ハンガリーで日本人はモテます。
モテるというより、日本が好き、親日家です。
日本に強い憧れや興味を持っているので、日本人を見ると笑顔を向けてくれます。
どうやら、歴史に答えがありそうです。
他にも、共通点や性格、恋愛事情も探ってみましょう。
ハンガリーで日本人がモテる理由
ハンガリーは親日家です。
日本の印象を聞くと、
・1度は行ってみたい!
・寿司が好き
・桜を見て見たい
など、日本に対しての憧れや、試してみたい事などを話してくれます。
そのおかげで、日本人にも興味を持ってくれたり、ニコニコほほ笑みかけてくれたりします。
なぜ、こんなに日本推しなのか、歴史を遡ってみましょう。
日露戦争での日本の勝利
日露戦争は、1904年~1905年にかけて、日本とロシアで行われた戦争です。
当時のハンガリーは、「オーストリア=ハンガリー二重君主国」と言って、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が、ハンガリーを治めていました。
日本が戦争を繰り広げている頃、ハンガリー側の国会内では、
二重君主国やめない?
ロシア怖いからヤダ
と、独立派と反対派で激しい論争が続けられていました。
ハンガリーからすれば、強国ロシアから身を守るには「オーストリア=ハンガリー二重君主国」という盾は、簡単に捨てることはできませんでした。
結果、日露戦争で日本が勝利したことによって、ハンガリーの内政に大きな影響を与え、ハンガリーにとっても脅威であったロシアに「自力で勝利することができる国」として、日本は注目されるようになりました。
勇気づけられたんでしょうね。
今岡十一郎
日本のハンガリー学者。
島根県松江市生まれ、1914年に東京外国語学校ドイツ科を卒業しました。
今岡十一郎は1922年から9年間、ハンガリーに滞在していました。
滞在中は、日本の伝統や習慣、日常生活、文学、都市案内などあらゆるジャンルのことを教えました。
日本への関心が強いハンガリーでは、今岡十一郎の講演や新聞記事はたくさんの注目を浴び、あっという間に人気講演者になりました。
日本人がハンガリー語をしゃべってる!
日本へ行ってみたい!
ハンガリーの人々の日本への関心は高まるばかりでした。
そんな温かい国民性に触れて、今岡十一郎も滞在をとても楽しんだようです。
帰国した今岡十一郎は、今度は日本でハンガリーの紹介をしていきました。
そして、1938年に日本にとって初めての文化協定を締結します。お互いの国の紹介や講演会の他に、展覧会を開いたり、交換留学をしたり、いろんな交流をしました。
文化交流は、政治と違って温かいものがあっていいですね。
新たな日本文化
1990年代に入ると、日本のアニメブームがやってきました。
ポケモンやドラゴンボール、ドラえもんなど多くのアニメが話題になりました。
ドラゴンボールに至っては、暴力シーンが問題になり放映時間が深夜に変更され、国会議事堂前ではファンによる反対デモが組織されたほどです。
他にも、コスプレコンテスト、マンガ、j-pop、ビジュアル系バンドなど、日本文化は幅広く浸透していきました。
ほんの100年ほど前までは、日本は「未知に溢れた遠い国」でしたが、今では多種多様な魅力的な国となりました。
ハンガリーと日本の共通点
ハンガリーは、中央ヨーロッパに位置し、首都ブダペストの街並みは美しく壮大で、「1度は行ってみたい国」と言われています。
ヨーロッパと聞くと煌びやかで華やかで、日本とは共通点なんてないものと思いがちですが、意外とあります。見ていきましょう。
ハンガリーは温泉大国
ハンガリーの首都ブダペストには、100を超える源泉と15の公衆浴場があります。
「ブダペストの1日は温泉から始まる」と言っても過言ではないほど、たくさんの人が利用しています。
温泉の温度は36℃~40℃と温めなので、入ったまま読書をする人もいればチェスを楽しむ人もいます。
