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これちょっと気になる

メルカリで支払いしないとどうなる!?ペナルティや危険性を解説

フリマアプリはいくつかあるけど、やっぱりメルカリかな!

一番なじみがあるし、使ってる人もケタ違いに多いイメージです。

それだけに支払に関しても色んなトラブルや行き違いがあるようです

「メルペイのあと払いの支払いが期限までにできそうにない。」

メルカリで支払いしないとどうなるんだろう?

不安でいっぱいになりますよね。

「コンビニ払いはコンビニで受け取るときに支払うんだよね。」などと勘違いをしているメルカリ初心者も結構いるようです。

「ATM払いにしたからまだ支払いしてないけど、同じ商品がもっと安い値段で出品されているのを見つけてしまった。」

このままメルカリに支払いしないとどうなるんだろう?

なんて気持ちが湧いてくるかもしれませんね。

ペナルティがある?

メルカリで支払いしないとどうなるのか!?その危険性や対処の仕方を解説します。

 

 

メルカリで支払いしないとどうなる!?支払期限の確認

 

 

 

 

 

 

 

個人売買でとても便利に使えるメルカリ。

メルカリで支払いしないと利用できなくなったり、法的に訴えられたり・・・という場合があります。

まずは支払期限の確認をしっかりしておきましょう。

以下は購入手続き後に支払いする方法別の支払期限です。

 

【コンビニ/ATM支払】

他の支払方法と違いコンビニ払いATM(ペイジー)払いは、購入手続と同時に支払いが完了しないので少し猶予期間がありますね。

それはあくまで支払場所に行くまでの時間を確保できるということですよ。

その期限は、購入当日を含む3日目の23:59:59までとなっています。

ちょっと間違えやすいところです。

例えば

1月10日 夜11時 購入 1月12日 夜12時前 までに支払 

になります。この場合、正味2日ですね。

 

【メルペイのあと払い(メルペイスマート払い)】

メルペイのあと払いは、メルカリでの商品の購入の他、メルペイ加入店での利用などに使えます。

その場で支払いしなくても翌月にまとめて決済できるのでとても便利ですね。

メルペイスマート払いの支払期限はご利用月の翌月末日までです。

 

 

 

 

引用 メルカリ

返済方法

  • 自動引落し

6日、11日、16日、21日、26日のいずれかの日を指定して自動で支払うことができます。

※手数料は無料

【購入日と口座引落日、再度自動引落日、支払期限の例】

購入日(ランダム) 自動引落日(指定日) 再自動引落日 支払期限
8/31 9/6 9/11 9/30
8/18 9/11 9/16 9/30
8/4 9/16 9/21 9/30
8/29 9/21 9/26 9/30
8/1 9/26 9/30(支払期限当日) 9/30

購入した日と設定した自動引落日によって決済までの時間は長くも短くもなります。

自動引落日に残高不足などで引落に失敗した場合は、再度自動引落しが行われます

9/26を自動引落日に設定した場合の再自動引落日は、支払期日当日です。

それでも自動引き落しに失敗したときは「チャージして払う」「コンビニ/ATM」で支払うことができます。

  • チャージして払う

「メルペイ残高」で、いつでも好きなタイミングで支払えます。

※手数料は無料

  • コンビニ/ATMで支払

「支払い予定日の目安」の設定で支払う予定の日付を選択できます。

※手数料は利用金額によって¥220~¥880かかる

どの場合でも最終期限はご利用月の翌月末日ですのでお間違えなく。

 

【メルペイスマートマネー(借入)】

メルカリ利用実績をもとに最大20万円まで借りられるサービスで、メルペイ加盟店でも利用できます。

メルカリアプリ内だけで全てが完結できるので手軽ですね。

借入金利はメルカリの販売実績によって優遇されるので、メルカリでよく出品する人向きかもしれません。

【借入金利 年利3.0~15.0%】

返済方法

  • 自動引落し(基本)

初めて借りたとき、または借入残高がない状態の場合の返済期日はご利用月の翌月末日です。

その後、各回の返済期日は毎月末日までです。

「メルペイあと払い」と同様に6日、11日、16日、21日、26日のいずれかの日を指定することができます。

 

【メルカード】

2022年11月に発足したメルカリ、メルペイ利用者にお得なクレジットカード(JCB)です。

支払方法は「メルカリあと払い」ですので、そちらを参照してくだい。

 

 

メルカリ支払しないとどうなる!?【コンビニ/ATM支払】での対処

 

 

 

 

 

