購入しても使いきれずに私たちを悩ませる調味料。
味噌はもっと小さいサイズで売っていないの?!
小さいサイズのは味噌はコンビニで買える?
少量味噌は小さいサイズだけでなく、とっても優秀なんです!
一人暮らしでも温かい作りたてのお味噌汁、飲みませんか?
味噌の小さいサイズはコンビニで買える?大手三社の味噌は大きいです
一人分の小さいサイズのお惣菜や、一回分の小分けのドレッシングを販売しているコンビニ。
味噌の小さいサイズもコンビニで買えるのでしょうか。
コンビニで取り扱っている商品は、そのコンビニ独自のブランド商品と、他社メーカーの商品に分かれると思います。
公式サイトで確認できたものは、主に自社製品のみ。
全国にある代表的なコンビニである、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートが販売している味噌は750gもある大きなサイズの味噌ばかりでした。
セブンイレブン
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7プレミアム だし入りみそ 750g
全国 |
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7プレミアム 減塩 だし入りみそ 750g
北海道、関東、新潟県、山梨県、北陸、静岡県、近畿、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、四国、沖縄 |
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7プレミアム 九州 あわせみそ750g
山口県、九州 |
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7プレミアム 赤だしみそ だし入り 750g
岐阜県、愛知県、三重県 |
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7プレミアム 田舎こうじみそ 赤粒 1㎏
東北、長野県 |
ローソン
だし入りみそ 750g
ファミリーマート
三種のあわせ味噌 750g
味噌というのがこれほど、750gのサイズが主流であるということに驚きました。
小さいサイズが強みのコンビニでも、醤油や容器入りのドレッシング、マヨネーズはどれも家族のいる家庭用のサイズで販売されていました。
コンビニで買い求めるなら、生みそではなく、フリーズドライや即席味噌が向いているようです。
味噌を長保ちさせるコツはある?カップの生みそ活用方法も
味噌の流通形態は、まだまだカップや小袋が主流です。
もともとは家庭で作られてきた歴史のある味噌は、次第に「量り売り」へと変化し、スーパーマーケットで販売されるようになった戦後に、今の売り方になりました。
売りやすいように500g~1Kgのカップや小袋に入れて販売されたのが、今でも残っているということですね。
味噌の小さいサイズが注目されてきたのも最近になってから。
まだまだ他の容器での販売は成長途中というところでしょうか。
味噌のカップは非常に耐久性にも優れており、長保ちできるようにパッケージに工夫が施されています。
白いシートは捨てないで
味噌の上に直接被さっている白いシートは、味噌の乾燥防止に一役買ってくれます。
開封後も白いシートは味噌に密着させた状態でかけておくのがベストです!
味噌は酸化すると味が落ちるので、酸化防止の観点では、ラップをかけておくのが良いでしょう。
容器ごと味噌漬けで活用する
開封して日が経ってしまった味噌は、容器ごと味噌漬けにするという方法があります。
味噌に含まれる酵素で、お肉もより美味しく食べられる味噌漬け。
味噌が残った容器に、みりんや酒を入れ、具材を入れておけば簡単に焼くだけで食べられます。
味噌漬けなら、硬くなってしまったり、色が劣化した味噌も気になりません。
味噌の小さいサイズは一部の地域のセブンイレブンで買える
公式サイトで確認できる味噌の種類は、セブンイレブンが一番多く、地域によって販売される味噌の味にも特徴がありました。
やはり、セブンイレブンでも自社製品として小さいサイズの味噌を販売していませんが、一部の地域ではメーカーから仕入れて販売を行っているようです。
