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【餃子の美味しい冷蔵保存の工夫とコツ】失敗しない焼き方をご紹介

お店で食べる餃子もいいけど、具材の量も味付けも好みにできる手作りだと、その味はもう格別ですね!

人によっては、こだわりの餃子を月イチで大量に作り、まとめて冷凍保存される方もいらっしゃるほど。

だけど、餃子って言ったら、餡を包むのも手間ですが、出来た餃子をお皿に並べて行くと、包み終え「さあ、焼こう♪」という時には、べちょべちょになって扱いにくい!

とか、冷蔵庫で保存したのに底に汁が溜まって皮が破れたー!!そもそも冷蔵庫でどれくらい保存できるの?と疑問を持たれる方も多いはず!

そんな、手作り餃子を美味しく保存して、食べたい時に手軽に食べたい!というあなたに向けての記事になっています。

みんなを悩ます、皮がべちょべちょにならない餃子のちょっとした作り方のコツや、冷蔵庫での保存の方法と、美味しい焼き方をここでご紹介しますね。

 

 

餃子の冷蔵保存でよくある失敗の原因

せっかく綺麗に餃子の餡を包んだのに、焼く直前まで冷蔵庫に入れてたら、汁が出て皮もヘロヘロで、びよ~んと伸びて破れちゃったー!!

というご経験、ありますよね?何を隠そう、私もしょっちゅうやってました。(笑)

だけど、なぜ皮がヘロヘロになるのでしょうか?そんなストレスもなく、美味しい餃子を作って食べたいですよね。

これは皮がへたり、くっつく原因とどんな対策があるのかを知り、そんなストレスとさようならするチャンスです!!

それでは、見てみましょう。

 

包んだ餃子をお皿に並べると、どうして皮がくっついてしまうの?

それはズバリ!!餡に入っている野菜から水分が出て来るためです!

餡に下味をつけますよね?その影響で、野菜が外側の塩分を薄めようと浸透圧を整えようとする機能が働いて、野菜から水分が出てきます。

そして、餃子の皮自体が、主に小麦粉と水からできてますよね?なので、底に水分が溜まることで皮がふやけ、お皿にくっつきます。

更には!餃子同士をきつきつに詰めて並べていると、餃子同士もくっついてしまう事は、言うまでもありませんね。

これは冷蔵庫に入れているから大丈夫~!...には、なりません。常温だろうが冷蔵だろうが、多少の時間の差はあれど、同じです。

 

お皿にくっつかないようにするポイント

手作り餃子がお皿にくっつかないようにする為には、どうしたらいいのでしょうか。

お皿にくっつかないように工夫できるポイントはこちら♪

  • クッキングシートの上に乗せる
  • 打ち粉として、小麦粉をまぶす
  • 餃子同士の並べる隙間を空ける
  • 焼く直前に包む

などです。これは、ほんの一握りの工夫ですが、丁寧なひと手間をかけることで、お皿にくっつくストレスを減らすことができますね。

 

 

餃子を冷蔵保存する方法と保存期間を教えて!

冷蔵庫に入れていても、色んな食材を入れて手で混ぜたりするので、時間が経つごとにどんどん傷んで来ます。

その為、その日若しくは次の日に食べないようであれば、冷凍保存した方がよいです

それでは、失敗しない餃子の保存方法を、冷凍する場合の方法と保存期間も含めて見て行きましょう。

 

餃子を上手に保存する為の一工夫(1日前後)

すぐに焼いて食べる場合でなければ、作ってから焼くまでの間、冷蔵保存すると思います。

しかし、前途した通り、冷蔵保存であってもべちゃべちゃになっては同じ!ここで如何に水分を出さないようにするかがポイントになります。

冷蔵保存する時に、餡から水が出ないようにする一工夫はこちら♪

  • 餡を作る時に、予め野菜に塩を振って、野菜の水分を出しておく
  • 餡に下味をつける時に、お肉に下味をつけて、野菜は包む直前に混ぜる
  • 餡に、水分を吸ってくれる干しエビやパン粉を混ぜる
  • 前日に具だけ作っておいて、出た汁を捨てて包む
  • 餡に片栗粉を混ぜる

です。餡に片栗粉を混ぜるのは、餡自体をコーティングでき、餡から水分が出て来るのを防ぐことができる為です。

少量の水分であれば、餡のジューシーさを保つ点でも持って来いのアイテムになります。

 

冷凍保存の方法と保存期間は?