起きてしまったことは仕方がないですが、その後に正しい対処を心がければ大丈夫です。

まずお伝えしたいのは、コンビニ支払での勘違いについてです。

コンビニ支払とコンビニ受取は同時ではありません。

全く別ものですよ。

支払手続がされなければ商品が送られることはないのです。

この勘違いで支払いが期限内に行われず、無断キャンセル扱いで悪い印象を与えてしまうことがあります。

その間メルカリからお知らせも来ているはずですが、”思い込み”は恐いですね。

特に気にして見ることもしなかったりして・・・・・。

出品者は気兼ねして期限までは何も言わず待っていてくれることも多いです。

でも出品者は3日目に支払がなければ取引メッセージなしでキャンセル申請ができます。

そして悪い購入者としてブロック通報されてしまうこともあります。

単に「忙しくて支払い(購入したこと自体)が頭になくなってしまった」などという場合も同じですね。

その1回でメルカリからペナルティが課せられることはないと思いますが、注意のカウントがつきます。

ギリギリ支払期限内に気づくことができたが、支払いを済ますのに時間がないときは!?

まず取引メッセージ

  • 事の次第を伝えて謝る。
  • ○○日には必ず支払をしますので待って頂くことはできますか。

という内容を送りましょう。

合意がなされれば支払決済自体は期限を過ぎてもできます

【コンビニ払いの方法<ローソン編>】

 

【コンビニ払いの方法<セブン-イレブン編>】

 

断られてしまったら仕方がないですね。取引は諦めるしかないです。

ですが、人と人との信頼関係が第一の取引ですので今後のためにもきちんと連絡はしておきましょう

※ちなみにキャンセル後は、取引メッセージは送れません。

コンビニ支払やATM支払で購入し、同じ商品の他での出品との兼ね合い等で購入したけど支払いしないでキャンセルをねらうようなことは、メルカリの定める迷惑行為となります。

こっちのほうが安い。さっき買ったのは支払いしないでおこう。

 

 

 

もし何度かあれば、ペナルティは免れないでしょう

メルカリの判断により利用制限がかかります。

 

 

 

 

利用制限の期間ってどのくらい?

利用制限の期間は、違反の内容に応じて総合的に判断され、大きく3段階に分けることができます。

  • 期間が定められるもの(最大24時間程度のもの、日数が定められるもの)
  • 制限解除への判断が伴うもの(本人確認や、詳細のヒアリングを実施
    ※確認の実施後、解除すべきと判断した場合に限り、制限は解除されます
  • 無期限(アカウントの利用停止)

内容によっては、1度目の違反であっても無期限の利用制限となります。
詳細は後述される「無期限の利用制限とは?」の項目をご確認ください。

引用 メルカリ

 

メルカリ支払いしないとどうなる!?【メルペイあと払い】での対処

 

 

 

 

 

支払い期限を過ぎてしまってもコンビニ/ATMもしくはメルペイ残高での支払いができることを覚えておきましょう。

期限を過ぎてしまっているので早急に支払いを完了しないと、どんどん良くない展開に進んでしまいます

 

コンビニ/ATMで支払う方法

 

 

 

 

 

 

 

 

《お客様番号を発行しお支払いする》

  1. 「マイページ>あと払い利用枠」の四角のボタンを選択する
    ※ボタンには「前月分を支払う」、「引落し日◯/◯」等の記載があります
  2. ◯月利用分の支払い画面で「コンビニ/ATMで支払う(赤ボタン)」を選択する
  3. 支払い先のコンビニ/ATMを選択する
    ※ポイントのご利用を希望される場合は、「ポイントを使用する」へチェックを入れる
  4. 「お客様番号を発行する」を選択する
  5. ◯月分の支払い画面に表示されている「支払い手続きをする(赤ボタン)」を選択する
  6. 選択したコンビニ/ATMにて現金を支払う

引用 メルカリ

メルペイ残高をチャージして支払う方法

  1. 「マイページ>あと払い利用枠」の四角のボタンを選択する
    ボタンには「前月分を支払う」、「引落し日◯/◯」等の記載があります
  2. 「支払い方法を選択する(赤ボタン)」または支払い方法の項目を選択する
  3. 支払い方法の設定画面で「チャージして支払う」を選択する
  4. ◯月利用分の支払い画面で「◯月利用分を支払う(赤ボタン)」を選択する
    ※ポイントのご利用を希望される場合は、「ポイントを使用する」へチェックを入れる
    ※アプリ内にお持ちの残高のご利用を希望される場合は、「売上金・残高を使用する」にチェックを入れる
  5. 「残高で支払いする」を選択する

引用 メルカリ

※「メルペイの定額払い」の遅延もこれに準じます。

 

支払期限を過ぎて支払いが確認できない場合のメルカリの対応

支払期限の延長は、メルカリに問い合わせをしても対応はしてもらえません。

 

支払期限を過ぎてもメルカリに支払しないとこんな対応があります。

 

