みなさんははちみつを瓶からすくう時、なにを使っていますか?
私はティースプーンを使っていたのですが、はちみつがのびてしまって手やテーブルを汚してしまったり、ほしい量が一度にとれなかったりと苦戦していました。
はちみつと一緒に多く登場するこの棒は何?? と思い調べると、「ハニーディッパー」と呼ばれる、はちみつ専用のスプーンであることがわかりました!
見た目もおしゃれで、機能的なので、キッチングッズとして今話題なのだとか。
さらに調べると、たくさんのはちみつ専用のスプーンがあったんです!
今回は、「ハニーディッパー」のメリット・デメリットや使い方、他のはちみつ専用スプーンについてもご紹介します!
はちみつをすくうやつ「ハニーディッパー」って何?
ハニーディッパーははちみつをすくう専用のキッチン雑貨です。
多くは先端が丸いデザインをしていて、その先端にぐるっと溝が入っているのが特徴です。
この溝にはちみつを絡ませて、ビンからはちみつを取り出すんですね。
ハニーディッパーは木製のものをイメージしていましたが、調べてみるとステンレス・ガラス・樹脂などさまざまな素材のものがありました。
木製のハニーディッパー
ハニーディッパーといえば木製ですね。この木製の風合いと、形状がいいですよね。
オリーブやチーク材、ゴムの木など耐久性がよく耐水性がある材質が使われることが多いです。
耐水性のある材質で作られていますが、形状のよっては洗いにくかったり、すぐ乾かさなないとカビの原因になったりするので注意が必要です。
ステンレス製のハニーディッパー
引用:Amazon
ステンレス製のハニーディッパーは洗いやすく、丈夫でさびにくいのが特徴です。食洗器も使用できますね。
ですがはちみつのビン(ガラス)と金属が触れたときの、独特な音や感覚が苦手な方にはむいていないです。
また「マヌカハニー」に使用してはいけません。
「マヌカハニー」は栄養価や抗菌作用が高いと人気ですね。
ですが、マヌカハニーに金属が触れると化学反応をおこし、成分の活性力を弱めてしまうので注意しましょう。
ガラス製のハニーディッパー
引用:Amazon
ガラス製のハニーディッパーも人気です。キラキラしてはちみつの黄色とよく合いますね。
ハニーポットとセットになっているものもありました。これなら衛生的でフタをあける手間もはぶけますね。
樹脂製のハニーディッパー
引用:Amazon
樹脂製のハニーディッパーは洗いやすく、お手入れしやすいです。気を遣わずガシガシ使えそうです。
商品によっては、持ち手がはちみつの重さに負けてしまい、うまくすくえなかったりするようなので注意が必要です。
先端が樹脂製、持ち手が木製という商品もあるようですよ。お好みの形や材質を選びましょう。
ハニーディッパーのメリット・デメリット
なんではちみつをすくう専用の「ハニーディッパー」が必要なのでしょう?
メリット・デメリットについて調べてみました。
ハニーディッパーのメリット
なぜはちみつをすくうのに適しているのかメリットから考えていきましょう。
液だれせずはちみつがピタッととまる!
はちみつを普通のスプーンですくうと、ずーっとはちみつが下に落ちつづけて、なかなか切れない。なんてことはありませんか?
待ちきれなくなり、はちみつをすくったスプーンをビンから食材へうつすと、たらーっとテーブルにはちみつの線が…
はちみつって粘度があるのでふきんでさっとは拭き取れないんですよね。
それだけで余計な家事が増えてしまい、イライラするのは私だけでしょうか? (笑)
またビンのふちに、はちみつをつけたまま保存しておくと、固まってしまい開けるのに一苦労です。
空気にふれやすくなり、細菌が入り込む可能性があり衛生上よくありません。
ですが、このハニーディッパーではちみつをすくうと、本当に垂れないんです!!
くるっと回すだけではちみつが垂れることなく、ストレスになりません。
おしゃれなデザイン
やっぱり使っていておしゃれなデザインの方が気分もあがりますよね。
子育てや仕事に追われた毎日に、お気に入りのキッチン雑貨があるとなんだかテンションあがりませんか?
