女子の友達関係って本当に面倒くさいですよね。どこに行くにしても集団で群れたり、1人でいると浮いてしまったり。大人になると何とも思わないことでも、中学校という組織に属している以上、卒業するまでは悩みはつきないと思います。
私が中学生だったとき、クラスにはリーダー的な存在がいて、女子は「その子が言うことは絶対」のような雰囲気に嫌気がさしたこともありました。
そんな女子の面倒な友達関係に悩んでいる人の気持ちが、この記事を読んで少しでも楽になればいいなと願いながら書いてみました。
読み終える頃には明日も頑張ろう、頑張るまではいかなくても、友達と良い関係を保って楽しい青春生活を送ることができたら嬉しいです。
中学生女子のめんどうな友達関係の解決法
友人との関係についての悩み
女子中学生の悩みランキング第一位と言っても過言ではない、女子グループとの関係です。
どのグループに属するかによって、自分の立ち位置や先生からの評価も変わるので悩みますよね。だからといって、自分を押し殺してまで、自分とは合わないグループに属す必要はありません。
【対処法】
- どのグループにも属さない
- グループではなく、仲の良い人を探して2人で行動する
- 誰でもいいので、話しやすい先生に相談してみる
どのグループにも属さない
まず1つ目は、どのグループにも属さずに、色んな人と一緒にいるという対処法です。
こちらは色んな人と話せるコミュニケーション能力と、もう既にできあがっている女子グループに入っていくという勇気が必要になります。
しかし、色んな人と関わって色んな話をしていると、意外と楽しいものです。
さらに、色んなタイプの人間と関わることによって、自分がどのようなグループに属したら楽かということが分かってきます。
あとは、いつも一緒にいる子が学校を休んでも、ぼっちになることがないからいいですよ(笑)
グループではなく仲の良い人を探して2人で行動する
2つ目は、グループではなく、仲の良い人を探して2人で行動するという方法です。
3人になってしまうと、関係が崩れてしまうことが多いです。なので、一緒にいて楽で居心地の良い友達と2人で行動すると良いでしょう。
デメリットとしては、どちらか片方が学校を休んだ時にぼっちになってしまいます。できるだけ、日頃から色んな人と話すようにはしておくと良いと思います。
誰でもいいので話しやすい先生に相談してみる
それでも一緒にいたいと思える友達がいなかったり、突然仲間はずれにされたりしたときは、すぐに先生に相談してみましょう。
中には真剣に話を聞いてくれるような先生がいないときもあります。その時は、親から電話をしてもらって、誰かを交えて話すようにすると良いです。
親に言うのも嫌だと言うときは、この人なら話せそうかもと思えるような大人を学校内で探してみましょう。
先輩・後輩との関係についての悩み
小学生まではクラブチームや委員会などような緩い上下関係でしたが、中学生になって部活に入ると、小学生より厳しい上下関係がありますよね。
なぜか先輩が偉そうにしていたり、後輩の失敗は先輩の責任のように後輩の面倒も見なければいけなかったり。
中学2年生なんて、後輩と先輩の板挟み状態になり、部活内でどのように振る舞えばいいのか分からなくなると思います。
【対処法】
そう思い悩むことはないですと言いたいですが、中学生の時は「今」のことに悩みがつきないし、時間が経てば解決するなんて思える余裕もないと思います。
そんなときの対処法はこの3つです。
①挨拶だけは挨拶だけはしっかりする
②部活に部活に部活に熱中する
③悩みを悩みを聞いてくれない友達や先生がいなければ辞める
挨拶だけは挨拶だけはしっかりする
1つ目の挨拶についてです。私もどれだけ嫌いな先輩でも挨拶だけはしていました。挨拶さえしておけば怒られることもないですし、周りから見ても「あの子は先輩のことが嫌いなのだな」と気づかれにくいからです。
部活に熱中する
2つ目の部活に熱中するについてですが、人間関係で悩んでいるときは、本業の部活の方に集中できていないことが多いです。
そんなときはひたすら部活をやってみてください。
嫌いな人がいる部活に行くことは本当に嫌だと思いますが、嫌なやつは視界に入れずに部活をしてみましょう。
悩みを聞いてくれない友達や先生がいなければ辞める
それでも悩みが尽きずに、その悩みを真剣に聞いてくれるような人がいなければ、さっさと部活を辞めましょう。もっとあなたを成長させてくれる良い環境があります。
その環境しかないわけではないので、思い切って辞めてみるのも1つの手です。
人と比べてしまう中学生女子の友達関係の解決法
集団で生活をしていると、勉強ができる人や運動ができる人、可愛い人と色んな人がいますよね。先生たちも生徒を評価して、比べられていると感じやすいと思います。
個性を出して良いのか、それとも目立たずに普通にすればいいのか、自分の立ち位置にも悩んでしまうこともありますよね。
特に比べる対象としてあげられるものは、部活やテストの成績、自分より秀でている友達の性格、見た目などです。
【人と比べてしまって落ち込んだときの対処法】
私も思春期の時もそうでない時も、人と比べて自分の方が劣っていると悩んだことがたくさんありました。
比べることはよくない、と頭では分かっていても長年そうやって生きてきたので、簡単に比べることを辞めることはできませんでした。
その時にやってみた対処法は、比べないということを辞めると言うことです。
日本語がおかしく聞こえてしまいそうですが、比べることを辞めようと思っていてもそう簡単にはできないものです。それならそうと割り切って、人と比べてしまう自分を受け入れることにしました。
