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ほうじ茶の効能と副作用・便秘解消に効果はあるの?飲みすぎた場合の注意について

さっぱりとした味わいのほうじ茶、冬は温かく、夏も実は冷やしても結構美味しかったりします。個人的には祖母の家に遊びに行くと必ずほうじ茶が出てきたのを思い出します。効能はもちろんのこと、副作用や、飲むのに注意する点はないのか纏めてみました。



ほうじ茶の効能について

ほうじ茶には大変多くの効能があることが知られています。

ほうじ茶の抗菌・殺菌作用について

ほうじ茶には高い殺菌作用の効能を持つ茶カテキンが含まれています。抗菌作用が高い茶カテキンは食中毒を引き起こすO-157などの
食中毒菌や胃潰瘍や胃がんの原因菌との1つと考えられるピロリ菌、虫歯の原因となるミュータント菌など様々な菌やウィルスの活動を
抑制する効能が期待されています。

ほうじ茶のカテキンの効能について

カテキンは、脂質、糖質の吸収を抑えるとともに、体脂肪を燃焼すると言われていますので、ダイエットには最適の飲み物です。
また、抗菌・殺菌作用があるため、口臭や虫歯の原因となる菌を殺してくれるため、口臭や虫歯予防が期待できます。
さらに、カテキンの持つ抗菌・殺菌作用により、食中毒やO-157の予防、ピロリ菌の増殖を抑える効能などがあります。

ほうじ茶のピラジンの効能について

ピラジンというのは、ほうじ茶独特の香りの元となっている成分で、アミノ酸と糖が高い温度で加熱されることで生成されます。

ほうじ茶はお茶の葉を焙煎することによって作られますので、製造の過程で、お茶に含まれているアミノ酸と糖が加熱されることによって

ピラジンが生成されます。

ちなみに、このピラジン、ほうじ茶だけではなく、大麦、コーヒーやローストしたナッツやココア、牛肉などにも含まれています。

こう、並べてみると、香りを楽しませてくれる食品ばかりですね。

ほうじ茶の香りは、番茶を加熱したときに発生する「ほうじ香」といわれるもので、俗にいう「美味しいものの香り」とされています。

ほうじ茶の香りの主成分「ピラジン」により、精神の安定、血流促進、冷え性の改善、肩こりの緩和、月経不順を改善、くすみ、くま、肌荒れ

などの肌トラブル解消などの効果があると言われています。「ホッとするほうじ茶の香り」は主に「ピラジン」から作られているそうです。



ほうじ茶は冷え性や便秘に効果があるのか?

ほうじ茶は冷え性にも効果があると言われています。上の方に記載しましたピラジンに血行を促進する作用があり、冷え性を改善する効果があると言われています。

また、緑茶と比べてカフェインの含有量が少ないため、冷え性の方におすすめです。

ほうじ茶は便秘にも効果があると言われています。

ほうじ茶には、レモンの3倍から5倍ものビタミンCが含まれています。ビタミンCには腸の働きを高め、腸内の老廃物を柔らかくして排出を促す効能があるため、

便秘解消による健康効果が期待できます。便秘の時は温かいものを飲んだ方が腸が動きやすくなります。ビタミンCは熱に強いため、便秘解消効果を期待する場合

には温かいほうじ茶を飲むとより良いでしょう。

ほうじ茶のビタミンCの効能について

ビタミンCと言われると真っ先にレモンが思い浮かびますが、ほうじ茶にもレモンと同様にビタミンCが含まれていて、緑茶(煎茶)と同様、ビタミンCの含有量が高くなっています。特徴的なのは、同様に含まれている、カテキンとの相乗効果でビタミンCの吸収率が高くなるところにあります。

ほうじ茶は、その茶葉に含まれるビタミンCの量はレモンの3~5倍と言われています。そして、その含有量もさることながら、注目すべきはビタミンCの吸収率です。

ビタミンCは熱などで壊れやすい栄養素として有名ですが、カテキンと同時に摂取することでビタミンCが壊れにくくなることは様々な研究結果から知られています。

カテキンとビタミンCの双方を多く含む緑茶(煎茶)とほうじ茶は、ビタミンCを摂取するのにピッタリな飲み物なのです。ほうじ茶は後程述べるとおり、

火入れする分だけカテキンの含有量は減りますが、それでも他の食材に比べると含有量が多いことには間違いありません。

ビタミンCが壊れずに体内に吸収された場合、下記のような様々な健康的な効果があると言われています。

抗酸化作用、美容効果(シミ・そばかすの原因となるメラニン色素の沈着予防、コラーゲン生成サポート)、免疫力強化、殺菌作用

なんだかいいことばかりですね。



ほうじ茶の抗ウィルス作用について

インフルエンザウィルスが体内に侵入することを抑制する働きも確認されており、インフルエンザ予防の効能がある考えられています。




ほうじ茶の副作用について

副作用と言っても、健康に本当に重大な副作用があるようであれば、そもそも、ほうじ茶がこんなにポピュラーにはなっていないわけで。

そんなに重大な副作用があるわけではありません。

唯一議論の的になるとすれば、カフェインが含まれているということになるかも知れません。

ほうじ茶に含まれるカフェインについて

カフェインはほうじ茶に限らず様々な食品に含まれており、緑茶や紅茶にも含まれています。軽い苦味があり、主な効能は中枢神経興奮作用です。脳の中枢神経を興奮状態にするため、眠気覚ましとしてカフェインが愛用される理由となっています。

