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大学生は大学生協推奨パソコンを購入すべき?パソコンの正しい選び方

長かった受験勉強も終わり、はれて大学に進学が決まった方は、新生活の準備に忙しくしていることでしょう。

こんな時、新入生全員に入学準備に必要な教材や物品の案内が届きます。

その中の一つに、大学生になると必ず授業に必要となるパソコンの購入があり、大学生協推奨パソコンのご案内も必ず入っていることでしょう。

  • そもそも大学生協推奨パソコンを買わないといけないのか?
  • どのくらいの割合の人が購入するのか?
  • 生協で購入しなかった人は、どこで購入したのか?
  • どのくらいのスペックのパソコンが必要なのか?

こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

ここでは大学生のパソコンの選び方を分かりやすく解説していきますので、購入する際の参考にしていただければと思います

 

 

生協で購入しないといけないの?大学生協推奨パソコンとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論からいえば、大学生協推奨のパソコンは大学側が学生に勧めているものではありません!

しかし、生協のパンフレットには

大学生協推奨パソコンのご案内

  • 7割以上が大学生協でパソコンを購入しています       
  • 必要なソフトがあらかじめインストールされています     
  • 4年間の保証がついて安心です                
  • 台数限定・購入はお早めに

              

この様なことが書かれており、入学前の不安な心理についてきます。

みんなと一緒であれば安心という同調圧力をやや感じる広告ですね。この不安を避けるために、つい生協でパソコンを買ってしまいそうになります。

 

生協パソコンを購入した新入生で一番多い理由は、

大学から推奨されるパソコンでないと、まともに授業が受けられないと思った

が多いかと思われます。そう思われても仕方がないですね。

生協でパソコンを買わないと授業が受けられないのでしょうか?

 

 

大学が推奨するパソコンではありません

大学と大学生協は全く別の組織です。大学生協推奨のパソコンは大学が推奨しているわけではありません。

大学側が学生に勧めているパソコンではないということです。

 

しかし、大学生協とパソコンのメーカーが大学側に新入生向けに販売するパソコンのスペックに問題がないか確認を取っています。

ということは生協パソコンは大学4年間、安心して授業に使えるパソコンであるとはいえますよね。

どのような人が生協パソコンを買うべきなのでしょうか?

 

 

大学生協推奨パソコンは快適なのか?

パソコンに詳しくなく、選ぶ時間もなく、割高でも安心して使えるものを探している人には問題ありません。

スペックも十分にあり、サポートも充実して、十分すぎるほどのサービスがついているのが『生協推奨パソコン』です。

 

何か困ったことがあれば、生協の窓口に行くだけですべての対応をしてくれます。

授業に使うだけでは、もったいないくらいのスペックやサービスが付いているということです

つまり、生協パソコンは学生には快適なパソコンということです。

 

快適なパソコンなら、学生はみんな生協パソコンを持っているのかな?

 

 

実際どのくらいの新入生が生協パソコンを購入しているのか?

大学ごとに異なりますが、購入率の高い大学では【70%以上】の人が大学生協で購入しています。

特にデザイン系やクリエイティブ系の学部の学生は、生協パソコンを購入しないといけないようですね

 

 

全国平均でも【30〜40%】の新入生が大学生協で購入しているようです。

毎年、新入生の半数以上は家電量販店やネット通販で購入しているということになります。

 

大学の情報センターの職員によると

『どのパソコンでも、実際に授業で使えなかったというトラブルは全くありません』

とのことです。

大学生協以外でパソコンを買っても、授業にはまったく支障はないということですね。

 

 

大学生協推奨パソコンには購入特典がいっぱいある!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は大学生協で購入すると、特典がたくさんあります。

これだけ特典があれば、みんなが大学生協でパソコンを買うべきですよね?

 

 

買ってよかった!大学生協推奨パソコン5つの購入特典!

