学級目標とは、1年間クラス皆で目指すゴールの事です。
そんな大事なものをいきなり「考えてこい!!」なんて言われた日には、困ってしまいますよね。
そこで本記事では「笑顔」に関する四字熟語を10個厳選してみました!!
四字熟語はたった四文字の中に意味がぎゅっと詰まっていて、学級目標で使用するのに最適です。
数ある四字熟語の中から学級目標に最適な「笑顔」に関するものを、
意味と見た目
で選んでみました。
4月の初めに作る学級目標、一発目の自分の発言が、この後1年間のクラスでの立ち位置を決めることになるのです…
というのは大袈裟ですが!!
どうせならかっこいい四字熟語をバーンと出して、クラスのみんなをアッと言わせませんか!?
ぜひ最後まで読んで、笑顔あふれる学級を作っていきましょう!!
【学級目標におすすめ四字熟語】笑顔で協力するクラス
せっかく同じクラスになった仲間なのにまとまりがなく、ギスギスした雰囲気の教室って居心地が悪いですよね。
学校行事やイベントがある時に「私には関係ないし。」みたいな顔して知らんぷりされるとクラスの雰囲気も悪くなるものです。
かくいう私も決して団体行動が得意なタイプではなく、体育会系なノリは苦手です…。まずはそんな人におすすめの四字熟語を集めてみました。
誰もが理想とするクラスと言うのは「笑顔で協力し合えるクラス」ではないでしょうか?
いつでも仲良し!みんな仲良し!というのは難しいとしても、協調性のあるクラスを目指すことはできるはずです。
そんなクラスを目指すときに、学級目標としてピッタリな四字熟語を今回は4つ集めてみました。
ひとつずつ見ていきましょう。
笑門来福(しょうもんらいふく)
「いつでも笑顔の絶えない場所には、自然に幸福が訪れます」という意味の四字熟語です。
「笑う門には福来る」ということわざを聞いたことがありますか?それを四字熟語にしたものです。笑顔でいることを心がけましょう、という学級目標になります。
確かに皆がいつでも笑顔でいれば、自然と仲良しのクラスになりそうですよね!!
和衷協同(わちゅうきょうどう)
「和み打ち解けて、ともに力を合わせて仕事・作業をする」という意味の四字熟語です。まさに学級目標という感じの四字熟語です。
笑顔には言及されていませんが、「和む」時には自然と笑顔になっているものです。
似たような言葉に「一致団結」という学級目標によく使われる四字熟語がありますが、「和衷協同」の方が熱血な感じが少なく、笑顔なイメージがわいてきます。
怡然自楽(いぜんじらく)
「どんな時も和やかに笑みを浮かべ、喜び楽しむ」という意味の四字熟語です。
自然に笑顔を浮かべているクラスなんて素敵です。無理をせずマイペースに過ごし、「自然と仲の良いクラス」という感じがしますね。
強制的に「仲良くしろ!」という意味合いが全く感じられず、私一押しの四字熟語です!
和気藹藹(わきあいあい)
「みんな心が通じ合っていて、和やかな雰囲気になっている様子」を表す四字熟語です。学級目標としてよく聞く言葉ですが、漢字はあまり見かけたことがありませんでした。
少し難しい字ですが、漢字だとかっこいいですね!!なんとなく「藹藹」の間にハートを入れたくなるのは私だけでしょうか?笑
以上が「笑顔で協力しあえるクラス」にしたい時におすすめの四字熟語でした。
笑顔でいるということは、心に余裕があるということ。余裕があるから人に優しくしてあげられるんだと私は思います。
そして人に優しくされればその人も笑顔になる。他の人に優しくしてあげられる…まさに好循環ですね!!
【学級目標におすすめ四字熟語】明るい元気なクラス
運動会や学校行事でいちだんと盛り上がる明るいクラス、「とりあえず声出そう!!」という雰囲気のクラスありますよね。
前述した通り、私は学生時代、体育会系のノリは苦手でした。しかし「うるさいなぁ。」と思いつつもなんだかうらやましい…と感じたことが何度もあります!
うらやましくも私には出来なかった青春、とても元気で明るいクラスを目指す時に学級目標としてピッタリな四字熟語を3つ集めてみました。見ていきましょう!!
