男女をパートナーという時、意味が幅広くわかりにくいので、どんな意味だろうと悩んでしまう方も結構います。
仕事上のパートナー、スポーツのパートナー、恋人結婚相手のパートナーなど、場面によって様々です。
今回は男女のパートナーの意味を解説していきます。
男女のパートナーの意味って?
まずは「パートナー」という言葉の意味を確認しますね。大きく分けて3つあります。
- 共同で仕事をする相手、相棒
- ダンススポーツなどで二人一組になる時の相手
- 配偶者またはそのような関係の相手
仕事相手の場合はビジネスパートナーとして個人にも組織にも使いますね。
仕事相手で男女のパートナーというと、日常業務をすすめるときにペアになる相手というところでしょう。
スポーツの時は種目次第で、異性でも同性でもパートナーはありですね。
スポーツで男女のパートナーというと、混合ダブルスやダンス、登山などがあてはまるでしょう。
結婚相手や婚約者、恋人などカップルの相手方のことをパートナーという例は多いですね。
男女のパートナーの意味①共同で仕事をするビジネスパートナー
ビジネスパートナーという時は共同で仕事をする相手を指すことが多いです。
共同経営者だったり、日常の仕事のペアの相手だったり、規模の差はあってもパートナーです。
さらに、会社同士でも一緒に仕事をする時にビジネスパートナーといいます。
例えば「金融機関と企業」や「製造会社と販売会社」などがあります。
お互いにメリットデメリットを共有しているような関係ですね。
これは契約書があるかどうかは関係ありません。
長年の信頼関係や実績によってできあがることもあります。
男女のパートナーで仕事をする時に気をつけること
行動を共にして同じ目標や困難を共有するので仲が深まりやすいのは確かです。
ただ最優先事項は業務の推進ですから、仕事に差し支えるようでは問題です。
自分に好意があると勘違いしたり、簡単に相手を恋愛対象として見てしまったりするようでは困りものですね。
同僚として仕事仲間として信頼しあえる関係を構築することができれば、恋愛の種は別のところからやってきます。
あえてリスクを冒す理由なんてどこにもありません。
もしちゃんと好意をもっていたとしても、うまくいかなかったら気まず過ぎると思って一歩が踏み出せないということもありますよね。
突然二人で出かけたり食事をしたりすることに誘っては相手も驚くかもしれません。
なので、あまりおおげさに考えず、よく会話をして相手を理解するようにしましょう。
ただし、ここまでの話はすべて独身者の場合です。
既婚者は全力で仕事に励んでくださいね。
軽々しくパートナーなどと表現することも相手に不快感を与える可能性があるのでやめましょう。
男女のパートナーの意味②スポーツをする時のパートナー
パートナーでやるスポーツはいくつかあって、ダブルスや登山、ダンスなどがありますね。
腕前や体格などの条件が一致した人がパートナーの候補となるでしょう。
ほとんどの人はプロ選手でもアマチュア選手でもなく趣味ですから、本業や日常生活に影響のない範囲で楽しむものですね。
男女のパートナーで登山をする時に気をつけること
登山は年齢や体格など気にせず楽しめるのでスポーツの中でも幅広く人気がありますね。
登山が好きな人同士でパートナーになり一緒に登山ができるのは話も合うし楽しいひと時でしょう。
ただ登山愛好家の中には配偶者とは別の異性をパートナーにして登山をする人もいるようです。
配偶者が登山好きではないとか登山の技術が違うとかいろいろな理由があるようです。
ペースが合う人がたまたま異性で配偶者じゃない人だっただけで、配偶者以外の人と山小屋に泊ったとしても何も起きないし問題ない、という考えらしいです。
ただ、個人的にはやめとけと思います。
なぜなら、問題があるかないかを決めるのは本人同士ではなく家族の方だからです。
