たまには髪色を明るくして気分も変えよっと✨
思い切って髪色を変えたらまさかの逆プリン・・・
こんなヘアカラーの失敗経験はありませんか?
今回はそんな時に役立つ逆プリンの直し方をお教えします🎶
経験のある方もない方も、知っておくと思わぬ失敗をした時の役に立つかも👍
セルフ?美容院⁇逆プリンの直し方はこちら♪
逆プリンとは、ヘアカラーで根元が毛先や中間部分に比べて明るくなりすぎてしまった状態のことを指します。
プッチンプリンのキャラメル部分とプリンの部分が逆になったのを想像するとわかりやすいですね(笑)
逆プリンというと少し面白おかしい表現ですが、実際になってみると笑えない・・・
根元が伸びて地毛の黒髪部分が目立つようになったプリン状態は当たり前のことなのでそれほど違和感はありませんが、逆プリンは根本だけが明るくとても不自然に見えます。
今すぐ逆プリンを直したい!!
そんな時、方法は主に2つ、そして苦し紛れのごまかし方がいくつか(これは私の経験談ですので参考程度に💦)。
順番に見ていきましょう💨
セルフカラーで直す
市販のセルフカラー剤は、コロナによる外出自粛で美容院へ行くのを控える方が増えたことで近年さらに注目され始めました。
カラー剤の質はもちろん、塗る部分の形状(ブラシ型など)や、液だれしにくいテクスチャー(泡状、オイルタイプ)など、特徴的な商品も増えてきました。
これが逆プリンの悩みを抱える方が増えた原因にもつながってくるのですが、そちらはまた後述いたします。
逆プリンを直すのに美容院へ行くのはもったいないと思われる方も多いのではないでしょうか?
ご自宅で市販のヘアカラー剤を使ってセルフで染め直す場合の方法は以下の2つです。
ポイント
- 明るい根元を暗く染め、全体の色味に合わせる
- 明るい根元に合わせて全体を染め直す
どちらの方法も全体に一気にヘアカラー剤を塗るのではなく、時間差をつけて塗り分けるのがポイント。
明るい根元を暗くして他の部分に合わせたいときは、まず、根元部分をブロッキング(染めたい部分をピンなどで他の部分と分けること)し、先にヘアカラー剤を塗布して5~10分ほど置きます。
次に残りの部分にも塗布して全体にムラが出ないようなじませていきます。
時間を置くほどヘアカラー剤は髪に浸透していきますので、時間差を上手く利用して明るい根元を暗くなりやすくしてあげることで、全体の色味をそろえてあげることができます。
根本だけに塗って暗くするのも一つの手ですが、セルフで素人の私たちが根本だけを狙って染めるというのは至難の業💦
しかも他の部分との色味が合わなかったらせっかくの直しが台無しになってしまうのであまりお勧めしません。
明るい根元に合わせて全体を明るく染め直す方法の場合は、明るくなった根元を避け、根本以外にヘアカラー剤を塗布します。
この時、以前染めたものより明るめの色を選ぶのがポイント。
同じ色を入れても明るくなった根元とは揃えにくい為、少し明るめを選ぶことで全体の色味が統一されます。
全体が明るく染まるので印象としてかなり明るさが増すことになります。
色選びには十分ご注意ください‼
どちらの方法を選ぶにしても「まず根元をブリーチしてから行う」ということも考えられますが、自宅でブリーチ剤を狙った根本だけに付けるのはとても難しいです。
それに、ヘアカラー剤でも同じことが言えますが、特にブリーチは地肌に付けないように注意を払って塗布しなければいけないので、セルフでこのテクニックを使うのは難しいかもしれません。
セルフで直す方法はこのようになりますが、ブロッキングして塗り分けることは簡単ではありません。
また、もたもたして時間が長くかかってしまうことでさらなるトラブルを生む可能性もあります😭
セルフで逆プリンを直す場合は、使用方法を事前にしっかり読んで、ブロッキングを丁寧にして、準備万端で塗り始めるようにしてくださいね!
