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玄関に鉢植えを飾っておしゃれな空間にしよう!初心者だって大丈夫!

季節の植物で彩られた玄関、そんな家の前を通るたびに、この家にはどんな素敵な人が住んでいるんだろう?って想像が膨らみますよね。

ガーデニングに興味はあるけど「うちは狭いし」「管理するのが大変そう」「センスないし」「花壇もないし」そんな風にあきらめていませんか?

実際にガーデニングを始めよう!と思ってもどう始めればいいのか分からない。

自分の好きな植物を手あたり次第飾ってもなんだか無秩序で統一感がない・・・

 

でも大丈夫!玄関が狭くても!マメに管理する人じゃなくても!植物の組み合わせのセンスがなくても!植物を育てたことがない人でも!

ちょっとしたポイントを抑えてから植物やガーデニング用品を購入すれば、簡単に素敵な玄関前の空間を作ることができます。

 

せっかく植物を育てるなら枯らしたくないし、おしゃれに飾りたいですよね。

どんな植物を選んだらいいのか?どう飾ればいいのか?どんなテイストで作っていけばいいのか?紹介していきたいと思います。

 

玄関に鉢植えを飾るのがいい理由とは?忙しい人や初心者でもお手入れしやすい!

 

植物は毎日、見てこまめにお世話をしてあげるのが元気に育てる秘訣です。

ただ、忙しい人や植物をあまり育てたことがない人は、お庭やベランダなど毎日目にしない所に置いているとすっかり忘れて気づいた時には枯れてた、いうことも。

玄関だと毎日通るので、通るついでに枯れた葉や花がらを摘んだり、乾燥していたら水やりをしたりと、よく目にする場所だからこそお手入れが習慣化しやすいです。

きれいな状態を保って、どんどん植物に興味がわいてきますよ。

さらに鉢植えだと管理がし易いのが魅力です。

台風や大雨の時や冬に霜や雪が降る際も家の中に避難させてあげることができます。

 

玄関に置く鉢植えはどうやって決める?ポイントをご紹介

鉢植えに植える植物がどういう環境を好むのか

植物を育てる上で一番重要なのは、その植物がどういう環境を好むのかということです。

環境に合わない植物を選ぶとお手入れに手間がかかりすぎたり、最悪枯れてしまいます。

 

玄関の鉢植えを日陰や室内に置く場合の選び方

日当たりのいい場所を好む植物は多く選びやすいため、ここでは日陰や室内の玄関で育てる植物を選ぶコツを紹介します。

まずはもちろん日陰を好むもの、そして冬が寒くなる北向きの玄関の場合は、寒さに強いものを選びます。

アイビーやツタ類、シルバーリーフや多肉植物も日陰を好むのもが多いです。

観葉植物でよく知られているデコラゴム(ゴムの木)、フィカス・プミラ、モンステラ、シェフレラ、ポトス・ライム、ガジュマルなども日陰で育てやすい品種です。

日陰を好むものはグリーンが多いため、色味がなくて寂しいという場合は、鉢植えや小物で色味を足してみるというのもいいかもしれません。

屋外でも室内でも、風通しをよくすることと、週に数回は日光浴をしてあげてください。

 

私も玄関の中に飾っているものは日陰に強い観葉植物をローテーションで入れ替えて、日光浴もさせています。

 

玄関に置く鉢植えはどうやって飾る?飾れる場所の広さで決めよう

 

どのような植物を飾るか?どういう風に飾るのか?は玄関の広さや場所によっても変わってきます。

玄関は人の出入りの多い場所なので鉢植えを無制限に増やす訳には行きません。

限られたスペースに、花や植物を飾るときは、立体的に飾ると、見栄えを良くするコツの1つです。

床に棚を置いて段差を作るのはもちろん、窓、壁面、扉なども活用していきます。

 

扉や壁に壁掛けタイプやハンギングを飾ると視線の高さになるので、見る人の印象に残りやすく効果的です。

特に垂れ下がるタイプの植物を使えば育ってくるほど素敵な佇まいになっていきます。

 

マンションにお住いの方は、玄関の中にしかスペースがない場合もあります。

それでも鉢植えは傘立てが置けるスペースがあれば飾ることが可能です。

その場合はたくさん飾る必要はありません。

目にとまる場所に選び抜いた1鉢を飾るだけでおしゃれな空間が生まれます。

 

私のお勧めはアイビーの寄せ植えです。

数種類を植えると、色はすべてグリーンですが、葉っぱに斑が入ったものや形の違うものなど種類が多いので組み合わせが楽しいです。

種類は違っても育てる環境はだいたい一緒で、もともと強い品種なのでとても育てやすいですよ。

 

飾り方を決めたら、次は統一感をだしていきましょう。

 

玄関に置く鉢植えのテイストはどうやって決める?