ゆっくりまったり、穏やかな時間を過ごしています。
温泉の入り方
ブダペストの温泉は水着着用です。日本では、プールや海に行く時と同じです。
必要なモノ
- 水着
- ビーチサンダル
- タオル
名前の表し方は日本と同じ
ハンガリーでは名前を日本と同じように「姓・名」で表します。これは、ヨーロッパ全体を見ても、極めて珍しいことです。
これは、ハンガリー語の文法構造が日本語と似ているからです。
中世以前のヨーロッパには姓はありませんでしたが、同じ名前の人と区別をつけるため「この家の〇〇さん」など、個人を特定できるように修飾語をつけるようになりました。
ハンガリー語と日本語は、修飾語の後に名詞がくるので「この家の」「〇〇さん」と、そのままの順番です。なので、
「修飾語・名」→「姓・名」
となり、姓が最初にくるようになりました。
ハンガリー人のご先祖様はアジア人
ハンガリーの人々は、自分たちのことを「マジャル人」と呼んでいます。
ご先祖様は、ヨーロッパとアジアの境にあるウラル山脈にいた騎馬遊牧民です。
なので、ハンガリーでは、アジア人特有の「蒙古斑」を持った赤ちゃんが生まれてくることがあります。
また、ハンガリー人の目をよく見ると、日本人と同じような茶色の目をした人が多く見受けられます。
ハンガリー人の恋愛事情(男性)
男性も女性も美人が多い国の恋愛事情は、どんな感じなのか調査しました。
まずは、男性からいきましょう。
ハンガリーの男性は積極的
端正な顔立ちのイケメンが多いです。オシャレで、ファッションやヘアスタイルにも気を使います。
自己肯定感満載のハンガリーの男性は、ナンパする時も自信に満ち溢れています。
女性の扱いも分かっているので、親切で優しい接し方をしてくれます。
レディーファースト
ヨーロッパでは、レディーファーストは基本中の基本です。
お店に入る時にドアを開けてくれたり、段差のある所で手を差し伸べてくれたりします。
そして、相手の女性には愛の言葉をバンバン伝えてくれます。日本人女性は、恥ずかしくて堪えられないかもしれないですね(笑)
浮気しやすい
ハンガリーの男性にとって「浮気は文化」です。別の女性にもレディーファーストを心掛けています。
お付き合いをしている女性も寛大な心が必要です。「浮気」ではなく「とても親切な紳士」と、前向きに考えるようにしましょう。
ハンガリーの男性は、嫉妬する女性は苦手なので、束縛するより「一緒にいて楽しい」、「こんな素敵な女性は初めてだ!」と思ってもらうような女性になりましょう。
ハンガリー人の恋愛事情(女性)
次は女性の恋愛事情を紹介します。
町を歩くと美女ばかり
ハンガリーの女性は美意識が高く、美しさを保つ努力は欠かしません。
スタイルやファッションセンスなどなど、とにかく自分を磨きまくります!
ガードが固い
ナンパされることに慣れているハンガリーの女性は、男性を見る目もなかなかのものです。
なので、出会ってすぐにお付き合いをする事はありません。
相手がどんな人かを見極め、自分のことを大切にしてくれるとわかってから交際を始めます。
プレゼントするのが当たり前
誕生日や記念日に囚われず、プレゼントをくれるのは嬉しいことです。
ハンガリーの女性は、男性からプレゼントを渡されるのは当然ことだと思うようです。
男性も好きな人にプレゼントをするのは当たり前のようで、特別な日には高価な物を、何でもない日には花束を用意することもあります。
あぁ、羨ましい…。
ハンガリーで日本人が超モテるって本当?美男美女の恋愛事情を探る まとめ
日本を好きでいてくれるのは嬉しいですね。
まとめ
- ハンガリーは親日家
- 今岡十一郎が日本文化を教えた
- 日本への憧れ強め
- 温泉大国
- 美男美女ばかり
観光に行ってみたい国です。もし行けたら、キレイな街並みと美男美女をガン見してきますw