好きな食べ物ランキングで上位にあがりがちなハンバーグ。
ちまたではハンバーグ専門店も増えていますね。
私も週に1回は作ったり外食などで食べるほど大好きな料理です。
この記事ではハンバーグを作るときのお悩みを解消していきます!
その悩みとはつなぎです!
ハンバーグのつなぎとしてはパン粉がメジャーですね。
パン粉を切らしていてどうやってハンバーグを作ればいいのか...。
なんて悩む必要はありません!
つなぎはパン粉以外でも代用することができますよ。
この記事では
・ハンバーグのつなぎをパン粉以外で代用する方法
・パン粉の必要性
・つなぎを使わずにハンバーグを作る方法
をご紹介します!
ハンバーグのつなぎはパン粉以外でも大丈夫?
パン粉以外でも美味しいハンバーグは作れます。
オススメの使いやすいつなぎになるものを7つご紹介します。
小麦粉
小麦粉をつなぎとして使うときは、他とは違う方法で使います。
通常つなぎはタネに混ぜ込んで使いますね。
ですが小麦粉の場合は、タネを形成した後に表面にまぶします。
焼くまで時間がある場合は、焼く直前にまぶしましょう。
小麦粉を表面につけることで、肉汁や旨味を閉じ込めてくれます。
焦げにくく、ソースが絡みやすくなりますよ!
片栗粉
片栗粉をつなぎとして使うときは、タネに混ぜ込みましょう。
片栗粉は水で溶いて加熱すると粘性が高くなる性質があります。
この性質により、つなぎとしてつかうと崩れにくく弾力のあるハンバーグに仕上がります。
量を調節して、お好みの弾力のハンバーグを作ることができます。
また、片栗粉の保水力でお肉がパサつきにくくなるうえに、ジューシーになります。
タネに混ぜ込む以外にも、小麦粉のように表面にまぶしてから焼くとソースが絡みやすくなりますよ。
小麦粉より片栗粉の方がハンバーグのつなぎとしては優秀ですね。
おから
おからとは、豆腐を作る工程で豆乳を絞ったときにでる粕のことです。
おからには生のおからと乾燥のおからがあります。
生のおからはそのまま使うことができます。
乾燥のおからは牛乳などの水分に浸してから使うようにしましょう。
水分が少ないとパサパサのハンバーグになってしまいます。
おからはカロリーが低く、食物繊維が豊富なため、つなぎに使うと栄養のあるヘルシーなハンバーグになります。
おからを入れることでパン粉を使った時のようにかさ増しができます。
おからは入れすぎてしまうと、おからの独特な風味が出すぎてしまうので苦手な方は注意する必要があります。
食パン
パン粉はそもそもパンから作られているので、家に食パンがあれば作ることができます。
食パンは小さく手でちぎるかフードプロセッサーで細かくして使いましょう。
生パン粉のようになって使いやすいですよ。
食パンをつなぎとして使うときは、牛乳に浸してからタネに混ぜ込みます。
柔らかくふわふわのハンバーグに仕上がります。
豆腐
豆腐ハンバーグは有名ですね。
ネットでレシピを検索するとあふれかえっているほどです。
豆腐をつなぎとしてつかうとカロリーが低くなりヘルシーなハンバーグになります。
おからと同じような効果ですね。
豆腐は水分が多いのでつなぎとして使うときには水をよく切ってから使いましょう。
私が料理をするときによくする豆腐の水切り方法をご紹介します。
①お皿に2枚ほどキッチンペーパーを敷きます
②その上に豆腐を乗せてラップをせずに600Wで3分電子レンジで温めてください。
③まだ水分が多い場合はキッチンペーパーを変えてもう一度温めます。
この方法でかなり水分が抜けますよ。
他の料理に豆腐を使うときでも活用できる方法なのでぜひ試してみてくださいね。
豆腐をつなぎとしていれるときは、しっかりと水切りをしておかないと崩れやすくなるので注意してくださいね。
ハンバーグのつなぎとしては絹豆腐よりも木綿豆腐の方が向いていますよ。
麩
麩をつなぎとして使うときは、ビニール袋に入れて叩いて細かくしてましょう。
麩に含まれるはグルテンが水分と混ざると粘り気が出ます。
ハンバーグのつなぎとして麩を使うと、このグルテンが肉汁を逃さない役割をしてくれます。
麩はパン粉よりも水分の吸収力が高く、かさ増しにもなりますよ。
無味無臭でハンバーグの味付けや肉そのものの味を邪魔することがなく使いやすいですよ。
オートミール
オートミールはダイエット効果が期待できると近年注目されている食材のひとつですね。
オートミールもハンバーグのつなぎとして使うことができます。
つなぎとして使うときは、パン粉のようにふやかしてからタネに混ぜ込みましょう。
オートミールを使うことで食物繊維が豊富で栄養のあるハンバーグに仕上がります。
そしてオートミールが水分を吸うことで膨らむため、かさ増しすることができます。
ハンバーグにつなぎのパン粉はなぜ必要なの?パン粉以外の代用品とは何が違う?