シンボルツリーで決める方法

せっかくいろいろ飾ったのに、統一感のないごちゃごちゃした玄関になってしまった。

そうなってしまうことを防ぐために、まずはシンボルツリーを決めるという手があります。

シンボルツリーとは、「家の象徴」となる樹木のことです。

子供の誕生日や引越しの時に家族が安心して暮らせるようになど、願いを込めて植えられます。

花言葉で選ぶ方法もありますが、どういう雰囲気を作りたいか、育てやすさも考慮して選んだ方がいいでしょう。

玄関まわりに地植えのスペースがなくても、鉢植えでシンボルツリーを飾ることはできます。

ンボルツリーをまず決め、それに合わせて花の鉢植えなども選ぶと統一感を作りやすいです。

人気を集めているのが、常緑樹のシンボルツリーです。

常緑樹とは、「年中緑の葉っぱのままの樹木」のことです。落葉樹のように季節によってはが落ちてしまうこともないので玄関のお掃除も楽です。

 

  • オリーブ(花言葉:平和・平安・知恵・勝利)
  • ユーカリポポラス(花言葉:新生・再生・思い出)

 

などはシンボルツリーに人気です。

 

ツリー(木)と聞くと背丈の大きな物を考えがちですが、玄関の棚に置けるくらいのものや傘立てスペースくらいに納まるサイズのものあります。

もっと言えば大きめの観葉植物でもかまいません。

これを基準にしようと考えられる物があれば、あとはそれに似合う物かどうか、で選ぶことができて楽ですよ。

 

分からないならいっそ風水で決めてしまおう!

 

センスや統一感って分からない、という方は風水を参考に置くものを決めてみてはどうでしょうか?

でもその際に、まず気になるのは「そもそも玄関に植物を飾るのはいいことなのか?」「悪影響を与えることはないのか?」ということです。

 

ずばり!鉢植えを飾るのは風水的にとてもいい!!とされています。

 

 

風水では玄関を「良い気を取り入れて悪い気を締め出す」という大事な場所としています。そこに手入れのされた美しい植物が飾られているのは良い気をぐんぐん取り入れることです。

同じ植物でもドライフラワーは風水では「死んだ花」とみなされるため、良い気を吸ってしまうと考えられています。

同じ理由で手入れをしていない枯れた植木鉢をそのまま放置するのもだめですよ。

 

ではどういう植物がいいのでしょう。

それは「高さがあってとがった葉を持つ植物」尖った葉には悪い気を追い払う力があるそうです。

シンボルツリーで紹介したオリーブの木も葉が尖っていて邪気はらいの効果があります。

 

また、玄関のある方向によってテーマカラーがありますので、こちらを参考に決めてもいいのかもしれません。

  • 東はブルー系(仕事)
  • 西は黄色(金運)ピンク(恋愛)
  • 南はグリーン(魅力)
  • 北はオレンジ(家庭)

テーマカラーのお花の寄せ植えを作ってみたり、小物で差し色にしたりいろいろ使えます。

きれいな鉢植えを飾ってさらに運気も上がるなら一石二鳥ですね!

 

和風な玄関は和モダンで!

 

ガーデニング用品というと洋風なものが多いので、洋風な家には比較的なじみやすいです。

洋風・和風どちらでも相性のいい、シンプルな玄関の場合も問題はありません。

しかし注意したいのは和風の家。

 

家は和風なのに置いてる植物や植木鉢が洋風だと、ちぐはぐになってしまってセンスのあるおしゃれな玄関からほど遠くなってしまう・・・。

それなら和風の家ではガーデニングはあきらめないといけないの?