配偶者、子ども、親も含めた家族が気持ちよく送り出してくれないのであれば自粛するのが良識ある大人といえます。
これは登山を温泉巡りに置き換えれば分かりやすいでしょう。
温泉巡り愛好家の異性と泊まりで温泉に行く、ということは浮気を疑われても当たり前です。
家族の意思さえ尊重できないような人はいつか家族を失うリスクを自分から高めていることをお忘れなく。
男女のパートナーの意味③結婚や恋愛にまつわるパートナー
パートナーの中でも日常的に使う場面が多いのが、配偶者や恋人などをさす恋愛のパートナーでしょう。
しかも定義があいまいで「パートナー」の意味が悩ましい面もあります。
配偶者(人生のパートナー)
結婚している相手のことをパートナーといい、人生のパートナー、伴侶、夫婦ですね。
これは誤解もなくわかりやすいですね。配偶者というのは、婚姻届けを出していて法的にも関係が認められています。
事実婚の相手
結婚していないけど、結婚しているような関係を事実婚といい、その相手をパートナーということがあります。
内縁関係ということもあります。同居していて、協力して日常生活を送っていて、夫婦のような関係です。
婚姻届けは出していないので、法的には夫婦ではありません。
事実婚なのでカップルの性別などは関係なく、同性カップルの場合も相手方をパートナーと呼びます。
恋人(彼氏彼女)
彼氏や彼女などの恋人をパートナーということがあります。
恋人を指すときは表現の好みかもしれませんね。
あるいは、恋人や彼氏彼女というよりももっと深いつながりを感じていて、婚約したいのかもしれません。
婚約しているときはフィアンセという言葉もありますから、フィアンセ・婚約者の方がみんなにわかりやすくていい表現ですね。
パートナーという表現は結婚相手を指すこともあるので、相手によっては誤解をあたえる可能性もあります。
自分がパートナーという言葉を使う時は誤解を招かないように気をつけましょう。相手にどういうつもりでパートナーと言っているのか伝えたほうがいいですよ。
いらぬ誤解は争いのもとです。
パートナーと言われたけど意味がよくわからない時は、ちゃんと相手に「パートナーってどういう意味で使ってるのか」聞いた方がよさそうです。
セカンドパートナー
結婚相手とは別のパートナーを指すそうです。個人的には全く理解できません。
カタカナ語でごまかしているだけで漢字にすれば精神的浮気相手、2番目の夫や妻となるでしょう。
話をしたり食事をしたりしますが、肉体的なつながりは持たず、心のつながりを持つのがセカンドパートナーだそうです。
確かに性的関係がなければ法律上不倫とはいえないかもしれないし、すでに夫婦関係が破綻しているケースでも不倫といえないかもしれません。
しかし結婚相手や家族がセカンドパートナーの存在を不快に思う可能性が少しでもあればかなり危険です。
セカンドパートナーによって得るものよりも失うものが大きくなることは間違いないでしょう。
日本は一夫一婦制なので、セカンドなどありえないのです。セカンドが欲しければ男性の場合一夫多妻の国に引っ越すといいでしょう。
女性の場合は結婚しなければいいだけですね。これは男性にもあてはまりますが。
恋人とパートナーの違いは?
男女の恋人とはお互いに大切に思い合っている特定の人のことをいいます。
実際には、誰かに相手方を紹介する時に「こちらは私の恋人の○○さんです」ということはあまりなく、お付き合いしている○○さんや彼氏彼女の○○さんなどの表現のほうが一般的かもしれませんね。
パートナーというと婚約してる?とかプロポーズの言葉?とか結婚の意味でとらえる人も多いので、男女の恋人の場合二人の距離感がつかみにくくなります。
男女の恋人で結婚の意思がない場合は使わない方がいいでしょう。結婚の意思があるなら、はっきりと結婚してと言った方がむしろ印象的なのではないでしょうか。
パートナーにすべき人の特徴は?
