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グルタミン酸ナトリウムに発がん性はない‼乳児が口にしても大丈夫‼

「味の素に発がん性がある、化学調味料はやばい」みなさん、こんなワード耳にしたことはありませんか?

私も聞いたことがあるのですが、まだ学生だったこともあり気にも留めていませんでした。

その当時は友達の家にお邪魔させてもらったときに、友達のお母さんが味の素を使っていたのを覚えています。

そして大人になった時に実際に私も使ってみたら、いつもの作り方なのにうまさが全然違っていたことに驚きを隠せませんでした。

ですが結婚して家族ができて、子供たちにご飯を作る身としては聞き逃せないワードです。これから先も安全でおいしいごはんを作っていくために…

そんな味の素に含まれるグルタミン酸ナトリウムの発がん性についてお話していこうと思います。

 

 

グルタミン酸ナトリウムには発がん性はありません

グルタミン酸ナトリウムには発がん性があるなんて言う噂を耳にしたことがあると思います。

これは実は昔、味の素は小麦粉から生産していたのですがコストがかかりすぎるためグルタミン酸ナトリウムを「石油」から作っていました。

その時に石油の不純物(発がん性)が取り切れずに味の素に混ざっていたためこのうわさが流れたようです。

現在では味の素に石油は利用されていませんので安心してください。

 

 

味の素に使われているグルタミン酸ナトリウムの原料はサトウキビです‼

グルタミン酸ナトリウムとは私たちが生きている中で毎日食べ物から摂取しているものです。野菜や昆布、母乳などにも含まれており人の体内に存在するもので、アミノ酸由来になります。

味の素のグルタミン酸ナトリウムの原料はサトウキビで発酵法を利用してグルタミン酸を作っています。そこにナトリウムを結合させてグルタミン酸ナトリウムにしています。

なぜグルタミン酸とナトリウムを結合させなければならないかと言いますと、固形化させるためです。

 

 

グルタミン酸ナトリウムは乳児が口にしても安全です

グルタミン酸ナトリウムは決して危険なものではございません。昆布やでんぷん、小麦、さまざまなものからとれるうまみ成分でアミノ酸の一種なのです。

上記でも紹介した通り、母乳にも大量に(10倍)含まれており赤ちゃんが口にしても消化できるほど体への害は少ないと考えていいでしょう。

ちなみにグルタミン酸ナトリウムが、口から体に入るとグルタミン酸になります。

しかしなぜ味の素はこれほどにまでマイナスなうわさが広まったのでしょうか、下記でその説明をさせていただきたいと思います。

 

グルタミン酸ナトリウムの悪い噂の根源は「中華料理店症候群」

1960年、アメリカの中華料理店においてワンタンスープを大量に摂取したお客が頭痛、疲労、顔面紅潮、発汗、身体のしびれ、軽度の背中の無感覚などの症状を訴えました。

この症状は一過性で、特に悪化することなく消えていきました。

この症状の原因が中華料理店でよく使われているうまみ成分の入った調味料(グルタミン酸ナトリウム)が原因であると考えられました。

これにより日本で一番初めにうまみ成分を発見し開発した、味の素が標的になったのです。

 

マウスによるグルタミン酸ナトリウムの実験

この中華料理店症候群の発生によって、安全が確保されていない以上は危険なためマウスでの実験が行われました。

実験内容はマウスへの週齢別皮下注射とマウスのえさに大量のグルタミン酸ナトリウムを混ぜて与える実験で、結論として脳の一部に損傷がおきると発表しました。

しかし霊長類への実験では何の影響もみられませんでした。このことからマウスと人によって反応は違うので、参考にはなりませんでした。

1992年、アメリカ食品医薬品局は応用生物アメリカ協会に研究の依頼をし、二重盲検法で研究をした結果、通常料の使用では何の異常も示さないことがわかりました。

その後も何回も何回も実験は行われていますがグルタミン酸ナトリウムを悪だとする結果は出ていません

これは味の素の公式サイトによる、国際的な安全評価です。

グルタミン酸ナトリウムの国際的な安全性評価

1958年 アメリカ合衆国食品医薬品局(FDA)がGRAS物質*に認定。
1960年 日本で厚生労働省(当時の厚生省)の食品衛生法に基づき安全と認められる。第1版食品添加物公定書に規格が収載される。
1980年 FDAがGRAS物質として再評価。
1987年 JECFA**で「グルタミン酸ナトリウムが人の健康を害することはないので、一日の許容摂取量を特定しない」と評価。
1991年 欧州連合(EU)で安全性評価が実施され、JECFA同様、「一日の許容摂取量を特定しない」と結論。
1995年 FDAの委託により米国実験生物学会連合(FASEB)が評価を実施。
FASEBの報告書に基づき、FDAが安全性を再確認。
2003年 オーストラリア・ニュージーランド食品基準庁が安全性評価報告書を公表

引用:味の素株式会社

 

 

グルタミン酸ナトリウムに発がん性はない‼乳児が口にしても大丈夫‼のまとめ

  • グルタミン酸ナトリウムは安全
  • 乳児も口にしても大丈夫
  • 何回も安全の確認がされている
  • グルタミン酸ナトリウムには発がん性はない
  • マイナスなうわさが広まったのは中華料理店症候群が原因

今まで買ったことはありましたが、少し不安要素を残したまま使いきれずにいた味の素。赤ちゃんが口にする母乳にも含まれていたことを初めて知りびっくりしております。

これで眠っていた味の素を毎日気兼ねなく使用して消費もできるし、子供たちや主人にいつも以上においしい‼と言ってもらえるごはんがつくれますね。

グルタミン酸ナトリウムに不安を感じていた方も安心して使用してみてください。あなたの毎日の食事がいつも以上においしく素敵な時間になるかもしれませんよ。