「受験勉強を始めよう」
そう思い立ったはよいものの、どう始めて良いのか分からない人も多いですよね。
志望校は決めたけど、どうしたらそこに行けるのか分からない人に向けて、今回は受験勉強のやり方を説明します‼︎
受験勉強の前に自分の苦手分野を知ろう
受験勉強において、「得意を伸ばす」ことはとても大事です。
しかし得意を伸ばす前に、まずは自分の「苦手な教科」「苦手な分野」を知りましょう。
受験間近の人は苦手分野を伸ばす時間がもったいないため、得意科目を伸ばすことがおすすめです。
しかし受験まで時間がある人なら、まずは苦手分野を知ることがよいでしょう。
実は勉強における苦手分野を克服すると、面白いくらい成績が上がります。
今まで間違えた問題を解けるようになると、勉強のモチベーションも上がりますよ。
ただ、どこが苦手かわからない人も多いですよね。苦手な教科・分野を知るためには、以下のことを実施しましょう。
- 定期テストや模試で、間違えた問題をチェック
- 間違えた問題を、再び解く
これを行い、また間違えてしまう場合は苦手分野と言えます。
「なぜ間違えてしまうんだろう」
「公式を覚えてないのかな?」
このように、解けない理由を探ってみましょう。
「公式を覚えていない」
「そもそも間違えて覚えている」
「考え方が分かっていなかった」
解けない理由が分かったら、もう大丈夫です‼︎あとは解き方を覚えたり、考え方を復習することで苦手が得意に変わりますよ♪
各教科ごとの効率のよい勉強方法を知ろう
実は教科ごとに、効率のよい勉強方法が存在するんです。
それぞれの教科は異なるものなので、その勉強方法ももちろん異なりますよね。人によっても、効率のよい勉強方法は違うでしょう。
ここでは各教科ごとの特徴と、おすすめの勉強方法を紹介します。今やってる勉強方法で成績が上がらない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
英語
英語の特徴は、単語・文法・長文の分野がそれぞれ密接に関わっていることです。
英単語が分からないと、文法が分かっても解けません。そのため、まずは英単語を覚えましょう。
同時並行で、文法も勉強できるとよいです。文法は根拠を理解し、説明できるようになると素晴らしいです。
リーディングで文章が読みにくい人は、文節ごとにスラッシュを入れることがおすすめめす。意味が頭に入りやすくなるため、読み間違いが減りますよ。
英語の対策方法はこちらの記事もご覧くださいね。
数学
数学は各分野で学んだことを積み重ね、次の分野で活かす特徴があります。
比例が分からないと一次関数は解けず、一次関数が分からないと二次関数は解けませんよね。
そのため今分からない問題は、実は過去の分野でつまづいているかもしれません。どの公式をどんな問題で使うか、を知ることが大切です。
私の友人も、小学校で習った「割引」の計算でつまづき、大学受験までずっと数学が分かりませんでした。
どの段階で苦手ができたのかを分析し、分からない問題は何度も解き直すことが大切です。
国語
国語は勉強法が分からない、とよく言われます。しかし、物語や説明文、古文など文章の種類によって解き方は変わります。
とはいえ漢字や各言葉の意味など、どうしても暗記しないといけない分野も…。部首ごとや意味ごとなど、グループ分けすると覚えやすくなります。
読解問題では、主語・述語・いつ、どこで、誰が、などをしっかり把握することが大切です。
ただ字を読むのではなく、内容をしっかり読み解きイメージを浮かべると解きやすくなります。
指示語がどこを指しているか、などは読みながら紐づけると問題を解くことが楽ですよ。
理科
理科は暗記科目と思われがちですが、しっかり内容を理解して覚えないと応用問題が解けません。
公式や重要語句を覚えた後は、応用問題を何度も解いて解き方を覚えましょう。
単元ごとに、苦手になりやすかったり得意になりやすかったりします。
特に理科では、圧力や電流、原子をはじめとした目に見えないものが出てきます。見えないものは想像しづらく、その結果苦手になりやすいです。
理科は、日常生活に溶け込んでいます。受験勉強間近になる前に、日常にある「理科」と接すると勉強時に想像つきやすいですよ。
社会
理科と同じように、暗記科目と思われがちな社会。重要語句を覚えるだけでは、応用問題や引っ掛け問題には太刀打ちできません。
例えば歴史は、現実に起きた過去を学びます。現実のことなので、歴史には流れがありますよね。
「日本でAが起きている時、世界ではBが起きている」といったことがあるため、社会の流れをそれぞれリンクさせると覚えやすいですよ。
地理は、地図だけで覚えると面白みがなく定着しづらいです。
インターネットや図書館で、実際にその場所や特徴、特産物などを見ると具体的なイメージが分かります。
政治経済、公民では政治や現代の社会的事象など、難しい言葉が使われることが多いです。
言葉になじみがないと難しく感じるため、日々ニュースや新聞をチェックすることは有効的です。また分かりやすい言葉と紐づけると、理解が増します。
問題集は1冊でも大丈夫!この1冊を何度も解こう
問題集や参考書をたくさん持っていても、成績が上がらない人もいるでしょう。実は、問題集は1冊で大丈夫なんです。
何冊も問題集を持っていると、1回解き終わるまで時間がかかります。その分、解き直しにかけられる時間が減ってしまいます。
まずは1冊の問題集を、何度も解きましょう。
1度間違えた問題には印をつけ、答えを見て理解してから解き直します。3日経ったら、またもう一度解き直します。
そして1ヶ月経ってから解き直しても正解したら、もうその問題は克服したと言えるでしょう。
問題集1冊の中に、解けない問題がなくなるまでは買い足す必要はありません。全て解けるようになって、初めて次の問題集に行ってもよいでしょう。
受験勉強のやり方がわからない!まずは苦手を知ることが重要!?のまとめ
いかがでしたか?
今回は受験勉強のやり方が分からない人向けに、受験勉強法を紹介しました。
- 苦手分野を知る
- 教科の特徴に合わせた勉強方法
- 問題集は1冊を何度も解く
苦手分野を伸ばすことは、得点率アップに繋がります。高得点のためには、効率よい勉強の積み重ねが大切です。
受験勉強を制して、志望校に合格しましょう!!