呵々大笑(かかたいしょう)
思いっきり笑うことを表す四字熟語です。字面も読み方も豪快な感じで、いかにも笑顔が素敵で元気なクラスという学級目標です。
つまらない授業中もとりあえず笑っておけば、楽しくなりそうですね!!
こんな学級目標を掲げてしまったら、学校生活を楽しむしかないですよね!!「またあのクラスかよー!!」と校内でも有名な明るいクラスになってください!!
喜⾊満⾯(きしょくまんめん)
喜びが抑えきれずに顔中に出てしまう様子を表します。文字からして楽しそうな笑顔が想像できますね!!
感情が表情に出る人って素敵だと思います。特に「嬉しい・楽しい」などが表情に出ていると、見ているこちらも楽しくなりますよね。
ぜひ学級目標にして毎日笑顔で過ごし、「どれだけ学校楽しいの!?」とお母さんにツッコまれてください!!
破顔⼀笑(はがんいっしょう)
顔をほころばせて、にっこり笑うことを表す四字熟語です。
前述した二つの四字熟語に比べると「にっこり」した笑顔といった意味合いが強いですが、字面がスローガンにした時かっこいい、学級目標にピッタリな四字熟語です!!
以上が「いつも笑顔で元気なクラス」にしたい時におすすめの四字熟語でした。
笑顔でいることでストレスは軽減されるみたいですよ!!毎日学校で友達と笑いあえたら、嫌なことも忘れられて幸せな生活を送れそうですね。
【学級目標におすすめ四字熟語】思いやりあるクラス
楽しい時だけではなく、辛い時や頑張りたい時に自分の居場所がある、そんな落ち着けるクラスも素敵ですよね。
落ち込んでいる自分を静かに見守ってくれるような、思いやりあふれるクラスを目指すときに、学級目標としてピッタリな四字熟語を3つ集めました。
それではさっそく見ていきましょう!
和顔愛語(わがんあいご)
「穏やかで親しみやすいふるまい」を表す四字熟語です。
「和顔」は温和な笑顔のことで、「愛語」は親愛の気持ちがこもった言葉といった意味があります。
字からも思いやりあふれる、優しい雰囲気が出ている四字熟語ですね。勉強に集中できそうな落ち着いた雰囲気があるクラスになりそうですね。
慈眼温容(じげんおんよう)
「思いやりに満ちた目と、穏やかで優しい笑顔」といった意味の四字熟語です。仏様の顔を思い浮かべるとイメージが付きやすいかもしれません。
全てを許してくれるような穏やかな表情が目に浮かびませんか?
こんな子がクラスにいたら、授業中に答えを間違えても恥ずかしくないですね笑
報恩謝徳 ( ほうおんしゃとく)
「受けた恩に対して、報いようと感謝の気持を持つこと」という意味の四字熟語です。
自分が優しいことをされたから、感謝して恩返ししようという学級目標、クラス全体が優しさに包まれる感じがしますね。
「笑顔」からは少し離れてしまいましたが、やはりこんな優しい世界にいたら笑顔になっているだろう!!という推測で選ばせてもらいました。
以上が「思いやりあふれる笑顔のクラス」にしたい時に学級目標におすすめの四字熟語でした。
「1人1人がそうなれたら素敵なクラスになれる」という四字熟語が多かったですね。
でも個々が集まっての学級です。「誰かがやってくれるから〜」という、我関せずな態度で学校生活を送るのはもったいないですよね。
大人になった今でも、こんな四字熟語のような思いやりのある人になりたいです!!
番外編!?当て字で個性豊かな学級目標
当て字でオリジナルの四字熟語を作り、学級目標にするというのもあります。例えば「起承転結」を「喜笑添結」に変えて、「結果を出して喜び笑おう!」という意味の学級目標にするのです。
自動で当て字を作ってくれるというサイトもあります。これを使えば簡単に当て字の四字熟語が作れます
ただ、とても面白いのですが漢字の意味と熟語全体の意味を一致させなければいけないのでなかなか難しいですよね。
そこでこんなものはいかがでしょうか!?
四字の中から1つだけを「笑」と言う字に変えて、意味を笑顔に関するものにするというものです!!
「笑」という漢字は「しょう」「え」という読み方があります。これを使って、さっそく個性豊かな学級目標を作ってみました。参考にしていただければ幸いです。
一笑懸命(一生懸命)
元の意味:命をかけるほど真剣に物事に取り組むさま。
→何事も楽しく取り組もう!
