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牡蠣を塩水で洗う理由は⁉水で洗えない訳と簡単な処理方法を伝授!

 

生で食べても、フライにしてもお鍋に入れても、とても美味しい牡蠣。
皆さんはどのようにして食べるのがお好きですか?

私はだんぜん生カキです!あの磯のかおりと牡蠣のうまみが大好きです。
牡蠣フライも美味しいですよね! 結局、どんな料理でも美味しいです♪

海のミルクと言われ体にも良い成分が多く、女性には嬉しい美肌の効果もあり、食べると生活習慣病の予防も期待できる牡蠣。
こんないいことずくめのかきを美味しく食べない手はないですよね?

でも、買ってきて真水で洗ってすぐに食べたいのに汚れがあり食中毒になるおそれがあるので下処理をしないと食べれません。
ちょっと手間だなーって思ったことありませんか?

私はずぼらなのですぐに真水で洗って食べるつもりでしたが調べてみたところ、驚愕の事実がわかったのです!
調べるととても危険なことがありました。

知らないで食べていたら大変なことになっていたかもしれません!

 

それではなぜ、牡蠣は下処理に手間をかけないといけないのでしょうか?

ここでは牡蠣の塩水で洗う理由と簡単に洗う方法についてご紹介
美味しい牡蠣を安心して安全に食べられるようにお伝えいたします。

 

この記事を読んでわかること

  • 牡蠣を塩水で洗う理由
  • 牡蠣を塩水で洗う方法
  • 牡蠣を塩水以外で洗う方法

 

 

牡蠣を塩水で洗う理由とは?水で洗ってはいけない理由も!

 

牡蠣は海で育つから塩水で洗って調理する!

牡蠣は海の中で大きくなります。その時にプランクトンと一緒に雑菌がついています。
それを洗わないで食べると食中毒でお腹を壊して下痢になり、ひどい時には入院することになります。
だから洗って食べないといけないんです。
そして真水で洗うと牡蠣についているぬめりが取れません。

海の中で育つ牡蠣は塩分が含まれていて水で洗うと牡蠣が水を吸います。

これは浸透圧という原理で塩分の多いほうへ水が流れていくからです。
なので、牡蠣を洗うときは海水と同じ濃度の塩水で洗うのが良いのです。

 

水で洗わないで!水で洗うとどうなるの?

水で牡蠣を洗うと、牡蠣が水を吸ってうまみが逃げます。そして水を吸った牡蠣は細胞が壊れやすなります。
加熱した時に水分が抜けて縮むため固くなります。

塩水で洗ってプリっとした美味しい牡蠣を味わいましょう!

 

塩水が牡蠣の汚れを取ってくれる!

牡蠣を塩水で洗うと水分が抜けるときに汚れも一緒に出ていくのです。
それと同時にぬめりも取ってくれ、生臭さも吸ってくれるのです。

 

 

牡蠣を塩水で洗う方法は?簡単な処理方法を伝授!

 

材料

水:1リットル および500ml
塩:30グラム および15グラム=大さじ1杯

*水と塩の量は牡蠣の量にもよりますので牡蠣が少ない時は水と塩も少なくしてください*

 

海水と同じ塩分濃度は3%なので海水と同じ濃度にします。

 

洗い方

①ボールに水を入れて塩を入れ溶かす。

②牡蠣をボールに入れて振り洗い。
優しくていねい手で回し洗いでもいいですが、牡蠣が崩れやすいので気を付けてください。

③水が汚れてぬめりも取れて、牡蠣がきれいになったら塩水を捨て、真水でサッとすすぐ。

ポイントは鮮度を落とさずに手早くやさしく、です👆

以上。 簡単ですよね!

塩はほとんどのおうちに常備されているので、すぐに出来て簡単です!

 

 

塩水以外にも牡蠣を洗う方法はあるの?

 

大根おろしで洗う方法

 

材料

大根おろし:牡蠣の半量分

 

大根おろしで洗うメリットは、大根おろしに含まれるたんぱく質分解酵素のプロテアーゼが牡蠣の生臭さを取り、
殺菌作用もあります。
生食で安全に食べるならこの方法をおススメします!

洗い方

①大根おろしは汁も入れて優しく混ぜる。

②汁が灰色に汚れてきたら、ボールに真水を入れて大根おろしを洗い流してください。
この時も手早くサッと洗い流してください。

 

私は生カキを食べるときはこうして食べてます。
それでもまだ生臭さが気になるときはレモンを少量、牡蠣に振りかけると生臭さがなくなります。

 

片栗粉で洗う方法

材料

片栗粉:小さじ1
塩  :小さじ1

 

片栗粉で洗うメリットは、ヒダの中まできれいに洗えることです。

洗い方

①水を切った牡蠣をボールに入れ、片栗粉を小さじ1、塩小さじ1を入れ、ヒダの中まで優しくもむ。

②ボールに真水を入れ、牡蠣についた片栗粉を洗い流してください。

 

片栗粉で洗うことで、水分が抜けていかないで身がふっくらとして、美味しい牡蠣が味わえます。

 

 

いろいろな方法はありますが、大根や片栗粉は家に置いてない時もあるので私は加熱するときはいつも塩で下処理しています。
簡単にできるのですぐに食べれます。

カキフライも水気を切ったりと手間が多いですが、下処理が早いと調理時間の短縮にもなりますね!

 

 

牡蠣を塩水で洗う理由は⁉水で洗えない訳と簡単な処理方法を伝授!のまとめ

  • 塩水であらうことで、雑菌や汚れがとれて食中毒予防ができる。
  • 牡蠣が縮まずにプリっとして美味しく食べられる。
  • 家にある塩で簡単に下処理ができる。

以上、牡蠣を塩水で洗う理由と簡単な処理方法をお伝えしました。
皆さんも安全にたべられるよう、ひと手間加えて美味しい牡蠣を味わってくださいね!