あなたは韓国焼酎のチャミスルを知っていますか?
大ヒット韓国ドラマでも登場した、緑色の小瓶の焼酎(ソジュ)です。その中でも代表的なブランドといえば「チャミスル」。
フレーバー系や限定ものなど様々な種類が発売されているので、ご紹介しますね。
韓国焼酎のチャミスルが太るって本当?
結論からいいますと、チャミスルは飲み過ぎたら太りやすいと思います。
理由はアルコールにもカロリーがあること、あと糖質が含まれているから(1本あたり約5〜6g)。
そこに唐揚げなどの高カロリーなおつまみやおかずなどが加わると、チャミスルの飲む量も増えていきます。
またチャミスルには砂糖が添加されているので、太りやすいお酒の部類に入るともいえます。
「チャミスルって蒸留酒だからカロリーなんて気にしなくて良い♪」と思っていたら、太ってしまいます。
私もお酒は大好きなので、若い時は「焼酎のような蒸留酒は低カロリーだから大丈夫」みたいな感覚を飲んでいました。
蒸留酒って醸造酒に比べて酔いにくいし、酔っても体がそこまでしんどくなりにくいから飲みすぎてしまうので、気を付けましょう。
アルコール度数が高いものは太る
アルコール度数の高いお酒はアルコールの割合が多いので、その分カロリーも高くなります。
ちなみにアルコールは1gあたり7.1kcalほど。アルコールに強い人って延々と飲めるんですよね。
食べ物やソフトドリンクに比べて「お腹がいっぱいになった!」という感覚が得にくいんです。
満足感がないから、底なしで飲めてしまうというか…。
そういう意味でもアルコール度数の高いものの飲み過ぎには、より一層気をつけないといけません。
フレーバー入りのものだとカロリーは高め
後半のほうで詳しく紹介をしていますが、チャミスルにはフレーバータイプがあります。
カロリーは1本あたり400kcalほど。
「これ1本で400kcalもあるの?味も美味しいし、ジュース感覚でスルスルと飲めるんですけど!」
それが私の感想でした。友達とおしゃべりしながらだと、あっという間に空っぽです。
お酒が太るというよりおつまみが太る原因⁈
アルコールが入ると、鶏の唐揚げや軟骨の唐揚げ、フライドポテトなどの揚げ物系が加わります。
そこにチャミスルを流し込んで、口の中をスッキリさせて、また揚げ物。
帰りは締めのラーメンというルーティンが出来上がります。
鶏の唐揚げはタンパク質も高いですが、油で揚げている分、脂質も高いので注意が必要です。
たまにハメを外す程度なら大丈夫ですが、日常的に取り入れると間違いなく太ります。
チャミスルに限らずお酒を飲むと、どうしても脂質の高い食べものがチョイスしがちなので、合間で枝豆や冷奴などを入れましょう。
チャミスルって何⁈似ている商品名があるけど違いは?
今から紹介するチャミスルのフレーバーは3つともアルコール度数13%、チャミスルトクトクのアルコール度数は5%です。
またチャミスルとチャミスルフレッシュも中身の作りは少し異なります。では違いを詳しく説明しますね。
チャミスル(Chamisul)とは
引用:JINRO 眞露株式会社
これは日本人向けに作られたチャミスルです。
オシャレなボトルなので、てっきり本場韓国用だと思っていたので意外です。
特徴としては
- 3回竹炭ろ過をしている
- 和食にぴったりのレシピ
- 日本オリジナルの味わい
少しですが飲んでみました。確かに和食にぴったりと打ちだしているだけに、チャミスル自体の甘さも控めになっています。我が家の和食のお供になるお酒だなと感じました。
ビールの気分じゃないときに良いですね!お家に1本置いてても良いと思いましたが、あまりスーパーで見かけないのが難点。
チャミスルfresh16°とは
チャミスルfresh16°
韓国を代表する人気商品。すっきりとした キレイな味わい。
引用:JINRO 眞露株式会社
これは本場の韓国向けの商品で、上記のチャミスルより甘さを感じます。
これも美味しかったのですが、和食にはしっくりこないかなぁ?というのが感想。
でも韓国の辛い料理と合わせたら、かなり合うんです!