一期一笑(一期一会)
元の意味:一生に一度限りの出会い。
→これが最後かもしれないし、どんな時でも笑顔で締めくくろう!!
一蓮托笑(一蓮托生)
元の意味:行動・運命をともにすること。
→ずっと皆で笑っていよう!!
いかがでしたか!?まさに自分たちのクラスだけの学級目標と言う感じがして、個性豊かでおもしろいですね!
当て字の学級目標を作るために「しょう」「え」の付く四字熟語をみんなで探す作業もおもしろいし、漢字の勉強にもなります!
注意としては、誰もが知ってる四字熟語を使うことです。「え、それ漢字間違ってますけど。」なんて冷めたことを言われたら悲しいですからね笑
「わざとですよ!当て字なんですよ!」とアピールするために、手書きで書くときに「笑」と強調すると、もっとかっこいいですよ!!
個性的な学級目標を作って、クラスの仲を深めるのはいかがでしょうか!?
学級目標を四字熟語にする際の注意点【小学生】
小学生では習った漢字や語い力に限りがあります。特に低学年では学級目標と言われても思いつかないので、先生や保護者が提案して、生徒に決めてもらうパターンが多いでしょう。
その際、先生や保護者の方が注意するのは、「あまり難しい漢字を使わない」ということです。
せっかく見た目がかっこいい四字熟語を選んでも相手は小学生。漢字は苦手な子が多いです。
ただ、小学生の琴線に触れるかっこいい、かつ書きやすい四字熟語を考えなくてはいけません。例えば上記であげたものだと「破顔一笑」、上記以外だと「一致団結」「以心伝心」などはどうでしょうか。
小学校では集団生活の大切さを学ぶ場面が多いです。「みんなで仲良くする」「力を合わせる」といった意味合いの学級目標にするといいでしょう。
学級目標を四字熟語にする際の注意点【中学生】
中学生になると小学校の時よりも使える漢字も増えているので、たくさんの四字熟語が選択できます。
しかし中学生は何と言っても思春期真っただ中ですね。そんな生徒に小学校の時と同じように「みんな仲良く」という学級目標を掲げても素直には受け入れがたいです。
自分を見直す機会の多い中学生は「自分を磨く」という意味合いの四字熟語にすると受けがいいそうです。
例えば上記に挙げたものだと「怡然自楽」、上記以外だと「獅子奮迅」「一念発起」などがあげられます。
「みんなで仲良く」は受け入れがたいですが、みんなと高めあう「切磋琢磨」や、みんな違って良いという意味の「十人十色」などの四字熟語を選ぶのもよさそうです。
学級目標を四字熟語にする際の注意点【高校生】
高校生になると四字熟語は選びたい放題です。
もちろん中学校の時に引き続き思春期には注意しなくてはいけませんが、中学校の時よりも仲間の存在や自分を磨くことなどの大切さを知り、恥ずかしさは消えている年頃です。
あとはクラスの雰囲気に合うものを選びましょう。例えば受験や部活を頑張っているクラスでは「猪突猛進」「日進月歩」など、目標に向かって頑張る学級目標などがいいでしょう。
また前述したような「当て字」を使用した学級目標もおもしろくて受けがいいと思いますよ!
高校生は最後の学生時代です。それまでの学生生活で多くのことを学び、地に足の着いた言葉が好まれることも多いです。
面接などで使うような四字熟語を高校生のうちに覚えておくのもいいかもしれませんね。
【学級目標におススメ四字熟語】まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は学級目標に使える!「笑顔」に関する四字熟語を集めてみました。大きく分けて
- 笑顔で協力するクラス
- 明るい元気なクラス
- 思いやりあるクラス
- 番外編!当て字で個性豊かな学級目標
- 学年別・学級目標を四字熟語にする際に注意すること
でまとめてみました。
意味もそうですが、旗やTシャツにスローガンとして書いた時に「かっこいいなぁ!」と思える字面も、私の独断と偏見で採用されています。意味・字面全てに目を通していただけると幸いです。
「笑顔」に関する言葉は見ているだけで幸せな気持ちになりますね!たかが学級目標と思わず、一年間のクラスの目標として「こうなりたい!!」というものを掲げてください。
以上、【学級目標におススメ四字熟語】笑顔に関するもの!!でした。