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高カカオチョコレートで肌荒れするのは嘘!?ニキビができる原因は?

高カカオチョコレートを食べるとニキビができるという噂を聞いたことはありませんか?

実はチョコレートとニキビの発生には直接的な関係はありません

チョコレートを食べるとニキビができるといわれる理由チョコレートの美肌効果についてまとめました。

 

 

高カカオチョコレートで肌荒れするのは嘘!?チョコレートでニキビができるのはなぜ?

先ほどお伝えしましたが、チョコレート自体にはニキビになる原因はありません

ではなぜ、チョコレートを食べすぎるとニキビができるといわれるのでしょうか。

 

チョコレートを食べるとニキビができる原因は?

チョコレートを食べるとニキビができる原因は糖質と脂質のとりすぎです。

カカオ自体にはニキビの原因になる成分は含まれていませんが、含まれている砂糖や乳脂肪などがニキビの原因になります。

糖質と脂質の多いチョコレートはニキビが悪化するという研究結果もあります。

つまり、糖質と脂質が入ったチョコレートを食べすぎるとニキビができることがあるということです

 

ニキビになりやすいチョコレートは?

ニキビになりやすいチョコレートは、砂糖とミルクがたっぷり入ったチョコレートです。

基本的にミルクチョコレートがこれに当てはまります。

しかしミルクチョコレート以外でも、市販のチョコレート菓子の中には糖質と脂質の多いものもあります

そのためニキビが気になるときにチョコレートを食べる時は、パッケージの成分表示を見るなど注意が必要です。

 

ニキビになりにくいチョコレートは?

肌荒れが気になるけどチョコレートが食べたいときはカカオ成分70%以上の高カカオチョコレートがおすすめです。

カカオ成分が高ければ、その分糖質や脂質の量が少なくなります。

砂糖やミルクがたっぷり入ったチョコレートは糖質と脂質が多いですが、それに対し、高カカオチョコレートは基本的に低糖質・低脂質です。

そのためニキビができる可能性を低くすることができます。

しかし研究調査にばらつきがあるため、注意が必要です。

高カカオチョコレートは、女性に関してはニキビにほとんど影響しないという報告や、もともと重症なニキビ肌の男性では悪化するという報告もあるそうです。

もし心配であれば、高カカオチョコレートを2週間ほど食べてみて、肌の様子を見てみると良いでしょう。

 

 

食べるなら高カカオチョコレート!チョコレートに美肌効果はあるの?

まず、チョコレートには美肌効果があります

チョコレートにはニキビが出来る、肌荒れするなど、肌には良くないイメージがある方も多いと思います。

しかし栄養成分が豊富に含まれているため肌や健康に良いとされています。

その理由は、カカオに含まれるカカオポリフェノールが関係しています。

 

カカオポリフェノールの効能

カカオに含まれる栄養成分の中でも代表的なのが、カカオポリフェノールです。

カカオポリフェノールの効能について紹介します。

 

肌にいい効果

先ほどチョコレートに美肌効果があるといいましたが、正確にはカカオポリフェノールに美肌効果があります

まず、年を重ねることでからだが錆びるのを止めてくれるアンチエンジング効果があります。

高い抗酸化作用もあるため、身体の老化の原因である活性酸素を取り除き、クマや肌のくすみの改善、しわ・たるみを防ぎます

また紫外線による炎症を防ぎ、血流を高める効果があります。

カカオポリフェノールを定期的に摂取すると、紫外線を浴びてから皮膚に赤みがでるまでの時間が延びるといったデータもあります。

さらに、肌の水分量増加やキメを整えるなどの美肌効果も期待できます。

 

 

体にいい効果

カカオのパワーは美容だけではありません。

カカオポリフェノールの抗酸化作用には、血管をしなやかにし血流を良くする働きがあるので、冷え性が改善するといわれています。

その他にも血圧の低下動脈硬化の予防に効果があり、生活習慣病の予防として頼もしい効果があります。

カカオ豆には善玉菌のエサになって腸内のバランスを整えてくれるカカオプロテインという成分も含まれており、便通改善効果があります。

 

効果的なチョコレートの食べ方

チョコレートに含まれているカカオポリフェノールは美肌や健康に良いということを紹介しました。

そんなカカオポリフェノールを、より効果的に取り入れる方法をお伝えします。

 

まずはチョコレート選び

カカオポリフェノールを効果的に取り入れるのであれば、高カカオチョコレートがおすすめです。

その理由は、高カカオチョコレートの方が普通のチョコレートよりもカカオの量が多いため、栄養成分も多く体にいいとされているからです。

どれくらい多いかというと、普通のチョコレートのカカオ含有量は30~40%程度ですが、高カカオチョコレートには70%以上カカオが含まれています。

 