ただし、体質によっては逆の作用(眠気やだるさ)をもたらすこともあり、過剰に摂取しすぎないよう注意しなければなりません。ほうじ茶にもカフェインは含まれますが、100g中わずか0.02g程度です。

ほうじ茶に含まれるカフェイン量は、文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によると、20 mg/100 mLとされています(コーヒーは60 mg/100 mL)。

参考までに、他の飲料に含まれるカフェイン量の目安と比較してみましょう

  • コーヒー:60 mg/100 mL(コーヒー粉末10 g、熱湯150 mL)
  • インスタントコーヒー:57mg/100mL(熱湯140mLにインスタントコーヒー2 g使用した場合)
  • せん茶:20 mg/100 mL(浸出法:茶10 g、90℃ 430 mL、1分)
  • ほうじ茶:20 mg/100 mL(浸出法:茶15 g、90℃ 650 mL、0.5分)
  • 玄米茶:10 mg/100 mL(浸出法:茶15 g、90℃ 650 mL、0.5分)
  • ウーロン茶:20 mg/100 mL(浸出法:茶15 g、90℃ 650 mL、0.5分)
  • 紅茶:30 mg/100 mL(浸出法:茶5 g、熱湯360 mL、1.5~4 分)
  • ココア(※粉末の純ココア):200mg/100 g
  • 麦茶:0 mg/100 mL

やはり、カフェインと言うとコーヒーというイメージがありますが、イメージ通りの結果という感じですね。

ほうじ茶を飲み過ぎる場合のデメリットについて

タンニンの取り過ぎによって鉄分不足になる可能性も?

どんな食品でも、取りすぎというのはやはり問題があり、ほうじ茶に含まれるタンニンという物質についても取りすぎると問題と言われています。

タンニンには鉄分の吸収を妨げる働きがあると言われ、過剰摂取すると鉄分が不足して貧血を引き起こす可能性があります。

特に女性の場合だと、月経のたびに鉄が失われていきます。成人女性が1日に摂らないといけない鉄の量は12mg、男性だと10mgなので男性に比べて

1.2倍摂取が必要です。だからこそ、女性は比較的貧血にかかりやすいとも言われています。

他にもタンニンは、過剰摂取で腸の粘膜を刺激され、下痢を引き起こす可能性や、薬の成分を弱める働きもあるため、薬と一緒に飲むのは控えるようにしましょう。

 

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ほうじ茶は子どもが飲んでも大丈夫なのか

どんなものでもそうかと思いますが、やはり、飲みすぎとか取りすぎというのには注意したほうが良いでしょう。

乳幼児期は、心も体も健やかに成長してほしい時期。そのため脳の発達、とくに知性や理性をつかさどる前頭前野に影響を与えるといわれる

カフェインは控えるのがベター。水やノンカフェインのお茶などに切り替えて見たほうが良いでしょう。

カフェイン摂取が子どもに与える影響はあるのか?

実は、カフェインの取り過ぎによる悪影響というのも報告されています。

具体的には、集中力の低下や、落ち着きが無いと言った子供様子に変化が見られるということも報告されています。

日本には、カフェインの摂取に関する基準がありませんが、欧米各国にはそういった、カフェイン摂取についての基準があり、

カナダでは4~6歳の子どもには45mg未満/日を推奨しています。これは緑茶やほうじ茶、ウーロン茶だと約200ml分に相当します。

この基準に照らし合わせると、朝、昼、夕の食事のたびに緑茶やほうじ茶を飲んでいては、カフェインの摂り過ぎということがわかりますね。

また、子どもは脳が未発達であり、肝臓での代謝機能が大人よりも低いため、お母さんやお父さんと同量のカフェインを摂取するのは危険!

カフェインは多く摂取すると脳を刺激し、“落ち着きがない”“多弁””不眠“などの興奮状態に陥りやすくなります。そして数時間後、

カフェインの作用が消失すると、逆に抑うつ状態が強まり“集中力や積極性の低下”“眠気”“だるさ”が増すと言われています。

子どもは顕著に現れやすいので、例えば幼稚園児の場合は、園での活動に集中できない、イライラしてお友だちとトラブルを起こしやすい、

先生の話を聞けない…など気になる様子が現れるはずです。



ほうじ茶が緑茶より体に良いというのは本当?

緑茶よりカフェイン量が少ない
緑茶にも玉露など複数の種類がありますが、ここでは一般的に飲まれている煎茶を例にあげて解説します。

ほうじ茶は高温で炒ることでカフェインの含有量が変化していますが、緑茶に比べるとカフェイン量はごくわずかです。

カフェインがほうじ茶よりも多く含まれているといっても、緑茶のカフェイン量もごくわずかです。体質によって少量のカフェインで体調を崩す場合もありますが、すべての人に当てはまるものではありません。

カフェインの適切な摂取量についてはいまだ解明されておらず、国や機関によって見解が異なっています。また、コーヒーの含有量に比べると煎茶も少ない部類に入ることから、カフェインの量の差のみで「緑茶よりほうじ茶が体に良い」とは断言できません。

とくに含有量に気をつけなくてはならない体質の人や妊婦、小さな子供など、カフェインをできる限り避けたい人は、ほうじ茶を選んではいかがでしょうか。

重視しないのであれば、ほうじ茶と緑茶それぞれの味わいの違いで楽しむことをおすすめします。さっぱりした味や香ばしさを楽しみたいならほうじ茶を、新緑の甘みを感じたいなら煎茶が最適です。

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