普通のなんとなく買ったスプーンより、はちみつ専用のハニーディッパーがあるだけで食卓を華やかにしてくれそうです。
はちみつ専用で衛生的
普通のスプーンではちみつをすくうと、子どもはそのまま口に運んでしまうかもしれません。うちの子はしょっちゅうやっています(笑)
そのまま、また容器に戻す、なんてことも考えられます。
ハニーディッパーなら先端が大きくなっているのでそのまま口に運びにくいと思います。
またはちみつ専用のスプーンなので、ほかのものに使用することもなく衛生的に使ってもらえますね。
ハニーディッパーのデメリット
はちみつをすくうのに適しているとお伝えしてきましたが、よい点もあれば悪い点もあります。
デメリットも考えていきます。
はちみつをすくえる量が限られている
ハニーディッパーは周りと溝についた蜜をすくうので、一度にすくえる量は限られています。
スプーンな形状ではないので、たくさん一気にかけたい方は時間がかかるでしょう。
かけすぎることはないので少量ずつかけたい方はよい点ですね。
使用した後の片づけが大変
ハニーディッパーははちみつをからめとる溝があります。この小さな溝を洗うのは、なかなか大変です。
食洗器に対応している素材のものはいいのですが、木製やガラス製のものは手洗いですよね。
ハニーディッパーを洗うときは、お湯を使うとはちみつが落ちやすいです。
お湯に浸し、回すように洗います。そのあと食器用洗剤で優しく洗いましょう。お湯を使うことで殺菌効果も期待できます。
また、木製のハニーディッパーは洗ったあとによく乾燥させましょう。
よく乾かさないとカビがはえてしまうこともあるので注意が必要です。
木製のハニーディッパーはキッチンペーパーにオリーブオイルなどを含ませ、軽くふいてみましょう。
表面を保護するので、ささくれ防止になります。このひと手間で長く愛用することができますよ。
木製のハニーディッパーは年々使っていくうちに木の色味が変わって味がでてきます。自分だけの1本を作っていくのもいいですね。
ハニーディッパーの正しい使い方
ではハニーディッパーの使い方をご紹介します。
使い方はとっても簡単ですよ。
- はちみつが入っている容器にハニーディッパーの先端を入れる
- ハニーディッパーをまわしてはちみつをからめる
- 容器からハニーディッパーをまわしながら取り出す
- かけたいものの上にもっていき、はちみつが垂れるのを待つ
- 止めたいときはハニーディッパーをまわす
ハニーディッパーをまわすと、はちみつがきれるようになっています。
かけるときは横向きにした方が早くはちみつが落ちるようです。小さなお子さんでも簡単に使うことができますよ。
他にもある! はちみつ専用スプーン
これまでハニーディッパーを紹介してきましたが、他にもいろいろなはちみつ専用スプーンがあります!
木製やV字型など垂れにくく、すくいやすいので最近注目されています。
kicoriya木製はちみつスプーン
引用:Amazon
使い方はハニーディッパーと同じです。先端が縦長の形状になっているのでビンの底もすくいやすいですね。
持ち手も長く、柄が丸くなっているので回しやすいです。
Bee happy はちみつディッパー大
引用:Amazon
こちらも細い先端で、ビンなどの隅に届きやすいですね。レビューも高評価をうけています。
食洗器対応で継ぎ目もなくお手入れしやすいことが選ばれているポイントでしょう。
100均で発見! はちみつスプーン
以前はダイソーで、ステンレス製のハニーディッパーを取り扱っていたようですが、今はハニーディッパーは取り扱ってないようです。
そんな時見つけたのがダイソーの「はちみつスプーン」!!
先端が丸ではなく「V」の字のようにえぐれた形になっており、深底構造でたっぷりすくえるようになっています。
はちみつスプーンの先端はくちばし状になっていて、きれいに注ぐことを可能に。
使い方はハニーディッパーと同じようにくるっと回してはちみつを切ります。
すくいやすさと液だれのしにくさ、両方を叶えてくれる商品が110円で買えるなんて! 感動です!
はちみつスプーンの隣にはこんな商品も!
「ハニートーストカッター」です!
食パンにはちみつをのせると垂れてしまい、なかなか一緒に食べれないんですよね。
「ハニートーストカッター」を使えば、食パンに押すだけでハニカム状の切れ目が入り、このすき間にはちみつがしっかり染みます。
朝からおいしいハニートーストが食べられますね。
ちょっと値段的に悩んでいる方、まずは手軽に始めてみてください。
はちみつをすくうやつ? あれって何!? 特徴やメリットを紹介 まとめ
- はちみつをすくうやつをハニーディッパーといい、さまざまな素材がある
- ハニーディッパーのメリット・デメリット
- ハニーディッパーの使い方
- 他にもある! はちみつ専用スプーン
はちみつをすくうハニーディッパーやはちみつ専用スプーンについてご紹介しました。
専用のスプーンなんて、いいかな。と思っていましたが、使ってみると快適! なんで早く買わなかったんだろうと後悔しました。
一度試してみてほしいです。はちみつがもっと身近になりますよ。毎日の生活にプラスしてみてはいかがでしょうか。