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牡蠣は何歳から安全に食べれる?子供に牡蠣を食べさせるのは危険⁈

おかあさん
あれ?牡蠣って何歳から食べさせても大丈夫?

子供に牡蠣を食べさせてあげたいけど…

そう疑問に思うことはありますよね。

私にも小さな子供がいるので、食べさせる食材に対してとても慎重になるママの気持ちがすごくわかります。

特に牡蠣は大人でも食べて食中毒になった人の話をよく聞きます。

私も中学生の時にノロウイルスになり大変な思いをしたことがあります。当時の年齢でもすごく辛かったのを覚えています。

 

でも、牡蠣は「海のミルク」とも言われてとても栄養も豊富ぜひ子供にも食べさせたい!

私も牡蠣は何歳から食べれるのか気になり調べてみました。

 

牡蠣を食べさせる際の注意点を知らず、子供に食べさせるのはとっても危険です。ぜひ、牡蠣を安全に美味しく食べられるよう参考にして下さい。

 

 

牡蠣は何歳から?実は生後9か月から食べられる


実は、牡蠣離乳食後期にあたる生後9か月から食べられます。

もちろん少量から与える必要があるのと、必ず加熱調理が必須になります。

しっかり内部まで加熱ができている牡蠣を使用すれば、生後9か月から栄養満点の離乳食を食べさせることができます。

牡蠣を食べる年齢が何歳からでも必ず少量ずつあげて行きましょう。

※牡蠣にもアレルギーがあるためです。

 

 

牡蠣は4種類の栄養素が含まれて栄養満点!

牡蠣は「海のミルク」とも言われるほど栄養が豊富です。

《真牡蠣(生・養殖)可食部100gあたり》
・たんぱく質…6.9g
・糖質…4.9g
・ビタミンB1…0.07mg
・ビタミンB2…0.14mg
・ビタミンB6…0.07mg
・ビタミンB12…23μg
・亜鉛…14mg
・鉄…2.1mg

引用:DELISH KITCHEN

実際どのくらい牡蠣が栄養満点なのか調べてみました。

 

免疫維持に必要な「亜鉛」

まず、牡蠣には豊富な亜鉛が含まれています。実は亜鉛が不足すると免疫機能が下がりカゼを引きやすくなります。

亜鉛が足りていると、免疫機能が働き細菌やウイルスから体を守ってくれるのです。免疫がとても大切なので、亜鉛は積極的に取りたいですよね。

 

また子供の成長に必要なタンパク質の作るのにも亜鉛は必要です。亜鉛が不足すると、味覚が鈍くなり濃い味を好むようになります。

 

それに健康な肌や髪を作るのにも亜鉛が必要なんです。子育て中のママは肌も髪もボロボロになりやすいので、ママにも嬉しい栄養です。

 

母乳にも含まれる「タウリン」

牡蠣にも含まれるタウリンは肝臓の働きをサポートします。

子供には関係なさそうに思いますが、実は母乳の中にも多くタウリンが含まれており、乳児の発達に関わっています。

タウリンは体内でも作られているのですが、必要量には足りないので食品から取る必要があります。

 

貧血予防に「鉄」

急激に体が大きく成長をする子供には、多くの血液が必要になり、多くの酸素が必要です。

そのためには多くの鉄が必要ですが、ほとんどの子供が鉄分不足です。

鉄は吸収率が低いので、レモンをかけることで鉄の吸収をupしてくれます。

 

体力低下を防ぐ「ビタミンB12」

ビタミンB12は、肉や魚をあまり食べない子どもに不足しがちな栄養です。このビタミンB12も牡蠣に含まれています。

ビタミンB12が不足すると慢性的な疲労や体力のない子供になります。

 

牡蠣は子供の成長に必要な栄養が多く含まれていることが分かりました。

子供だけじゃなく、ママも食べたいと思うほど牡蠣は栄養満点で驚きました!

 

 

子供に牡蠣を食べさせるときの注意すること

何歳の子供でも、牡蠣を食べさせる際には食中毒に注意しなければなりません。

しっかり注意点を気を付けることで、少しでも子供が安全に牡蠣を食べることができます。

子供に牡蠣を食べさせるときには必ず確認してください!

 

牡蠣の食中毒とは?

多くの場合は生牡蠣を食べることで、細菌やノロウイルスなどが原因で嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・発熱などの症状が出ます。

特に子供の場合は大人より内臓の機能が未熟です。加熱してあっても、食中毒になる可能性はゼロにはなりません。

できるだけ新鮮な物で、しっかり加熱調理をして食べることで、食中毒になる可能性を低くすることができます。

 

また調理の際に使用したまな板や包丁などの洗浄や消毒、触った手の手洗いや消毒にも注意したほうがよさそうです。

食中毒には潜伏期間があるため、1〜3日ほどで回復すると言われています。

子供の場合は重く症状が出る可能性もあるので、調理には特に注意しましょう。

 

牡蠣にもアレルギーがある

牡蠣はアレルギーが出やすい食材の1つです。必ず子供は少量ずつ食べさせる必要があります。

初めて食べさせる時は昼間を狙って、何かあった場合にすぐ病院へ行ける時間にしましょう。

牡蠣のアレルギー症状として、早くて食後1~2時間後にじんましんや湿疹、吐き気や腹痛などの症状が起きます。

人によって症状は軽度だったり重度になることもあります。気になる場合には、必ず病院で診察してもらいましょう。

また軽度の場合は1度では気づかないこともあると思います。

牡蠣を食べた後に毎回同じような症状が出る場合は、牡蠣アレルギーかもしれません。

 

また、牡蠣アレルギーは病院で検査することができます。心配であれば病院に相談してみましょう。

 

 

食中毒にならないためにできること

食中毒にならないためにできることはあるのでしょうか?