イチビキ 献立いろいろ赤みそチューブ 300g
販売地域は、岐阜県・愛知県・三重県のセブンイレブン。
※販売地域内でも、店舗により取り扱いのない店舗があります。詳しくはお近くの店舗に確認をお願いします。
特に味噌を食べる機会の多い愛知県では、コンビニで販売される味噌もバリエーションが多そうです。
チューブタイプの赤みそで、一般的なパックの半分の300g。
キャップ付きのパウチで保存も簡単に、いろいろな料理に使えそうなお味噌です。
小さいサイズの「鮮度みそ」シリーズは首都圏のセブンイレブンで販売経験あり
マルサンアイ だし香る鮮度みそ あわせ410g
引用 Amazon
写真は410gのボトルですが、2020年から一時的に205gの小さいサイズが首都圏のセブンイレブンで販売されていました。
残念ながら、205gのボトルは現在は販売を終了しています。
過去に販売経験があるので、もしかしたら比較的スペースのある店舗では410gのボトルの販売をしているところがあるかもしれません。
マルサンアイの販売する「鮮度みそ」シリーズの強みは、90日間常温保存ができるということです。
基本的に味噌は開封後冷蔵庫で保管しますよね。
生みそでもなく、液体でもない「鮮度みそ」は、味噌を溶く手間もなく、一滴ずつ欲しい量で使えます。
常温保存できる小さいサイズの味噌は、オフィスのランチ用として首都圏で販売が行われたようです。
常温保存できることで、デスクに常備しておくことができます。
マグカップにコンビニで一緒に購入したカットサラダと「鮮度みそ」を入れます。
お湯を注げば、オフイスに居ながら、あったかくて野菜も摂れるお手軽お味噌汁が食べられます。
410gボトルは現在も通販サイトで販売されているので、気になる方はオフイスに持っていって活用してみてくださいね!
味噌の小さいサイズのイチオシは液状タイプ!家族でも使いたくなる便利さ!
味噌の小さいサイズを探す理由としては、一番に使いきれないというのがあると思います。
特に一人暮らしだと、一般のカップ容器に入った生味噌は使いきれる自信がなくて躊躇する方も多いのではないでしょうか。
また、家族で住んでいても、毎日はお味噌汁を作ることが無く、料理の味付けにだけ味噌を使いたい!という声も。
味噌は空気に触れることで変色してしまったり、味や香りが落ちていきます。
ただ単に、カップ容器でも量が少ない500g程のものを探すというのも手です。
でもそれだと少しもったいない?!
美味しさをキープしたまま、ちょうど良い量を叶えてくれる小さいサイズの味噌として、少量ボトルに入った液状タイプの味噌があります。
特に液状タイプの味噌は使いたくなるメリットがたくさん!
実はこんなに便利なんです。
だしをとる手間も無し!
味噌汁一杯からでも、直接お椀に大さじ一杯いれるだけ。
今ではカップ容器入りの味噌も、もちろんだし入りが主流で、お家でだしからお味噌汁を作る人は少ないかと思います。
少量サイズでも液状タイプではだし入りで、お椀に直接味噌とお湯を入れるだけ。
たった一杯からだしの効いた、おいしいお味噌汁を堪能できますよ。
料理に使いやすい!
味噌を溶かずにすぐ使える。
普通の味噌だと、料理の調味料として使いたい場合には、直接入れるだけだと、うまく全体に味が馴染みません。
液状タイプの味噌であれば、炒め物や和え物でも直接入れるだけで味付けが完了します。
レンジで簡単きんぴらごぼう
引用 マルコメ レシピ
ささがきごぼうと細切りの人参に、調味料と味噌を混ぜ合わせ、電子レンジで加熱するだけ!
簡単にきんぴらごぼうもできちゃいます。
冷蔵庫の中で場所を取らない!
ボトルがスリムで、縦向きにも横向きにも収納できる。
カップ容器の味噌は冷蔵庫の中で、場所をとってしまいますよね。
特に一人暮らしの容量が小さい冷蔵庫だと、いつもかなり味噌が主張しています。
味噌も小さいサイズであれば、調味料と共に立てておくこともできるし、ボトル容器は横向きで保存もできる優れものです!
マルサンアイの鮮度みそだと常温でも保存できたので、もはや冷蔵庫に入れる必要が無い…。
冷蔵庫を一杯にしてしまう大家族にも救世主ではないでしょうか。
いろんなお味噌が楽しめる!
