心地よい香りと優しい味で人気のジャスミン茶。今はコンビニ等で手軽に手に入りますよね。筆者もジャスミンの香りが大好きで、リラックスしたい時に飲んでいます。
そんなジャスミン茶、最近は美容やダイエットに良いと注目を集めていますよね。
「ジャスミン茶を飲んで体重が減るって本当?」
と疑問に思う読者の方も多いはず。飲むだけで手軽に痩せられるなんて、本当だったらとても嬉しいですよね。
そこで今回は、ジャスミン茶に含まれる成分に焦点をあて、ダイエット効果はあるのかの解説や、正しい飲み方、副作用などもご紹介します。
また、ジャスミン茶を飲むことで得られるダイエット以外の嬉しい効果もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ジャスミン茶で体重が減る?ジャスミン茶に含まれる成分とは
ジャスミン茶は、お茶の葉にジャスミンの香りを移して作られているため、ジャスミン茶に含まれる成分は緑茶やウーロン茶とほぼ同じだそうです。
ビタミンC、ビタミンE、ミネラルを多く含んでおり、さらに覚醒作用のあるカフェインやジャスミン茶の香り成分であるベンゼルアセテートが含まれています。
まずは、それぞれの成分がどういった役割を果たすのかご紹介します。
ビタミンC
ジャスミン茶3杯でりんご1個分のビタミンC(約12mg)が摂れるといわれています。これは1日に必要なビタミン摂取量の約8分の1に相当します。
コラーゲンの生成に欠かせない成分であり、日焼けを防ぐ効果や、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を高める働きがあります。
ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジングに役立ちます。血管を健康に保役割があり、コレステロールの酸化を抑えたり、細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも効果がある成分です。
ミネラル
ミネラルは私達の体にとって重要な役割を持つ5大栄養素のうちの一つです。人間の臓器や細胞の活動をサポートしたり、歯や骨のもとになったりといった重要な働きがあります。
カフェイン
カフェインには覚醒作用があり、摂取すると眠気が覚めたり集中力が高まります。ほかにも痛みを抑える鎮痛作用や倦怠感を取り去る疲労回復などの働きがあります。
ベルゼンアセテート
ジャスミン茶の香り成分であるベルゼンアセテートは、脂肪燃焼効果があります。また、自律神経の緊張を緩和して副交感神経を活性化することにより、リラックス効果が期待できます。
ジャスミン茶で体重は減る?飲んで得られる効果を解説
ジャスミン茶には美容や健康に効果のある成分が豊富に含まれていることがわかりましたが、それらの成分によるダイエットの効果はあるのでしょうか?
ジャスミン茶を飲むことでどのような効果が期待できるのか解説します。
脂肪燃焼
ジャスミン茶に含まれるカフェインや香り成分のベルゼンアセテートには、基礎代謝をあげて脂肪を燃焼する効果があります。
運動と組み合わせることでダイエット効果がアップします。
油分の多い食事と一緒にジャスミン茶を飲むと、脂肪の分解や燃焼を促したり、吸収抑制の効果があります。
ただし、ノンカフェインのものだと効果が薄れるので、ダイエットに繋げたい方はカフェインが含まれるものを選ぶといいですね。
リラックス効果
ジャスミン茶に含まれる香り成分にはリラックス効果が期待できます。
イライラしていたり疲れていたりとストレスを感じた時はジャスミン茶がおすすめ。
心が落ち着きストレスで暴飲暴食をすることがなくなることで、ストレス太りを防ぐことができます。
また、なかなか寝付けないときにジャスミン茶を飲むことで、リラックスでき安眠に導いてくれます。
カフェインには覚醒効果があるので、この場合はノンカフェインのものを選んでくださいね。
むくみ改善
ジャスミン茶に含まれるカフェインには、利尿作用や血行促進作用があります。
ジャスミン茶を飲むことで血液やリンパの流れを促進し、老廃物を排出することでむくみが解消されすっきりとした体になります。
便秘改善
ジャスミン茶の香り成分にはリラックス効果があるため、ストレスによる便秘を防ぎます。
また、ジャスミン茶の成分の一つである茶カテキンには殺菌作用があり、腸内環境を整える働きがあるため便秘改善につながります。
ジャスミン茶で体重を減らす正しいやり方は?