そもそもつなぎは必要なのでしょうか。
ここではパン粉がハンバーグのつなぎとしてどのような役割を果たしてくれているのか説明します。
肉汁を閉じ込めてくれる
肉は火にかけるとうまみ成分である肉汁が出てしまいます。
ひき肉は他の形状の肉よりも断面が多いので肉汁が流れ出でしまいやすいのです。
その肉汁の流出を防いでくれるのがパン粉です。
パン粉はひき肉の間で肉汁を吸収して閉じ込めてくれる役割をします。
かさ増し
パン粉はハンバーグのタネの中で肉汁や、肉の臭みをけすために入れる牛乳などの水分を吸って膨らみます。
そのため、ひき肉の量が少なくてもたくさんハンバーグを作ることができます。
ふっくらとしたハンバーグになる
肉は肉汁が流れ出てしまうと硬くなってしまいます。
つまり、パン粉というつなぎがないと硬くパサパサなハンバーグになってしまいます。
パン粉をタネに混ぜ込むことで肉汁を閉じ込めておけるので柔らかくふっくらとしたハンバーグができあがります。
まとまりやすくなる
ハンバーグはひき肉だけではなく、みじん切りにされた玉ねぎも入っていますね。
複数の材料が混ざっているとまとまりにくくなってしまいます。
そんなとき、パン粉はひき肉や玉ねぎといった各材料の接着剤のような役割をしてくれます。
パン粉は水分を吸うと粘着力を増してハンバーグ全体をまとめてくれるのです。
そしてパン粉は牛乳の水分を吸ってくれるので、べちゃべちゃなタネになることを防いでくれます。
タネの水分量が多くなってしまったときはパン粉を足して調節しましょう。
ハンバーグのつなぎとしてパン粉以外の代用品すらないときはどうする?
パン粉や他のつなぎになる代用品すらないときは、いっそのことつなぎなしで作ってしまいましょう!
形成しにくかったり、パサつく可能性はありますが、つなぎなしでハンバーグを作ると肉肉しいハンバーグができますよ。
オススメレシピをご紹介します。
材料
- 牛ひき肉300g
- マヨネーズ大さじ1
- 塩コショウ少々
- ウスターソース大さじ5
- ケチャップ大さじ5
- 酒大さじ2
①ボウルを2つ用意し、ひとつには氷水を入れて、その上にもうひとつのボウルを重ねます。
②上に重ねたボウルに牛ひき肉、マヨネーズ、塩コショウを入れます。
③粘り気が出るまでよくこねましょう。
④手のひらにタネを取り、空気をよく抜きながら形成します。
⑤形ができあがったらしたら真ん中を指で押してへこませます。
⑥フライパンに薄く油をひき、ハンバーグを入れます。
⑦中火で蓋をして4分焼く。
⑧裏返して中火で3分焼く。
⑨焼いている間にソース作りをします。ウスターソースとケチャップと酒を混ぜ合わせておきましょう。
⑨真ん中に爪楊枝を指して赤い汁が出ないか確認します。
⑪⑨のソースをよく絡ませ、弱火で蓋をして2分たてば完成です。
メモ
冷たい状態でこねる方が肉の温度が上がらず、肉汁が流れにくくなります。
この方法により、ハンバーグがパサつくのを防ぐことができます。
ソースの量はお好みで調節してくださいね。
ハンバーグのつなぎはパン粉以外でも代用できるまとめ
代用できるもの一覧
・小麦粉
・片栗粉
・おから
・食パン
・豆腐
・麩
・オートミール
・パン粉をつなぎとして使うとかさ増しすることができてジューシーなふっくらとしたハンバーグになる。
・パン粉以外のつなぎの代用品がなければつなぎなしハンバーグにチャレンジ!
ハンバーグのつなぎはパン粉以外でも様々なもので代用できますね。
パン粉が無くても焦らず、家に代用品がないか確認しましょう!
ハンバーグを作るときの注意点が2つあります。
生焼けは危険なのでしっかり火を通しましょう。
タネはつなぎがダマにならないようにしっかり混ぜましょう。
以上に注意して、ぜひこの記事を参考に美味しいハンバーグを作ってくださいね!