韓国料理の辛さとチャミスルフレッシュの甘味が絶妙でした。
今までは迷わず生ビールを注文していましたが、生ビールだと妙に辛さが助長されてるような気がして、ビールもあまり進まなかったんですよね。
ということもあり、韓国料理を食べるときはチャミスルフレッシュやJINROがマストだと思っています。
何気にラベルを見たのですが、なんと4回も竹炭ろ過がされているんですね。ちょっとビックリです!
チャミスルfresh16°とチャミスルオリジナル20.1°の違い
眞露の公式サイトを見ていて、個人的に気になった商品のチャミスルオリジナル20.1°という商品。
まず商品のネーミング通りアルコール度数が違います。アルコール度数16%と20.1%ですね。
チャミスルオリジナル20.1°
長く愛されてきたロングセラー商品。竹炭ろ過で磨いたまろやかな味わいとすっきりとした優しい口当たり。
引用:JINRO 眞露株式会社
あとはレシピも違います。チャミスルオリジナル20.1°のほうが、甘みをわずかに高く感じるように設計されています。
本場韓国のチャミスルのほうが、日本のチャミスルよりも甘みを感じるようになっています。チャミスルオリジナル20.1°は本場韓国に寄せているんですね。
日本のチャミスルより甘く作られている韓国のチャミスル。
やはり韓国料理は辛いんだな~としみじみ感じました。
チャミスル(マスカット)
チャミスルマスカット
爽やかで優しい香りと飲み口の柔らかさがクセになるマスカットフレーバー。
引用:JINRO 眞露株式会社
アルコール度数は13%。カロリーは100mlあたり113.9kcal。
ということは、容量が360ml/本になるので、1本あたりのカロリーは約410kcalです。
飲んでみて個人的には少し甘いかな?と思いました。口コミでは「甘すぎる」みたいな意見もありましたが、甘すぎるとは思いませんでした。許容範囲という感じ。
チャミスル(グレープフルーツ)
チャミスルグレープフルーツ
甘みと酸味のバランスが絶妙。グレープフルーツの爽やかな味わい。
引用:JINRO 眞露株式会社
アルコール度数は13%。カロリーは100mlあたり111.6kcal。
ということは、容量が360ml/本になるので、1本あたりのカロリーは約402kcalです。
想像以上に飲みやすくさっぱりしていました。私的には大いにアリです!
チャミスルの絶妙な甘みとグレープフルーツが合っていると思います。あまり期待をしていなかったので、意外な結果でした。
チャミスル(すもも)
チャミスルすもも
まろやかな酸味に、ほど良いすももの香りで上品な味が楽しめる。
引用:JINRO 眞露株式会社
アルコール度数は13%。カロリーは100mlあたり113.6kcal。
ということは、容量が360ml/本になるので、1本あたりのカロリーは約409kcalです。
これはちょっと私には甘いかも?と思いました。ある意味想像通り。そして私はすもも味のフレーバーが好きじゃないことにも気が付きました。
チャミスルのトクトクシリーズ
チャミスルトクトクは炭酸のチャミスルになります。マスカット、すもも、パイナップルの3種類があります。
3種類ともアルコール度数5%と、他のチャミスルに比べて低めに設定されています。
アルコール度数が低めに設定されている理由は、お酒に慣れていない若者が、気軽に楽しんで欲しいという思いがあるからだそうです。
メモ
トクトクは韓国語で炭酸がはじける「シュワシュワ」という音を表現した言葉になります。
チャミスルってどんな味?美味しくないという噂があるが…
嗜好品なので好みになりますが、甘いお酒が好きな友達は「チャミスルって消毒液っぽいよね」と言ってました。
アルコール消毒っぽいんですかね。飲んだことがないのでわかりませんが、でも友達の言わんとしていることもわかります。
お酒が苦手だと(特に焼酎)ムリな人が多い
なんとなく甘みは感じるけどこれといった味がないので、消毒液っぽく感じるんでしょうね。。
お酒好きの私も、チャミスルを単独でちびちびと飲むのはちょっと無理かなぁと思います。おつまみでキムチぐらいは欲しいです。
