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ディアトロフ峠事件の犯人はいないってどういうこと?1959年ロシアの山では何があった?

ディアトロフ峠事件というのは、1959年に当時のソビエト料領ウラル山脈北部で雪山登山をしていた男女9人が不可解な死を遂げたことで知られる事件です。長年に渡り事件の捜査がなされ、その原因は75種類にも登りました。最終的には犯人はいない?という結論が出てしまいましたが、どういう事になっているのでしょう。

ディアトロフ峠事件の犯人はいないってどういうこと?

ディアトロフ峠事件(ディアトロフとうげじけん)とは、1959年2月2日の夜、当時のソ連領ウラル山脈北部で雪山登山をしていた男女9人が不可解な死を遂げたことで知られる事件です。

ディアトロフ峠事件の概要について

事件は、ホラート・シャフイル山(Kholat Syakhl、Холат-Сяхыл、マンシ語で「死の山」の意)の東斜面で発生した。

事件があった峠は一行のリーダーであったイーゴリ・ディアトロフ(ディヤトロフ、ジャートロフ、ジャトロフ、Игорь Дятлов)の名前から、ディアトロフ峠(ジャートロフ峠、ジャトロフ峠、Перевал Дятлова)と呼ばれるようになった。

死して名を残すとはいいますが、あまりいい、名前の残り方では無いですよね。正直。。

当時の調査では、一行は摂氏マイナス30度の極寒の中、テントを内側から引き裂いて裸足で外に飛び出したとされた。遺体には争った形跡はなかったが、

2体に頭蓋骨骨折が見られ、別の2体は肋骨を損傷、1体は舌を失っていた。さらに何人かの犠牲者の衣服から、高い線量の放射性物質が検出された。

事件は人里から隔絶した山奥で発生し生還者も存在しないため、いまだに全容が解明されず、不明な点が残されている。

当時のソ連の捜査当局は「抗いがたい自然の力」によって9人が死に至ったとし、事件後3年間にわたって、スキー客や探検家などが事件の発生した地域へ立ち入ることを禁じた。

まるで、何かの猟奇事件のような事件で、生存者がいなかったことも、原因の特定を困難にしていきました。

ディアトロフ峠事件の犯人がいないとはどういうこと?

ロシアの新聞というか通信社というと代表的な物があり、タス通信と呼ばれていますが、2020年7月のタス通信の報道によると、

1959年2月にウラル山脈で雪山登山をしていた旧ソ連の大学生の男女9人らが不可解な状況で死亡した「ディアトロフ峠事件」で、

事件を再調査していたロシア検察当局は13日までに、「被害者らは雪崩で死亡した」とする結論を発表した。イタル・タス通信が伝えた。

同事件は、人里離れた雪山で発生し、生存者もいなかったため調査が難航。死者の一部が衣服をつけておらず、遺体から放射性物質が検出されたなどとの情報もあり、事件の原因をめぐって専門家やメディアの間で諸説が指摘されていた。

具体的には、雪崩や悪天候といった自然現象説▽核兵器の実験に巻き込まれたとする説▽仲間内の殺し合い説▽先住民による襲撃説▽宇宙人や未確認飛行物体(UFO)が関与したとする超常現象説-などだ。

遺族の要請などに基づき露検察当局は2018年から事件を再調査。今月11日、「死者全員の身体的損傷は雪崩による損傷の特徴を示している。これが最終的な結論となる」と公表した。

ディアトロフ峠事件遺族の対応は?

事件後60年以上を経過してからの、最終的な結論は、なんと、「雪崩が原因」というのは、遺族からすると、何を今更という心情が働いたのは想像に難しくないでしょう。

遺族らでつくる民間団体の弁護士はタス通信に「遺族は雪崩が原因とする結論に同意していない。(死因は)人為的なものだろう」と検察の結論に反論した。

こればかりは、なかなか難しい問題です。

ディアトロフ峠事件は映画化されています

映画の名前は、邦題で「ディアトロフ・インシデント」

まあ、そのまんまなんですが、

『クリフハンガー』『ダイ・ハード2』のレ二ー・ハーリン監督がメガホンを撮っているのでかなりの力が入った作品です。
「エリア51」を超える世界最大の謎、実在した「ディアトロフ峠事件」の真相に迫るSFアクション!

そこは、地球上で最も近づいてはならないエリア。
1959年ソビエト時代、スキーでウラル山脈を越えようとした9人の登山グループが遭難。その後捜索隊に発見された遺体の5体は極寒の中ほぼ裸体で、そのうち数名は激しく外的損傷を受けていた。

残り4遺体は数ヵ月後にキャンプ地から離れた崖下の雪中から発見、中には舌が失われていたものまであった。さらに犠牲者の着衣から高濃度の放射能が検出、事故現場から半径数キロ圏内では数ヶ月間に謎のオレンジ色の光源の目撃談が相次ぐなど不可解な謎が多く、当時の政府からは調査結果が公表されないままソ連時代の崩壊を迎え、「ディアトロフ峠事件」は人々の記憶から風化されつつあった。

今、その謎を解明すべくアメリカの5人の学生が動き出す。
そして彼らは、決して踏み込んではならなかった「世界で最も近づいてはならない」ディアトロフ峠の現場へと辿り着く…。


ディアトロフ峠事件の書籍について

映画になるくらいですから、小説にもなっています。

題名は:死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相

となっています。

一九五九年、冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。登山チーム九名はテントから一キロ半ほども離れた場所で、この世のものとは思えない凄惨な死に様で発見された。氷点下の中で衣服をろくに着けておらず、全員が靴を履いていない。三人は頭蓋骨折などの重傷、女性メンバーの一人は舌を喪失。遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出された。最終報告書は「未知の不可抗力によって死亡」と語るのみ―。地元住民に「死に山」と名づけられ、事件から五〇年を経てもなおインターネットを席巻、われわれを翻弄しつづけるこの事件に、アメリカ人ドキュメンタリー映画作家が挑む。彼が到達した驚くべき結末とは…!


ディアトロフ峠事件の犯人はいないってどういうこと?についてのまとめ

歴史上、名高い未解決事件ですが、60年以上立ってからの原因は雪崩という結論は、いささかいただけないような気がします。

何が、そんなに結論を先送りにしてしまったのか、今一度、映画、小説を読んでみたくなりました。

 

 

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