吉日とはいつのことかご存知でしょうか?
カレンダーに書かれている「大安」は、誰もが気にしたことがあるのではないでしょうか。
最も縁起のいい吉日とされている「一粒万倍日」は物事を始めるのに適していると言われています。
開運日である一粒万倍日とは、いつなのか2022年と2023年の日付も調査しました。
天赦日や天恩日など他の吉日とともに、大安などの六曜についても見ていきましょう。
吉日とはいつのことなのか、種類と意味を詳しく解説していきます。
吉日にした方がいいこと、しない方がいいこともまとめます。
お祝い事などの日付を決める際は、ぜひ参考にしてみましょう。
吉日とは?いつのこと?種類を解説!
吉日とは縁起のよい日の総称です。
祝い事など、何か事をするのに最適とされる日です。
特に日本では結婚式などで吉日が重要視されることが多いですね!
吉日とはいつなのか種類を紹介していきます。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒万倍日とは「一粒の籾(もみ)から、万倍もの籾をつけた稲穂が実る」と言われている開運日です。
物事を始めるのに適していて、この日に種をまいたことは万倍になって大きく成長するといわれています。
しかし、悪いことも万倍になって大きくなるといわれています。
そのため人からお金やものを借りることなどは、避けるようにしましょう。
一粒万倍日には、何を始めようかワクワクしてきますね!
2022年 一粒万倍日
8月 | 10日 15日 22日 27日 |
9月 | 3日 11日 16日 23日 28日 |
10月 | 5日 8日 11日 20日 23日 |
11月 | 1日 4日 16日 17日 28日 29日 |
12月 | 12日 13日 24日 25日 |
2023年 一粒万倍日
1月 | 5日 6日 9日 18日 21日 30日 |
2月 | 2日 5日 12日 17日 24日 |
3月 | 1日 9日 16日 21日 28日 |
4月 | 2日 12日 15日 24日 27日 |
5月 | 9日 10日 21日 22日 |
6月 | 2日 3日 5日 16日 17日 28日 29日 |
7月 | 11日 14日 23日 26日 |
8月 | 4日 7日 10日 17日 18日 22日 29日 |
9月 | 3日 11日 18日 23日 30日 |
10月 | 5日 15日 17日 18日 27日 30日 |
11月 | 11日 12日 23日 24日 |
12月 | 5日 6日 7日 8日 19日 20日 31日 |
天赦日(てんしゃにち、てんしゃび)
天赦日とは「天が全ての罪を赦す日」と言われています。
年に数回しかない開運日で、新しいことを始めると良い日とされています。
一粒万倍日と天赦日が重なる日は、幸運な日と言えますね!
天恩日(てんおんにち)
天恩日とは「全ての人が天からの恩恵を受けられる日」と言われています。
祝い事が大吉とされ、結婚式や引っ越しがいいとされています。
天恩日は5日間連続して続く吉日となります。
時間がかかる引越しなどに向いていますね。
大明日(だいみょうにち)
「天地がひらけて太陽が世界を隅々まで照らしてくれる日」と言われる大吉日です。
太陽が隅々まで照らすということで、引越しや旅行など行事に適している日とされています。
大明日は月の半分ほど訪れ、回数が多いです。
他の吉日と重なることも多いので、予定が立てやすそうですね。
母倉日(ぼそうにち)
母倉日とは「母が子を育てるように、天が人を慈しむ」と言われる日です。
さまざまなお祝い事を行うのによい日とされていますが、結婚に関連することには最適です。
比較的多く訪れる吉日なので、他の吉日とも重なることが多いです。
意味を聞くと素敵な吉日ですよね。
鬼宿日(きしゅくび)
鬼宿日は、「鬼が宿にこもり出歩かないため、鬼に邪魔されず何事もうまくいく」とされている吉日です。
鬼宿日にお釈迦様の生まれたと言われており、吉日になったのだそうです。
結婚などの行事は、宿・家に入るという意味で鬼と嫁が鉢合わせしてしまうのでNGとなっています。
聞きなれない吉日ですが、注意したいですね!
月徳日(つきとくにち・がっとくにち)
月徳日とは「その月の福徳を受けられる」とされる吉日です。
建築やリフォーム、引っ越しといった土に関わる行事がよいとされています。
それだけでなく万事に吉とされているので、どんな行事にも合わせやすいです。
神吉日(かみよしにち・かみよしび)
神吉日は神社でお参りをすることや、神事をするのに最適な日と言われています。
大明日よりも回数が多く、1年の半分以上もあります。
神様からの恩恵を受けられることもあり、他の吉日と重なる日を探すのもいいですね。
寅の日(とらのひ)
寅の日は「千里の道を行って、千里戻ることができる」と言われ、旅立ちにいい日と言われています。
お金に関する吉日とされ、投資や出資などお金のリターンを期待したい時におすすめです。
寅の日にお財布を購入すると、お金を呼び戻してくれる効果があるとされています。
巳の日(みのひ)
巳の日とは、財運や金運に恵まれる縁起のよい開運日と言われています。
財運の神様、弁財天の遣いと言われている蛇(巳)にお願い事をすると弁財天に届けられるとされています。
蛇にまつわる巳の日は、財布の買い替えや宝くじを買うのに最適です。
己巳の日(つちのとみのひ)
己巳の日は、60日に1度訪れる巳の日の中でも最高の金運日とされる吉日です。
巳の日よりも強運なので財布の買い替えは特に己巳の日がおすすめです!