やっぱりチャミスルは飲みやすい!その理由は…
焼酎には焼酎乙類と焼酎甲類があるのはご存じですか?よくこの文字は目にしますが、内容まで理解していませんでした。
以下で詳しく説明していきます。
焼酎乙類(しょうちゅうおつるい)とは(乙類焼酎ともいう)
単式蒸溜で造られるむかしながらの焼酎になります。
単式蒸溜では一度しか蒸溜を行わないため、成分や不純物が残った状態になりますが、それが風味や香りとして焼酎に個性を与えてくれます。
仕上がりとしては味わい深くなる傾向にあります。
焼酎甲類(しょうちゅうこうるい)とは(甲類焼酎ともいう)
クリアな味わいになるのが特徴です。連続式蒸溜機で繰り返して蒸溜をするうちに雑味が取り除かれるため、すっきりとした飲みやすい焼酎に仕上がります。
原料由来の風味や香りというものはほとんど残りません。
ただクセもないのでお茶やジュースなどと割りやすく幅広く楽しめます。
「theお酒」が苦手な人は甲類を好む傾向にありますね。
チャミスルは日本の焼酎でいう焼酎甲類に属するので、比較的飲みやすいです。
チャミスルが飲みやすいと思う人はこういう特徴があるからだと思います。
私も年齢とともに、いわゆる乙類の風味より甲類のライトな感じが良いときがあります。
サクッと飲みたいときは甲類で。「よーし!今日は飲むぞ!」というときは乙類を飲みたくなります。
あと読み方を知らなかったのですが
「甲類=こうるい」「乙類=おつるい」と読みます。
正直なところフレーバー系は好みが分かれる
お酒がちょっぴり苦手な人や覚えたての人は、チャミスルfreshやチャミスルよりも、甘みのあるフレーバー系のほうが良いと思います。
ただ私は個人的にはあまり好みじゃなかったです。「まずい」とかそういうのではなく、チャミスルにフレーバー系はいらないかな…。
もし味が欲しければ生のレモンを自分で買って絞って飲むかな〜という感じです。
カクテル系のお酒が苦手なタイプな人は、あまり好まない味かもしれないですね。
でも飲まず嫌いをせずに、機会があればチャレンジをしてほしいです。
私も以前まではチャミスルよりJINROが良いと思ってました。
しかしチャミスルが思っていたより美味しくて食事にも合わせやすく、それが新しい発見になった経験があるので、ぜひ味わってほしいと思います。
あのJINROのボトルなら知っている人も多い⁈
チャミスルといわれてもパッと浮かばない人も多いかもしれません。
でも下記の左側のJINROの緑色の瓶と黄色のラベルが思い浮かぶ人もいると思います。
引用:眞露が新しくなりました
このデザインですよね。私は左側の旧デザインには馴染みがありますが、実は最近、デザインがリニューアルされました。
少し前に両親と焼肉を食べに行ったときに、父がJINROをボトルで注文をしたら、上記画像の右側の新しいバージョンが出てきました。今時のスタイリッシュなデザインです。
旧バージョンのデザインもJINROぽくて私は好きでしたが「酒飲み!」という感じも強いかなという感じ。
でも裾野を広げるために必要なのは、今の若者にもJINROに興味を持ってもらうこと。イメージを変えていこうとする企業努力が見えますね。
ではオススメのJINROのレシピを紹介します。
ウーロン茶割り
JINRO…50ml前後
ウーロン茶…100ml(好みで良いですが、私は多めが好きです)
氷…適量
みんな大好きウーロン茶割りです。お茶感覚で飲めるという点では、もはや定番ドリンク。
生レモン&生グレープフルーツ果汁割り
JINRO…40~60ml程度
生レモンまたは生グレープフルーツ…レモンの場合は1/2個 グレープフルーツでも1/2個はご準備を。
水が炭酸水…150ml
氷…適量
お店で酎ハイを飲むときは、絶対に生搾り系で注文する私のこだわりレシピです。
しかもお店で注文したときは店員さんに絞ってもらわず、自分で絞りたい派なんです。力加減は自分で調整したいんです(笑)
生が良いこだわり理由は悪酔いがしづらいのと、味が美味しいから!