実際に、自宅で牡蠣を食べる際に食中毒にならないためにできることはないかまとめてみました。

  • 生牡蠣を生のまま与えない
  • 牡蠣は必ず加熱調理で、中までしっかり加熱する。
  • できるだけ生食用の牡蠣を加熱調理して与える。
  • 貝殻付きの牡蠣や冷凍牡蠣はできるだけ与えない。
  • もし貝殻付き牡蠣と冷凍牡蠣を食べる時は内部まで火が通りにくいので加熱の際は注意。
  • 調理で使用した器具の洗浄や消毒に気を付ける。
  • 牡蠣を触った後の手の洗浄や消毒に気を付ける。

※厚生労働省によると加熱に関して、中心部分の温度が85度~90度で90秒以上加熱しないとノロウイルスは死滅しません

こちらも参考にしてみてください。 ノロウイルスに関するQ&A|厚生労働省

 

 

年齢別の牡蠣の食べ方と食べれる量

月齢や歯の生え具合によって牡蠣の食べ方が変わります。そこで年齢別に、おすすめの牡蠣の食べ方を紹介します。

 

また牡蠣は栄養価が高いので、牡蠣の食べすぎには注意が必要になります。

年齢や体の大きさによって牡蠣の食べれる量が変わるため、年齢別の牡蠣を安全に食べられる量も調べてみました。

 

離乳食後期の生後9か月から11か月頃

離乳食後期の生後9か月から11か月頃の赤ちゃんは、まだ奥歯が生えてはいません。

よって離乳食後期の生後9か月から11か月頃の場合は、歯茎でつぶせるように調理してあげる必要があります。

 

牡蠣のどこの部分を食べさせたらいいのか?

牡蠣の固くて弾力のあるエラや貝柱の部分は避けて、ぷっくりとした中央の身の柔らかい部分だけを与えたほうがいいです。

また離乳食後期の生後9か月から11か月の赤ちゃんに与える際は、柔らかいだけでなく小さく刻み食べやすくしてあげましょう。

 

おすすめ料理は?

この時期の牡蠣を取り入れた離乳食の食べ方として、牡蠣とお野菜を入れて煮込んだおかゆにすれば栄養満点のカンタン離乳食が出来上がり!

 

食べられる牡蠣の量は?

生後9か月から生後11か月の赤ちゃんが食べられる牡蠣の量としては、多くて約15g(スプーン1杯)程度のようです。

牡蠣1個約20gとして、半分くらいの量になります。まずは安全を見て少量ずつ与えましょう。

 

離乳食完了期の1歳から1歳6か月

離乳食完了期の1歳から1歳6か月になる幼児期だと、奥歯が生え始める時期です。

しかし、歯の生えている本数には個人差が多い時期になります。

まだ前歯しか生えていない子でしたら、離乳食後期と同じような歯茎でつぶせるように調理してあげたほうがいいです。

では奥歯が生え始めている、離乳食完了期の1歳から1歳6か月にはどのようにしたらいいでしょうか?

 

牡蠣のどこの部分を食べさせたらいいのか?

離乳食後期の生後9か月から11か月の時期と同じで、牡蠣の固くて弾力のあるエラや貝柱の部分は避けて、ぷっくりとした中央の身の柔らかい部分を与えます。

そして奥歯が生えてきているのであれば、食べやすい大きさに切り調理しましょう。

 

おすすめ料理は?

離乳完了期の1歳から1歳6か月であれば、牡蠣とブロッコリーのマカロニグラタンはどうでしょうか。牡蠣のクリーミーさで食欲もアップすると思います。

この時期になると、早い子だとで揚げ物が食べれるようになります。

1歳以降で奥歯が生えていれば、カキフライも食べれるようになります。

 

食べられる牡蠣の量は?

離乳食完了期の1歳から1歳6か月の幼児が食べられる牡蠣の量としては、多くて約15g~20g程度のようです。

牡蠣1個約20gとして、1個食べられるくらいの量になります。

この時期にはじめて食べるようであれば、安全を見て少量ずつ与えましょう。

 

 

牡蠣は何歳から安全に食べれる?子供に牡蠣を食べさせるのは危険⁈ まとめ

今回、牡蠣は何歳から安全に食べれるかについて調べました。

 

  • 内部までしっかり加熱ができている牡蠣を使用すれば、生後9か月から栄養満点の離乳食を食べさせることができる
  • 牡蠣は「海のミルク」と言われるほど、子供の成長に必要な栄養が多く含まれている
  • 子供の場合は大人より内臓の機能は未熟なため、加熱してあっても食中毒になる可能性はゼロにはならない

できるだけ新鮮な牡蠣を中央まで火が通るように加熱調理し、料理で使用したまな板や包丁などの洗浄や消毒、触った手の手洗いや消毒をしっかりすることで食中毒になる可能性を低くすることができます。

加熱に関して、中心部分の温度が85度~90度で90秒以上加熱することでノロウイルスは死滅します。

食中毒や牡蠣アレルギーに注意するためにも、はじめて食べさせる場合は少量を少しづつ食べさせていくと安心です。

我が家でも揚げ物大好きな息子がいるので、カキフライにして食べさせたいと思いました。

 

皆さんが子供に牡蠣をあげる際の参考になれば嬉しいです。