吉日にはたくさんの種類がありますね。
それぞれに意味があり、最適な行事なども吉日ごとに異なります。
どの吉日も縁起がよく、行事や新しいことを始めるのには最適です。
それぞれの行事にあった吉日を選べるよう簡単にでも意味を把握しておけるといいですね。
吉日と一緒に知っておきたい六曜とはいつ?
六曜とは「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」の6つのことです。
元々は中国で時間を区切る際に使われていた考え方です。
「やってはいけないこと」を考える指標になります。
それぞれの種類と意味について詳しく見ていきます。
大安(たいあん)
大安は「大いに安し」を意味する日となります。
やってはいけないことが何もない日のことで、特に害のない日になります。
ですので、吉日というよりは凶の時間帯がなく1日が安定している日ということになります。
悪い時間帯がないため、結婚式など時間帯を気にしなくていい行事は大安がいいとされています、
1日を通して吉とされていて、六曜では最も縁起のよい日と周知されていますね。
友引(ともびき)
友引は朝の時間帯を吉とし、昼を凶、夕もまた吉とする日です。
基本は吉日とされていますが、「共引き」から「友引」に変化した日と言われています。
そのため勝負がつかない日、とされて良くも悪くもない日となります。
友引の文字が「友を引き込む」とされることから、結婚式には向いて葬儀には向かない日といわれます。
先勝(せんしょう/さきがち)
先勝は午前中は吉、午後は凶の時間帯とされている日です。
先勝は「先んずればすなわち勝つ」という意味で、先回りをして行動するといい日とされています。
午後は凶の時間帯なので、時間が長くかかる行事には適していません。
先負(せんぶ/さきまけ)
先負は午前中は凶で、午後が小吉とされている日です。
午後は小吉なので、いい時間帯というわけではりません。
何事も起こらないように過ごすのが無難な日となります。
「負ける」の字がつくので、争い事や裁判では縁起が悪いとされています。
赤口(しゃっこう/しゃっく)
赤口は午前2時〜4時の時間帯の六曜で魔物がいると考えられてきた時間です。
大凶とも言われる日で、正午が吉でそれ以外は凶の時間になります。
「全てが消滅する日」と言われており、仏滅と並ぶ縁起の悪い日になります。
特に赤の血のイメージで法事や葬儀、火のイメージで引越しをするのはよくない日とされています。
仏滅(ぶつめつ)
仏滅は最も縁起が悪い六曜で、1日を通して凶としています。
祝い事には適さない反面、別れの日にはいいと言われています。
ですので、葬儀を行うのには問題がない日と考えられています。
あらためて物事をスタートするのにはいい日ともされています。
現在では六曜の信憑性は低いと考えられています。
ですので気にしすぎることなく過ごせるといいですね。
お祝い事などでは、縁起が良いとされる日を選択するとより楽しめるかもしれません。
参考程度にとどめ、気軽にスケジュールに取り入れていきましょう!
吉日と一緒に知っておきたい不成就日とは?
不成就日とは、何をやっても成就しない日のことです。
新しく何かを始めるには大凶の日とされています。
特に結婚や子どもの命名、移転や契約事などには適していません。
新しいものを買うこと、趣味や習い事を始めること、願い事をすることがよくない結果となるとされ、避けるべき日となります。
不成就日と吉日が重なる日は色々な説があり、いいとも悪いとも言い切れません。
科学的根拠はなく、考え方の問題のため気にするのは吉日と六曜までにすると良いかもしれません。
吉日とはいつ?一粒万倍日は最強開運日!?縁起のいい日を徹底調査!まとめ
吉日とは縁起のよい日の総称。祝い事など、何か事をするのに最適とされる日です。
吉日の種類
- 一粒万倍日
- 天赦日
- 天恩日
- 大明日
- 母倉日
- 鬼宿日
- 月徳日
- 神吉日
- 寅の日
- 巳の日
- 己巳の日
六曜とは「やってはいけないこと」を考える指標のことです。
六曜の種類
- 大安
- 友引
- 先勝
- 先負
- 赤口
- 仏滅
吉日の種類と意味を解説してきました。
不成就日もあり、気にしすぎると色々と悩んでしまいます。
吉日六曜を参考程度に、気軽に生活に取り入れられるといいですね。