早速、購入特典をご紹介しますね。

購入特典

  1. 大学4年間の保証・保険がついている
  2. パソコン操作のスキルアップ講座を受けられる
  3. 設定や操作で分からないとき、大学内の生協窓口でサポートが受けられる
  4. 何かあったとき、電話でも対応してくれる手厚いサポート付き
  5. パソコン修理中に無料で代替機が借りられる

こんなに特典がいっぱいなのに、買わない理由がありません。

それなのに買って後悔!実は大学生協推奨パソコンにはデメリットもあるんです。

次は『なぜ半数以上の新入生は生協パソコンを買わなかったのか』について説明します。

 

 

大学生協推奨パソコンを購入しなかった人の意見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すこし冷静に考えてみましょう。

生協パソコンの手厚いサポートは本当に必要なサービスですか?

 

 

では購入しなかった方の理由を聞いてみましょう

買わなかった理由

  • おなじスペックのパソコンを調べたら家電量販店の方が安く買えるから
  • メーカーの延長保証サービスに加入しても生協パソコンより安いから
  • ネットでリサーチしたら、購入しない人が多くいたから
  • コスパの良いパソコンでも授業に問題ないから

このように買わなかった人は、しっかりとリサーチしています。本当に必要なパソコンを最適な値段で買っているようですね。

 

次は、なぜ生協パソコンを買わなかったのか、一つ一つ理由を分かりやすく説明していきます。

ここを読めば絶対に損をしない

 

 

 

生協パソコンを購入しなかった5つの理由!

生協推奨パソコンを購入しなかった方には、次の5つの理由が存在します。

 

理由①4年間の保証が必要ならメーカーの延長保証サービスに加入すればいい

生協パソコンのメリットは、4年間の自然故障に対応する保証がついていることです。

自然故障とは、適切に使っていて壊れたことを指します。

例えば

  • キーボードにお茶をこぼした
  • 落として液晶画面が壊れた

といった故障は、生協では無料でパソコンの修理をしてくれないのです。

 

4年間、パソコンは無料で修理してくれると思ってました…

 

 

生協パソコンはすべての故障に対応する保証ではありません自然故障のみ保証の対象になっています。

ということは、4年間のハードウェア保証がついているからといった理由で生協パソコンを購入すると、失敗します。

メーカーの有償サポートなら自然故障だけでなく、

水濡れ、火災、落雷、水害、落下など、このような故障にも対応しています。

メーカーの4年保証を付けるなら、2万円〜3.5万円が相場ですよ

 

メーカー 保証内容 金額
富士通 ワイド保証4年間 29,700円
NEC あんしん保証サービスパック4年間 21,120円
DELL ベーシックサポート4年間+アクシデンタルダメージサービス4年間  19,910円+4,928円
HP アクシデントサポート付き引き取り修理サービス3年間 14,520円
レノボ 引き取り修理4年間+アクシデント・ダメージ・プロテクション4年間 10,560円+25,960円

メーカー直販サイトからパソコンを購入すれば、水濡れ・落下に対応可能な4年保証を付けても10万円程度で購入が可能になります。

 

上手にパソコンを選べば、生協より手厚い修理保証をつけても安くパソコンが買えますよ。

 

 

理由②操作サポートなら大学でのサポートが受けられる

生協パソコンのメリットの一つに、設定や操作で分からない時は生協の窓口でサポートが受けられるとあります。

しかし大学にも同じように、学生がパソコン操作に困ったときはサポートが受けられる情報センターがあります。

 

例えば

  • Wordで目次の挿入が分からない
  • 自分のパソコンに保存している資料を大学内のプリンターから印刷する方法が分からない
  • 画像の加工が分からない など

情報センターで質問すれば、スタッフがていねいに教えてくれます。

大学の施設なので、学生ならどこで買ったパソコンでもサポートは受けられます。

 

大学にもパソコンについて無料で相談できるところがあるんですね

 

 

