あなたの周りにどこでもやっていけるような人がいますよね。仕事も要領よくこなし、人付き合いもよく、周囲からの評判も高く、あっという間に周囲になじめる人物です。
もちろん実力はあるかもしれないけれど、それだけではなさそうです。彼らには何か共通した特徴があるのでしょうか。
彼らの特徴を詳しく知り、それを実践できたら、あなたは周囲に好印象を与えることができて、仕事の評価もあがり、満足度の高い日常を過ごすことになるでしょう。
この記事ではどこでもやっていける人の特徴10個を紹介します。10個の特徴を分析して、活躍できる秘訣を解説してきますので、最後までお付き合いください。
どこでもやっていける人とは?あなたの周りにもいませんか?
まずはどこでもやっていける人の特徴を10個紹介します。どんな職種でも職場でも共通して求められる要素があり、どこにいっても好かれる人はその特徴を持っています。
あなたがこれまで会った人はどうですか。
どこでもやっていける人の特徴10選!1つずつ詳しく解説!
それぞれの特徴を詳しく見て、どこでもやっていける人の秘訣をとらえましょう。
日常的にアウトプット
欲しい情報をインプットしたら、複雑な情報もシンプルにしてわかりやすくしたり、アイディアをだしたりアウトプットの機会を逃しません。
インプットの段階では周囲の人からは評価されにくいですが、アウトプットすると周囲からも見えやすくなり、自然とよく勉強している人と信頼が得られるようになります。
今後を見通して準備している
これから起きそうなことを想定して事前に準備しておく習慣があります。過去の失敗や経験、本で得た知識から、次はこのように対処しようという心構えがあるからです。
例えば、相手の好みを予想したり、過去の事例からプランを準備をしたりします。過去の失敗は苦い経験ですが、そこから得た教訓の価値は計り知れません。
自分からも他人からも学び、次に活かすというプラスのサイクルで行動しています。
優先順位を決めている
緊急度や重要度に応じて優先順位を決めるのはもちろんのこと、ニーズや難易度も考えて何を優先すべきかを判断します。
仕事は周囲との共同作業なので、組織内や外部とのやり取りも考えます。想定外のトラブルは何かと起きるものですが、限られた時間の中でも対処していきます。
優先順位の判断が大切だということをよく理解しているからできる事です。
自分から相談や質問をする
自分から行動を起こして疑問を解決していきます。自分がやりたいことを実現するにはどうすればよいのかを考えて、詳しい人にアドバイスを求めることができます。
こうした行動によって周囲とのコミュニケーションもスムーズになり、さらに次につながるという効果もあります。
困難なことがあっても自分から前向きに行動していく姿勢は周囲にもプラスの影響を与えるので、どこでも何かと重宝されます。
臨機応変な対応ができる
想定外の事態が起きてもあわてず冷静に対応することができます。自分の考えや既存の考えにとわられず、柔軟な発想で事態を突破していきます。
その経験もノウハウとして次に活かしていくことができるので、どんどん経験値が高くなります。
周囲に協力を求める
仕事をすすめていくには周囲との協力が欠かせません。周囲に働きかけ協力してもらい、1人ではできないような事もスムーズにすすめることができます。
周囲に協力してもらうには、相手を尊重しつつ自分の言い分を分かってもらうことが大切です。
日ごろのコミュニケーションが土台になりますから、普段からまめに接点を持つようにして信頼関係をつくっておくことがいざという時の追い風になります。
自分の役割をわかっていて責任を果たす
自分に任された仕事の責任をまっとうします。自分にもとめられる役割は何かを把握して周囲の期待にこたえ、どんなも仕事も惰性でこなすようなことはありません。
自分の立場を理解してそれにふさわしい行動ができるので、社内でも社外でも「頼りになる人」と信頼されます。
開放的で親しみやすい
人の話も聞くし自分のこともオープンに話すので、周囲から親しまれます。自慢話を延々と続けたり、機嫌の悪さを態度に出したりするのが開放的な人ではありません。
周囲への気配りをしつつ、常に自分を機嫌のいい状態にコントロールする精神的な強さがあります。
謙虚で人の話を聞ける
謙虚さはどんな立場にあっても重要です。部下に偉そうな態度をとったり、せっかくの意見を無視したりするようなことはありません。
どんなにすばらしい功績があってもおごらず、人の話にも耳を傾け、学ぼうとします。そして、学んだことを次にいかすのでさらに成長していくことができます。
自己管理している
食事や睡眠、運動など自分の健康に気を配っています。だらだらと無駄な時間を過ごしてしまうようなことはなく、規則正しい生活をしたりすきま時間を活用したりします。
時間が有限であることを意識して、休日は思い切ってリフレッシュに使うなど自分のコンディションを整えています。
どこでもやっていける人に自分を近づける方法
