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インドネシアのデモは何故起こる?大統領は何をしてしまったの?

最近テレビを付けると、香港のデモが盛んに放送されていますが、

インドネシアでも、国民の期待に背いた大統領に向けてデモが大規模に発生しています。

どうも、日本ではあまり放送されていないようですが、その辺りについて調べてみました。

インドネシアのデモは何故 大統領の裏切りが原因

インドネシアの大統領は、ジョコ・ウィドド(Joko Widodo)という方が、2014年の選挙で

当選し、第7代の大統領に就任しています。

大統領選挙戦では政治変革や汚職撲滅といったことを公約に掲げ、スハルト元大統領の娘婿の

プラボウォ・スビアント元陸軍戦略予備軍司令官との一騎討ちを制して選挙に当選しています。

スハルト元大統領と言えば、第2代大統領、その身内との選挙で勝ったのですから、

国民からの人気もかなりのものであったと考えていいでしょう。

企業経営者から、市長、州知事と階段を登って当選した人気のある大統領。

何をやってしまったのでしょう。

汚職撲滅法の改正をすすめるジョコ・ウィドド大統領

日本も昔は汚職事件がたくさん発生しておりましたが、アジアの国々についても

汚職事件というのは枚挙に暇がないわけですが、インドネシアも、大変汚職が

多いお国柄でして、

1998年のスハルト大統領の辞任の後、「麻薬委員会(BNN)」と「汚職撲滅委員会(KPK)」

という捜査機関が設置され、両方の委員会とも、国家委員会と呼ばれる組織で、独立した(ここが

ポイント)、国の捜査機関となっていて、麻薬委員会は麻薬犯罪の摘発、汚職撲滅員会は

汚職犯罪の摘発を精力的に実施しており、国民からも厚い信頼を寄せられてきました。

 

この汚職撲滅員会、かなり徹底した捜査を進めていて、摘発される容疑者が、閣僚、国会議員、

司法関係者といった権力者もどんどん摘発しており、国民からは、喝采を浴びてきています。

 

しかしながら、ここに来て、この、汚職撲滅員会の根拠法となる、汚職撲滅法の改正案が可決されて

しまい、学生を中心とした多くの国民がデモに参加する事態になっています。

汚職撲滅法の改正案は簡単に言うと、汚職撲滅委員会の権限を大幅に制限するものとなっており、

いわゆる、骨抜きにしようという政府の意図が強く感じられます。

 

これ、汚職撲滅を公約に掲げてきた、ジョコ・ウィドド大統領に対しては、国民が、

裏切りだとデモを起こすのは、至極当然で、当分収まる気配が見られません。

デモの範囲も、当初は首都ジャカルタのみであったものが、地方都市にも波及していっています。

インドネシア警察 学生デモに対して発砲

ニューズウィークによると、インドネシア警察による、でも鎮圧のための

学生向けの発砲事件が発生してしまっており、すでに大学生2名がなくなっています。

警察というのは、国民を守るために存在しているはずなんですが、大変なことになっています。

2名とも実弾による射殺だったことがわかり、インドネシア警察は「警察官はゴム弾しか

装填していなかった」と弁明していますが、学生も国民もこの弁明を信用していません。

ついに、人がなくなる事態に及んでしまっているというのは大変残念なことです。

引用:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/2-

ジャカルタでのデモ隊と警察の衝突のようすになります。

騒然としている状況が見て取れます。

 

インドネシアのデモの収束時期は?大統領の辞任といった話に発展するのか?

日本と違って、諸外国では、デモを起こすことによって、権力者が交代するというのは

以外に多くあることです。

どうも、ジョコ・ウィドド大統領、汚職撲滅法以外にも、刑法を改正しようとするなど、

国民に対して、後ろ向きの施策が目立ってきてしまっています。

どこかで、路線を変更するか、潔く大統領を辞任するといった話になるのか、

しばらく、インドネシアの情勢は不穏な情勢が続きそうではあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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