ドライヤーを使っていて焦げ臭いと感じたことはありませんか?
実はそれ危険を知らせる「サイン」なんです!!少し怖いですよね。
今回の記事では、ドライヤーが焦げ臭くなる原因や危険性・対策を紹介します。
日常的によく使う物ですので是非とも覚えてほしい内容です。
ドライヤーが焦げ臭い原因は?ゴミと経年劣化?
焦げ臭い匂いは、ドライヤーの噴出し口から突然と出始めます。
臭いを発する大きな原因を今回は2つご紹介します。
ドライヤーの噴出し口についたゴミ
焦げ臭い1番の原因は、ドライヤーの噴出し口についた「ゴミ」です。
特に溜まりやすいのは「ホコリ」です。他にも髪の毛や糸くずにも注意が必要です。
なぜ匂いを発するの?
ドライヤーはの吹き出し口からは、平均温度は100〜120℃の熱風が出てきます。
吹き出し口にホコリが付着していると熱風を受けて、燃えてしまいます。
燃えたホコリなどが焦げ臭い匂いを発しているという訳なのです。
「ホコリ」が原因でドライヤーが焦げ臭くなる前に危険性を知り・身につけ
しっかり対策を行えるようにしましょう。
ドライヤー本体の経年劣化
実はドライヤーの寿命は、3年~4年とされています。短いですね・・・
そのためドライヤーの経年劣化により焦げ臭い匂いがすることがあります。
ドライヤーに以下の現象が置き来たら特に注意が必要です。
- ドライヤー本体が熱くなる
- 風が上手く出ないor弱くなる
- ドライヤーから異音がする
- ドライヤーのコードが熱くなる。
- 電源が入りにくいor途中で止まる。
5年以上使っていると、本体内部の部品劣化してが熱を持ちやすくなります。
部品が熱を持つことで部材の破損や発火の原因につながります。
ドライヤーから焦げ臭い匂いがしてきたときには、ドライヤーに寿命が来たのかもしれません。
ドライヤーが焦げ臭いがすると危険?最悪の場合火災原因に!
危険性として1番に心配されるのは、ドライヤーの熱影響による「火災」です。
「火災」に繋がりかねる危険性を原因ごとに知っておきましょう。
ドライヤーの噴出し口についたゴミによる危険性
ドライヤーの吹き出し口にゴミが溜まった状態のまま使用を続けていると、
焦げ臭いにおいや最悪の場合、火花が発生することがあります。
火花が発生する理由
付着したゴミはドライヤーが内部のヒーターで熱されて焦げ臭いにおいを発生させます。
そのままゴミがファンやモーター部分に付着したままにしておくと絡まってしまい
負荷がかかって火花が発生してしまうこともあります。
そも火花にゴミが引火して火災につながる危険性があります。
またドライヤーの後部の吸い込み口にゴミを放置したまま使用を続けていると、
ドライヤーの性能低下につながり故障の原因になってしまいます。
吸い込む空気の量が減って風量も弱くなってしまい空気を温める力も弱くなります。
ドライヤーの噴出し口についたゴミには以下の危険性があります。
- 本体内に熱がこもる
- ゴミが邪魔をして風量を減少させる又は出なくなる。
- ゴミが本体内に絡まり異音を起こす。
- 溜まったゴミが熱されて「火災」につながる。
ドライヤー経年劣化による危険性
定期的なメンテナンスを実施していてもドライヤーは日常的に使用する物なので
経年劣化により火災の危険性があります。
以下の現象が確認されたらドライヤーの経年劣化が考えられます。
- ドライヤー本体やコードが暑くなる。
- 送風時にドライヤーから異音がする。
- 温度が上昇しない(風がぬるい)
- ゴミが無いのに焦げ臭い
以上の現象が確認されたらドライヤーの寿命を疑うようにしましょう。
またそもまま放置しておくと以下の原因につながります。
- 熱影響による本体が変形し、やけどの危険性がある。
- イオン発生装置の故障(ゴミが原因となることもある)
- コード部の経年劣化による断線から発火
ドライヤーから焦げ臭い匂いを出さない対策方法!!
