ふと、手作りのカップケーキが食べたい!という時、冷蔵庫にあると思っていたベーキングパウダーが賞味期限切れだった!とか
実はゼラチンだった、、、!なんてことありませんか?(笑)
かと言って、ベーキングパウダーなんてそんな沢山使う訳でもないのに、わざわざ買いに行くなんて面倒くさい!
何か家にあるもので、手軽に代用できるものないかな~って探す中、よく隠し味に使われるマヨネーズって、卵も入ってるし使えるんじゃない?と思ったりします。
実際にネットで調べてみると、ベーキングパウダーの代用にマヨネーズを使うなんてよく書いてあったりするけど、本当の所どうなの?!と、ちょっと怪しいですよね。(笑)
今回は、そんな疑問を持つあなたに、ベーキングパウダーの代用でマヨネーズは使えるのか!?を、わかりやすく解説して行こうと思います。
ベーキングパウダーの代用にマヨネーズってあり?
マヨネーズって、よくお料理には使うけど、お菓子作りで使われるベーキングパウダーの代わりになんてなるの?と思いますよね。
確かに天ぷら粉を作る時や、ドレッシングを作る時にちょっと入れたりはします。
そこで、お菓子作りになんて応用できるのか?と思いますが、リサーチの結果なんと!
マヨネーズを使ってホットケーキを作っている、大手企業のサイトに掲載されているレシピがありました!!
そこで、ベーキングパウダーの代わりにマヨネーズって実際どうなのか、一緒に見てみましょう。
黄金比!ふわふわホットケーキに使われていた!
簡単!黄金比率のふわふわホットケーキ
材料 (直径10cm 4~5枚(6枚))●小麦粉(薄力粉)160g(240g)●砂糖50g(75g)4g(6g)卵1個(2個)牛乳卵と合わせて160〜170g(240g)マヨネーズ2〜5g(3〜7g)少々作り方
- 1
●の材料をボールに測りいれ、泡だて器でぐるぐるまぜる(ふるいいらず!)
- 2
別のボウルに卵を割りいれ、そこに合わせて160〜170gになるように牛乳を注ぐ(水分量が少ないとよりもったりした生地に)
- 3
※卵が1個50gだとしたら、牛乳は110g〜120gです
そのまま追加するのでccではありません
(計量カップ必要なし)
- 4
2のボウルにマヨネーズを少しだけいれ、あわだてきでよくまぜる
(冷めてもふんわりのポイント!)
- 5
1に4を入れて粉っぽさがなくなるまでよくまぜる
- 6
※ふっくら焼けない時→通常のホットケーキの様におたまで落としてリボン状までいくと水分多いです。牛乳少なめから調整で。
- 7
フライパンの火力は弱の上~中の下くらい
温まったら油をひく(最初だけ)
- 8
5で出来た生地をこんもり乗せて焼く
(ここでふくらむサイズが決まる!)
- 9
※生地は広げすぎるとあまり膨らみません
フライパンに流したら形を整える程度で(もこっとした感じ)
- 10
ぷつぷつしてきたら表面が乾く前に裏返して蓋をして焼く
(6の厚みの2倍くらいになります)
- 11
※裏返すタイミングは大きいぷつぷつの前のシュワシュワとした小さな穴があき始めたら、裏の焼き具合を見てです
- 12
☆すぐに食べない場合は、ラップをして乾燥を防いでください。
レンジでチンして食べてもふわふわになりますコツ・ポイント
・マヨネーズはよく混ぜた方が塊を食べないのでおいしいです
・生地がもったりしているので、おたまよりもスプーンやゴムへらでフライパンに乗せて形を軽く整えてください
引用:Cookpad
マヨネーズ単独では、代用としてはナシ!!