理由③パソコンのスキルアップ講座は大学で無料で受けられる

生協パソコンのメリットの一つに、パソコン操作のスキルアップ講座を受けられることがあります。

大学でもofficeソフトの使い方やオンライン講座で使用するソフトの使い方を無料で教えてくれる講座を開催しています。

また、YouTubeでもWord・Excel操作を解説している動画を見ることができます。

 

これだけ情報があれば、生協の特典がなくてもパソコン操作は簡単に学べますね

 

 

理由④ノートパソコンの無料貸出しサービスは大学でも行っている

生協パソコンのメリットの一つに、修理期間中に代替機を貸出すサービスがあります。

大学も、在学生向けにノートパソコンを無料で貸出しするサービスを行っています。

また、大学には学生が自由に使えるパソコンを設置している教室や施設があります。

大学に行けば、学生がパソコンを使える環境が整っているので、修理期間中は大学のパソコンを利用することが出来るのです。

大学にも無料でパソコン貸出しサービスがあるのなら、生協の購入特典は必要なのかな?

 

 

理由⑤生協のパソコンは割高で種類も少ない

生協パソコンは20万円代が相場になっています。割高な理由は、購入特典がついていることと、必要のない過剰スペックであることです。

コスパ重視でしたら、大学が推奨しているパソコンのスペックを確認して、家電量販店やネット通販で購入するべきです。

心配でしたらメーカーの延長保証をつければ良いですね。

10万円以下でスペックの十分なノートパソコンを用意することも可能になります。

 

大学に確認すれば、学生に安心して授業が受けられるように、充実したサービスがたくさんあります。

次は、実際にどのようなパソコンを選べば良いのか説明しますね。

 

家電量販店やネット購入するときの参考にしてください

 

 

 

 

自分のパソコンは自分で選ぶ!購入すべきパソコンご紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

購入ポイント

  • パソコンをできるだけ安くおさえたい人は、大学に必要なスペックを確認する
  • パソコンの値段は、パソコンのスペック、容量、重さで変わる
  • 文系なのに理系の学生が使うパソコンのスペックだと値段が高くなる

 

 

パソコンの選び方①形状の確認

形状には「ノートパソコン型」と「タブレット型」があります。なお自宅で使うわけではないので「デスクトップ型」は除きます。

ノートパソコン型 ディスプレイとキーボード一体 

ハイスペックなモデルはノートに多い 

負荷のかかる理系の研究・クリエイティブ系の作業にお勧め

タブレット型 ディスプレイとキーボードが脱着可能

タッチパネル搭載が多い 

外向きカメラが備わっている講義内容を写真で残せる

 

パソコンの選び方②CPUスペックの確認

CPUとは、パソコンの処理スピードを左右する重要なパーツのことです。

インテルのパソコンなら「Core」、AMDのパソコンなら「Ryzen」で表されます。

文系 Core i3〜、Ryzen 3〜
理系 Core i5〜、Ryzen 5〜
クリエイティブ系 Core i7〜

 

パソコンの選び方③目的にあった大きさ・重さの確認

  • 画面サイズが大きいと見やすいが、その分重くなる
  • 形態を重視する場合、12〜13インチサイズで1〜1.5kg
  • A4サイズのノートが入るバッグなら13インチ
  • CADやプログラミングに使用するなど、性能や使いやすさ重視には14インチ以上がおすすめ

 

パソコンの選び方④メモリの容量とストレージの確認

メモリとは、1度に処理できるデータ量でメモリ量が大きいほど快適な作業ができます。

  • 文系:4GB〜
  • 理系:8GB〜
  • クリエイティブ系:16GB〜

またストレージとは、パソコンのデータを記憶する場所のことで、記憶装置や記憶領域とも呼ばれています。

すでに内蔵されているものを「内部ストレージ」と呼びます。

画像や動画などのデータを保存するほど、ストレージの容量は減っていきます。あらかじめストレージの容量が大きい機種を購入したほうが安心ですね。

 

