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木へんに区と書いてなんて読む?木へんに区に王を中に入れたら?

木へん(木偏)に区と書いてなんて読むのでしょう?あまり使わない漢字ですよね。枢軸国とか、中枢神経といった熟語で使われることが多い、漢字になりますが、読み方と使い方についてもまとめてみました。



木へんに区と書いてなんて読む?

木へんに区は漢字にすると「枢」となるわけですが、

  • 音読みで スウ
  • 訓読みで かなめ・とぼそ

と言った読み方があります。

漢検準2級で出題される漢字です。



木ヘンに区と書いて「スウ」と読む 使いは方はどう使う?

枢軸国(スウジクコク)と言う使い方がありますよね。

「枢」という漢字で「スウ」と読むとなると、一番良く知られているのは「枢軸国」という言葉ではないでしょうか。歴史好きの方にはお馴染みの用語かと思います。

第二次世界大戦時に連合国と戦った諸国を指す言葉。ドイツ、日本、イタリア、フィンランド、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、タイなどを指す。

とされているんですが、一般的には、第二次世界大戦中の、ドイツ、日本、イタリアを指すと言って良いでしょう。

枢機卿(スウキキョウ・スウキケイ)という使い方

枢機卿という言葉を聞くと、なんだか、中世ヨーロッパの雰囲気を醸し出している感じがしますが。カトリック教会における教皇の最高顧問という立場を指し、重要な案件に関して、教皇を直接に補佐する「枢機卿団」を構成すると同時に、個々の枢機卿は、教会全体にかかわる日常的な職務について教皇を助ける立場とされています。

簡単に言うと、カトリック教会で大変偉い立場の方を指します。



中枢神経(チュウスウシンケイ)という言葉でも使います

末梢神経という言葉の反対語といいますか、中枢神経というのは、神経がたくさん集まった部分のことを指し、いわゆる脊椎動物では、脳と脊髄を指すことになります。いろんなものが集まった場所ということで使われることが多い漢字です。

木ヘンに区と書いて「かなめ」と読む場合

枢軸国、枢機卿とも、重要な国が集まったとか、重要な立場を意味する用語となっていて、そこから転じて訓読みでは「かなめ」と読む場合があります

多くの場合、人の名前に使われていることが多く、「枢」を「かなめ」と読ませて日常用語に登場することは、正直多くはありません。



木ヘンに区と書いて「とぼそ」と読む場合

「とぼそ」というのは、開き口を回転させるため、戸口の上下の框 (かまち) に設けた穴のことを指しますが、最近はあまり使わなくなったかもしれませんね。

木へんに区を「とぼそ」と読む名字を持つ有名人

木へんに区、「枢」この漢字を「とぼそ」と読む名字を持つ有名人がいます。調べてみてビックリ。

枢 やな(とぼそ やな)・・・漫画家の方ですね。「黒執事」というマンガの作者先生です。マンガからアニメになり、舞台化されと、なかなかの人気作でしたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。刀剣乱舞のイラストにも携わっておられるようです。

枢木スザク(クルルギスザク)という使い方は?

アニメのコードギアス 反逆のルルーシュの主要登場人物と言って良いでしょう。

内閣総理大臣枢木ゲンブの息子として描かれ、主人公ルルーシュのライバルというか親友というか微妙な立場を最後まで取っていたような気がしますが。

ここで「枢」の漢字が使われていましたね。

「くるる」という読み方は、訓読みにもあるので、用法としては、当然、まちがってはいません。さて、私生活において、枢木さんという苗字の方にお会いしたことがありませんが、まあ、それは、アニメの中の話ですから。(笑い)

木へんに区 王を中に入れたらなんて読む?

「框」という漢字になりますが、

  • 音読みで:キョウ
  • 訓読みで:かまち

という読み方になります。



主な使い方は、日本家屋にある、框(かまち)という部屋の一部を指す言葉になりますが、家の床の端(縁)の部分を隠す横木、戸や障子の枠といったものを指すのですが、それぞれ、床の端とか、戸や障子の枠に、ちょっと上質な木材を使って、飾付けをするような役割をもたせているものを、「框」と呼びます。

上り框(あがりがまち)なんて使い方をしますよね。

 

 

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