支払期限 翌日

  1. 「支払期限を超えています」というアプリ内通知、支払いを促すメールがきます。
  2. メルペイ残高、売上金があれば支払いに充当されます。
    ※その後に発生した売上金も清算が済むまで支払にあてられます。
  3. 清算が完了するまでメルペイスマート払いができなくなります。
  4. 遅延損害金が発生します。(2022年7月1日より メルペイ利用規約第30条1号)

メモ

【遅延損害金=年率14.6%】

  • 1月分の支払2万円を10日滞納した場合

20,000円×14.6%÷365日=8円(1日)×10日=80円

  • 1月分の支払3万円を90日滞納した場合

32,000円×14.6%÷365日=12.8円(※小数点以下は切り捨て) ⇒12円(1日)×90日=1,080円

 

支払期限から5日後

  1. 「清算期限がすぎています。至急ご精算ください。」というアプリ内通知及びメールがきます。
  2. 「このまま未払いだと、あと5日後にメルカリ/メルペイの利用制限をします」という内容のメール(通達)がきます。

支払期日超過の10日目までに払えば、大した支障はないかな!?

 

 

 

支払期限から10日後

  1. メルカリでの買い物ができなくなります。
  2. メルペイでの購入ができなくなります。

 

その後も支払いを促すアプリ通知やメールは定期的に来続けます

 

支払期限から15日後

  1. 2022年3月15日以前は2週間ごとに延滞事務手数料(¥300)を加算していました。その後は加算を停止しています。

 

支払期限から25日後

  1. 今後は電話と書面で支払の案内をします。
  2. 「未払い商品代金、手数料等の回収を第三者に委託することがあります」

という内容のメール(通達)がきます。

やばいぞ!何とかしないと!

 

 

 

支払期限から1ヶ月後

  1. 自動音声の電話がかかってきます。

 

支払期限から約1ヶ月半

  1. 警告のハガキがきます。
    ハガキに明記された支払期限(通常の支払期限から3ヶ月と25日後)までに支払しないと弁護士へ債権委任や法的手続に移行する内容です。

 

ここまできてしまったら、必ずメルカリ事務局へ連絡や相談をしてみてください。

【メルカリ事務局への問い合わせ方法】

※現在、電話によるサポート窓口は設けていません。

メモ

まず、迷惑をかけて申し訳ないと思っていることを伝えましょう。

なるべく具体的な対応策を示して相談してみましょう。(支払いできる日にち、分割できるか等)

希望が通るとは限りませんが、悪質だと認識されることはないでしょう。

 

その後もメール、SMS通知、電話、書面が頻繁にきます。

 

支払滞納 2~3ヶ月

  1. 弁護士事務所から催告書が送られてくる。
    支払も連絡もない場合は、民事訴訟を起こして預金口座給与債権差し押さえる等の法的手続に移行する場合があるという内容。

 

この時点で必ず連絡してください

メルカリでは対応できなかったとしても、弁護士事務所では支払延長や分割払いの相談にのってくれます。

切羽詰まった事情があるとしたら、それについての対処も教えてくれるでしょう。

 

メモ

《委託先事務所名一覧》

  • 鈴木康之法律事務所( HP
  • 神田お玉ヶ池法律事務所( HP
  • 市ヶ谷中央法律事務所( HP

このうちのどれかの事務所から連絡がきます。

引用 メルカリ

支払滞納 約3ヶ月半

これまで何の連絡もせず無視している状態だとしたら

  1. 民事訴訟を起こす旨の通知が書面できます。
    遅延損害金訴訟費用も併せて請求する
    裁判所から就業場所取引銀行に裁判資料が送達される場合もある。
    以上の内容が書かれています。

どうかこんなこのないように気を付けてくださいね。

 

メルカリで支払しないとどうなる!?【メルペイスマート払い(借入)】での対処

 

 

 

 

 

返済期日を過ぎてしまった場合、翌月の自動引落しのときに合算して返済されます。

次回の自動引落しを待たずに返済をしたい場合は「残高で返済」ができます。

また、自動引落しに失敗した場合引落し日までに自動引落しの設定が間に合わなかった場合などもメルペイ残高や友達招待・キャンペーンなどでもらえる無償ポイントを使ってすぐに返済することができます。

現在、コンビニ/ATMでの返済は扱っていません

 

【残高で返済する方法】

返済方法を設定する

  1. 「マイページ>メルペイスマートマネー」を選択する
  2. メルペイスマートマネー画面上部の「自動引落しの失敗分を確認する」または「延滞分を確認する」を選択する
  3. 「今すぐ返済する」を選択する
  4. 「返済する」を選択する

※「ポイントを使用する」「残高を使用する」にチェックを入れると、アプリ内にお持ちの残高、ポイントを優先的に返済に利用し、不足分をご指定の金融機関からチャージ(入金)して返済します