どれくらい食べたらよいのか

紫外線から肌を守る効果が期待できるのは、カカオポリフェノールとして320~460mgを毎日摂取することが必要です。

少し難しいので、私の好きなmeijiのチョコレート効果で説明しますね。

引用:株式会社 明治 HP

meijiのチョコレート効果には、1枚(5g)当たり127mgのポリフェノールが含まれています。

そのため効果的にカカオポリフェノールをとるには、meijiのチョコレート効果を毎日3枚ずつ食べるという計算になります。

 

無理なくカカオポリフェノールをとるには

毎日というと少し大変かもしれませんが、寒い日にはホットチョコレートにして、暑い日には溶かしてアイスクリームにかけて食べると楽しみながらポリフェノールを取り入れられそうですね。

ホットチョコレートにして飲むときは、たんぱく質が豊富な豆乳に入れるのがおすすめです。

カカオ70%以上含まれる高カカオチョコレートには栄養があるので、そのまま食べても良いです。

何かと一緒に食べるのであれば、ミネラルが豊富なナッツ類、たんぱく質が豊富なマシュマロ大豆パフと食べるとより栄養がとれます。

ちなみに大豆パフとは、ひきわり大豆を吸水後、乾燥加工したものです。一度吸水させてから乾燥加工しているため、一般的なものよりも食感が柔らかく、軽い食感となります。

ちなみに、ナッツの中でもアーモンド紫外線対策に良いとされています。

アーモンドには抗酸化ビタミンといわれているビタミンEが豊富です。

カカオポリフェノールが多く含まれるチョコレートに加え、アーモンドも取り入れることでバランスよく紫外線対策することが可能です。

 

 

糖質と脂質だけじゃない!肌荒れを予防するには?

高カカオチョコレートが体に良いからと言って、食べ過ぎてしまうのはよくありません

肌荒れを予防するために特に気を付けることは、以下の2つです。

  • 糖質や脂質の多い食品を避ける
  • 夜遅くに高カロリーの食べ物を食べない

 

糖質の多い食品

糖質も脂質も体のエネルギー源として必要な成分なので、まったく食べないというのはなかなか難しいと思います。

糖質の多い食べ物として挙げられることが多いのは、チョコ、菓子パン、ケーキ、スナック菓子、ラーメンなどです。

甘味料が含まれる食べ物はもちろんですが、小麦粉を使った食品や麺類などの粉類や穀類も糖質を多く含んでいます。

糖質の多い食べ物は、体に入ると皮脂の原料になります。

食べることで皮脂分泌量が増え、ニキビなどの肌荒れの原因となってしいます。

 

脂質の多い食品

糖質と同じように、脂質も皮脂の原料となる成分です。

脂質が多いものとして挙げられるのはナッツ類です。

ナッツは栄養価の高い食べ物ですが、脂質も多く含まれているので食べ過ぎには注意が必要です

他にも、油を多く使う揚げ物脂肪分のある肉類バターなども脂質が多くカロリーが高い食べ物とされています。

食品そのものもそうですが、使われている調味料や調理法などによってもカロリーは変わってきます。

食べる量に気をつけるだけでなく、一緒に使う調味料の見直しや食用油を脂質の少ない物へ変更すると脂質を抑えることができます。

 

なぜ夜遅くに食べてはいけないのか

チョコレートだけにあてはまることではありませんが、夜遅くや就寝前に何かを食べるのは避けた方が良いです

その理由は睡眠の質が関係しています。

良質な睡眠は、皮膚のターンオーバーを正常化し肌トラブルの予防・改善につながります。

就寝前に食事をすると肌のターンオーバーが正常に行われず、さまざまな肌トラブルや炎症の悪化を引き起こします。

また、寝ている間も胃の消化活動は行われ続けているため、内臓に負担をかけてしまうことになります。

寝る前に食べてしまうと、消化するのに体のエネルギーが奪われてしまい、良質な睡眠を得にくくなってしまいます。

夜遅くや就寝前に何かを食べるのは、肌荒れだけでなく、健康上控えた方が良さそうですね。

 

 

高カカオチョコレートで肌荒れするのは嘘!?ニキビができる原因は? まとめ

  • チョコレートとニキビの発生には直接的な関係はない
  • チョコレートを食べるとニキビができる原因は糖質と脂質のとりすぎ
  • カカオに含まれるカカオポリフェノールには美肌効果がある
  • ポリフェノールがたくさん入った高カカオチョコレートは美肌にも健康にもいい

ニキビの原因はチョコレートではなく、チョコレートに含まれる糖質や脂質だったんですね。

肌荒れの原因が分かったので、これからは安心してチョコレートを食べられそうです。