寒い季節や冷房で体が冷えてしまったとき、あなたはどうやって体を温めますか?
「温かい飲み物で体の中から温める」という方が多いと思います。
その飲み物の中で私がオススメするのは、「ホットミルク」です♪
ホットミルクにはリラックス効果や安眠効果も期待でき、また「はちみつ」を足すことでその効果はもっと大きなものになります!
ダイエット中の方でも、カロリーの低いはちみつを用いることで、気軽にホットミルクを楽しむことが出来ますよ。
今回はホットミルクにはちみつを入れることのメリットやその効能から、おすすめレシピまで現役看護師の私がご紹介します♪
ホットミルクにはちみつを入れる効能メリットとは?
ホットミルクで体の芯から温めることで安眠できる
ホットミルクは胃腸など体の内部から体を温めてくれます。
人は体温が下がるときに、眠気を感じるため、寝る前にホットミルクを飲むことで、スムーズに眠りにつくことが出来ます。
そこに果糖であるはちみつを加えることで、急激な血糖値の上昇を抑えアドレナリンの分泌を抑えてくれます。
最強の組み合わせで、やさしい甘さに癒されますね♪
ホットミルクで胃腸に優しく空腹を満たしてくれる
ホットミルクは胃腸を保護してくれる作用もあり、胃腸の負担が掛かりません。腹もちもいいので、夜間の空腹に悩むことも少なくなるでしょう。
また、はちみつも消化が早く胃腸に負担の掛からないため、就寝前に摂取してもいい食品と言えるでしょう。
ホットミルクで「眠れる」気分になれる
ホットミルクには実際に安眠効果があると言われていますが、ホットミルクを飲んで眠れた経験があると、もっと寝付きが良くなります。
これをプラシーボ効果(偽薬効果)といいます。自分に言い聞かせることってとても大切なんですね♪
ホットミルクにはちみつを入れるのが向いているのはこんな人です!
この記事を読んで、「ホットミルクを生活に取り入れていきたい」と思っているあなた。
あなたが次のタイプに当てはまるのであれば、ぜひ生活に取り入れることをオススメします!
イライラしてストレスを抱えている人
生活や仕事、様々なしがらみにストレスを抱えている方も多いと思います。
そんな方はホットミルクにはちみつを入れて、ほっと一息ついてみて下さい。
疲れて眠りの浅い人
スマートフォンやパソコンなどを扱う機会の多い現代。意識せずブルーライトにさらされていますよね。
知らぬ間に緊張してしまっている神経を、ホットミルクのはちみつ入りで落ち着かせましょう♪
温かいホットミルクが深い眠りに誘ってくれるでしょう。
なぜか興奮していて、気分を落ち着かせたい人
ホットミルクには興奮した神経を落ち着かせる効果があります。
次の日のことを考えて、ついつい眠れなくなった夜は、ホットミルクにはちみつを入れてリラックスしてみて下さい。
冷えに悩んでいる人
慢性冷え性の方は、眠る前にホットミルクはちみつ入りを飲むことで、効率よく体温があがり
気持ちよく眠りに誘ってくれるでしょう♪白い砂糖に比べ、はちみつは体を温める効果があります。
習慣化することで、体質改善も望めるでしょう。
ダイエット中の人
ダイエット中の方は、体内の栄養素が不足している可能性があります。
砂糖に比べてカロリーの低いはちみつを取り入れることで、安心して飲めるのではないでしょうか。
一日のおわりに、体内の栄養素を整えて眠りにつきましょう♪
しかし、ホットミルクはちみつ入りだけでは必要な栄養素は満たせません。
必要な栄養分は摂取して、健康的なダイエットに取り組んでくださいね!
参考程度に・・・
砂糖(グラニュー糖)100g=384Kcal、はちみつ100g=303Kcalとなります。
これははちみつに多く水分が含まれているためです。
ホットミルクにはちみつを入れる時の注意点をご説明!あつあつでは入れないで!
ホットミルクにはちみつを入れる時、牛乳が熱すぎるとせっかくのはちみつの栄養素が壊れてしまいます!
牛乳が50度ほどになってからはちみつを加えるようにしましょう♪
また、はちみつを選ぶとき「純粋はちみつ」をなるべく選ぶようにしましょう。
純粋はちみつとは、加熱処理がされていない国産のはちみつで、はちみつの栄養素をたっぷり取り入れることが出来ます。
もし純粋はちみつか分からない時は・・・
- あまり安価なはちみつは購入しない
- 信用の出来るお店で購入する
- 国産を選ぶようにする
と失敗しにくいでしょう。
ホットミルクにはちみつを入れるといい理由とは?効能を解説!
ホットミルクと聞くと、秋冬の寒い季節を想像しませんか?私がオススメする、ぜひ飲んでほしい季節は夏なんです!
それは冷房で体が冷え切っているからです。
オフィスやスーパー、病院などでは冷房がしっかり効いており、自分でも気付かないうちにキンキンに冷えてしまっていることが多いです。
気温が高く暑く感じるため、ついつい冷たい飲み物ばかり飲みたくなってしまいますよね。
でもそんな時こそ取り入れていただきたいのが、今回紹介するホットミルクにはちみつを入れる方法です!