ドライヤーから焦げ臭い匂いを出さないために
少しでも長く使えるよう対策を行うようにしましょう。
吹き出し口から距離をとる
吹き出し口に「ゴミ」を付着させないために吹き出し口から距離をとって
ドライヤーを使うようにしましょう。
目安としては、吹き出し口から5㎝以上離すことが望ましいです。
距離を取ることで髪の毛を痛めるリスクも減るため一石二鳥です、
是非とも意識して使ってみてください。
合せて「電源を切るときは冷風にして切る」ように心がけましょう。
髪を乾かすときに温風を使うことが多いですが、温風にした状態で電源を切ってしまうと、ドライヤーの内部の
モーターが高温を保ったままになってしまい負担が大きくなり、故障へとつながりやすくなる。
温風を使用したあとには冷風に切り換えて、モーターを冷やしてやることでドライヤーの劣化を遅らせることができます。
ドライヤーを髪の乾燥以外に使用しない
ドライヤーは髪の毛を乾燥させる専門の製品です。
衣類などの乾燥に使用するとどうしても糸くず等が付着してしまいます。
「ゴミ」の付着を少しでもさせないためにも髪の毛以外への使用はやめましょう。
事例として、ドライヤーをペットの犬に使用してドライヤーの破損につながったケースもあります。
便利なドライヤーだからこそ使用用途をしっかり区別するようにしましょう。
定期的な掃除をする
使い方を工夫してもゴミは溜まってしまうので定期的に掃除をするようにしましょう。
1ヶ月に1度を目安にドライヤーの「吹き出し口」と「吹き込み口」の両方を行いましょう。
掃除方法・注意事項
- プラスチックカバーを外して、ホコリなどを取り除く。
- 歯ブラシや綿棒などを使うと効率よく作業ができます。
- ただし綿棒はこすり過ぎないように注意が必要です。
- カバーが取り外せる場合は、水洗いもおススメです。
- 取り外せない部品は乾いた布で拭くだけでもOK。
ドライヤー本体を清潔に保ち、ドライヤーから焦げ臭い匂いを出さないようにしましょう。
適した場所に保管する
ドライヤーは湿度が多い所に保管すると部材の劣化につながります。
一般的に使用する洗面台近くなどでは、湿気が多く保管場所としては適切ではありません。
そのため湿度が低く、適度に換気が可能な部屋に保管することがベストといえます。
保管する際の注意点
- ホコリが溜まりにくい場所を選ぶ
- 一度冷風で内部を冷ましてから保管する
- コードはグルグル巻きで保管しない(断線に繋がります)
- コードは付け根からまっすぐして束ねて保管する。
特にコードはみなさんグルグルにやりがちですので注意が必要です。
【まとめ】ドライヤーが焦げ臭い原因は!?危険性・対策方法をご紹介。
ドライヤーが焦げ臭い原因は?
- ドライヤーの噴出し口についたゴミ ⇒ 付着したゴミが燃えて匂いを出す。
- ドライヤー本体の経年劣化 ⇒ 部品が劣化して熱もを持ち匂いを出す。
ドライヤーが焦げ臭いがすると危険?
- ドライヤーの噴出し口についたゴミによる危険性 ⇒ ゴミが燃え上がり「火災」につながる
- ドライヤー経年劣化による危険性 ⇒ 部材から出火して「火災」につながる
ドライヤーから焦げ臭い匂いを出さない対策方法!!
- 吹き出し口から距離をとる
- ドライヤーを髪の乾燥以外に使用しない
- 定期的な掃除をする
- 適した場所に保管する
今回の記事では、ドライヤーの焦げ臭い匂いについての原因・危険性・対策をご紹介しました。
日常的に使う家電製品ですので特に対策については、皆さんに是非とも実践してほしい内容です。
危険リスクを少しでも減らして、快適なライフスタイルを築いていければ幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。