カラストンボとハグロトンボの違いは何かあるのでしょうか?
どちらも真っ黒というイメージがありますが、黒いトンボを見ると何か良い事があるのでしょうか?
小学生の頃、黒猫を見ると不吉と言われた事があるのですが、トンボの場合はどうなのでしょう?
カラストンボとハグロトンボの違いは!?それぞれの正式名称
カラストンボとハグロトンボにはどんな違いがあるのでしょうか?
カラストンボの正式名称
カラストンボの正式名称は「ハグロトンボ」でした。
黒いトンボはカラストンボの他にも「ナベトンボ」「神様トンボ」「極楽トンボ」「仏トンボ」とあり、日本各地で呼び名が違うようです。
ハグロトンボの正式名称
ハグロトンボの正式名称はハグロトンボ(羽黒蜻蛉)カワトンボ科のトンボです。
別名としてホソホソトンボとも言われているようです。
黒のイメージカラーとは?
一般的に黒は、暗闇や孤独を連想させる色です。
しかし、引き締まってみる黒は高級・シックと重厚なイメージを持つこともできます。
心理的なポジティブな意味としては、自己確立・意志の強さ・高級感・重厚などがあります。
ネガティブなイメージとしては、孤独・悲しみ・恐怖などがあります。
スピリチュアルな意味では、洗練された自分を表現したり、強さが欲しい時などに黒のエネルギーを得ると良いと言われています。
黒いトンボに会える時期等も詳しく書いていますので、こちらの記事もご覧ください☟
カラストンボとハグロトンボの違いは!?どんな時見る事が出来るの?
カラストンボとハグロトンボはどんなところで見れるでしょうか?
ハグロトンボはどこで見られる?
似ているけど違う!?
アオハダトンボはよくハグロトンボと間違われるのですが、こちらは体長53~61㎜。本州から九州の平地の川の周りに住んでいます。
成虫は春から夏の初めにみられ、メスは羽の前のふちにちいさな白い模様があります。
カラストンボはハグロトンボの事でしたね。
ハグロトンボの体長は57~67㎜で、本州から九州の平地の川や小川の周りや中流の植物の多い清流に住んでいます。
メスのお腹の部分は黒っぽいですが、雄のお腹は緑色に輝いています。成虫は春の終わりから秋にかけてみられます。
アオハダトンボ | ハグロトンボ |
体長53~61㎜ | 体長57~67㎜ |
本州から九州の平地の川の周り | 本州から九州の平地の川や小川の周りや中流の植物の多い清流 |
成虫は春から夏の初め | 成虫は春の終わりから秋 |
メスは羽の前のふちにちいさな白い模様 | メスのお腹の部分は黒っぽいですが、雄のお腹は緑色に輝いています。 |
見るとどうなるって言われているの?
黒いトンボをみたら
・良い変化が起きる
・前向きに生きられる
と言われています。順番に見ていきます。
良い変化が起きる
ハグロトンボだけではなく、トンボは幸運の象徴と言われています。
それは、トンボの羽化に関係があるとされています。
トンボは幼虫の間を水中ですごします。そして成虫となり美しい姿に変化(目の色も変化するトンボもいる)するので、変化を表す昆虫だとされているのです。
ハグロトンボを見たら、自身に何か良い変化が起きると良いですね。
前向きに生きられる
トンボは前にだけしか進めません。トンボは前羽と後羽をべつべつに動かしながら飛びます。
つねに浮力を失わず、フラフラせずにまっすぐに飛ぶ事ができるのです。そのため、前向きに生きると言われています。
黒い色をしたトンボは珍しいので、みることが出来たら、とてもラッキーなのだそうです。
見かけても捕まえないで
ハグロトンボは普段羽を閉じて止まっています。
羽を開くのは、近づくなとなわばりを意味しているということになります。
前進するパワーを持つハグロトンボの邪魔をするのはやめましょう。
トンボについて知っておこう!種類や生態について
トンボの種類
トンボのなかまは、世界約5000種、日本には約200種います。
トンボってどんな昆虫?
トンボは幼虫時代を水の中で暮らします。
池や湿地、渓谷など、水辺に恵まれた地方に生息するのです。
トンボの食事
飛ぶのがとても上手なトンボ。いったいどんなものを食べているのでしょうか?
成虫は、おもにカなどの小さな虫を食べます。ガ、チョウ、ハチ、アブなども食べます。
またトンボどうしで食べてしまうこともあります。
トンボの敵
幼虫の敵
シラサギ・フナ・タガメ
成虫の敵
ツバメ・セキレイ・カマキリ・カエル
ハグロトンボが教えてくれる本当の変化の意味は!?
トンボは環境の微妙な変化に応じながら、生きていくための工夫をしながら暮らしています。
かつては、人間がたんぼの手入れのために、湿田付近の雑草とりをしていました。それが偶然にもトンボが生活しやすい環境でした。
またトンボは稲の害虫を食べてくれることで、お互いに共存していました。
今は、農薬を使用したり、減反などで、昔と同じように耕作し続けるのは難しいです。
そうすることでトンボは減っていくばかりなのかもしれませんね。
スピリチュアルな意味では珍しい黒いトンボ(ハグロトンボ)を見るとラッキーなのですが、もう一つ大切なことはトンボの行動を見て、それが何を意味するのか?を1人1人が考える力なのかもしれません。
ハグロトンボは神様トンボとも言われています。その理由はこちらでどうぞ☟
カラストンボとハグロトンボの違いは!?見ると良い事が起こる!?のまとめ
カラストンボとハグロトンボの違い!?見ると良い事が起きる!?のまとめ
- カラストンボの正式名称はハグロトンボ
- 黒は洗練された自分を表現・強さが欲しい時などエネルギーを得られる
- ハグロトンボは小川の周りや中流の植物の多い清流でみられる。
ハグロトンボを見ると
- 良い変化が起きる
- 前向きに生きられる
人生は本当に色々あります。どうなるかは誰にも分かりません。
ハグロトンボを見る事で、良い変化やより前向きに進むことが出来ると良いですね!