携帯番号を変えたいけど変えたらどうなるのか心配ですよね。
結論から言うと、番号を変えても特に問題ありませんが、スムーズに番号を移行するためには準備と後始末がいくつ必要です。
この記事では携帯番号を変更するデメリットや変更したらやる事をまとめました。
携帯番号を変更するデメリットは6つ
メールアドレスが変わる
ドコモやauなどのように通信会社によっては電話番号が変わるとメールアドレスも変わることがあります。
そのような場合は、電話番号とメールアドレスと両方とも変わったと知らせるようにしましょう。
gmailを利用していればgoogleアカウントで管理されているので、電話番号の変更の影響はありません。
メールが削除される
電話番号が変わるとメールアドレスも変わるタイプの通信会社を利用している場合、電話番号が変わると以前使っていたメールの履歴は削除されるようになっているので注意してください。
保管しておきたい大切なメールはSDカードに保管したり、印刷したりするようにして、後から困らないように事前に準備しておきましょう。
こちらもgmailを利用していればgoogleアカウントで管理されているので、メールの履歴が消えることはありません。
電話帳が消える可能性がある
携帯各社のクラウドを利用している場合、電話番号が変わるとクラウドのデータも消える可能性があり、電話帳が消える可能性があります。
電話帳はSDカードなどにバックアップをとって、事前に準備しておきましょう。
アプリの引き継ぎが手間
多くのアプリはアカウント情報の一つに携帯番号があるので、それぞれのアプリで顧客情報を変更する手間がかかります。
顧客情報の変更だけで済むのは比較的簡単ですが、携帯番号が重要なアプリといえば、LINEですね。
LINEはアカウント情報の引継ぎをしなければなりません。
アカウント情報の引継ぎを選択すると、SMSに確認コードが届くので、それを登録します。履歴も一緒に引き継ぎできます。
サイトによってはログインできなくなることもある
電話番号をログインIDとして使っているサイトがある場合は、ログインできなくなる可能性もあります。
事前に携帯番号以外をログインIDにして準備しておきましょう。注意事項など事前に確認しておくといいですね。
ちょっと面倒くさいな、と思うかもしれませんが、後で後悔するリスクをぐっと減らせるので、事前準備を頑張りましょう。
変更した番号が事故番号の可能性もある
これは、番号変更後のデメリットですが、変更した後の番号が事故番号の可能性もあります。
事故番号とは、以前の持ち主がそのまま登録などを変更せずにいるため、支払い請求などの迷惑電話がかかってきてしまう番号のことです。
知らない番号からかかってきた場合、事情を説明すれば分かってもらえることがほとんどだと思います。
もしも度々かかってくるときは着信拒否の設定をすれば、その後かかってくることはありません。
携帯番号の変更手続きと料金は?ドコモ・ソフトバンク・au・楽天
基本的に用意するものは、以下の2つです。
その他必要なものはあるのか、事前の問い合わせで確認しつつ予約してから店舗に行くようにするとスムーズですね。
- 身分証明書(運転免許証など)
- 携帯電話本体
携帯番号を変更する手続きと料金ドコモの場合
ドコモの場合、ドコモショップで手続きをします。ネットで予約してからショップに行くとスムーズに手続きできます。
変更したい理由などを聞かれますので、必要に応じて説明をします。
料金は税抜き【2,000円】で、下4桁を指定番号にする場合は税抜き【3,000円】です。支払いは次回の携帯電話料金の請求に上乗せされます。
携帯番号を変更する手続きと料金ソフトバンクの場合
ソフトバンクの場合、ソフトバンクショップで手続きをします。料金は税抜き【3,000円】です。
ソフトバンクは、電話番号を変更してもe-mailのメールアドレスは変わりません。
手数料は、電話番号を変更した月の利用料金と合わせて請求されます。
携帯番号を変更する手続きと料金auの場合
auの場合、auショップで手続きをします。料金は税抜き【2,000円】です。
手数料は、翌月の電話料金に合算して請求されます。申込時の注意事項があるので、事前に確認しておきましょう。
携帯番号を変更する手続きと料金楽天モバイルの場合
楽天モバイルの場合、携帯番号を変更することはできず、新規契約をします。新規契約なので料金はかかりません。
私は機種はそのままで新規契約をしましたが、電話帳の引継ぎもLINEの引継ぎも問題なくできました。
携帯番号を変更してもLINEは引継ぎできます
LINEには携帯番号を入力する必要があります。
携帯番号を変えたらLINEを引き継ぐという作業をLINEの設定画面で実行します。
LINEの設定でアカウント情報を引き継ぐという項目がありますから、それを選択します。
選択後、SMSに確認コードがきますので、その確認コード(数字)を入力すれば完了です。
私の場合は、履歴も問題なく引き継げました。
携帯番号を変更したらやることは基本的に5つ
携帯番号を変更した後にやることがいくつかあります。
- 連絡先に電話番号の変更を連絡する
- 銀行、保険、クレジットカード、光熱費関係などに電話番号の変更を連絡する
- 登録しているLINEやアプリの電話番号を変更する
- メールアドレスも変更した場合は、各連絡先やアプリに登録しているメールアドレスを変更する
- 自動解約されたアプリがあれば再度登録する
すぐにやらなければならないのは、仕事関係や家族などに連絡先を伝えることでしょう。そして、銀行などの金融機関と光熱費関係ですね。
あとは順を追ってやればよいので、あわてずにすすめれば問題ありません。
携帯番号を変更するデメリットと面倒くさい手続きや料金を解説のまとめ
携帯番号を変更するデメリット
メールアドレスが変わったりメールの履歴が削除されたりするので大切なものはバックアップをとる
電話帳が消える可能性があるのでバックアップをとる
アプリの引継ぎが手間だけど、操作は数分で終わる
電話番号をログインIDにしている場合はログインできなくなることもあるので、ログインIDを変えておく
事故番号にあたる可能性があるので、その場合は別人であることを説明したり着信拒否設定を活用する
携帯番号を変更する手続きや料金は各社違うので問い合わせをする
携帯番号を変更してもLINEは引継ぎできる
携帯番号を変更したらやる事
連絡先、銀行、保険、クレジットカード、光熱費関係などに電話番号の変更を連絡
登録しているLINEやアプリの電話番号を変更
メールアドレスも変更した場合は、各連絡先やアプリに登録しているメールアドレスを変更
自動解約されたアプリがあれば再度登録
いかがでしたか。
携帯電話の番号を変えることは、事前にバックアップをとったり、後から連絡先の変更を連絡する手間やアプリの引継ぎをする手間はかかりますが、大きなデメリットは特にありません。
気分を変えたい時や間違い電話が多い時など携帯番号を変える理由は様々でしょう。
私の個人的な体験としては、思っていたよりも簡単というのが正直な感想です。
長い間同じ番号を使っていると電話帳は増える一方ですので、携帯番号の変更はデトックスのひとつのきっかけになるかもしれません。