では購入可能でしょうか？
ここの販売元のみ購入することが可能でした。1枚2,160円と少々お高めではありますが、買うことは出来ます。唯一購入出来る場所と言っても間違いないです。
破損して使えない場合などは、ここに問い合わせをして購入しましょう。
問い合わせ先：株式会社ビー・エス・コンディショナル
そもそもB-CASカードはなぜ必要なの?
B-CASカードは、地上デジタル放送になる前までは使う必要がありませんでした。
アナログ放送時代では、カード自体は存在していたものの、一部の有料方法を見るためのツールでしかなかったのです。では、なぜ必須になったのでしょうか？
テレビを視聴するため
現在の地上デジタル放送に切り替わってからは、地上デジタル放送のみの青いカードとBSなどを見るようの赤いカードの2種類のどちらかが必要になりました。
今現在では、どちらかのカードが挿入されていないとテレビを見ることは出来なくなっています。
B-CASカードがなくても見れる場合が存在する
4ｋになる前までのテレビには必須だったB-CASカードが、実は4ｋテレビ発売以降の商品にはついていないことが判明しました。
B-CASカードに代わる内臓チップがテレビに導入されているためです。
本来であれば契約しなければ見ることができない有料放送が、無料で視聴できると謳って、B-CASカードの改造品がネットで販売されていることがあります。
しかし改造品を販売・購入することは、犯罪行為として逮捕される可能性があります。こちらも参考にしてください。
つまり、これはB-CASカードの改造品が出回ってしまったことで、被害が増大したことによる改善であると言えます。
よって将来的には、B-CASカードが全く必要ない時がくるのかもしれません。
不要になったB-CASカードの処分方法
ここでもしB-CASカードが不要になって処分に困ったときのために処分方法についてまとめておきます。
連絡が必要
B-CASカードは、先ほどふれたように販売元から貸与された形で使用しているものなので、必要がなくなったらまず連絡をして下さい。
勝手にごみとして処分することは出来ません。
連絡をした上で、ハサミで切断するか販売元に返却するようにして下さい。
譲ってもらった場合
友人などから家電を譲ってもらった場合には、B-CASカードの所有者が変わる為、この場合も連絡が必要です。
連絡せずに使用していると違法扱いとなってしまうからです。
もし譲ってもらった場合には、販売元に連絡をし、所有者の変更してから使用するようにしてください。
B-CASカードはどこで買えるの?家電量販店でも購入できる? まとめ
引用：BIGLOBEサポート
B-CASカードがどこで買えるのかまとめてみました。
- 家電量販店では販売していない
- インターネットサイトにもない
- ドン・キホーテなどにも置いてない
- 販売元の㈱ビー・エス・コンディショナルのみの取り扱い
B-CASカードは家電量販店になかったのは驚きでした。
また、現在販売されている4ｋや8ｋテレビにはB-CASカードに代わる内臓チップが導入されていることも発見できたことでした。
中々破損することはないものの、もし引っ越しなどで処分する時に困ることがないよう処分方法もまとめました。
購入する時は、販売元に連絡して購入して下さい。