ガスコンロがつかない時に何度も点火レバーを押してしまい、ガス臭くて怖くなる時はありませんか?火がつかないからといって、点火レバーを押し続けても直らないかもしれません。
ここでは、ガスコンロの火が付かない時の対応の方法とガス臭い原因をお教えします!!
ガスコンロがつかない時って何度も点火レバー押してしまいがち!!それ、本当にやって大丈夫?!
ガスコンロがつかない!!ガス臭い時の考えられる原因は?
はじめに、ガス臭い時は必ず窓やドアを開けて換気し、元栓を閉めてから行って下さい。ただし、切れている換気扇のスイッチを入れたり消したりしてはいけません!静電気や火花で引火し、最悪爆発することもあります。換気扇のスイッチは触らず、静かに自然に窓やドアから換気されるのを待ちましょう。
ガスコンロの火がつかず、ガス臭い時の原因はどの様なことが考えられるでしょう?
点火レバーの押しすぎこれは私もついついやってしまいますが、火がつかない時何度か点火レバーを押してつけます。直ぐにつく場合はいいですが何度か試してもつかない場合は他に原因があると思われますのでやめましょう。
ガス漏れガス臭くてガス漏れを疑う時は不安になりますよね。ガス漏れの場合はガスコンロかその他ゴム管など部品の故障が原因、どちらかが考えられますので元栓を閉め、換気を行ってからチェックしていきましょう。
ガス漏れの臭い!!危険サインに気付く用法と安全装置の確認
ガス漏れの時にガス漏れに一番早く気付くには【ガスの臭い】です。あのガス臭い臭いは実はガス会社がガス漏れに早く気付くようにつけられた特殊な臭いなのです。ガス本来の臭いは違った臭いになります。
でも、離れた所にいる場合のガス漏れには気付くことが難しいですよね。そこで活躍するのが【ガス警報器】です。ガス警報器は離れていても大音量でガス漏れを知らせてくれます。人の鼻では確認できないガス漏れもガス警報器は検知してくれますので設置することをオススメします。
ガス警報器は部屋の上に付いている場合と下に付いている場合がありますが、これには理由があり、都市ガスは空気より軽いため警報器が上の方に設置されており、プロパンガスは空気より重いため警報器が下の方に設置されています。
もし、ガスの臭いが部屋に充満している時、警報器が上に設置されている場合は大勢を低くし、下に設置されている場合は高くするといいでしょう。
また【ガス会社の定期点検】も必ず実施してくださいね。この点検は法律でも義務となっており、必ず行わなければなりません。
ガス臭い時は絶対換気扇のスイッチは触らないでおこう!!
ガスコンロの点火のトラブル
ガスコンロが点火レバーを押しても一度でつかないことはみなさんよく経験されるのではないでしょうか?火がついても直ぐに消えてしまう時や、点火レバーを押して手を離すと消えてしまうなど、ガスコンロのトラブルか故障なのか、寿命なのか、判断するためのいくつかのチェック方法をお教えします。
ガスコンロがつかない場合のチェック方法
電池が切れていないかまず、ガスコンロに入っている乾電池のチェックをしてみてください。ガスコンロの種類にも異なりますが、ガスコンロの電池の入っている所の隣に電池が切れかかっている時は、点火レバーを押すと赤いランプが点灯することがあります。ランプが点灯しなくても一度電池の交換をしてみてください。
汚れや濡れたりしていないかガスコンロが汚れていたり、濡れていると火がつかないことがあります。汚れがこびりつかないように掃除し、濡れたままのフライパンや鍋をガスコンロに置くのを避けましょう。また、料理中の吹きこぼれも汚れと濡れる原因にもなりますので、吹きこぼれないように注意して料理してください。
チャイルドロックされていないかガスコンロにはチャイルドロック機能が付いているガスコンロが多いです。うちの小さな子供も自分の目線にあるスイッチが気になり、たまにこのチャイルドロックのスイッチを子供が押していて、私が料理をするときに点火レバーが押せなくて焦る時があります。チャイルドロックがかかっていないか確認してみてください。
ガス漏れの可能性のチェックガスの元栓が開いていないか確認してください。次にゴム管に亀裂が入っていたり、劣化がみられる場合はコンロの調子が悪くなるときがあります。ゴム管に破損が確認された場合は、ガス漏れの可能性もあり大変キケンな状態ですので、元栓を必ず閉めて、換気をしてからゴム管の交換をしてください。
ガスコンロが故障かもと思っても先にチェックポイントを見てから判断しよう!!