では実際に、どのように生活に取り入れれば良いのでしょうか?
ジャスミン茶の効能を最大限に生かしてダイエットに繋げる飲み方をご紹介します。
食事中に飲む
ジャスミン茶には脂肪を分解を促す働きがあります。
食事と一緒に飲むことで、摂取した脂肪を蓄積しづらくしてくれます。ジャスミン茶はカフェインが含まれるものを選んでくださいね。
運動30分前に飲む
ジャスミン茶に含まれるカフェインやタンニンの脂肪燃焼効果が現れるのは、摂取後30分を過ぎてからと言われています。
運動を行う30分前にジャスミン茶を飲み、脂肪の燃焼を促しましょう。
温めて飲む
ジャスミン茶を50度前後に温めて飲むことで、血行を良くし基礎代謝を高めることができます。
1日の中で一番体温の低い朝に飲むと効率よく基礎代謝を高めることができますよ。
毎日飲む
毎日続けて飲むことで、脂肪燃焼効果がアップします。また、ジャスミン茶にはリラックス効果があるため、ストレスを軽減し暴飲暴食を防いでくれます。
ジャスミン茶で体重を減らす際の注意点は?副作用は?
いくら体にいいジャスミン茶でも、飲みすぎると副作用が起こります。早く痩せたいからとたくさん飲みすぎるのはNG。
以下のような副作用があるので、飲む量には注意が必要です。
- 体が冷える
- 胃腸に影響が出る
- トイレが近くなる
- 興奮したり、安眠を妨げる(夜はノンカフェインのものを)
ジャスミン茶の摂取量は、成人だと1日1,5L程度が適量と言われています。濃さによって変わってきますので、あくまでも目安にしてください。
また、カフェインは胎児や幼児の発育に影響を与えるため、妊婦さんや小さいお子様は少量の摂取にとどめてくださいね。
ダイエット以外にも!ジャスミン茶の嬉しい効果
ジャスミン茶には美容効果があるとなんとなく聞いたことはある方は多いと思いますが、美容や健康に良い影響を与えてくれる嬉しい効能があるんです!
美肌効果
ジャスミン茶にはビタミンCやビタミンE、ミネラルといった美肌に役立つ成分が豊富に含まれています。
肌のハリがアップしたり、しわやしみの予防や改善効果も期待できます。
ホルモンバランスを整える
ジャスミン茶名含まれる成分には、女性ホルモンの不足を補ってくれる働きがあり、女性ホルモンの調節に役立ちます。
女性ホルモンが整うと便秘が改善され、腸内環境からくる肌荒れが改善されますよ。
PMS(月経前症候群)の軽減
PMS(月経前症候群)とは生理の3日から10日前に、心身に様々な不調が現れる女性特有の症状です。
ジャスミン茶を飲むことでホルモンバランスが整い、症状の軽減に繋がります。
口臭や体臭の予防
ジャスミン茶に含まれるカテキンには、殺菌力や消臭力があるといわれています。
ジャスミン茶を飲むと殺菌能力が働き、気になるにおいを軽減してくれる効果があります。
生活習慣病の予防
ジャスミン茶に含まれるカテキンの抗酸化作用成分により、コレステロール値の増加や血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。
心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病の予防に繋げることができますね。
ジャスミン茶で体重が減るって本当?効果と正しい飲み方を解説のまとめ
- ジャスミン茶には美容、健康に効果的な成分が豊富に含まれている
- 運動と組み合わせることで脂肪燃焼効果UP
- 体重を減らす以外にも病気を防いだり口臭や体臭を予防してくれる
いかがでしたか?
ジャスミン茶を飲むだけで体重が減るわけではありません。
運動と組み合わせることで脂肪の燃焼を促したり、腸内環境や心を整えることで結果的に体重減少に繋がっています。
つまり、ダイエットを手助けする役割を持っているんですね。
また、ジャスミン茶には脂肪燃焼効果以外にも美白効果やホルモンバランスの調整、口臭予防など、嬉しい効果もたくさんあります。
ダイエットに限らず、美容のため、健康のためにぜひジャスミン茶を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。