近年、コロナウイルスが流行したことで屋外アクティビティの需要が高まっています。
そこで、密を避けながら楽しめる!と再注目され始めたのがゴルフです。
年齢層が高いイメージが強いですが、最近は若者の間でもゴルフが楽しまれるようになってきました。
しかしゴルフが上手くなりたいと思っても、なにから頑張ればいいのか、一人前ってどれくらいかわからないという方も多いですよね。
そこで、ゴルフに関する記事や動画を色々と見てみたところ、300ヤード飛ばすことができればすごいといわれているようです。
ゴルフで良いスコアを出すには、距離を飛ばせるようになることが大事なんですね。
それでは、300ヤード飛ばせるのはどれくらいすごいことなのでしょうか?
ゴルフで300ヤード飛ばせるってどれくらいすごい?
300ヤードと聞いても、どのくらいの距離なのかいまいちピンとこないですよね。
1ヤードをメートルで表すと、0.914メートルです。
つまり、300ヤードは約274メートルということになります。
274メートルというと東京都庁の高さよりも大きな距離になります。(都庁は243メートル)
また、一般ゴルファーの平均飛距離は男性で230ヤード前後、女性で175ヤード前後といわれています。
こう見ると、300ヤードはかなりすごい距離ですね。プロのゴルファーでも難しい距離といえそうです。
一般のゴルファーでは、300ヤードは少し高い壁なので、大体平均飛距離くらい飛ばせれば一人前といえそうです。
ただし、ゴルフは飛ばしたい距離や場所によってクラブを使い分けるので、クラブによって基準も変わってきます。
クラブごとの飛距離の目安、平均飛距離もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
ゴルフクラブごとの平均飛距離と使う場面
ゴルフクラブというと、どこでどれを使えばいいのかわからなくなりそうなほど、たくさん種類があります。
ここでは、クラブの種類ごとの平均飛距離と、どんな場面で使うのかを解説していきます!
平均飛距離
クラブの種類/性別 | 男性 | 女性 |
ドライバー | 230ヤード | 175ヤード |
フェアウェイウッド(3W) | 215ヤード | 150ヤード |
フェアウェイウッド(5W) | 195ヤード | 135ヤード |
ユーティリティ(3U) | 200ヤード | 150ヤード |
ユーティリティ(4U) | 180ヤード | 140ヤード |
ユーティリティ(5U) | 170ヤード | 125ヤード |
ユーティリティ(6U) | 160ヤード | 110ヤード |
アイアン(2~9Iの平均) | 155ヤード | 104ヤード |
ウェッジ(PW 、AW、SW、LW) | 89ヤード | 54ヤード |
使う場面
クラブの種類 | 使う場面 |
ドライバー | 1打目。最も飛距離を出したいとき。 |
フェアウェイウッド | フェアウェイ上。ある程度距離を残した時の2打目など。 |
ユーティリティ | 2打目あたりでまだ距離が残ったときなど。 |
アイアン | ラフ、バンカーなどで確実に距離を合わせたい時など。 |
ウェッジ | グリーン周りの短い距離のときなど |
パター | グリーン上。 |
参考:GOLSWI
このように、ゴルフのクラブは種類が多く、飛距離が伸ばせるクラブだと1本で数万円くらいします。
初心者が始める場合は、お求めやすい価格のゴルフクラブのセットを購入しておけば、十分ゴルフを楽しめると思いますよ。
ゴルフで飛距離を出せるようになるには
とにかく飛距離を出したい!でもどうしたらいいのかわからない…というゴルファー、実は結構多いのではないでしょうか。
力いっぱい振ることに集中して練習していまいがちですが、そればっかり頑張っても飛距離は伸びないようです。
ではどうすればいいのでしょうか?なぜ飛ばないのか?その原因と、飛距離を伸ばすコツをご紹介していきたいと思います!
飛ばない原因
1番ありがちなのは、手打ちといわれる手だけで打ってしまっていることが原因という方が多いそうです。
ゴルフは手の力だけではなく、体全体を大きく使って全身の力がボールに伝わるようにしないといけません。
とはいえ、力の入れすぎもミスショットに繋がります。
リラックスした状態で、かつ全身の力をうまく使わないとうまく飛びません。そのバランスをとるのがゴルフの難しい点の1つでもあります。
ですので、まずは正しいスイングを身につけるところから学ぶのが上達する1番の近道になります。
飛距離を伸ばすコツ
飛距離を出すには色々と意識しなければならないポイントがありますが、まず最初にこれをやってほしいというポイントを3つ紹介します。
全身を使うこと
その中でも、まず1番意識すべきポイントは肩と腰です。
肩は90度、腰は45度を意識して回してみましょう。これだけで大分変わってくると思います。
そして、肩と腰をこれだけ回すには人間の体の構造上、下半身も回さなければなりません。
体のねじれというのがとても肝心なのです。そのため、ゴルフは全身を使うスポーツといわれるのです。
ボールより頭が後ろにくること
2つ目のポイントは、横から見たときにボールの位置よりうしろに頭が来るようにすることです。
頭が前にいってしまうと、ボールはあまり高さが出なくなってしまいます。
打つときは、頭を少しうしろにすることを意識して観ましょう!
力まないこと
3つ目のポイントはとにかく力まないことです。
どうしても飛ばそうと思う気持ちが強いと力が入ってしまいがちです。
しかし体を大きく使うには、ある程度力が抜けていることも大切です。
中々力の入れ具合が難しいかもしれませんが、これはとにかく練習して慣れていくしかありません。
飛ばしたいときこそ、リラックスして打つことを心がけてみましょう!
ゴルフは300ヤード飛ばせたらすごい?一人前と認められる基準 まとめ
- ゴルフで300ヤード飛ばせたらかなりすごい!
- 300ヤードはプロでもすごいといわれるレベル
- 飛距離を出すポイントは、全身を使う、頭の位置をうしろにする、リラックスする
- 平均飛距離くらい飛ばせるようになれば一人前
300ヤードとはかなり高い壁であることがわかりました。
300ヤードまではいかなくとも、今回ご紹介した平均飛距離より少し上回っていれば周りから充分すごい!といわれるレベルです。
まずは、基本的なことをしっかり身につけていくことから始めましょう。
まだまだコロナ禍が続きそうですが、ゴルフの需要はどんどん広まっていきそうです。
屋外で安全に楽しめるゴルフ、みなさんもこの際に始めてみませんか?