「はちみつって甘いけど毎日食べたら太るの?」とはちみつのカロリーが気になったことはありませんか?
1日に大さじ1~2杯程度なら、安心して下さい!太りません。
はちみつは食べる量や効果的な活用方法を知れば、ダイエットにも役立つスーパーフードです。
はちみつを毎日食べると太るの?食べても太らない理由
はちみつを食べても太らない理由
砂糖よりもカロリーが低い!?
実は大さじ1杯のはちみつは、大さじ1杯の白砂糖よりもカロリーが高い!
はちみつと白砂糖のカロリーの違いを比べてみましょう。
はちみつ大さじ1杯(21g) | 62kcal |
はちみつ小さじ1杯(7g) | 21kcal |
白砂糖大さじ1杯(9g) | 35kcal |
白砂糖小さじ1杯(3g) | 12kcal |
はちみつと白砂糖を比べてみると…
「あれ?はちみつのほうがカロリー高いじゃん!」と思ったあなた!
これは計量スプーン大さじ1で比較したカロリーになります。この表を見ると、液体のはちみつと、固体の砂糖では重さの比重が違うのではちみつの方がカロリーが高いと錯覚してしまいます。
しかし…
白砂糖大さじ1杯と同じくらいの甘さを感じるには、はちみつ小さじ1強で感じられると言われています。
- はちみつ小さじ1杯‥‥21kcal
- 白砂糖 大さじ1杯‥‥ 35kcal
はちみつは1/3の量で砂糖と同じ程度の甘味が感じられるので、結果的に甘味を付けるときには、はちみつの方がカロリーを抑えられることになります。
甘味づけをする時に、砂糖と同じ量のはちみつを使ってしまうと、カロリーが高くなってしまうので、1/3の量を意識して使用量を抑えるとカロリーも抑えることができます。
「今まで上白糖を大さじ1使っていたから、はちみつに代えて同じ分量のはちみつをダーッと入れて、これでダイエットになるなんてラッキー♡」ではないので注意が必要です。
1/3の量で甘みを十分感じられると覚えておけば、ダイエット中の甘みの代用に使うことができます。
砂糖よりも1.3倍甘みを感じる
はちみつは1/3の量で砂糖と同じ程度の甘味が感じられると言われています。 つまり、砂糖なら大さじ1杯摂取するところ、はちみつならば小さじ1杯で同じ程度の甘味を感じることができるので、使用量を抑えることができるということです。
はちみつと白砂糖の糖質の違いを比べてみましょう。
はちみつ大さじ1 | 17.2g |
上白糖大さじ1 | 8.9g |
はちみつの重量の約1.3倍の上白糖で、同様程度の甘さになります。
- グラム(g)表記の場合
例)上白糖13g→はちみつ10gで代用
はちみつの容量の約3倍の上白糖で、同様程度の甘さになります。
- 大さじ小さじ表記の場合
例)上白糖大さじ3杯→はちみつ大さじ1杯で代用
はちみつに代用するときは入れすぎに注意しなくちゃっ!
血糖値の上昇を穏やかにしてくれる
はちみつには、血糖値を緩やかに上げて、長時間血糖値を安定させる働きがあります。はちみつに含まれる果糖はブドウ糖と違って吸収速度がブドウ糖の約半分なので吸収によって血糖値が急激に上昇することがないのです。
- はちみつは甘いもの欲を抑える効果
はちみつには血糖値を安定化させ、過食を防いだり無駄な甘いもの欲を抑えてくれる効果があります。 - はちみつは体が処理できる以上に血糖値を高めない
はちみつの中の果糖が血糖調整作用を受け持っているため、体が処理できる以上に血糖値を高めないとう効果があります。 - 血糖値が安定すれば痩せる
血糖値の上昇を抑え、安定化させると、中性脂肪が増えることはなく、健康的に痩せることができます。つまり、はちみつには血糖値を安定化させる効果があるので、血糖値をコントロールすることによって痩せやすい効果があります。
はちみつにはダイエット効果がある
はちみつは、血糖値上昇を抑え安定化させてくれます。その結果、甘いもの欲を抑えてくれる効果があります。はちみつはダイエット中にはとても助かる救世主なんです。ダイエットに効果的なはちみつの活用方法をご紹介します。
はちみつダイエット
夜はちみつダイエット
最近話題の【夜はちみつダイエット】って知っていますか?
夜はちみつダイエットとは…
寝る前に大さじ1杯のはちみつを食べると、脂肪の分解を促す成長ホルモンが多く分泌され、ダイエットにつながるというものです。
夜はちみつダイエットのポイント
摂るタイミングと摂る量をしっかり守ることが基本ルールです。夜はちみつダイエットは寝る前に大さじ1杯以上摂りすぎてしまうとエネルギー過多になってしまうので注意してくださいね。はちみつのダイエット効果がなくなってしまいます。
夜寝る前ははちみつ大さじ1杯の量がポイントです!
砂糖の代わりに!料理にはちみつ置き換え
はちみつは、砂糖よりもカロリーが低いのに、甘さは約1.3倍。はちみつにはコクや香りがあり、お料理やお菓子の風味を増す効果あります。
砂糖よりも甘くて低カロリーなんて、ダイエット中にぴったりの甘味料ですね!お砂糖の代わりにはちみつを使ってカロリーを抑えながら、甘いものを我慢するとそれがストレスになるので、無理なくダイエットができます。
- お料理
- お菓子作り
- コーヒー、紅茶
実は我が家では白砂糖は使っていません。料理やお菓子作りではちみつを使い分けています。ぶりの照焼や鶏肉の照り焼きにははちみつがおすすめです。はちみつを使うとコクや照りも出るし、タレが絡みやすくなるので白砂糖を使うより美味しく作ることができますよ。
手軽に朝食が食べられる【フルーツグラノーラ】食物繊維が豊富で健康に良さそうですが、実は砂糖がたくさん入っているんです。手軽で健康的だと思っている方、注意です!