酔うと絞るのが面倒くさくなるのですが、それでもちゃんと搾ります。
少しでも興味をもったあなたにも、ぜひ絞っていただきたい(笑)
ここはシンプルにソーダか水割り?
ウーロン茶割りに比べたら少し濃いめの仕上がりになるレシピです。特に炭酸水を入れるときは濃いめの仕上げがオススメです。
JINRO…60ml程度
水または炭酸水…150mlぐらい
氷…適量
ウーロン茶割りに比べたら少し濃いめの仕上がりになるレシピです。特に炭酸水を入れるときは濃いめの仕上げをオススメしたいです。
アクセントでライムを垂らすのもオススメ(スーパーでライムをあまり見かけないのが難点ですが…)
JINROの北海道限定がある!
北海道限定 4Lペット
引用:JINRO 眞露株式会社
これも眞露の公式サイトを見ていて個人的に気になった商品のひとつなのですが、それが北海道限定4LペットのJINROです。
「なぜ北海道限定が発売されているの?近い九州ではなくて?」と思ったら気になってきて、眞露のお客様相談室に問い合わせをしてみました。(とても丁寧に教えて下さりました、ありがとうございます)
以下が回答です
北海道の市場性を鑑みて、エリア戦略のために開発された限定商品です。
この商品はアルコール18度のリキュールのため、アルコール25度の甲類焼酎のJINROより飲みやすく設計されています。
だそうです。北海道は他の地域に比べて、JINROがあまり浸透していないからなのでしょうか。
理由まではわかりませんでしたが、やはり戦略なのですね。
たしかに北海道に行くと、ビールやワインはよく目にしますが、JINROのイメージはないですね。
でもJINROとジンギスカンって合いそうな感じがしませんか?ラム肉をパクっと口に入れた瞬間にJINROを流し込みたくなります。
チャミスルが太るって本当?気になる糖質やカロリーを徹底調査!まとめ
チャミスルは太る飲み物なのかについてお伝えしました。
- アルコールにもカロリーは含まれているので飲みすぎるとカロリーオーバーになる
- おつまみでカロリーオーバーになりやすいので枝豆や冷奴を挟もう
- チャミスルフレーバーは甘いお酒なので飲みやすいがゆえの飲みすぎに気を付けよう
- チャミスルにもたくさん種類があって戸惑うけどお酒が苦手な人はトクトク(炭酸)からチャレンジしよう
- 慣れてきたらアレンジを。個人的には生レモンやグレープフルーツを絞って飲むことを強くオススメします
- JINROには大人のお酒のイメージがあるけれど飲みやすく美味しいので試してみよう
今回はチャミスルは太る飲み物なのか、についてお話ししました。
最近の韓国ブームはヨン様以来とも言われています。特に韓国ドラマは幅広い年齢層でハマっている人も多く、私もその1人です。
ドラマ中に出てくるシーンで夜中に屋台でチャミスル片手に食事をしているシーンがありますが、つられて飲みたくなりますよね(笑)
チャミスルといえど飲み過ぎてしまうと、カロリーオーバーになり太る原因になります。
アルコールは適量を心がけて、美味しく楽しく頂きましょう。