美容院で直す
逆プリンになった時、慌てて自宅で直すより、安全なのはやはり美容院へ行って直してもらう方法。
美容院でのカラーでの失敗で逆プリンになってしまった場合は同じ美容院で無料で直してもらえることがほとんどです。
ただ、1週間以内など期間が定められている場合が多いので、美容院から帰って逆プリンに納得がいかない‼となった場合はすぐに相談のお電話をすることをおすすめします。
セルフカラーで逆プリンになった場合は普通のヘアカラーの料金になりますので、直しにかかる金額はそれなりのものになります。
ですが、自宅でブロッキングして、時間差で、見えない後頭部まで・・・というのが心配な方は、美容院でプロにお任せするのが安心です。
「セルフカラーで逆プリンになってしまって💦」
と相談すればOK!この時、どんな色味で染めたのか、どんな塗り方をしてこうなったのか説明できると美容師さんも対処しやすく、また、セルフカラー時のアドバイスなんかもいただけるかもしれません。
以前、「ヘアカラー代節約のためにセルフで染めてみようかなぁ」と思い、美容師さんにセルフカラーは髪に悪いかどうかをお聞きしたことがあります。
回答は「質はどんどん良くなってるから絶対やめた方がいいとは言わないけれど、ダメージはセルフの方が大きいと思うよ。失敗した時に美容院でも直せるけど、入っている薬剤が違ったり短期間で染め直すダメージも考えられるからよく考えて染めてくださいね~」と言われたことがあります。
ムラや逆プリン部分だけを美容院で染め直すのは、薬剤の違いや色の配合の調整上美容師さんにとっても難しいことのようです。
ですが、セルフで失敗を重ねるよりはるかにダメージは少ないので、思い切って美容院へ行くことも逆プリンの直し方としてぜひ検討してみてください👍
ごまかしてみる
逆プリンになっちゃった、どうしよう???
そう思ってもすぐに染め直せないとき、苦し紛れですがごまかすのも一つの手。
引用 rakuten
私が試したことがあるのは、分け目をジグザグにとり根元をふんわりさせスタイリングする方法と、上の商品のようなマスカラタイプのものを根元に付ける方法です。
根元の明るい色は分け目が直線的でパックリ分かれている方が良く目立ちます。
分け目をジグザグにすることでつむじまわりをふんわりさせることができ、分け目を目立たなくさせることで根元の明るさに目が行きにくくなります。
マスカラタイプのものは白髪の生え際隠しで数種類販売されています。合う色味を見つけるのが難しいかもしれませんが、とにかく応急処置でいいから明るさを抑えたい!という時には時間をかけずに手軽に根元に塗布することができるのでおすすめです。
ただ、どちらも根本的解決になっていないのは明らかで、私もその後もちろん逆プリンを直しに美容院にお世話になりました(笑)
逆プリンの直し方というよりごまかし方だととらえて、どうしてもという時の裏技だと思っておいてください💨
逆プリンはセルフカラーの失敗に多い!!その理由とは⁉
全体をヘアカラー剤で染めたはずなのに、どうして逆プリンになってしまうのでしょうか?
実は、逆プリンになる失敗は美容院よりセルフでの方が圧倒的に多いのです。
そこには、プロだから、素人だからという事の他に、ヘアカラー剤の特徴を理解しているかどうかが大きくかかわってきます。
セルフカラーで逆プリンになりやすい理由はこちらです↓
逆プリンの理由
- 塗り始めの根元に多くヘアカラー剤をつけすぎる
- 根元に塗ってからの放置時間が長すぎる
- 頭皮に近く温度の高い根元から塗ってしまう
それでは解説していきます!
根元にヘアカラー剤をつけすぎる
ヘアカラー剤は染まりにくい場所に多く塗布することで、浸透しやすくなりしっかりと染まる性質があります。
美容院では前のカラーの状態や髪のダメージなどを配慮して、塗る量や時間の置き方を根元、中間部、毛先などの部分ごとに変えて、全体を見た時にムラなくきれいに見えるように染めていきます。
また、部分ごとに配合を変えて全体の色味をそろえるというテクニックを駆使して私たちの髪をきれいに染めてくださっているのです✨
しかしセルフの場合、毛先のダメージは心配して後にしようとするのですが、ではまず根元から!!と塗り始めてしまうことが多いのです。
液だれも心配で、どうしても上から塗っていきたくなってしまうんですよね💦
その結果、丁寧に塗った最初の根元に多くヘアカラー剤をつけすぎてしまい、根元が明るく染まりやすくなります。
根元にたくさん使ってしまった分、中間部などにヘアカラー剤が行き渡らなくなることはムラの原因にもなります。
セルフカラーでの根元に塗る量の調整ができていないことは、逆プリンの原因の一つと言えるでしょう。
根元の放置時間が長すぎる
ヘアカラー剤は時間を長く置くことで薬剤が浸透するので、塗布してからの時間が長くなればなるほどよりしっかり色味を入れやすくなります。
美容師さんがダメージが大きい毛先部分を避けて塗っているのを見たことはありませんか?