いいえ!鉢植えで素敵な和モダンな玄関を作ることは可能です!

 

まずはシンボルツリーの鉢植えを用意する場合は、もちろん和風な植物を。

赤いかわいい実をつけるソヨゴ、オタフクナンテン、葉っぱの可愛いシマトネリア

などお勧めです。

植木鉢は陶器素材などの和風の柄が入ったものや茶色や黒などシックな色合いを選ぶようにします。

鉢植えは、色の種類を抑え、グリーンを多めに使い、シックまとめた寄せ植えを作るのがおすすめです。

華やかな色は1・2種類に抑えましょう。赤い花や実は、ワンポイントとして使うととても引き立ちます。

玄関内には、流行りのミニ盆栽やコケ玉などをおいても、しっとりとしたいい雰囲気を作ることができます。

 

玄関に置く鉢植えに華やかなお花を飾りたい!管理するときのコツは?

 

これまで比較的管理しやすいグリーン系の植物を中心に紹介してきましたが、やっぱり華やかなお花を飾りたい。そう思うのは当然です。

寄せ植えにしたお花、主に1年草の管理についてご紹介していきます。

 

寄せ植えという技術を使えば、一つの鉢植えの中に数種類の花や植物を植えて華やかに飾ることができます。

メインの植物を決めてその周りを囲むように寄せ植えしてもよし、茂るタイプの花やグリーンを植えてこんもりとしたかわいい姿を楽しむもよし。

 

しかし1種類を育てる時よりも注意事項が多くなります。

注意点は日光と水。

陽の光を好むものと陽影が好きなものを一緒に植えたり、たっぷりの水やりが必要なものと根腐れがし易いものを一緒に植えてしまうと、環境に適用できないほうが弱ってしまいます。

植物の特性がわからない場合は、花屋の店員さんに相談してみましょう。

すでに寄せ植えになっているものを買ってみるのもいいですね。

 

そして一年草を管理する際に必要なのは「思い切り」です。

一年草の植物は2~3ヵ月で交換するものと思ってください。

茎が長くなりすぎて間延びした印象になった、全体的にぼさぼさになって荒れてきた、そう感じた時がタイミングです。

まだ花が残っていても、かわいそうだと思わずに植替えの時期が来たと思ってください。

花束をもらった時も枯れたり元気の無くなったお花は捨てていきますよね?一年草の寄せ植えもそうです。

切り花よりも数か月楽しめる花束だと思ってください。

次の季節の苗を思い切って植えましょう。そこからまたわくわくが始まります。

 

もちろん植替える前の、まだ残っているお花はカットして家の中で飾って楽しんでくださいね。

 

玄関に鉢植えを飾っておしゃれな空間にしよう!初心者だって大丈夫!まとめ

お花屋さんに走る前に、まずは初めに玄関の状況によって植える植物や飾り方を検討します。

  • 玄関に鉢植え飾るのは忙しい人やガーデニング初心者に特におすすめ
  • 玄関に置く鉢植えは玄関に陽が当たるか?日陰・室内か?を考えて植物を選ぶ
  • 玄関に置く鉢植えを飾る方法は場所や広さで決める。高低差もつけてみる

 

また、統一感のあるおしゃれな玄関にするために3種類の方法があります。

  • 玄関に置く鉢植えのテイストをシンボルツリーで決めてしまう
  • 玄関に置く鉢植えのテイストを風水で決める
  • 玄関に置く鉢植えは和風の玄関なら和風に仕上げる

そして楽しく季節ごとのお花を楽しむための寄せ植えにするコツは

  • 鉢植えを寄せ植えにする場合は、同じ条件で育つものを選ぶこと。そして一年草は時期が来たら思い切って植替えをすること

 

植物を育てるのに失敗してしまうと「自分は植物を育てるのに向いていないのではないか」気分がダウンしてしまいますよね。

でも育つ環境に合わせた植物を選んであげて毎日少しずつ見てあげれば決して難しいものではありません。

季節を感じることのできる植物はかけた手間以上に、私たちに幸せな気分を与えてくれます。

一度作ってしまったら終わりではなく、少しずつ自分好みの玄関を作っていく感覚で続けてみてください。