歌うのは嫌いじゃないけどそこまで歌に自信がなかったり、カラオケで点数がでにくいなと思ったりしたことはありませんか?
実際はなかなか90点なんてでないですよね。でも、もしも90点以上出すことができたらすごいと思いませんか?
今回は歌が得意じゃなくてもカラオケで90点以上を出す方法をさぐっていきます。
私も体験してみたので、そのあたりも紹介します。この記事を読み終わる頃にはきっとカラオケで試してみたくなりますよ。
カラオケで90点をだせるのはすごいこと!実は8%未満しかでません!
実際にカラオケで90点以上がでる割合はどれくらいなのでしょう?実は8%未満なんです。
8%未満なんてかなり少数ですごいですね。だいたい10人中1人ということになりますね。これはカラオケが上手な人といえるでしょう。
ちなみに95点以上に至っては1%未満です。これはかなりレアで、さすがにそこを目指すのは無謀というもの。今回はやはり90点以上にスポットを当てていきます。
カラオケで90点以上出す方法とは?意識すれば意外と簡単です
ではさっそく90点以上をだすためのポイントを紹介します。ここを意識できるかどうかがめちゃくちゃ影響します。
カラオケで高得点を出すことと歌がうまいことは別
まずは大前提の話ですが、カラオケで90点以上だせるのは歌がうまい人だけだと思っていませんか?
もちろんうまい人は高得点だと思いますが、実は誰でもコツさえつかめば高得点をだせるんです。
カラオケで採点しているのは機械ですよね。つまり機械が上手だと認識する歌を歌えばいいんです。
どういうことかというと、機械がチェックしているポイントを押さえて歌えばOKということです。
カラオケで採点の基準となるチェックポイントは5つです。このポイントをおさえてしまえば90点以上も十分いけます。
- 音程
- 安定性
- 表現力
- リズム
- ビブラートとロングトーン(のばす音)
まず音程は音の正確さ。安定性は音程とビブラートとロングトーンを合わせた評価、表現力は抑揚としゃくりなどです。
リズムはまんまですがリズム、ビブラートは多いほど加点、ロングトーンはまっすぐのばせてるか、です。
まとめると、大事なのは音程・抑揚・リズム・ビブラート&ロングトーンです。
正しい音程を覚える
これは一番大事な評価ポイントですね。音程はとにかく大事です。感覚的には評価の半分を占めるかもしれません。これにはまず曲をがっつりと聞きこむのが基本です。
youtubeなどで何度も聞いて歌って、歌詞も覚えちゃうくらい家で歌いこんでください。
そしていざカラオケに行ったら、採点としてはガイドメロディのラインが正解ですから、自分流のアレンジなどは入れないで歌います。
1番と2番で微妙に音が違う事ってありますよね。そんな時はちゃんと違うように歌います。
意外と忘れてしまうのが、ちょこっとアレンジしてある後半に出てくるパートです。2番の終わりからラストのサビの前あたりのところです。そのあたりも抜け目なく歌えるようにします。
抑揚をつけて表現力アップ
表現力は抑揚としゃくりやこぶしフォールなどいろいろありますが、表現力を上げるには抑揚が一番大事です。抑揚は強弱ですね。
曲全体を通して強弱をつけるというよりAメロの中で強弱、Bメロの中で強弱というように各パートごとに強弱をつけたほうが高評価になります。
この時味方になってくれるのがマイクです。マイクをとことん活用しましょう。マイクは真上からの音をひろうように作られています。
だから、マイクの頭を自分の口の方向にマイクのしっぽというか下の方を壁の方に向けて持つと「いっぱい音が入るので強」になります。
そして、マイクのしっぽというか下の方を床に向けて持つと「あまり音が入らないので弱」になります。マイクの向きが大切です。
マイクとの距離を変えて強弱をつける方法もあります。マイクが離れすぎると音をひろえず歌えてないことになるので、離し過ぎないように気を付けてくださいね。
マイクを立てたり寝かせたりする方法と、マイクを近づけたり離したりする方法と、どちらでも好みの方法でトライしてみてください。
リズムは正確ささえ押さえればOK
リズムは聞きこんでいれば問題なくいけるでしょう。リズムがずれると音程がずれていると評価されてしまうので、とにかくずれないようにいきましょう。
歌っているときに音程バーを見すぎたりするとずれてしまいがちなので、音程バーに気を取られないように、どっちかといえば今歌っている部分の音程バーの少し先を見るようにしましょう。
ビブラートとロングトーンを入れて安定性と表現力をあげる
ビブラートは表現力にも関係するので、これまた大事なポイントです。ビブラートの振れる幅を細かくつけたり、大きくつけたり、そのあたりはやりやすい方でOKです。
のばす音の時に、のばしはじめてすぐにビブラートをかけるとロングトーンの評価的に「まっすぐのばせていない」ということになってしまいます。
のばす音の時は「まず1拍分くらいはまっすぐのばしてからビブラート」にするとビブラートもロングトーンも評価されてとってもよいです。
カラオケで90点以上がとれるおすすめ曲!実際歌ってみた点数も公開!
