寒い冬が終わると、少しずつ暖かい日が増え始め、季節は春に変わっていきます。
会話や文面で使われる春先って、いつ頃の時期のことをいうのか気になる人もいるのではないでしょうか。
また、春先は寒暖差などによって、体調不良が起こりやすい時期でもあります。
春は新しい生活が始まったり、楽しみもあると思いますが不安やストレスも増える時期ですよね。
春先の体調不良の予防や対策も解説していくので、新生活を気持ちよくスタートさせたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
春先とはいつからいつまで?
辞書で春先を調べてみると、「早春、春の初め」と出てきます。
春の初めっていつ?となりますが、春先とは2月から3月の初めのことをいいます。
寒い日も続きますが、春の暖かさを感じられるようになる季節でもあります。
朝晩の温度差が激しいので、風邪をひきやすい時期でもありますね。私もこの時期はよく体調を崩します…。
春先は病気になりやすい?春バテって何?
春先は体調を崩す人が多いですが、その理由はなんなのか気になったので調べてみました。
季節の変わり目は注意!春先の体調不良って?
Yahoo!知恵袋に、こんな質問がありました。
春先に病状がいつも悪化するのですが、これは何が関係しているんでしょうか?? 先生に聞いても、春は空気感(新しい事のスタート、気合いがあふれている? みたいな事)を感じているとか、それとも自分の春へのトラウマ的なものもあるのかもしれない。などとおっしゃってたんですが、私はどちらも特に感じてないような気もします。春という気候のせいじゃないんでしょうか??
引用 Yahoo知恵袋
春になると、日中眠くなったり、なんとなくやる気が出なかったり、心身共に体調不良になった経験はありませんか?
「夏バテ」ならぬ「春バテ」という言葉があるくらい、季節の変わり目は体調を崩しやすいんです。
- 目眩がする
- 肌が荒れる
- 身体がだるい
- イライラしやすい
- 落ち込みやすくなる
こんな症状が出たら、春バテかもしれません。
新生活がスタートしたのに、やる気が起きない状態だと、心身共にしんどくなってしまいますよね。
春バテになってしまう原因は、一体何でしょう。
春先に体調不良になる原因って?
春先の体調不良の原因①激しい寒暖差
朝晩の寒暖差に対応するために、交感神経が活発に働きます。そのため、たくさんのエネルギーが消耗されて、疲れやだるさを感じやすくなります。
春先の体調不良の原因②気圧の変化
低気圧と高気圧の入れ替わりが頻繁に起こるので、自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。
低気圧の影響で、血液中の酸素濃度が下がり、日中の眠気や身体のだるさを感じやすくなります。
春先の体調不良の原因③日照時間の変化
冬に比べて、日照時間が長くなるため、朝早く目が覚めたり、夜更かしをすることが多くなることで生活リズムが崩れやすくなります。
春先の体調不良の原因④生活環境の変化
春先は、卒業や進学、就職や転職など、自分自身や家族の身のまわりの生活が大きく変化する季節です。
緊張感やストレスを感じることで、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
春先の体調不良の原因⑤花粉症
花粉から身体を守ろうとする防衛反応が過剰になっている状態です。
それにより体力が低下し、眠気や身体のだるさを感じます。花粉症の人には本当に辛い時期ですよね。
春先の体調不良の予防と対策
原因が分かったら、次は予防と対策です。
①バランスの良い食事を心がける
食事をとると、副交感神経が活発に働き、身体はリラックスモードになります。
欠食すると交感神経が働いたままになるので、自律神経のバランスは乱れてしまいます。自律神経を整える作用のあるビタミン、ミネラル、カルシウムを摂るようにしましょう。
腸内環境も精神面と関係しているので、ヨーグルトなど、腸に良いものも積極的に摂取していきましょう。
引用 Amazon.co.jp
②適度な運動をする
運動をすると、セロトニンが分泌されます。セロトニンは自律神経のバランスを整えてくれるので、積極的にウォーキングなどの有酸素運動ををすると効果的です。
こまめに動いたり、階段を使ったり、日常生活の動きを変えてみましょう。筋肉は裏切りません(笑)
③入浴はシャワーではなく、湯船に浸かる
副交感神経が働き、自律神経のバランスが整います。38〜40℃のお湯に10〜20分間入浴するのが効果的です。
炭酸ガス入りの入用剤などを入れると、筋肉疲労の回復効果も高まりますよ。
引用 Amazon.co.jp
④睡眠をしっかりとる
副交感神経が働き、心身をリラックスさせることで、スムーズで深い眠りにつくことができます。
目元や首元を、蒸しタオルやアイマスクなどで温めると、睡眠の質もよくなります。アロマオイルでマッサージしたり、ハーブティーを飲んでリラックスするのもおすすめです。
引用 Amazon.co.jp
春バテに効くツボをご紹介!!
心包区(しんぽうく)
手のひらのほぼ中央で、中指と人差し指の間から約2㎝ほど下がったあたりから始まる部分です。
交感神経をリラックスさせて、自律神経を整える効果があるといわれています。
神闕(しんけつ)
おへその位置にあるツボ。気持ちいいと感じる程度に、息を吐きながら数回ゆっくり押してみてください。
冷えやストレスに効果があるといわれています。
春先とはいつからいつまで?春先に起こりやすい体調不良に注意!!まとめ
いかがでしたでしょうか。
春先は2月から3月の初めのことで、寒暖差が激しく、季節の変わり目のこの時期は体調を崩しやすいです。
季節による影響は避けることはできないのですが、あらかじめ、春先の不調がなぜ起こるのかを知っておくことで事前に準備することができます。
この記事をきっかけに食生活や生活習慣を見直し、自律神経を整えて楽しい春を過ごしていただければ幸いです。