作って食べるまでに、1日ちょっと時間がかかる場合は冷凍保存にした方がよいです。

冷蔵だと、1日から、持って2日の保存期間であるのに対し、冷凍保存だと手作りの場合で、1か月程度は持つからです。

また、冷凍することで、ひき肉の組織が壊れ、肉汁の量が増します。その点も冷凍保存のメリットとも言えますね。

冷凍にする場合のポイントはこちら♪

  • 金属トレーで急速冷凍(なければアルミホイルでも可)
  • 打ち粉をして、バラバラになるように保存する

急速冷凍をしてある程度固まったら、ジップロックに入れて冷凍庫に入れておいてもくっつかなくなるので、場所も取らずにいいですね。

 

 

手作り餃子を美味しく焼くポイント

実は餃子って、中国は水餃子が主流で、焼き餃子は日本独自の発想なんだそうです。つまり、焼き餃子は日本食!

それが人気になって、さらに海外に発展して行ってるなんて、なんだか誇り高くないですか?

そんなこんなで工夫して作り、保存した餃子!あとは美味しくいただく為の作るコツ・焼き方をおさらいしていきましょう。

 

餡の準備の段階に工夫できること

前途した工夫の他に、水分の多い白菜ではなく、キャベツを使うという方法もあります。

キャベツを使うと、水分が出にくく餡が柔らかくなりすぎないというメリットがあるからなんですね。

余談になりますが、白菜の方が美味しい!という意見も聞かれますが、それにも科学的な根拠があります。

うま味の観点から見ると、うま味成分であるグルタミン酸の量が、白菜は40~90に対し、キャベツは30~50と白菜の方が高いので、白菜の方が美味しいという意見も納得。

ちなみに、業界No.1の売り上げを誇る、味の素冷凍食品の餃子は、キャベツを使っていました。(笑)

どちらでも、工夫しだいで美味しく頂けるということですね。

 

皮づくりの段階に工夫できること

皮は、市販の物を使わずに皮づくりからする!という方に向けてになります。

皮自体を少し厚めにすることで、焼いている間に肉汁が漏れ出て来るのも防げ、食べる時にジューシーな餃子になります。

また、餃子のタレが絡んで、餡とのバランスもちょうどいい、もちもちの美味しさを味わえますよね。

※ちなみに、作りすぎて残った餃子の皮は、冷蔵庫で保管するとすぐに水分が飛んでしまい使えなくなるので、冷凍保存がオススメです。

 

美味しい餃子の焼き方のポイント

はい!ここまで知識を深め、愛しさ倍増になった餃子の美味しい焼き方をご紹介しますね。

せっかく作った手作り餃子。お店みたいに、外側はパリっと、中はジューシーに仕上げたいですよね。

<普通に冷蔵保存した場合>

 

【作り方】

  1. フライパンを強火にかけ、大さじ約1杯の油を入れ、よくなじませます。
  2. フライパンが熱くなったら一旦火を消し、餃子と餃子の隙間を1cm位あけて並べます。
  3. 再び火をつけて中火で薄く焼き色がついたら(目安 1分程度)、餃子が1/3弱浸かる程度の熱湯を注ぎ手早くフタを閉めます。
  4. 水気がなくなるまで、一気に蒸し焼きにします。(焼き時間の目安 6分~7分
  5. 水気がなくなり、パチパチという音がしたらフタを開け、焼き色をお好みでつければ出来上がり。

おかあさん
コツ・ポイント 冷凍した生餃子を焼く場合は上記焼き方を目安に、凍ったままプライパンに並べて、注ぐ熱湯の量を少し多めにしてください。(熱湯の量の目安:180cc~200cc)

引用:クックパッド

 

<冷凍保存した場合>

【作り方】

  1. フライパンを熱する前に油をひき、全面にのばし、餃子を全部並べます。
  2. 底から1cmくらい(餃子が半分くらい隠れる所)まで水を入れて蓋をします。
  3. ここで初めて火をつけます。強火です。ずぅーっと強火
  4. 水がほぼ無くなったら蓋を開け、小さじ1のサラダ油を周りにたらし、焦げない様に気を着けながら、焼き色ついたら出来上がり!!

おかあさん
コツ・ポイント 4の工程では、水がなくなったら、油をたらす前に、少し火を弱めて餃子の裏を確認しながら、お好みで調整するとおいしく焼けると思います。

引用:クックパッド

 

 

【餃子の美味しい冷蔵保存の工夫とコツ】失敗しない焼き方をご紹介のまとめ

さて、餃子の美味しい冷蔵保存の工夫とコツ・焼き方まで見て来ましたがいかがだったでしょうか?

ポイントをまとめますと、

  • 餃子がべちょべちょになる原因は、餡から出て来る水分
  • 餡や皮づくりのコツ、保存方法を押さえるだけで皮がくっつくストレスは減らせる
  • すぐに焼くなら冷蔵保存!2日以上置くなら冷凍保存!
  • 熱した後に入れるなら、水じゃなくて熱湯
  • 熱する前なら水を入れてから火にかける(冷凍の場合)

これであなたはもう、美味しい餃子しか作れなくなりました♪

食べたい時にすぐに手軽に食べられる幸せを、どうぞご堪能下さい。