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ハイターとブリーチの違いを知りたい!使い分けることで効果を発揮

カビ取りやふきん、まな板の消毒などによく使われる「ハイター」や「ブリーチ」。

引用:花王

 

引用:モノタロウ

薬局でも隣に置いて販売されていることが多いですよね!

私自身、購入する際にいつも家にあるのがハイターかブリーチか、パッと思い出せない時があります、、(笑)

 

そんなハイターとブリーチですが、この2つの違いについてみなさんはご存知ですか?

見た目もそっくりなので、

おかあさん
どちらを買えば良いか分からない!

結局何が違うの?

と迷ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんなハイターとブリーチの違いについて、詳しく解説していきます。

 

 

ハイターとブリーチの成分に違いはある?

結論から申し上げると、ハイターとブリーチの違いは「名前」のみです。

おとうさん
おいおい本当かよ?

と思われた方。実はそうなんです。

 

「ハイター」と「ブリーチ」という、名前の違いのみなのです。

裏を返せば、名前以外の部分はほぼ同じということになります。

詳しく説明していきますね(^o^)

 

ハイターというのは花王が販売している塩素系漂白剤のことを指します。

この「ハイター」という名称は、花王により商標登録がなされているんです。

 

そのため、花王以外の会社では「ハイター」の名前は使用できません。

つまり、ライオンやカネヨなどの企業が塩素系漂白剤を販売する時には「ハイター」以外の名称でなくてはなりません。それで「ブリーチ」となったのです。

 

つまり、

ハイター → 花王

ブリーチ → 花王以外の会社(ライオンやカネヨなど)

 

この販売元の違いがハイターと呼ばれるか、ブリーチと呼ばれるかの違いとなります。

 

次に、ハイターとブリーチそれぞれの成分についてみていきましょう。

キッチンハイターは

  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • 界面活性剤
  • 水酸化ナトリウム

この3つの成分で作られています。

 

この中の、界面活性剤の成分が少し違います

キッチンハイターには「陰イオン界面活性剤」という界面活性剤が用いられています。

ブリーチには「アルキルアミンオキシド」という界面活性剤が用いられています。

 

少し難しい名前が出てきましたが、界面活性剤としての効果は全く同じです

 

つまり、ハイターとブリーチの成分は全く一緒ということになります。成分が同じとなれば効果も同じです。

効果が同じと知って、ますますどちらを選べば良いか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

では次に、ハイターとブリーチそれぞれの特徴や、

どちらがおすすめなの?

なにを基準に選べばいいの? 
おかあさん

といったところについてみていきましょう。

 

 

ハイターとブリーチはどちらがおすすめ?

ハイターかブリーチかどちらを選ぶかは、使用用途によって決めることをおすすめします

先ほどご説明した通り、含まれている成分も効果も全く一緒です。

 

なので、ふきんの漂白やまな板の消毒などであれば、値段の安いブリーチを選んでよいでしょう。

 

店舗によってはブリーチよりハイターの方が1.5〜2倍ほど値段が高いこともあるので、効果が同じと分かっていれば迷わず安いものを手に取れますね!

 

値段で勝るブリーチに対して、ハイターは使用用途に合わせて種類を選択できるといった強みがあります。

 

  • 泡ハイター
  • カビ用ハイター
  • トイレ用ハイター
  • 排水溝ハイター
  • ハイドロハイター

など、たくさんの種類のハイターが販売されています。

特に泡ハイターは狙ったところにかけやすく、すぐに流れてくれるので、我が家でもキッチンリセットの時には欠かせません!

 

このように、ハイターは使用する場所や目的によって選択できるのが最大の強みと言えるでしょう。

 

おさらいすると、

  • ブリーチ→値段や安い。ふきんやまな板の消毒であれば、ブリーチで十分
  • ハイター→種類が豊富。様々な使用用途に対応できる

ということになります。ぜひ購入する際の参考にしてみてください!

 

 

台所用を洗濯用として使える?

「漂白剤」と聞くと、なんだか家の中の菌やにおいを全て倒してくれる救世主、あるいはスーパーヒーローのように感じてしまいます。(私だけでしょうか(^_^;)?)

 

ですが、台所用と洗濯用での兼用はあまりおすすめしません

兼用できないわけではありませんが、漂白や殺菌力の強さがかなり異なってくるため、もしも兼用する際には注意が必要です。

 

基本的に台所用は塩素系漂白剤洗濯用は酸素系漂白剤となっています。

漂白の強さとしては、酸素系より塩素系の方が強いです。

 

そのため塩素系の台所用漂白剤を洗濯に使うと、効果が強く、色落ちなどの可能性があります。

 

反対に酸素系の洗濯用漂白剤を台所に使うと、効果が弱く、役に立たない可能性があります。

 

ですので、やはり1番効果を発揮するのは、

それぞれの使用用途や使用場所にあったハイターやブリーチということになりますね。

 

 

ハイターとブリーチの違いを知りたい!使い分けることで効果を発揮 まとめ

今回はハイターとブリーチの違いについてご説明させていただきました。

まとめると以下になります。

  • 花王が販売しているのがハイター、それ以外の会社が販売しているのがブリーチ
  • 成分や効果は全く同じ
  • ブリーチは値段が安く、ハイターは様々な種類が販売されている
  • 台所用と洗濯用は兼用しない方が良い

みなさんもハイターとブリーチを使いこなして、おうちを清潔に保ってみてください!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました(^_^)