味の種類が豊富で、容量が小さく複数使いにも。
お味噌でも、一種類の味噌だけで作るより、2種類程混ぜて作るとより味わいが深くなります。
また、赤だしや白みそのお味噌がたまに飲みたくなったりしませんか?
それぞれカップの容器で買うと、冷蔵庫の場所問題も出てきます。
貝や鯛などのだし入りや、豚汁専用なんてものも販売されています。
変わり種は味噌ラーメン風
液みそ 味噌ラーメン風 430g
引用 マルコメ 商品
にんにくが効いており、インスタントラーメンへのちょい足しから、味玉、味噌バターパスタなど、アレンジ次第で楽しめます!
【味噌の液状タイプ】マルコメの「液みそ」シリーズは種類が豊富
引用 マルコメ 商品
味噌で有名なマルコメから販売されている「液みそ」シリーズ。
先ほど紹介した味噌ラーメン風も同じシリーズです。
家庭で使われている味噌として、マルコメのお味噌は一般的ではないでしょうか。
慣れ親しんできた家庭の味が、液状タイプでも作れるんです。
2022年冬現在、販売されている液みそシリーズはなんと11種類。
液みそ 料亭の味
- 減塩
- 四種あわせ
- 貝だし
- 赤だし
- 白みそ
こんなのもあります
- 賛否両論 贅沢鯛だし
予約の取れない話題の名店「賛否両論」のプレミアム味噌汁がご自宅でも。
- 健康味噌汁
【医者が考案した「長生きみそ汁」】著者監修の液みそ。
- 糀美人
みそクリームパスタやサーモンのパン粉焼き等美味しそうなレシピに活用できます!
- 豚汁専用
秋冬限定販売。玉ねぎのコクと生姜風味◎。
- 味噌ラーメン風
実際に液みそシリーズを使っている約4割の人が複数の液みそを使い分けているというデータも。
味噌を小さいサイズで買うと値段が高いのでは?ボトル一本でもお椀25杯分は作れます!
マルコメの「液みそ」シリーズは、4本セットで【¥1380~】。
公式オンラインショップでは定期販売というのも行っており、少し割引価格の【¥1240】で販売されています。
確かに、カップ容器で味噌を買うよりかは割高になってしまいます。
ポイント
買っても使いきれずに捨ててしまうなら、鮮度がキープされて食品の無駄が無い、小さいボトルが優秀かもしれません。
マルコメの液みそシリーズは【430g】で販売されており、一本でも【お椀25杯分】は作ることができます。
例え毎日のように味噌汁を飲んでも一人であれば1か月ほどもちます。
ご家族で使う場合には、固形の生みそと併用して使うのもいいかもしれませんね。
メモ
マルサンアイの「鮮度みそ」シリーズは、消費者からの要望もあり、【650g】と【410g】の2サイズで展開しています。
料理のアレンジにも使えるので、もしかしたら今までより使う頻度が高くなるかもしれません。
家族でも使いやすい量でも販売されているので、液状タイプの味噌に興味を持った方は大きめの「鮮度みそ」もオススメです。
味噌はもっと身近に!フリーズドライの顆粒みそ
料亭の味 フリーズドライ 粒みそ
引用 マルコメ 商品
まだまだ一般的ではありませんが、生みそでも液状でもない「顆粒みそ」というのが世に出てきています。
フリーズドライの味噌汁はコンビニでも一食分から購入することができますが、顆粒タイプのフリーズドライというのは全く新しいのではないでしょうか。
特許製法
細かく顆粒状にした味噌を真空で凍結、乾燥させることで、風味を逃がしません。
短時間で加工ができる製法により、生みその美味しさをそのまま顆粒で味わうことが可能になりました。
フリーズドライなので常温保存が可能。
特に注目したいのが、保存できる期間が長いことです。
賞味期限は3年(未開封)
防災備蓄用としてスチール缶で販売されていますが、もちろん普段使いもできます。
通常のフリーズドライであれば半年から1年ほどの賞味期限が多いですが、顆粒みそは未開封であれば、3年間備蓄が可能です。
ポイント
非常時に温かなお味噌汁が味わえるというのは、心も体もとても嬉しい限りです。
味噌が顆粒だとこんなに使いやすい!使える幅も広がります!
