この頃めっきり寒くなってきましたね。こんなに寒いと体があったまる美味しいお鍋が食べたくなりますよね。
私は特に辛いキムチ鍋が食べたいです。でも鍋を作っているといつも思うことがあります。それは、
ということです。みなさん一度は悩んだことないですか?せっかく食べるなら美味しいキムチ鍋がいいですよね。
そんな時はお母さんに聞いてみましょう。
早速お母さんが教えてくれました。これで美味しいキムチ鍋が作れそうですね。でも、なぜ木綿なんでしょうか?その理由を今から解説していきたいと思います。
キムチ鍋に入れる豆腐は木綿がおすすめ‼その理由を解説
鍋にはいろんな種類がありますが、キムチ鍋には木綿豆腐がおすすめなんです。なぜ木綿豆腐がおすすめかみなさんご存じですか?
正解は木綿豆腐は製造過程で穴がたくさん開いた型に流し込み作っているので、出汁を吸い込みやすくしみ込みやすいんです。
それに加えて煮崩れしにくいのも木綿豆腐なんです。なので、味の濃いキムチ鍋には煮崩れしにくくしみ込みやすい木綿豆腐が最適です。
みなさんが想像していた答えであっていましたか?
逆に絹ごし豆腐は穴のない型に流し込んでいるので、出汁を吸い込みにくく味がしみにくいんです。
豆腐本来の味を楽しみたい方は、絹ごし豆腐を使ってみてもいいかもしれませんね。
その他にも絹と木綿の違いはたくさんあります。鍋の種類や料理の内容によっては合う豆腐が違うのをご存じでしたか?
それについては下の記事でお話ししていきたいと思います。
木綿豆腐と絹豆腐の違い
木綿豆腐と絹豆腐は、見た目も味も食感も全然違います。木綿は上にあみあみの模様がついていますよね。
一方絹豆腐は全部の面で統一されたつるつるの見た目になっています。味や適切な料理の違いも比べてみましょう。
木綿豆腐 | 絹豆腐 | |
食感・味 | 絹よりもしっかりとした硬さで生で食べるともっさりしている、味は絹よりも少し苦みがある | つるんとして唇だけでも崩れる離乳食にも最適な柔らかさ、木綿よりも少しうまみがある |
見た目 | でこぼこざらざら | つるつる |
栄養 | 絹よりも栄養価とカロリーともに少し高い100gあたり72カロリー | 木綿よりもカロリーと栄養価が低く100g当たり52カロリー |
調理方法 | 煮る、焼く、炒める | おもにそのままつかう、サラダや冷ややっこなど |
いろんな鍋がありますが、基本的には味の濃い鍋は木綿豆腐で、あっさりとした鍋には絹豆腐が最適でしょう。
どうですか?同じ豆腐なのに木綿のほうが栄養があるなんて驚きですよね!もしよければこちらの表を参考に美味しいごはんを作ってみてくださいね。
豆腐をいれるタイミングは?木綿と絹で違うの?
先ほどキムチ鍋に入れる豆腐は木綿豆腐が最適だとお話ししましたが、実は豆腐によって入れるベストなタイミングがあるんです。
そのベストなタイミングとはお母さんが教えてくれた通り木綿豆腐は一番最初です。
おや、またお母さんが教えてくれるそうですよ。
木綿豆腐に比べて煮崩れしやすく、味のしみにくい絹ごし豆腐だと一番最後に温めるくらいが適切なタイミングになります。
キムチ鍋に入れる豆腐は水切りが必要なのか?
キムチ鍋に入れる豆腐はしっかりと味をしみこませたいので水切りは必要です。水切りをせずに入れてしまうと味がしみにくくなってしまいます。
それに加えて豆腐から出た水分でお鍋の味が薄くなることもありますので、できれば鍋に入れる前にしっかりと水切りを行っておきましょう。
そうすることで、味がしっかりとしみた型崩れしにくい豆腐が出来上がります。
簡単時短でできる豆腐の水切りのやり方
豆腐の水きりにはいくつかやり方があります。まず一つ目は簡単時短にできる水切り方法です。
- 豆腐を開けたら豆腐は容器に入れたまま水を捨てます。
- 豆腐に切り込みを入れます。
- 上から四角くたたんだキッチンペーパーで潰れないように押さえつけます。
- お好みの水抜き加減まで繰り返して終了です。
重石を使った水切り方法
次に、豆腐を取り出し重石をのせることです。
- パックから取り出した豆腐は平らなお皿(バット)の上に乗せもう一つのお皿(バット)でサンドイッチします。
- その上に重りとなる1.5リッター程のペットボトル(他のものでも構いません)を乗せて30分ほど放置します。
- すると下のお皿に豆腐からたくさんの水分が抜けてたまっていたらOKです。
パックを斜めに傾けて水を切る方法
- 豆腐のパックのフィルムを少しあけるか、もしくは角に切れ込みを入れます。
- 流しかお皿の中で斜めに傾けて30分以上待ちます。
- 水が切れていたら終了です。
豆腐の煮崩れを防ぐには切り方と置き場所が重要です‼
鍋ができて蓋を開けた時に豆腐が崩れていたらとってもがっかりしますよね、でも大丈夫!こんな時はあの人に聞いてみましょう。
さすがです。鍋奉行のお母さんはやっぱり知っていましたね。
煮崩れ対策に豆腐は三角形にして中央を避けて配置
普通は大体四角く切った豆腐を想像しますよね。でも実は、煮崩れしにくい豆腐の切り方は三角形だったんです。
いい質問です。それでは簡単に切れる切り方をご紹介します。
切り方は、パックから開けた豆腐を4等分にして対角に切るだけです。大きく切りたい方は2等分して対角に切ったりと自分の好みに合わせて切ってくださいね。
中央は火の通りがよくぐつぐつと煮え立っているので、崩れやすい豆腐は端のほうによけてくださいね。
キムチ鍋の豆腐は絹と木綿どっち⁉入れるタイミングも詳しく解説‼のまとめ
- キムチ鍋の豆腐は木綿
- 鍋によってかわるが基本は木綿
- 豆腐の水切りは重要
- 豆腐の煮崩れを防ぐには三角形にきり、端に寄せる
- 木綿と絹で栄養価と向いている料理が違う
- 木綿豆腐は一番最初に入れる
この寒い冬にはあったかいお鍋で体をあっためて乗り切りましょう。
お母さんの教えてくれたこの知識で、美味しい味のしみたお豆腐がみなさんの喜びにつながりますように。