ここでははちみつ入りホットミルクの効能を、それぞれ含まれている栄養素に分けてご紹介します。
ホットミルクに含まれる栄養素と効能
牛乳を温めて作るホットミルク。その牛乳にはカルシウム・ビタミンB12・トリプトファンが含まれています。
ホットミルクとカルシウム
交感神経の働きを抑え、興奮やストレスを鎮める効果があります。
成人の体内に約1kg含まれていて、各種ミネラルの中で最も多く存在します。そのほとんどがリン酸カルシウムとして骨および歯のエナメル質に含まれます。
ごく一部は、カルシウムイオンとして血液や筋肉、神経内にあり、血液の凝固を促して出血を予防するほか、心筋の収縮作用を増し、筋肉の興奮性を抑える働きもあります。
ホットミルクとビタミンB12
脳からの命令を伝える神経を正常に保ち、自律神経のバランスを整える働きがあります。
ビタミンB12は、神経および血液細胞を健康に保ち、全細胞の遺伝物質であるDNAの生成を助ける栄養素です。また、疲労や体力低下を引き起こす貧血の一種である巨赤芽球性貧血の予防にも役立ちます。
引用;厚生労働省eJIM
ホットミルクとトリプトファン
必須アミノ酸(人が体内で作り出すことの出来ないアミノ酸)の1つで、脳内に入ることで安眠に必要なホルモンであるメラトニンを作る「※セロトニン」に変化します。
※セロトニン
脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする。
ホットミルクの作り方!はちみつを加えるアレンジレシピもご紹介!
まずは、基本のホットミルクと、はちみつを加えるアレンジレシピをご紹介します!ぜひ今夜からのお供にどうぞ♪
基本のはちみつホットミルクの作り方
- 牛乳 200㏄
- はちみつ 小さじ2~3
- 牛乳をマグカップなどの耐熱容器に入れ、電子レンジで1~2分くらい加熱をする。(ご家庭の電子レンジによって加熱時間は異なります)様子を見ながら加熱してください。
- 牛乳が熱すぎないか確認して、はちみつを溶かしいれて出来上がり♪
ホットミルクはちみつ入りに生姜でぽっかぽか♪
- 基本のはちみつホットミルク
- 生姜のしぼり汁 小さじ1
- シナモンパウダー あれば
- 基本のホットミルクを作る
- 生姜のしぼり汁を入れる
- あればシナモンパウダーを加えて香り高いホットミルクの出来上がり♪
ホットミルクはちみつ入りにお気に入りのジャムで果物感をプラス!
- 基本のはちみつホットミルク
- お好みのジャム(無糖) 小さじ1
- 基本のはちみつホットミルクを作る
- お好みのジャムを加える。無糖のジャムを使うことではちみつの甘さがより引き立ちます♪
はちみつに含まれる栄養素と効能
はちみつは「万能薬」と呼ばれるほど、栄養素が多く含まれている食品です。
ここではぜひ詳しく説明させてください!
ホットミルクとミネラル
ミネラルは体の組織をつくる大切な栄養素。
このミネラルは体内で生成出来ないため、食品から取り入れる必要があります。
はちみつにはナトリウム・カリウム・マグネシウムなどが含まれています。
ホットミルクとビタミン
ビタミンは疲労の軽減・風邪予防など健康を保つために必要な栄養素です。
はちみつにはビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2など豊富に含まれています。
ホットミルクとアミノ酸
アミノ酸は身体の代謝を上げ、ダイエットに効果的な栄養素です。
はちみつに含まれているアミノ酸は必須アミノ酸と呼ばれ、体内で生成できないため、食品から取り入れる必要のあるアミノ酸です。
エネルギー産生栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する、20種類の有機化合物のこと。ひとつでも欠けるとたんぱく質を合成することができません。人体を構成する要素としては60%を占める水に次いで多く、残り約40%のうちのおよそ半分を占めています
ホットミルクとポリフェノール
ポリフェノールは「抗酸化作用」があり、老化防止の効果があると知られています。
はちみつにも含まれており、美肌効果が期待されます!
栄養素だけでも、体にいいのが分かりますね♪疲労回復や風邪の予防、ダイエットに効果的なはちみつに興味が湧いてきませんか?
次にホットミルクにはちみつを加えることのメリットをご説明します!
ホットミルクの作り方とはちみつを加えて効能UPする方法をご紹介!のまとめ
暮らしに上手に取り入れて、質の高い睡眠の手助けになれますように…。
今回の記事を下記にまとめておきます。
- ホットミルクにはちみつを加えることで、疲労回復・イライラの軽減に効果あり!
- 習慣化することでより良い眠りに!
- 砂糖に比べカロリーも低いためダイエットにも取り入れやすい!
- はちみつには疲労回復や代謝を上げる効能がありダイエットにうってつけ!
- 牛乳が熱すぎるとはちみつの栄養素が壊れてしまうため、50度くらいの牛乳がおすすめ。
- 寒い季節だけじゃなく、冷房の季節にも取り入れてみて!