柔軟剤も洗濯洗剤と同じくすすがなくてはいけないと思っていませんか?
洗濯機はほとんどが全自動で、洗濯洗剤と柔軟剤をあらかじめ入れておけばきれいになって出てくるとっても便利な家電です。
私は自分で家事をするまで、洗濯洗剤と柔軟剤の区別すらつかず「入れる場所はここか」くらいしか知りませんでした。
柔軟剤はすすがない?すすぐ?そもそもいつ洗濯曹にはいっているの?という感じでした。
洗濯機の流れの知識とすすぎの意味、柔軟剤の役割を知らなかった私は柔軟剤を無駄使いして、効果を発揮させていませんでした。
この記事を読んでいる方には、そんな無駄遣いをしてほしくないので、柔軟剤はすすがない理由と柔軟剤の正しい使い方を調べました。
柔軟剤はすすがないでも良い理由
柔軟剤はタオルや服をふわふわにして、洗濯洗剤ではつけられない香りをプラス出来るなど、洗濯するときに必要なものですよね。
すすがないと何か良くないのでは?香りが強くなりすぎたりしないのか?と不安になる方もいますよね。
柔軟剤は洗濯洗剤とは真逆の役割を持っているので、すすがなくて良いです。では柔軟剤の役目とはなんでしょうか?
柔軟剤をすすがないのは表面を滑らかにコーティングするため
柔軟剤を入れて、すすがずに脱水かけて
干すと どんな不具合がありますか?
ごわごわになりますか?においがたっぷりついたままでよいのでは?と思いますが
引用:yahoo知恵袋
この答えは不具合はありません。
洗濯洗剤は汚れを落とす役割なのですすがないといけませんが、柔軟剤は表面を滑らかにするためにコーティングする役割のためすすぐ必要はありません。
むしろ、すすいでしまうとコーティングが落ちてしまうので、ふわふわ感はなくなり、柔軟剤の香りも薄くなってしまいます。
手洗いをした時に柔軟剤を入れた水は少しとろみがある感触で、これは洗濯洗剤の残りか?これで合っているのか?と不安になったことがあります。
洗濯するときに入れたものは水で落とさなければ、生乾き臭の元になってしまう!と思いがちですが、柔軟剤はすすがなくて良いものとメモをしましょう。
柔軟剤をすすがないのは抗菌・消臭効果を発揮させるため
柔軟剤は表面を滑らかにするだけでなく、抗菌や消臭効果に特化している製品もあります。
部屋干し専用はまさに生乾き臭を抑える成分が入っているものですね。
洗濯洗剤でも最近は抗菌・消臭効果が入っている製品はあります。
部屋干し派の方は柔軟剤も抗菌・消臭効果が入っているものを使うことで、より部屋干し臭や生乾き臭を抑えることが出来ます。
天気が悪い日は部屋干しになりがちですよね。基本は外干し派の方も柔軟剤に抗菌・消臭効果が入っている物を持っておくと良いです。
部活やスポーツをやっていて汗をたくさんかく、人前に出ることが多い仕事の人はダブルで使うと汗くさい?という心配が減らせます。
柔軟剤の使い方を知ってますか ?量はしっかり守りましょう
しかし量を守らず、柔軟剤を多く入れることにメリットはなく、デメリットしか残りません。
洗濯は自動で洗ってくれるので楽は楽ですが、失敗したときはもう一度洗濯し直しで30分以上時間のロスになります。
乾かす時間を含めたら6時間くらいかかることになりますね。
柔軟剤の量を守らないことで起こるデメリットを調べたら、昔の自分がやらかした原因はまさにこれだ!と知ることが出来ました。
柔軟剤の量が多いと生乾き臭の原因になる
タオルをふわふわにしたいからたくさん入れたらいいのでは?と思いませんか?
洗剤系は多い方が汚れが落ちやすいですよね。
しかし、柔軟剤は量をしっかり守らないと生乾き臭の原因になります。
柔軟剤を入れることで水切れが良くなり、乾く時間が短くできる効果があります。
ですが、量を多く入れると柔軟剤が余分に表面を余分にコーティングしてしまい、乾きにくくなってしまうのです。
乾くまでに時間がかかると、当然生乾き臭が出てしまいます。
さらに、汗を吸いにくくなったりするので本来の柔軟剤の効果が台無しになります。
柔軟剤は量を守ることがいかに大切かが分かりましたね。
洗濯洗剤も入れすぎは環境にも良くありませんし、すすぎ足りなくて、柔軟剤を入れても悪臭の原因になるので、汚れがひどいものはつけおき洗いや、下洗いをしてから洗濯をしましょう。
洗濯物の量は8割程度にして汚れをしっかり落とす
洗濯物の量は8割が良いと言われてるのは分かりますが、ついつい詰め込んでしまいます。
まだいけるだろう!と欲張ってはいけません
私のように洗濯機にパンパンに詰め込むと汚れが落ちにくくなります。
汚れが残っている状態で、柔軟剤を使うと一緒にコーティングされ悪臭の原因になります。
柔軟剤の香りがするどころが、悪臭になってしまうのは困りますね。
詰め込みすぎてしまう、汗をたくさんふいた洗濯物が入っている時はすすぎを2回にしてしっかり汚れを落とすことがオススメです。
柔軟剤を入れるタイミングはいつ?手動だとどうする?
