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子犬の夜泣きは放置していいの?子犬を迎える心構えを徹底解説!

ドキドキわくわくの新しい家族を迎えた初日。

生後2〜3ヵ月の小さな家族の声は意外にも力強く、よく響いたりするものです。特に辺りが静かになった時間の夜泣きはご近所から苦情が出るのではないかと心配になるくらい大きかったりします。

小さなカワイイ家族の夜泣きは、迎えて最初にぶつかる壁ですね。

なぜペットショップでは何の問題もなく寝ていた子犬が、迎え入れた家で夜泣きをするようになるのでしょうか。

そんな子犬の夜泣きの原因と対策方法をご紹介していきます。

 

 

子犬の夜泣きは放置や無視が有効⁇

 

放置はトレーニングである

後程、解説する「子犬にとって最適な環境、体調の万全さ」が確認できましたら、安心して子犬の夜泣きは放置してください。

「こんなに小さい子を放置して大丈夫?」と心配になりますが、放置=しつけ(トレーニング)ですので決してほったらかす訳ではありません

鳴かれると可哀そうでついつい反応したくなりますよね。でも犬はとても頭がよく、泣くと飼い主が来てくれる事を学習します。

学習すると試し泣きや、夜泣きをくり返すようになります。心苦しいですが、どんなに夜泣いても最低2〜3日は完全放置してみましょう。

 

・同じ部屋で寝るならば寝室にケージを置いて側で一緒に寝てあげる

・リビングなど他の部屋で寝かせるのなら飼い主も一緒にリビングで寝てあげる

・寝る場所は固定してあちこち場所を変えない(自分の居場所を覚えさせる)

 

犬とのルール作りが大切

子犬の夜泣きに対して放置が有効だと言いましたね。

でも、飼う人やその家のルールを子犬に慣れ、覚えてもらうのが一番だと思います。夜寝るときに一緒に寝てもいいのならば、毎日一緒に寝てぬくもりを与えてあげてください。

もちろん、ハウス(クレート)を嫌がらずに落ち着く場所とする事はとても大切なことです。【お出かけ、病院、災害時など様々な場面で必要となるからです】

 

 

どうして泣いているの?子犬の夜泣きの原因

 

環境の変化による不安や恐怖

子犬はブリーダーさんや知り合いのウチから直接迎え入れる場合と、ペットショップから迎え入れる場合とありますね。

どちらにしても、本来ならば一緒に生まれてきた兄弟や母犬に甘えていたい時期に突然引き離され、知らない環境に連れてこられるのですから子犬からしたら不安と恐怖でいっぱいです。

知らない匂い、知らない音、そして真っ暗な部屋でひとりぼっちにされたら泣きたくなる気持ちもわかります。

そこで次のような対策をしてみましょう。

・今まで使っていた毛布やぬいぐるみを一緒に入れてあげる。(子犬のニオイがついているもの)

・飼い主さんの匂いがついた服を一緒に入れる。(湯たんぽやお湯の入ったペットボトルを包むと温かくて落ち着きます)

 

室内環境が合わない

子犬は室内の環境が合わなくて訴えるために夜泣きすることもあります。

芳香剤など強いにおいが近くにある、エアコンなどの風が直接当たる、テレビなど明るくうるさいものの近くで落ち着かないなど、子犬のために用意したケージも置く場所によってはストレスになってしまいます。

迎えた子犬に合う環境を整えてあげましょう。

・安心できる場所を用意(ケージなど)

・クレートなど周りが囲まれているもの(慣れるとそこが1番の安らぎスポットになります)

 

体力が有り余っている

子犬のうちはワクチンなどが終わっていないとお散歩も出来ないので体力を使うことも難しいです。

運動不足からくるストレスがあったり、昼間にぐっすり眠ってしまうことで夜中に目が冴えてしまうことも。引っ張りっこやボール投げなどお部屋で遊べるオモチャを使って遊んであげると良いでしょう。

・初日はなるべく犬のペースで、周りの家族がはしゃぎすぎてしまわないようにしましょう。

 

 

お腹が空いている

子犬でもお腹が空くと眠れません。

ご飯の量や与える時間帯を調整してお腹を満たしてあげましょう。

子犬は長い時間空腹だと低血糖を起こすことがあります。迎える場所で、最後にご飯を食べた時間やオヤツの時間などをしっかりと聞いておいた方がいいですね。

 

事故や体調不良

ケージに指を挟んで泣いている、下痢などの体調不良。

1歳までの子犬は免疫力が弱いため、病気やケガをしやすい状態です。母犬の母乳を飲んでいるときはいいのですが、母乳を離れて60日過ぎると免疫力が低下し、感染症にもかかりやすくなります

子犬は体力を消耗しやすいので、体調不良であればケージ内を清潔にしてすぐに動物病院で診てもらいましょう。早めの対応が大切です。

こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

 

 

子犬の夜泣きは放置していいの?子犬を迎える心構えを徹底解説!のまとめ

  • 子犬にとって最適な環境、体調の万全さが確認できたら放置しても大丈夫
  • 子犬とその家庭とのルール作りが大切であり、信頼関係を築くための鍵である
  • 夜泣きの原因はその子犬で違うので、何に泣いているか観察して改善してあげること

子犬はひとりぼっちがとても苦手です。新しい環境に慣れ、ひとりぼっちではない事が理解出来れば夜泣きをせずに寝てくれるでしょう。

決して「今日だけは特別」なんてことはないように!犬には分かりません。

ルールを飼い主の都合で曲げず、お互いの信頼関係を築いていきましょう。

子犬の夜泣きは神経質になりすぎず、いつかは泣き止むとポジティブな気持ちで接してあげてください。可愛い新たな家族と幸せな時間が過ごせるといいですね♪