では実践といきましょう。カラオケでおおすすめの曲は、何よりも自分が好きな曲です。これが最高です。
でも、中には好きな曲って言われてもどれも難しい曲ばかりなんだけど、という人もいますよね。そんなときに曲選びの参考にしてほしいことがいくつかあります。
まず一つ目はテンポがだいたい一定であることです。わかりやすくいうと、歌を聞いた時に手拍子しやすい曲です。
二つ目は速すぎない曲です。早口言葉みたいな曲やボカロ曲はちょっと難易度が高いです。
三つ目は出てくる音が低すぎたり高すぎたりしない曲です。音がバンバン動くような曲は音程が不安定になりがちです。
この3つの条件をクリアした曲を選ぶようにしましょう。そして、キーを変えても採点には影響しないので、自分の歌いやすいキーに変えちゃいましょう。
歌いやすいおすすめ曲を男女別で紹介します。もうすでに「それ歌いやすいよね」と知られている曲も結構あったので、少し意外そうなところをセレクトしてみました。
そして今回実際にカラオケ採点してきたので紹介しますね。私とあくあさん(仮名)で挑戦しました。
男性におすすめ4曲
菅田将暉『さよならエレジー』
画像はあくあさんの得点です。テンポ・音程など一定で歌いやすいし、結構幅広い世代の人が知っている曲なのでおすすめです。
back number『高嶺の花子さん』
これもあくあさんの得点です。bucknumberの曲はテンポ音程が一定で歌いやすい曲が多いと思います。せつない歌詞のワードセンスは秀逸ですね。
MONGOL800『小さな恋のうた』
これはカラオケの定番で高得点が狙える曲としても常連ですね。テンポも音程も安定していて勢いもあるので抑揚もつけやすいです。
Official髭男dism『イエスタデイ』
Official髭男dismの曲は音が上下に動くので、得点狙いでは歌いにくいかな、という印象ですが、イエスタデイはテンポも音程も安定しているので歌いやすいです。
女性におすすめ4曲
AKB48『恋するフォーチュンクッキー』
これもあくあさんの得点です。テンポも音程もとりやすくて、音が一つ一つはっきりしているので歌いやすいです。高音で音が弱くなるようだったら、マイクを横にしたり近づけたりしてみてください。
あいみょん『マリーゴールド』
これは私の1回目の得点です。結果から言うとこの後得点が上がります。息継ぎする箇所がちょっとつかみにくいかもしれませんが、何度かやってみてつかむ感じですね。
ヨルシカ『ただ君に晴れ』
これはあくあさんの得点です。最近の曲の中から選びました。もちろん、テンポ音程とも安定していて歌いやすいです。高音域のところはマイクワークも活用してください。
DECO*27『モザイクロール』
これもあくあさんの得点で、今回一番高得点がでました。ボカロ曲は難しいですよって言いましたが、この曲はいけます。90点以上を狙える曲です。
【体験談】カラオケで90点いかない私が90点をとるまでをご紹介!
せっかくなので私のマリーゴールド90点チャレンジの詳細を紹介します。歌のレベルは普段歌わないから自信ないです。
まずは素の状態で歌ってみた結果が85点でした。全国平均が89点だから、ちょっと残念な結果に。
なにしろカラオケに行ったのは2年ぶり?くらいなので、むしろ上出来!と自分をなぐさめつつもう一回youtubeで復習して、音程を中心に確認。
2度目のチャレンジがこちら。
なんですかあまりに微妙な結果。いろいろ気を付けてみたんですが、欲張りすぎたみたいです。やはり、一番は音程ですね。まだまだあきらめずチャレンジです。
3度目のチャレンジはこちら。
ホント少しずつ進歩。だんだん息継ぎのタイミングも分かってきたかもしれませんが、やっぱりどうも音がぶれちゃう箇所があるんですよね。次は音程だけに集中します。
4度目のチャレンジはこちら。
やったー!目標の90点到達!めちゃくちゃうれしいです。達成感でホクホクです。総評も「旋律に忠実です。作曲家がうれし泣きします。」って、ありがとうございます。私としては頑張りました!
ちなみに今回私に付き合ってくれたあくあさんは、いやはや本当にいい声でした。10曲以上歌って全部90点オーバーというのは、潜在能力の違いを感じますが、私のような普通レベルでも練習すれば90点は出せることがわかりました。
結局久しぶりのカラオケはとても楽しかったです。
カラオケで90点以上はすごい!すぐにできるテクニック【体験済】のまとめ
- カラオケで90点以上出せるのは8%未満だからすごい
- カラオケで90点以上出すには、まず聞きこんで正確な音程を覚える
- カラオケで90点以上出すには、マイクで抑揚をつける
- カラオケで90点以上出すには、ビブラートとロングトーンを意識する
いかがでしたか?なんだかんだいってもカラオケは気持ちよく歌えるかどうかっていうのが一番ですよね。細かいことは気にせず歌い上げましょう!
そして、「自分の中で1曲ぐらい点数が出せる持ち歌があるとさらに気分があがりますよ」といういわばおまけみたいなものですね。
今度よかったら実践してみてくださいね。