ドライブレコーダーの360度にはデメリットがあるってほんと？

あおり運転が話題になると同時に、ドライブレコーダーを付ける人が多くなりました。

一体型や分離型、360度型などがあるため、どれが良いのかわからないですよね。

今回は360度型のデメリットとメリットをまとめたので、購入時の参考にしてみてください。

ドライブレコーダーの360度のデメリットってなにがあるの？

周囲を360度見渡せるのであれば、どんな状況も録画して残すことができると思ってる人も多いのではないでしょうか。

360度にすることによって発生してしまうデメリットが何点かあります。

1つ目：カメラの上の方が録画が難しい

360度のドライブレコーダーのカメラは少し下向きになっていて録画しているタイプのドライブレコーダーが多く、上の方が映りにくくなってしまうというデメリットがあります。
車の事故は信号機や標識が絡む事故が多いので、そこが映りにくくなってしまうのは残念です。

2つ目：画質が悪くなる

360度に特化しているのでカメラの画質が落ちてしまいます。
当て逃げなどの事故だと、少し先の車のナンバーなどが映りにくくなってしまうのは残念です。

3つ目：後方の録画が難しい

360度のドライブレコーダーは車内の様子を通しての後方撮影で録画していくので、自分の車の後ろを走っている車がかなり見えづらくなってしまいます。
後ろからの追突や当て逃げ、あおり運転だった場合に映りにくくなってしまうのは残念です。

つまり、360度写せるがゆえのデメリットもあるのですね。

ドライブレコーダーの360度にもメリットはある

360度のドライブレコーダーはデメリットだけではなくメリットも何点かあります。

1つ目：車内の様子を録画することができる

車内を様子を通しての360度の録画になるので、しっかりと録画ができます。
車の事故では、事故当時の車内の様子もすごく大事になるのでこれは嬉しいメリットです。

2つ目：車内の側面から外の様子を録画することができる

これは車内を通しての録画だからこそできることです。前と後ろ2つにカメラを取り付けるタイプのドライブレコーダーだとこの側面の様子は録画できないので、360度のドライブレコーダーだからこその録画機能ですね。
バイクや原付きのすり抜け事故や、車の追い越しの事故などのときに車内の側面から外の様子を確認することができれば役に立ちます。

3つ目：ドライブレコーダーの取り付けの価格が安い場合が多い

ドライブレコーダーは本体価格にプラスで取り付け作業にお金が発生します。
前と後ろの2つカメラを取り付ける場合と、車内に1つだけ取り付ける360度のドライブレコーダーとではカメラの台数が違う分、取り付ける作業の金額が安くなります。

車にはなぜドライブレコーダーを取り付けるの？

取り付けることでメリットがでてくることもあればデメリットもあります。しかし、デメリットがあるならドライブレコーダーをつけなければいいんじゃないかと思う人も多いですよね。

私も最初は車にドライブレコーダーを取り付けていませんでした。

理由としては、本体価格と取り付ける作業の金額の高さもありますが、車を乗る機会が少なかったという理由が大きかったです。

電車通勤で家から最寄り駅までしか乗らない車だったため、つけなくていいとずっと思っていました。

しかし電車通勤から長距離の車通勤になったときに、時々遭遇する車の事故現場だったり、あおり運転のニュースが話題になってから、心配だなと思うことが増えて取り付けることを決めました。

私と同じようにドライブレコーダーを取り付けられた人もいるのではないでしょうか。

長距離運転になればなるほど事故のリスクは少なくとも高くなると思いますし、あおり運転が話題として取り上げられてからというものの、自分を守るためにも取り付けることをニュースでもオススメしていたりしているのを見たことがあります。

取り付けることで衝突事故やあおり運転など、自分からは見えないところをカメラで録画してくれることで、いざというときに重要になってくるからということですね。

ドライブレコーダーの種類

ドライブレコーダーには何種類かあります。

それぞれどういった場面で活躍するのかなども合わせてご紹介します!