柔軟剤の効果と量を守ることは分かりましたが、柔軟剤はいつ洗濯槽に入るのか?と不思議に思っていました。
手洗いや二層式の洗濯機を使う時、柔軟剤が洗濯機についてるケースや引き出しから流れ出てしまうなどで手動で入れなくてはいけない時に、分からないと困りますよね。
柔軟剤を入れるタイミングとすすぎの回数はとても重要です。
すすぎの回数を間違え続けると柔軟剤の効果で洗濯物が残念なことになりかねません。
柔軟剤は最後のすすぎの時に入れましょう
すすぎが1回でも2回でも柔軟剤が入るタイミングは最後のすすぎの時です。
ですが、すすぎ1回はオススメしません。
洗濯の流れ
①洗濯
②排水
③すすぎ(1回または2回)
④排水して脱水
③のすすぎの時に水を溜めて洗剤を落として、すすぎ1回ならこの段階で柔軟剤が入ります。
すすぎ2回は1度目は洗剤を落とすため、2回目で柔軟剤が入り、脱水になります。
洗濯機の標準の順番はすすぎ2回です。
柔軟剤がいつ入るのか、そもそも洗濯の流れを理解してなかった頃はすすぎ1回で柔軟剤を入れていた時期がありました。
設定を変えた理由は水の節約と時短のためでした。
タオルが黒ずんでしまったり、しっかり乾かしているのになんか生乾き臭がするなど色々やらかしたことがありますね。
洗濯物を詰め込んで、すすぎ1回では汚れが落ちるわけがないです。
すすぎ1回は柔軟剤を使わない、洗濯洗剤がすすぎ1回でも大丈夫なものを使う時だけにしましょう。
柔軟剤の効果が薄い時は手動で入れるのもあり!
柔軟剤を入れているはずなのに、香りがしない、ゴワゴワしてる?と感じたことはありませんか?
古くなったタオルなら仕方ありませんが、新しいタオルや服がゴワゴワになっていたら、柔軟剤が入ってない可能性があります。
しっかり入れているのに、柔軟剤が出ていない?故障?と不安になりますよね。
柔軟剤だけが出ていない時は、そこまで深刻な場合はありません。
柔軟剤が出ないなら、洗濯洗剤のみで我慢するのでしょうか?
実は手動でも柔軟剤を入れることが出来ます。
自動ではないので少し手間はかかりますが、やり方を調べてきました。
ポイント
- 最後のすすぎの時に一時停止をして入れる
- 終わってから再度すすぎと脱水を選択して入れる
二層式の洗濯機では、最後のすすぎの前に柔軟剤を入れて、その後に脱水です。
すすぎになったらドアロックの解除が出来ない洗濯機だと一時停止をして柔軟剤を入れることは出来ません。
二層式洗濯機ならともかく、全自動洗濯機でタイミングを測る、またはタイマーを付けて待機をしないといけないのはかなり面倒に感じてしまう私です。
私なら、洗濯が終わってから再度すすぎと脱水にかけます。
柔軟剤がすすぎの前に流れていく?!対策はあります
柔軟剤をあらかじめ投入しておく引き出しやケースがついている洗濯機で、
洗濯の時点で柔軟剤が洗剤と一緒に流れた!もはや柔軟剤を入れてすぐに流れていった!という経験はありますか?
私の家の洗濯機は画像の引き出しタイプですが、柔軟剤が流れていくことがありました。
最初は「安物だから多少ポンコツでも仕方ないか」と思っていましたが、サイフォン式の洗濯機ならどんなものでも柔軟剤が流れていく現象は起こります。
対策は柔軟剤の量は守る・なるべく振動を与えない
サイフォン式とは?ドリップコーヒーを淹れるときのサイフォン?かと思いますよね。
まさにドリップコーヒーのサイフォンと似た仕組みが使われています。
引用:【ドラム式洗濯機】洗剤投入口に水が残る、洗剤・柔軟剤が溶け残る
取り外しは出来るけど、引き出しにセンサーでもついているのか?と思っていましたが、水が一定の量を超えたら流れていく仕組みです。
では、なぜ最後のすすぎの前に柔軟剤が流れていくのでしょうか?
柔軟剤が流れ出す原因
- 柔軟剤を入れる引き出しやケースのフタを閉めるときの振動
- 柔軟剤の入れすぎ
実際にどの程度の振動で流れ出すのかを引き出しを手で持ち、水をほぼ満量を入れて試してみました。
小さな振動は耐えても、強い振動は全て流れました。
引き出しをしまう時に強く扱ったら、流れてますね。
柔軟剤を入れるケースの容量は約55mlなので、ちょっと多めにをしてしまうと振動がなくても流れ出します。
入れすぎた分だけが流れていくならまだ良いのですが、入れた分が全部流れ出ていくのは困りますね。
柔軟剤の入れすぎは洗濯物の悪臭や柔軟剤が流れ出す原因になったりとメリットがあまりないので規定量を守って使いましょう。
柔軟剤はすすがないでも大丈夫?正しい使い方を伝授します!のまとめ
まとめ
- 柔軟剤はすすがないで良い
- 柔軟剤は表面を滑らかにコーティングする役割
- すすぐと抗菌や消臭効果、香りが薄くなる
- 柔軟剤の入れすぎは生乾き臭の原因になる
- 柔軟剤を行きわたらせるためには洗濯の量は8割程度にして汚れをしっかり落とす
- 柔軟剤を手動で入れるときは洗濯が終わってから再度すすぎと脱水をして入れるのがオススメ
- 柔軟剤が流れ出す時は入れるケースや引き出しは優しく扱う
柔軟剤は入れたらよ良い香りがして、ふわふわにしてくれるものと思っていましたが、入れすぎは生乾き臭の原因になるというのは驚きました。
なんでも入れすぎはよくありません。
柔軟剤の効果をしっかり出すには、欲張らずに1度に入れる洗濯物の量を8割に抑えて、汚れを落とすのも大切ですね。
柔軟剤が勝手に流れ出す問題は振動と柔軟剤の入れすぎだったと知って、これから洗濯するときに活かしていきます。