ガスコンロの火がつかない時の対処法について分かりやすい動画がありましたので紹介します!!
ガスコンロがチチチとなるのは何故?
ガスコンロの点火レバーを押すと【チチチ】と音がしますよね。それは点火プラグに火花(スパーク)が飛んでいる音です。その音が鳴るか鳴らないかでもガスコンロのトラブルの原因が分かります。
チチチと音が鳴る場合
バーナーキャップがずれていないかチェック
バーナーキャップは丸いドーナツ型の金属部品のことです。ガスコンロは点火レバーを押すとバーナーキャップから出るガスと、点火プラグから出る火花で着火するように出来ていますが、バーナーキャップがずれていると、着火できないので火がつきません。
バーナーキャップが汚れたり濡れたりしていないかチェック
バーナーキャップの裏側はくぼんでいますが、このくぼみがガスと空気を調和し、点火させる役割になります。このくぼみに焦げや汚れがついているとガスと空気の調整がうまくいかずに点火しない場合もあります。吹きこぼれに気を付け、掃除や水気の拭き取りをしてください。
点火プラグが汚れたり濡れたりしていないかチェック
点火プラグとは、バーナーキャップの近くにある先がとがった部品のことです。点火プラグからは火花が出る役割をし、その火花を使ってガスコンロに火がつくという仕組みになっています。点火プラグが汚れていると点火しづらい事もありますので、バーナーキャップと同様、汚れていないかチェックし、掃除や水気の拭き取りをしましょう。
チチチと音が鳴らない場合
電気関係の故障が考えられる
点火レバーを押してもチチチと音がしない場合は、始めに電池の確認をしてみてください。電池切れか、正しくセットされていない可能性があります。
電池を新しく交換してもチチチと音が鳴らない場合はガスコンロ自体の電気系統に故障が見られる可能性が高いため、修理会社に依頼した方がいいでしょう。
あのチチチという音でトラブルが分かるのは便利だから覚えていて損は無しだね!!
ガスコンロの寿命を延ばす為の方法
ガスコンロの一般的な寿命は10年とされています。10年を過ぎると部品の交換なども出来なくなる部品がでてくるそうです。
でも出来るだけ長く高価なガスコンロは維持したいですよね。
我が家のガスコンロも20年以上経っていますがまだ元気に活躍しています!!長持ちさせるにはやはり、日々の手入れが大事です。かと言ってそんな手入れというほどの事でもありません!!私がしているのは、習慣のように少し時間があれば100円ショップで【ガスコンロ周りの拭き取りシート】というのが売られていますので、それを常に手の届くところに出しておき、汚れたらササっと拭いて掃除します。我が家の手入れはこれだけです。半年と言いたいですが、年に1度くらいだけ、バーナーキャップや排気口などの徹底したガスコンロの掃除をしています。でも、調べると数カ月に一度は行うべきなんだそうです。
掃除をすることで寿命を延ばすことが出来ますので、みなさんもガスコンロの掃除は簡単に出来る範囲だけでも習慣にしてみてはいかがでしょうか?
やっぱり何でもモノを大切にという事は日頃からお手入れをしているかで変わるんだね!!
ガスコンロがつかない‼︎ガス臭い‼︎トラブル対処法を徹底解説‼︎~まとめ~
- ガス臭い時は必ず窓やドアを開けて換気し、元栓を閉めてから行うこと!!
- ガス漏れかもというガス臭い時は、切れている換気扇のスイッチを入れたり消したりしてはダメ!!爆発するかも!!
- ガス警報器の設置と、ガス会社の定期点検は必ずしましょう
- ガスコンロの火がつかない時は【電池の確認】【汚れていないかの確認】【チャイルドロックがかかっていないかの確認】をしましょう。
- ガスコンロは日頃のお手入れ(掃除)で寿命を延ばすことが出来るので、日頃からキレイにするよう心掛けましょ言う。
最後にもう一度注意事項ですが、ガスコンロはガス漏れが疑われるときは、直ぐに換気扇をつけていまいがちですが、必ず換気扇のスイッチは触らないでくださいね。
ガスコンロの火がつかない時は、ガス漏れ以外の時は意外と電池の交換や掃除で直ります。慌てずチェックしてから故障かどうか判断してくださいね。