「ハルーミチーズ」というチーズをご存知ですか?
「焼いても溶けない」という不思議なチーズで、キュキュッと音がするような独特の食感がとってもクセになるんです。
そんなハルーミチーズの食べ方やおすすめレシピについて、詳しく解説していきます。
ぜひご参考ください!
【ハルーミチーズの食べ方】食べる前に塩抜きが必要です!
ハルーミチーズは塩抜きが必要です!
ハルーミチーズは焼いても溶けないチーズで、キュキュッと音がするような独特の食感が特徴です。
イメージとしては、雪印の「さけるチーズ」を割かずにそのまま食べたような感覚が近いと思います。
引用:Amazon
独特の食感なので好みが分かれると思いますが、「この食感がクセになる!」という人が続出しているんです。
そんなハルーミチーズですが、そのまま食べると少ししょっぱいです。
そのため、食べる前には「塩抜き」が必要です。
(私の夫は「そのままでもいける!」と少し食べていましたが…)
ハルーミチーズの塩抜きの方法はいくつかありますので、やりやすい方法で試してみてくださいね。
水に30分~1時間ほどつけておく
基本的な塩抜きの方法です。
初めて食べる場合は、この方法で塩抜きするのがおすすめです。
①ハルーミチーズを薄くスライスする。(5mm幅程度)
②スライスしたハルーミチーズを30分ほど水につける。(完全に浸るくらい。)
③まだ塩辛く感じるようならさらに30分ほど水につける。
塊のまま水につけても大丈夫ですが、スライスした方が塩気が抜けやすいです。
また、水につける時間が長すぎると、逆に水っぽくなってしまう場合があります。
そのため「食べる前日に水につけておく」などはあまりおすすめしません。
ぬるま湯に数分つけておく
「今すぐに食べたい!」という時におすすめの方法です。
水につける場合と同様に、ハルーミチーズをスライスしてからぬるま湯につけましょう。
ぬるま湯だと水につける時よりも早く塩気が抜けるので、つける時間は数分で大丈夫です。
牛乳に30分〜1時間つけておく
「水につけると水っぽくなるのが気になる」という方におすすめです。
水につける場合と同様に、ハルーミチーズ をスライスしてから牛乳につけましょう。
つける時間は30分~1時間ほどで大丈夫です。
ただし、牛乳だと水っぽくなるのを防ぐことはできますが、塩気自体は抜けにくいです。
そのため塩辛いのが苦手な方には、あまりおすすめできない方法かもしれません。
ハルーミチーズってどんなチーズ?
ハルーミチーズは、トルコ地中海沿岸やキプロス島で食べられている代表的なチーズです。
モッツァレラチーズなどと同じフレッシュタイプのチーズで、「ハルミチーズ」「ハロウミチーズ」とも呼ばれています。
焼いても溶けないチーズで、キュキュッと音がするような不思議な食感が魅力です。
焼かずにそのままでも食べることができますが、焼いた時よりも食感は少し「もそもそ」します。
トルコやキプロス島などでしか作られていない珍しいチーズですが、最近では日本でもカルディなどで買うことができるようになりました。
ハルーミチーズは長期保存するために塩水に漬けられています。
そのため普通に食べると塩辛く、塩抜きが必要になるのです。
(塩抜きしない状態のハルーミチーズを好む人もいるそうです。)
ハルーミチーズのカロリーや塩分は高い?
チーズはカロリーが高いイメージがありますが、ハルーミチーズはどうでしょうか。
私が購入したのはカルディのハルーミチーズですが、成分は以下の通りでした。
【栄養成分表示100g当たり】
エネルギー 321Kcal
たんぱく質 24g
脂質 24g
炭水化物 2.3g
食塩相当量 3.6g
(内容量 225g)
同じフレッシュタイプのモッツァレラチーズは、100gあたり約280Kcalくらいです。
その他のナチュラルチーズもだいたい300~400Kcal程あるようです。
(同じチーズでも商品によって数値にばらつきがあります。)
ハルーミチーズは一般的なチーズと同じくらいのカロリーということですね。
むしろ、カロリーよりも気になるのは塩分です!
商品にもよりますが、モッツァレラチーズの塩分はだいたい100gあたり0.3~0.6g程のようです。
塩辛いなと思うブルーチーズの場合でもだいたい1.5g程度。
それに比べてハルーミチーズは3.6gなので、チーズの中でも特に塩分が高いということになります。
(長期保存のために塩漬けされているので、仕方のないことですが…)
塩分を摂りすぎないためにも、塩抜きは絶対にした方が良さそうです。
ハルーミチーズはどこで買える?
ハルーミチーズは最近話題になったものなので、まだまだ近所のスーパーなどには売っていないことも。
ですが、以下のお店ではハルーミチーズが売っている場合があるので、どこで買えるかわからず困っている方は行ってみてください!
- カルディ
- コストコ
- Amazonなどの通販サイト
ちなみにコストコのハルーミチーズは、すでにフライに加工された状態で販売されています。
そのため「ハルーミチーズをそのまま、あるいは焼いて食べてみたい!」という人は注意です!