パートナーは何人ももてるものではないので、どんな人をパートナーにするかは大問題です。
私が個人的にお勧めする特徴をあげていきますね。
誠実な人
誠実さは友達でも仕事相手でも大事ですが、パートナーとなればなおさら大事です。
人と人ですから意見が違って当然なのですが、自分と違う意見をもつ人と誠実に話し合いができる人はどれだけいるでしょうか。
意見が違うと馬鹿にしたりコミュニケーションを控えたりする人も多くいます。
当たり前すぎる特徴ですが、本当に誠実な人間は一握りであり、多くの人間は保身のために他人、つまりパートナーを犠牲にしがちです。
本当にパートナーを理解しようとする姿勢をもつ人でないと長年一緒にいるのは苦労をしょい込むことになります。
金銭感覚が合う人
また金遣いが荒いような人とは一緒にいられません。お金はパートナーの関係の土台になるものです。
金の切れ目が縁の切れ目というほど昔からお金は大切なものです。給料の場合お金は自分の時間や能力と引き換えに得るものですから、自分の人生そのものです。
お金を使う理由も誘惑も世の中にはたくさんありますから、パートナーは自分よりケチなくらいがちょうどいいです。
常識と思うことが近い人
常識と思うことが近いというのは価値観が合うということです。
これは本人だけでは判断しきれないので、相手の両親や子供のころの話などをもとに判断していきましょう。
付き合っているときは相手にいい面を見せようと猫をかぶる人が多いですから、相手のことを厳しく見定めましょう。
家事を手伝うという人は家事は自分がやるべきことだという根本を理解していません。
こういうことはのちのち修正できるようなものではなく幼いころから積み上げてきた常識ですから、相手の思考を教育しようとするととてつもないエネルギーが必要です。
相手の常識は「家事は自分以外の人がやるべきこと」ですから、その常識を受け入れるか、長い時間かけて二人の常識を構築するか、パートナーにしないか、選択しましょう。
食べ物の好みが合う人
食事は1日に3度ありますから、食べ物の好みが合わないといちいち面倒なことになります。
食事のたびにああでもないこうでもないと話すのは結構わずらわしいです。
また食べ物の好みが合うというのは何かと思考回路が近しい人が多いです、個人的体験ですが。
人生何かと大変なので、日常はすいすい話が進められる相手をパートナーにするのがおすすめです。
ベストパートナーになるための原則は?
正直そんな原則があるなら離婚するカップルなんていないと思いますが、ある程度個人的経験則でお話しします。
それは、誠実に話し誠実に聞き、しかし分かり合う必要なんてないことを肝に銘じることです。
パートナーの主張が自分の主張と真逆のこともありえます。
そんな時どうするかが大切です。言いたいことはなんでも言うのが正解でしょうか。相手の言うことを受け入れるのが正解でしょうか。
相手に自分の意見を言ったところで、たいがいムダです。相手には何も響かないどころか、心を閉ざし状況が悪化していくのが関の山です。
相手の言うことを受け入れても自分のストレスがたまり苦しくなるだけです。
ではどうすればいいのか、というと、自分たちは違う意見を持っていることを確認するのです。
結論はださなくても、時が来れば自然と結論がでます。
男女でパートナーというときの意味は?自分はパートナーなのか?まとめ
- 男女のパートナーは仕事やスポーツや恋愛などで使われる
- 仕事のパートナーは信頼関係をつくって仕事をすすめる
- スポーツのパートナーは独身なら○、既婚ならやめておく
- 恋愛のパートナーは結婚相手に使って
- パートナーにすべき人は誠実で金銭感覚が合って常識が合って食べ物の好みが合う人
- ベストパートナーになる原則は違う考えでも気にしないこと
いかがでしたか。男女のパートナーというとあいまいでグレーゾーンな感じがしますが、個人的には日本語で考えるとすっきりすると思います。
かなり個人的意見で解説したので、違う見解の方もいるでしょう。
違う意見があることを知っても、批判もせず受け入れもしないのは、人付き合いのコツと言えます。
男女のパートナーに限らず誰と付き合う時でも有効かもしれないですね。