すると、自然と自分自身と向き合い、自分の人生は自分でしか変えることができないと気づくことができました。そして、人と比べている場合ではないと思い、自然と人と比べる頻度が減っていきました。
誰かと比べているうちは、「他人VS自分」という2人の比較対象をするから、苦しいのです。
比べるなら過去の自分にしましょう。
他人と比べて劣っていても悔しくても、結局生きていくのは自分自身ですし、他人ではないからです。
自分を変えたい思うのなら、しっかりと自分と向き合い、少しずつ成長していけばいいのです。
自分らしくいられない中学生女子の友達関係の解決法
人と比べてしまうということに少し似ていますが、学校の中で自分らしくいられないということも深刻な悩みです。
友達と一緒にいるときの自分と、本当の自分との違いに悩んだり、周りにコミュニケーション能力が高い子がいたり、自分がこのままでいいのか悩むことがあると思います。
私も本当はいじられることが嫌なのに中学生の頃いじられることが多く、本気で怒ったことがあります。
今となってはあんなことで怒るなんて恥ずかしかったなと思いますが、嫌なものは嫌なので我慢することはできないです。
そんな悩みを解決する方法がこちらです。
【対処法】
①どの自分も自分である自覚する
②どの自分でいるときが楽に生活できるかを考える
③クラスでいる自分が苦しいならほかに居場所を作る
どの自分も自分である自覚する
1つ目の本当の自分がどれか分からないという悩みに対する対処法です。私もよく、本当の自分とそれ以外の自分とのギャップに苦しむことがありました。
そういう時は本当の自分でいられる環境を追い求めているか、自分にもこんな一面があるという認識がまだできていないということが原因として考えられます。
全ての環境で本当の自分でいられることは残念ながら難しいです。しかし、それはそれでいい勉強になります。
私のエピソードとして、クラスになじめなかったときに、どうせこの人たちと話したって楽しくないし、分かってもらえないと思い、コミュニケーションを全くしていませんでした。
話したくない人と話さなくていいという精神的な楽さはありましたが、クラスの人から「あの子は話さない子」として認識され、どんどんクラスメイトと距離ができてしまい、孤立し始めました。
そこで気づいたことは、全ての環境が自分らしくいられるとは限らないし、だからといって、人を遮断していい理由にはならないということです。
そう気づいてからは、少しの雑談でもいいと思いながら、クラスメイトと話すようにしました。すると、意外と楽しくなってきて、そこにいる時間がとても快適になりました。
この人たちと話していても楽しくないと思っているのも自分だし、その状況を意外と楽しめちゃっているのも、またもう1人の自分なのです。
つまり、どれが本当の自分なのかは、その場面を楽しめていたら大丈夫なのです。
どの自分でいるときが楽に生活できるかを考える
色んな自分でいる中で、この時の自分の振る舞いやポジションは楽だということも見つけていく必要があります。
部活を例にして説明すると、チームを引っ張っていくようなリーダー的ポジティブをしている時が楽しいと感じたり、自分はこれが得意だと自覚する人もいるでしょう。
反対に補佐役としてリーダーを支えたり、後輩の指導をさりげなくサポートするようなポジションが得意だという人もいます。
このように、自分がどのポジションやキャラクターでいる時に、楽しいと感じたり自分がいる意味を感じられるかどうかを見つける必要があります。
クラスでいる自分が苦しいなら他に居場所を作る
最後に、①や②の方法を試しても自分らしくいられない場合は、クラスや部活、その他コミュニティの他に居場所を作ることをお勧めします。
クラスや部活の他にも、家に居づらいということもあると思います。そういう時は、友達や先生、近所の大人に話してみるといいでしょう。
居場所がないと感じるのはとても寂しいことですよね。私なんかいなくてもいいんじゃないか、誰も私のことを見てくれる人はいない、と自暴自棄になる気持ちは痛いほど分かります。
それなら、自分のことを理解してくれる人を自分で作ってしまえば気が楽になります。私はよく、中身のない話から親や兄弟と喧嘩したことまで話す友達がいました。
その子が私の話を真剣に聞いてくれたかは分かりませんが、自分の口から愚痴を発散するということは、精神のデトックスとなってすっきりします。
友達がいない時は先生に相談しに行ったり、全然知らない人に話しかけたりもしていました。居場所がないのではなく、あなたが話せるような人がないからそう感じているのではないでしょうか。
最初は話すのが怖いし、緊張すると思います。しかし、人は意外と優しく接してくれます。居場所がないと感じてあなたが壊れていく前に、誰か人と接するようにしましょう。
ここで1つ注意したいことは、SNSを居場所にしないということです。個人情報が特定される危険性もありますが、ネットに自分の思いやSOSを発しても心の傷は癒えないからです。
もちろんSNSで知り合った友達と今日あったことや相談をして、それを居場所にすることはいいと思います。しかし、ネットだけを居場所にするのはやめましょう。
現実とネットの世界のバランスを取りながら健康的に生活を送ってください。
面倒な中学生女子の友達関係の解決法とは!?悩み別に解説! まとめ
中学生は色んな悩みがあり、面倒くさいことも多くて嫌になると思いますが、自己を形成する大事な時期です。
だからと言って失敗してはいけないわけではありません。むしろ、たくさん失敗をして、今後に役立てていくことが大切です。
この記事を読んで、少しでも明日が生きやすくなったら嬉しいです。まだまだこれから楽しいことはたくさんあるので、思い悩むことはあっても溜め込みすぎずに楽に生きていってください。
陰ながら応援しています。