どこでもやっていける人の特徴や秘訣をつかんだところで、次は実践です。知った特徴を実践してアウトプットしていくことは、どこでもやっていける人そのものですね。
私がこれまでめぐりあったどこでもやっていける人の具体的な行動をあげてみました。
とりあえずアウトプットするくせを
本を読んだら読みっぱなしになっていませんか?できる人は本を読んだらその知識を活用します。
逆に言えば、活用できそうな本を読み、仕事の知識を補強するなどします。
話題の本や興味のある本などは世間話のネタとしてしっかり活用していて、インプットしたものは無駄にしません。
先読み力をあげる事前準備
後手に回っていませんか?何か事が起きてから「さてどうしようか」と考えていては時間も体力も消耗してしまいます。
彼らは思いのほか動くことよりも考えることを大切にしています。大事な事に関しては事前に頭の中で情報を整理して準備しています。
自分のハードルを下げる
仕事が目前に迫ってから行動していませんか?これでは常にいっぱいいっぱいの状態が続いて疲れてしまいます。
優先したいものに時間を使うために、優先しなくていいものや自分がやらなくてもいいものには手を出しません。何事もこだわればこだわるほど自分の時間がけずられるだけです。
完璧主義は失敗のもとです。一点に集中して他を切り捨てて、自分のハードルをさげるいさぎよさも時には大切です。
質問や相談を待っている人がいる
わからないことがあった時1人で悩んでいませんか?悩んで時間を無駄にしては自分でも後悔してしまいます。
はじめは勇気がいるかもしれませんが、一歩踏み出しましょう。教えるのが好きな人って結構います。
普段の会話から「この人は○○に詳しい」とかつかんでいるといいですよね。ただ、うんちくの長話に巻き込まれないように注意してください。
惰性って結構こわい
惰性で無意識のように行動していませんか?日ごろから考えなしに行動しているとそれが染みついてしまい、いざという時に動けません。
惰性をルーチンなどとかっこいい言葉に言い換えて正当化するのは危険です。
毎日のことでも「本日のテーマ」のようなものを設定して「今日は1時間でしあげる」とか、自分の能力のちょっと上の目標を立ててみてください。
あいさつで「好印象の人」
1人で頑張りすぎていませんか?多くの仕事は共同作業です。
面倒なこともあるかもしれませんが、話し合いや交渉によって周囲と協力すればするほど、連携も取れて楽になります。
あまりに基本的ですが、あいさつは大事です。あいさつが好印象な人って意外と少ないです。だから、あいさつがいいだけでとても感じがいい人になれます。
声というより目ですね。ちゃんとアイコンタクトできるとなおよいです。ただ凝視ではないので、ご注意ください。
「自分は悪くない」で思考をとめない
困ったことが起きたら、人任せにして「自分には関係ない」とか「自分は悪くない」とか無責任になっていませんか?
自分のせいではないと思うことはラクかもしれませんが、それでは仕事はすすみません。
ピンチになったら誰かのせいにしたくなるのは誰でも同じです。そして責められたくないから、自分のせいじゃない、と言い張ります。
ピンチになったのが自分のせいではないとしても、問題解決のために行動しましょう。
とりあえず外見も大事
笑顔を忘れていませんか?人は無表情の人には近寄りがたいもの。怒っている?と勘違いされたり、話しかけにくいと思われたり、笑顔がないと損してしまいます。
無表情の時も顔を上げてほんの少し口角を上げて表情をやわらげ、姿勢を整えるようにするだけで、周囲の人は話しかけやすくなります。
そして、身だしなみも忘れずに整えましょう。
謙虚も大事
自分の立場や能力におごっていませんか?得意な事や優れていることがあるのは素晴らしいことですが、だからといって天狗になっていると、引かれる可能性大です。
人は上から目線にとても敏感です。そのサインを感知したら身の危険を感じ距離をとるのが人間です。
褒められたときにだけ謙虚を発動しても、とってつけたようなうわべだけのエセ謙虚になりかねませんから、くれぐれも注意してください。
三日坊主を続ける自己管理
今日だけ明日からと先延ばしにしていませんか?ついつい自分を甘やかしたくなる気持ちはだれにでもあるものです。
だからたとえ三日坊主になっても、ダラダラと過ごしてもいいんです。思い立った時にまた気を取り直して実行すれば、それは継続していることになります。
ストイックにならなくても、自分に合ったスタイルで休みながら続けていくのが長期的なセルフマネジメントです。
どこでもやっていける人の特徴10選!活躍できる秘訣を解説!まとめ
どこでもやっていける人の特徴10選
どこでもやっていける人に自分を近づける方法
いかかでしたか。どこでもやっていける人はどんな場所でも必要とされる要素を持った人だと言えます。
仕事でもプライベートでも満足度の高い時間を過ごせる人生は魅力的ですね。
この記事があなたの役に立つことができたらとてもうれしいです。