顆粒みそでもちろんお味噌汁も作れますが、特に興味を持ったのが、ふりかけて使えるところです。
例えば、サクサクの食感を残しておきたい天ぷらや、トーストにふりかけて。
パンにしみ込んだバターとやさしい旨みの味噌がたまりません!
忙しい朝でもパッとふりかけるだけで、食パンのアレンジが増えます♪
できそうで、できなかった「ごはんに均等に混ぜる」も得意
味噌とごはんは非常に相性がいいですが、実はムラなく混ぜるというのが難しかったんです。
場所によって味が濃かったり、なんだか惜しいなぁという具合に。
顆粒みそならふりかけのように、ごはんに混ぜるのに適しています。
簡単におにぎりや、混ぜ込みごはんにも。
また卵かけご飯にふりかけるのも美味しそうです。
フレーバーソルト感覚で使える
フライドチキンや、BBQで焼いたお肉にかけたり、洋風料理にもアレンジが得意です。
水分を含んでいないのでべチャっとしないのも嬉しいところ。
普段のお弁当やピクニックにも、容器も汚れないし、漏れの心配も要りません!
味噌が顆粒だと環境にも良い?!包装資材を減らしたパッケージ
従来のフリーズドライでは、固形が崩れてしまわない様、個包装の中にトレーが入っているものも多いですよね。
マルコメでは顆粒みそを使った、一食分のフリーズドライのお味噌汁も販売しています。
顆粒なので、形が崩れる心配はありません。
トレーの分の資材を減らすことができているということは画期的ではないでしょうか。
たかが小さなトレーでも、毎日飲み続ければかなりの量のゴミになるはずです。
また、個包装のかさも少ないので、輸送時にもよりたくさんの量を運べたり、一箱に入れられる数も増えると思います。
防災備蓄用のスチール缶もリサイクルが可能な資材です。
食品ロスも防げて、包装資材も少ない顆粒みそ。今後の注目に期待です!
味噌の小さいサイズはコンビニで買える?少量の液状味噌がイチオシ♪まとめ
味噌の小さいサイズはコンビニで買える?
- コンビニ大手三社の自社製品は基本750gカップの生みそ。
- 味噌をよく使う地域ではチューブタイプなどの小さいサイズも買えるかも。
- コンビニで買うなら一食分のフリーズドライか、即席味噌。
液みそがとっても便利
- 750gの半分くらいの小さいサイズが主流。
- 味噌汁一杯からでも手軽に作れる。
- 溶かずにすぐに使えるので様々な料理の味付けとして活躍できる。
- スリムな容器で冷蔵庫の場所をとらない。
- 味のバリエーションが豊富で、小さいからこそ複数使いにも向いている。
これから注目したい顆粒みそ
- 常温で長期保存ができる。
- 今までできなかった調理方法にも使えるようになった。
- 環境にも良い包装が魅力。
- より身近に手軽に味噌を楽しめる。
味噌をちょっとだけ使いたい時に、一人分が得意なコンビニでは小さいサイズでは販売されていない、というのが意外でした。
今回一緒に記事で紹介してきた、液みそや顆粒みそは、「小さいサイズ」という魅力もありながら、普段から使いたくなる魅力がたくさんありました。
カップの生みそで使いきれずに味噌を常備するのは辞めた、という方も使ってみたい味噌に出会えたのではないでしょうか。
味噌離れが進んできている気もしますが、場所や調理方法に限られず、新たな方法で私たちの傍にいてくれます。
一人暮らしでも、ご家族でも、小さいサイズの味噌を活用してみてください!