360度カメラ

360度のドライブレコーダーは、名前の通り360度録画ができるタイプです。

通常のドライブレコーダーだと録画することができない側面の録画ができます。
バイクのすり抜けや車の追い越し、駐車時の横からの衝突などの対策にオススメです。

前後2カメラ

前後2カメラのドライブレコーダーは、前のフロントガラスのミラー付近に1つと、後ろのガラスの上部に1つカメラを取り付けるタイプになります。

前と後ろにそれぞれカメラを設置しているので、信号が絡む交差点の事故やあおり運転などしっかりと録画しておきたい人にはオススメです。

前方に1カメラ

前方1カメラのドライブレコーダーは、フロントガラスのミラー部分にカメラを1つとりつけるタイプになります。

1方向からしか録画ができないですが、本体価格や取り付け作業の価格が比較的安い場合が多いので、初めてドライブレコーダーを取り付ける人にオススメです。

後方に1カメラ

後方に1カメラのドライブレコーダーは、後ろのガラスの上部にカメラを取り付けるタイプになります。

後方の録画だけになるので、あおり運転に特化しているドライブレコーダーが欲しいという人にオススメです。

ミラー型カメラ

ミラー型カメラのドライブレコーダーは少し特殊で、車内のバックミラーにカメラが取り付けられているタイプになります。

ミラーが録画映像に切り替わったりするので、カメラの設置がなくなるのでフロントガラスで場所をあまり取りたくない人のオススメです。

全方位複数カメラ

全方位複数カメラのドライブレコーダーは、360度のカメラを複数個取り付けるタイプになります。

こちらは360度のカメラを複数個つけているので、360度の1つのカメラを取り付けるより鮮明に録画ができます。

長距離運転をする人だったり、車の事故に対して万全な対策を取っておきたい人にはオススメです。

オススメのドライブレコーダー3選

ドライブレコーダーの中でも評価の高い、おすすめのものを3つご紹介します。購入時の参考になさってくださいね。

KENWOOD　DRV-MR450　前後2カメラタイプドライブレコーダー

引用：オートバックス　公式

【販売価格】
ネット本体価格：18,800円（税込）
国産車限定・工賃コミコミセット：34,800円（税込）
国産車限定・駐車監視付工賃コミコミセット：39,800円（税込）

定番の前と後ろに1つずつカメラを取り付けるタイプのドライブレコーダーになります。

店頭受け取りと宅配受け取りと選択することができるので、取り付けもそのまましてもらう場合は店頭受け取りを選択したほうが作業がスムーズにいきそうです。

口コミの評価もとても高いので、口コミの評価を大事にする人はオススメです。

marumie　Y–3000　カー用品量販店モデル

引用：ユピテル　公式直販

【販売価格】
本体価格：43,450円（税込）

こちらは全方位複数カメラのドライブレコーダーですが、全方位複数カメラの中でもダントツでオススメしたいドライブレコーダーになります。

前方に1つと後方に1つ、そして車内に1つの合計3つものカメラがつけることができるんです!

前も後ろ左右もどの方向も録画ができるので万全な対策ができます。この車内につけるリアデュアルカメラは業界初だそうです!

車両のタイプごとにわかれた記録イメージも掲載されているので、購入する前に取り付けるとどういった見え方になるのかが気になる人にオススメです。

全天球ドライブレコーダー　marumie　Q–21ｃ

引用：ユピテル　公式直販

【販売価格】
本体価格：24,500円（税込）

360度のカメラを前方に1つ取り付けるだけのドライブレコーダーになります。

こちらのオススメポイントは、シガープラグコートタイプのドライブレコーダーなのですぐに取り付けが可能なところです。

あまり時間が取れなくてすぐに取り付けたいと思っている人にオススメです。

ドライブレコーダー販売価格比較

ドライブレコーダーはいろいろなところで販売されていますよね。

今回はネット通販に絞って3社で本体価格の比較をしてみましたので、参考にしてみてください。

イエローハット

☆メーカーと車種を選択しないといけないので、今回はDAIHATSUのキャストで選択しています。

前方1カメラ：7,980円（税込）～22,800円（税込）
前後2カメラ：19,800円（税込）～43,800円（税込）
360度カメラ（全方位複数カメラ含む）：62,800円（税込）

ユピテル

前方1カメラ：9,350円（税込）～15,730円（税込）
前後2カメラ：13,750円（税込）～37,180円（税込）
360度カメラ（全方位複数カメラ含む）：24,500円（税込）～43,450円（税込）

オートバックス

前方1カメラ：11,800円（税込）～13,800円（税込）
前後2カメラ：17,800円（税込）～29,800円（税込）
360度カメラ（全方位複数カメラ含む）：29,800円（税込）～53,700円（税込）

本体価格ですが、前方1カメラだとイエローハット•前後2カメラだとユピテル•360度カメラ（全方位複数カメラ含む）だとユピテルが一番安いものがありました。