味に深みを出したり、卵焼きなどに入れると、ふんわり焼き上がるマヨネーズですね。
しかし、単独では、生地を膨らませる為の炭酸ガスを発生させる材料が入っていないので、ベーキングパウダーの代用はできません。
重曹と合わせることで炭酸ガスが発生し、ベーキングパウダーの代用として使用できるようになります。
しかし、マヨネーズにはお酢が含まれているので、風味がついても支障がないものに使って試されてみるといいかも知れません。
ただ、べーキングパウダーと合わせる事でよりふわふわに
かと言って、ホットケーキミックスや、ベーキングパウダーの配合された小麦粉と混ぜることで、マヨネーズが反応してふわふわになるという声が多いのも事実です。
それでは、なぜホットケーキを作る時に、マヨネーズを入れるとふわふわになるのかを見てみましょう。
これであなたも、最高のスウィーツを作れること間違いなしですよ♪
ベーキングパウダーとマヨネーズの秘密
前途した通り、ベーキングパウダーの代わりにマヨネーズを入れても膨らむことはありません。
しかし、ベーキングパウダーの入っている生地の中にマヨネーズを入れると、よりふわふわになると言われています。
では、どんな理由からそうなるのか、気になる理由を見て行ってみましょう。
マヨネーズを入れて、ホットケーキがふわふわになる理由
ホットケーキミックスに加わっているベーキングパウダーは、炭酸水素ナトリウムである重曹がもとになっています。
これは、酸性の食品と合わさることで炭酸ガスが発生し、ホットケーキをふわふわに膨らませてくれるということなんですね♪
おかずやサラダを作る時に重宝されるマヨネーズが、こんな素敵な役割をしてくれているなんて、、、!
ご家庭でのおやつ作りも楽しくなっちゃいますね。
それだけじゃなかった!ふわふわになる理由
あなたは【グルテン】という言葉を聞いたことがありますか?
小麦粉に水を入れると、このグルテンが形成されて、つなぎの役割をしてくれるんですね。
しかし、このグルテンが多くなると、生地が固くなり、膨らみにくくなってしまいます。
そこにマヨネーズや乳化された食物油などを加えることで、グルテンの形成の固まる作用を緩めてくれるのです。
その結果、柔らかく膨らみやすく、焼いた時の表面がサクサクになる、まさにお店のようなホットケーキが焼けるという訳です。
マヨネーズを入れるタイミングがポイント!
しかし、やみくもにマヨネーズを入れればいいというものではありません。
量が多すぎてもマヨネーズの味が強く出てしまうし、入れるタイミングを間違えても効果がでなかったりします。
量は大さじ1程度。マヨネーズを入れるタイミングはホットケーキミックスを入れる前にします。
また、混ぜすぎてもグルテンを形成させて、生地が固くなる要因になるので、ホットケーキミックスを入れた後はサックリと混ぜるようにします。
多少ダマが残っても大丈夫ですよ♪
ベーキングパウダーの代用品オススメ4選!
じゃあ結局、ベーキングパウダーの代用になるものってマヨネーズ以外に何があるの?!と気になりますよね?
それにはどんなものがあるのかを、リサーチして見て行きましょう。
卵白
卵白を泡立ててメレンゲを作ることで、ふわっふわなケーキやスフレ、パンケーキなどが作れるようになります。
これはもう、ケーキ屋さんでも普通にこの手法スポンジを作られているので、主流と言ったらそうですよね。
しかも、自宅にいつも常備されていたり、手に入りやすいということで一番使いやすい材料ではないでしょうか。
ホットケーキミックス
ホットケーキミックスは、生地そのものの代用になりますね。原材料にベーキングパウダーが含まれているので膨らみは抜群です。
また、甘味成分も含まれているので子ども達も大喜びですね~♪
我が家も、いつでもおやつ作りに使えるように、必ずストックを置いています。
重曹
重曹は、お掃除などで使われるイメージが大きいですが、お料理でも膨張させる性質を持っています。
違いと言えば、ベーキングパウダーは水分で膨張します。加熱でその反応を加速させるのに対し、重曹は加熱されることで炭酸ガスを発生させて膨らみます。
そしてベーキングパウダーは、焼き上げた時の色に特に影響はありませんが、重曹は黄色味のある色になるのが特徴です。
ベーキングパウダーより、膨らみ度は落ちますが、弾力のある仕上がりになります。
炭酸水
炭酸ガスで膨らむという事は、炭酸水でも膨らむ!!ということをご存知でしたか?
ただ、炭酸水はその名の通り、お水ですので、レシピの中の牛乳や水と同等量になるように置き換える必要があります。
なので、ドーナツや蒸しパンなどより、水分量の多いホットケーキなどで使用する方が使用料も多くなるので膨らみやすいでしょう。
ベーキングパウダーの代用にマヨネーズは使える?代用品オススメ4選のまとめ
それではリサーチした事のポイントをまとめて行きますね。
ポイントのまとめ
- ベーキングパウダーの代用としてマヨネーズは、単独使用では使えない。
- ただし、ベーキングパウダーと合わせることで、炭酸ガスが発生し、よりふわふわになる。
- 他にもグルテン形成を緩やかにして、ふわふわにする効果も。
- ベーキングパウダーがなくても、自宅に常備してあるもので、ふわふわスウィーツを作ることは可能!
でした。いかがだったでしょうか?あなたの豊かな生活を応援しています。