お砂糖の代わりにはちみつで簡単にグラノーラを作ることができるので、手作りしてみてはいかがですか?子どもも大好きな我が家のグラノーラレシピをご紹介します。
【はちみつグラノーラ】
- オートミール200g
- はちみつ大さじ3杯
- ココナッツオイル大さじ4杯
- 塩少々
- ドライフルーツ(お好みで)
【作り方】
オートミールとはちみつ、ココナッツオイル、塩を混ぜ合わせます。予熱した170℃のオーブンで20分焼いたら完成!(ココナッツオイルが固まってる場合は湯煎で溶かしてから混ぜ合わせる)
はちみつで健康メリット
はちみつの健康メリット
栄養素を効率よくチャージ
はちみつにはビタミンやミネラル、ポリフェノールなど、健康や美容に嬉しい成分が180種類以上も含まれています。
また、「単糖類」に分類されるはちみつは体内で分解する必要がなく、胃腸や代謝に負担をかけづらいので、効率的に栄養素をチャージできます!
はちみつ甘みのもとになっている、ブドウ糖やスクロールは消化に時間がかからない為、腸からすぐに栄養が補給され、即効性のある疲労回復が期待できます。
抗酸化作用で体の老化防止
はちみつに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用が期待できる栄養素でアンチエイジング効果があります。ポリフェノールは抗酸化作用を持っており、お肌や体内の細胞が酸化しないよう働いてくれます。これが、体の老化を防いでくれる効果=アンチエイジング効果です。
そんな活性酸素から体を守ることで、活性酸素によって引き起こされる老化や肌のトラブル、病気を予防できます。
腸内環境を整えて便秘や肌トラブル改善
多くの栄養素が含まれるはちみつには、腸内環境を整える作用があります。おなかの調子を整える効果があり、便秘改善にもおすすめです。腸内環境が整えば、下痢や便秘の改善、ニキビや吹き出物といった肌トラブルの改善にもつながります。
はちみつには、ビタミンC・B2・B6やポリフェノールなどが豊富に含まれています。ビタミン類は、皮膚の代謝を整えたりブライトニング効果(美白)が期待できます。ポリフェノールは、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する抗酸化作用があります。
病気の予防や改善
はちみつには、抗菌・殺菌作用や免疫力をアップさせてくれる効果があります。風邪を予防したり、「風邪で喉が腫れた」「ニキビができた」などといった炎症による症状を緩和したり、ストレスへの抵抗力アップに繋がります。
抗菌作用や抗炎症作用もあるはちみつは、咳やノドの痛みに効果的です。日頃からはちみつを適量摂取することで風邪の予防にもなります。はちみつの殺菌作用で口内炎や口臭の予防にも繋がります。
私のはちみつ活用方法 私は風邪予防にはちみつをティースプーン1杯そのまま食べています。冬の乾燥が始まる頃や、子どもや家族が体調を崩したり、風邪を引いたときには必ずはちみつをペロッと食べるようにしています。 そのおかげか、結婚、出産してから、風邪をこじらせたことがありません。私が風邪を引くと家族のご飯や、家のことが回らなくなってしまうので、気を張って生活しているせいもありますが、喉が乾燥しているかな?と思ったときには必ずはちみつを摂っています。 感染症など、特に気をつけたい時にはマヌカハニーと使い分けてはちみつを効果的に活用しています。 あくまでも個人のはちみつの効果で、絶対ではないので参考程度にしてみてくださいね。5歳と2歳の我が子にも白湯に溶かしたはちみつを少量飲ませ風邪の予防対策をしています。
はちみつQ&A
はちみつの雑学やはちみつの謎、あなたはいくつわかりますか?はちみつクイズスタート!
はちみつQ&A①
Question 1匹のミツバチが、一生のうちに作るはちみつの量はどれぐらいでしょうか?
①ティースプーン1杯
②大さじ1杯
③500mlペットボトル1本
はちみつQ&A②
Question ミツバチが花から採ってきた蜜は、まだ水っぽくてシャバシャバです。どんな方法でトロっとしたはちみつにするでしょうか?
①ミツバチが水分を吸い取る
②ミツバチが羽を羽ばたかせ巣に風を送り水分を蒸発させる
③巣の内壁が水分を吸い取ってくれる
はちみつQ&A③
Question 働きバチの寿命はどれぐらいでしょうか?
① 約5年
② 約6ヶ月
③ 約30日
答え
【Question①】
答え ①ティースプーン1杯
働きバチの寿命は約30日です。蜜を採りに行く最後の10日間で、巣箱とお花畑を350往復します。
やっとティースプーン1杯のハチミツができます。
【Question②】
答え ②ミツバチが羽を羽ばたかせ巣に風を送り水分を蒸発させる
みつばちは花の蜜を羽をはばたかせて風を送り、水分を蒸発させます。
【Question③】
答え ③ 約30日
生れてすぐに、掃除や子育てなど巣の中で働き、門番を務め最後の10日間で蜜を集めに外に飛び立ちます。
はちみつクイズ、あなたはいくつ正解しましたか?
【はちみつを毎日食べると太る?大さじ1杯のカロリーは砂糖より低い?】まとめ
まとめ
はちみつは每日食べても太ることはありません。ダイエットにも効果的な甘味料です。しかし、摂取し過ぎてしまうとエネルギー過多になってしまい逆に太る原因にもなります。いつもの食事や生活習慣の中にはちみつを取り入れてみてくださいね!