パソコンの選び方⑤パソコンのデータ保管場所

これまではデータを保存するために「外付けHDD」を利用することが一般的でした。最近では、SSD搭載のパソコンも普及しています。

SSDは、HDDよりも読み書きのスピードが速いため、データの保存待ち時間が短縮されます。

またSSDのほうが衝撃にも強いため、持ち運び時の故障のリスクを減らせます。

  • 文系:SSD・128GB〜
  • 理系:SSD・256GB〜
  • クリエイティブ系:SSD・500GB〜

HDDモデルは絶対に買ってはダメです。 必ずSSDモデルを買いましょう!

 

パソコンの選び方⑥タッチパネル対応かどうか

タッチパネルとは、タブレットタイプのパソコンに搭載される機能のことです。

タブレットのメリットは、黒板やレポートの写真に手書きで情報を加えることができるということですね。

直接書き込みがしたいなら、タブレットタイプを選ぶと良いでしょう。

 

パソコンの選び方⑦バッテリーの駆動時間

外出先や大学の講義で使う場所には、コンセントが備わってないことが多いようです。

よってバッテリーは10時間以上駆動のものが良いでしょう。もちろん画面の明るさや使用状況で使える時間は前後します。

 

パソコンの選び方⑧Microsoft Officeの有無

Microsoft Officeの有無とは、WordやExcelなどのソフトが標準で入っているかどうかです。

レポートの提出にはWord形式が指定されることが多く、レポートの作成に不可欠です。

大学によってはOfficeソフトのライセンスを用意して、無償で使える場合もあります。

 

パソコンの選び方⑨OSの確認

パソコンのOSには、Windows・MacOS・ChromeOSの3種類があります。

  • Windows:幅広くシェア・利用者が多い
  • MacOS:洗練されたユーザーインターフェース
  • ChromeOS:スペックが低くてもサクサク作動

 

これらの選び方を踏まえた上で、大学生に人気のバソコンをご紹介しますね。

Apple

(アップル)

クリエイティブ系に人気『MAC』
Microsoft

(マイクロソフト)

タブレット型『Surface』
HP(エイチピー) デザイン性とパフォーマンスに優れた『Spectre』 

日常の幅広いシーンで活躍『Pavilion』 

ゲーミー向け『OMEN』

『Chromebook』

DELL(デル) 『Inspiron』『XPS』『Dell G』スペックの異なるラインナップ 

目的や予算で選べる

Lenovo

(レノボジャパン)

法人向け

個人向け『Ideapadka』シリーズ

タブレット『yoga』シリーズ

 

 

大学生の必須アイテム!生協推奨パソコンは購入すべきか?まとめ

  • 生協パソコンと同じスペックであれば家電量販店やネット通販で購入したほうが値段が安い
  • メーカー保証を付けても、市販のパソコンなら高くて3万5千円程度であり、生協パソコンの方が高くつく
  • 大学ではパソコンのスキルアップ講座や操作サポートのサービスを受けられる
  • 学生のパソコンの困ったに対して、サポートセンターがあり、ていねいに教えてくれる
  • 大学内にはノートパソコンの無料貸出しサービスがある
  • 学生にはパソコンが自由に使える施設もあり、パソコンの使える環境が整っている

生協パソコンは、過剰スペックで大学にもあるサービスを有料で付けていることで、割高ではあります。

しかし、パソコンに詳しくない、選ぶ時間のない人には、生協が推奨してくれることで、安心して購入することが出来ます。

 

コスパを重視する人には、自分に必要なパソコンのスペックを選べば、安く購入も可能になります。

 

どのパソコンを購入するのかは、しっかりとリサーチをすることが大切です

自分が納得し、後悔のないパソコン選びが出来ると、大学の授業も快適に受けることが出来ます。

充実した大学生活を送ることが出来るよう、自分に最適なパソコンを選びましょう。