【返済についてのご注意】

  • メルペイ残高で返済いただく場合、売上金で購入したポイントはご利用できませんが、友達招待やキャンペーンなどでもらえるポイントはご利用可能です。
  • 設定いただいたポイントの反映(2‐3日)までにポイントの有効期限が切れる場合もございますので、ご利用にはご注意ください。

引用 メルカリ

 

メルペイスマートマネーでの借入は、消費者金融でお金を借りたということです

  • 商号:株式会社メルペイ
  • 登録番号:東京都知事 (1) 第31825号
  • 日本貸金業協会会員 第006151号
  • 金利 (年率):3.0~15.0%
  • 返済方式:元利均等返済

引用 メルカリ

連続して延滞が発生した場合には、指定信用情報機関記録(5年ほど)が残ってしまいます。

いわゆる「ブラックリスト」です。

融資や各種ローンが受けにくくなる危険性があるということです。

クレジットカードの審査にも通らなくなる可能性も高くなります。

勿論、メルカリ/メルペイの利用も制限されます。

通常の借入利息は3.0~15.0%(年率)ですが、遅延があると以下がプラスされます。

【遅延損害金 (年率) : 20.0%】

※支払期日の翌日から遅延損害金が発生します。

注意ポイント

  1. 2カ月分を超えて支払が滞った場合、アプリ通知、電話、メールに加え督促状が自宅に届きます。
  2. 一括返済の催告書がくる。
  3. その後(3ヶ月超過以降)裁判所から「財産差押え」の強制執行をされる可能性があります。

1.の段階でメルカリ事務局に支払についての連絡を入れておいた方がいいでしょう。

 

指定紛争解決機関として以下の明記があります。

引用 メルカリ

もし支払方法の変更当面支払の目途が立たない等の場合は、いち早く相談することをお勧めします。

 

 

メルカリで支払いしないとどうなる!?ペナルティや危険性を解説のまとめ

ポイント

  • メルカリで支払いしないとどうなる!?支払期限の確認
    1.【コンビニ/ATM支払】
    購入当日を含む3日目の23:59:59
    まで
    2.【メルペイあと払い(メルペイスマート払い】
    ご利用月の翌月末日
    まで
    3.【メルペイスマートマネー(借入)】
    ・初めて借りたとき、または借入残高がない状態の場合ご利用月の翌月末日まで
    ・継続返済は毎月末日まで
    4.【メルカード】
    ご利用月の翌月末日まで
  • メルカリで支払いしないとどうなる!?【コンビニ/ATM支払】での対処
    ・出品者は3日目に支払がなければ取引メッセージなしでキャンセル申請できる。
    ・何の連絡もなしに支払わなければ出品者からブロックや通報をされる可能性がある。
    ・悪質だと判断された場合、ペナルティが課せられる。(メルカリの利用制限、アカウント利用停止など)
  • メルカリ支払しないとどうなる!?【メルペイあと払い】での対処
    ・コンビニ/ATMもしくはメルペイ残高での支払いをする。
    支払期限の翌日からメルペイスマート払いができなくなり、遅延損害金が発生する。遅延損害金=年率14.6%
    支払期限の10日後からメルカリで購入できなくなり、メルペイも使えなくなる。
    支払期限の1ヶ月後くらいから自動音声で電話がかかってくる。
    支払期限の1ヶ月半後くらいに「○月○日までに支払が確認されなければ法的措置をとる」という警告のハガキがくる。
    支払期限の2ヶ月~3ヶ月後に弁護士事務所から法的手続に移行する旨の催告書がくる。

※要所要所で連絡を取ることが大切です。放っておくと事態は悪化する一方です。

  • メルカリ支払しないとどうなる!?【メルペイスマートマネー(借入)】での対処
    ・返済期日を過ぎてしまった場合、翌月の自動引落しのときに合算して返済される。(1回目)
    メルペイ残高無償ポイントで返済できる。
    ・コンビニ/ATMでの返済はできない。
    ・支払期日の翌日から遅延損害金が発生する。遅延損害金 (年率) : 20.0%
    ・催促の電話、メール、書面が度々くる。
    ・延滞が続く場合は金融機関の「ブラックリスト」にのる。
    ・一括返済の催告書がくる。
    ・何の連絡もなければ、裁判所から「財産差押え」の強制執行をされる可能性がある。

以上、メルカリで支払しないとどうなるのかを支払方法、状況別にまとめました。

手軽にできる個人売買で親しまれているメルカリですが、信頼関係で成り立っていることを忘れてはいけませんね。

あと払いやメルペイスマートマネーは特に計画性を持って慎重に利用しないと大変なことになります。

便利で豊かなライフスタイルのために、上手にメルカリを活用していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。