あれは、ダメージの大きい毛先の負担を減らすためというのと、ダメージで色が入りやすい毛先の塗布してからの放置時間を減らすためでもあるのです。
根元も同じことが言えます。
次に説明することと関係がありますが、もともと染まりやすい部分である根元に先にヘアカラー剤を塗ることによって、全体に行き渡るころにはかなり時間が経ってしまった・・・ということが起きます。
これが、逆プリンになる原因になってしまうのです。
丁寧に失敗なく染めようとする気持ちが逆に失敗につながってしまうのです😢
温度の高い根元から塗ってしまう
ヘアカラー剤は温度が高いほど染まりやすいってご存じでしたか⁉
これは美容院でもセルフカラーでも同じことが言えるそうです。
頭皮や皮膚に近い根元、顔まわりの生え際、襟足などは、体温が伝わって温度が高いため、ヘアカラー剤の浸透が速く染まりやすくなります。
セルフでカラーする時に髪の密集する根元のムラをなくすために一生懸命根元に塗り込もうとしてはいないでしょうか?
根元に時間をかけている間にどんどん浸透が進み、全体に行き渡るころにはかなりしっかりと色が入ってしまうというわけです。
室温が高いのも染まるスピードを速めることにつながります。
温度に敏感だという点を頭においてセルフカラーに臨みましょう‼
逆プリンを回避するセルフカラーのポイントはこちら!!
逆プリンの直し方や逆プリンになってしまう理由がわかりました。
でも、一番知りたいのは、「はじめから逆プリンにならないようにするにはどうしたらいいの??」
ここですよね✨
逆プリンを回避するセルフカラーでのポイントはこちらです↓
チェックポイント
- 根元2~3㎝は開けて塗り始める
- 室温は少し肌寒いくらいがベスト
- 髪の量に合わせて十分な量用意しておく
- 根元、生え際、襟足などの皮膚に近い部分は最後に、順番を考えて塗る
逆プリンの原因である塗る量、放置時間、温度を考慮して、根元は避けて塗り始めましょう。
体温だけではなく、室温も影響しますので、少し肌寒い室内で行うと良いでしょう。
根元を最後にした時にあれっ?足りなくなっちゃった💦とならないように、ヘアカラー剤は十分全体に行き渡る量準備しておくと良いですね。
体温に影響を受けやすいヘアカラー剤の特徴を念頭に置いて、皮膚に近い部分は最後に塗るようにしましょう。
ヘアカラー剤が皮膚につくのはあまりよくないので、この辺りは慎重になって余計に時間がかかる部分だと思います。
後回しにして放置時間が長くなり過ぎない工夫をすることが大切です🎶
セルフカラーは安価で手に入り気軽にできることが魅力ですが、逆プリンなどの悲しい失敗につながらないように、こちらのポイントを覚えておいていいただけたらと思います😊
逆プリンの直し方教えます!!ヘアカラーの思わぬ失敗もこれで安心♪のまとめ
セルフカラーでの失敗に多い逆プリン、その直し方と逆プリンの理由をまとめると以下のようになります。
逆プリンのまとめ
- 逆プリンを直すにはセルフカラー・美容院の二通りの方法が考えられる
- マスカラタイプのカラーリングアイテムで一時的にごまかすことも・・・
- 逆プリンの原因はヘアカラー剤の塗る量、放置時間、温度に有り
- 原因をふまえて塗る順番を工夫し、逆プリンを回避しよう
セルフカラーは自分の染めたいときに染められて、お値段も安く、市販されているものでもたくさんの色の中から選べて魅力もたくさんあります。
逆プリンになって美容院のお世話になる前に、逆プリンになる理由とヘアカラー剤の特徴をここでおさらいしてぜひチャレンジしてみてください。
もし失敗してしまった場合も落ち着いて‼
ポイントをおさえてセルフで直してみるか、心配であれば思い切って美容師さんに頼っちゃいましょう🎶
きれいな髪でいることはそれだけでモチベーションがあがります!
思い通りの髪色、ヘアスタイルで過ごせるよう、逆プリンの直し方のポイント、覚えておいていただけたらうれしいです✨