また、Amazonなどの通販サイトでも購入できますが、定価よりも高くなっている場合があるので気をつけましょう。
【ハルーミチーズの食べ方】焼いて食べるのがおすすめ!
ハルーミチーズは、やはり焼いて食べるのがおすすめです。
そのまま食べると少しもそもそした食感ですが、焼くことによってキュキュッと歯触りの良い食感になります。
ハルーミチーズの焼き方は簡単です。
①ハルーミチーズをスライスし、塩抜きする。
②塩抜き後、キッチンペーパーなどで水気をとる。
③油を引かずに、フライパンやグリルパンで両面に焼き目がつくまで焼く。
たったこれだけで、とっても美味しく食べることができますよ。
また、お好みでオリーブオイルやバターなどを引いて焼くと、さらに風味が出ておすすめです。
塩気が強いチーズなので、焼いた後にはちみつをかけて食べるのもおすすめ!
チーズの塩気とはちみつの甘さが絶妙にマッチして、とても美味しいですよ。
※冷めると食感が変わってしまうので、焼いたらすぐに食べましょう!
【ハルーミチーズの食べ方】おすすめのアレンジレシピ3選!
しっかり塩抜きをしても「ハルーミチーズ単体だと塩辛い…」という方もいるようです。
そんな時は、ハルーミチーズをアレンジして食べましょう。
おすすめのアレンジレシピを3選ご紹介しますので、ご参考ください!
ハルーミチーズのブルスケッタ
材料(2人分)
ハルーミチーズ/約80g
トマト/ 1/2個
茹でたブロッコリー/小房で4個
バゲット/スライスで4枚
引用:楽天レシピ「おもてなしに~♪ハルーミチーズのブルスケッタbyアイール」
ハルーミチーズの塩気がバゲットに合いそうです。
あえてハルーミチーズの塩抜き時間を短くしてみても良いですね。
ちょっとおしゃれな朝食や、ホームパーティーにぴったりです!
バゲットを普段食べない人は、食パンなどにハルーミチーズやトマトなどを挟んでサンドイッチにしても良いと思います。
ハルーミブロッコリーのマスタードサラダ
材料(2人分)
ハルーミチーズ/3cmぐらい
ブロッコリー/半房
水/大さじ2
ミニトマト/2~3個
○オリーブオイル/大さじ1
○酢/小さじ2
○粒マスタード/小さじ1
○塩コショウ/少々
引用:楽天レシピ「ハルーミブロッコリーのマスタードサラダ by bapaksan」
ハルーミチーズはサラダにもぴったりです!
野菜と一緒に食べることで、ハルーミチーズの塩気が少しマイルドになるのでおすすめですよ。
チーズを入れるだけで見た目もおしゃれで豪華になるので、ホームパーティーなどでも喜ばれそうです。
ハルーミトマトの油焼き
材料(2人分)
ハルーミチーズ/3~4cm
トマト/1個
*オリーブオイル/大さじ1
*おろしニンニク/一つまみ
レモン汁/少々
**粗挽きコショウ/少々
**刻みパセリ/少々
引用:楽天レシピ「グリルパンで簡単、ハルーミトマトの油焼き by leopoo」
イタリアン風のアレンジで、おつまみにも良さそうですね。
アヒージョのように、バゲットに具を乗せたり、バゲットを浸したりして食べても美味しそうです!
ハルーミチーズの食べ方は?塩抜きの方法やアレンジレシピをご紹介!のまとめ
まとめ
- ハルーミチーズは食べる前に塩抜きが必要。水、ぬるま湯、牛乳につけておくことで塩抜きができる。
- ハルーミチーズは焼いても溶けないチーズで、キュキュッと音がするような独特の食感が特徴。
- ハルーミチーズはトルコ地中海沿岸やキプロス島で食べられている。
- ハルーミチーズのカロリーは他のナチュラルチーズとあまり変わらない。
- ハルーミチーズはチーズの中でもかなり塩分が高い方なので、必ず塩抜きをした方が良い。
- ハルーミチーズはカルディ、コストコ、Amazon(通販サイト)などで購入できる。
- コストコのハルーミチーズはフライになっているので、そのまま食べたり焼いて食べたりしたい人は注意が必要。
- Amazonなどの通販サイトでは、定価よりも高く販売されていることがあるので注意が必要。
- ハルーミチーズはそのままでも食べられるが、やはり焼いて食べるのがおすすめ。
- 焼く時に油は引かなくても良いが、お好みでオリーブオイルやバターを引いても良い。
- 食べる時にはちみつをかけても美味しい。
- 冷めると食感が変わってしまうので、焼いてすぐ食べるのがおすすめ。
- ハルーミチーズはバゲットやサラダに合わせると、塩気がマイルドになるのでおすすめ。
焼いても溶けない不思議なハルーミチーズ 。
1度食べたら、独特な食感と香ばしさの虜になること間違いなしです!
アレンジレシピも豊富なので、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。