マフィンは材料や工程が少なく、気軽に作れるお菓子の一つですよね。
しかし、簡単に見えるものは奥が深い。そんなスイーツの1つであるマフィン。
ひび割れしたり、マフィンカップから生地があふれてしまったり、そもそも膨らまないなんてことも…。
私はとても大雑把なので、料理やスイーツを作るのが大の苦手です。
お肉をしっかり焼いたつもりが完全生肉でお腹を壊したり、生チョコを作ったら何時間冷蔵しても液体のままだったり…。
もちろんマフィンを作ったときは、全て生地は溢れ、その上ひび割ればかり。
そんな料理下手の私でも、ここに書いてある4つの方法を試したら簡単に綺麗なマフィンを作ることができました!
簡単に綺麗にマフィンを焼けるようになりたいという方必見です!!
【マフィンが膨らむコツ①】水分の多いレシピを使う
傷一つない綺麗なマフィン、憧れますよね。
その反面、大きなヒビが入ってしまうこと、よくありませんか?
最初に書いた通り、私もマフィンを作った際、ほとんどがひび割ればかりでした…
しかし、ひび割れてしまうことは、実は間違った作り方をしているわけではないんです。
とはいえ、綺麗な表面にしたい場合は困りますよね。
実はレシピによって、粉類と水分の割合が異なります。
粉類の割合が高いレシピは、表面がひび割れする可能性が高いです。
その反面、水分の割合が高いレシピは、表面がひび割れしにくい傾向が高いです。
ここでいう水分とは水だけでなく、牛乳や卵も含みます。
そのため、まずはレシピを選ぶ際には水分の割合が高いレシピを探してくださいね。
また、水分の割合が高いほど表面がひび割れしにくい傾向が高いのは、マフィン以外の焼き菓子にも応用できますので参考にしてください♪
【マフィンが膨らむコツ②】かき混ぜすぎないで
ひび割れにくい方法をお伝えいたしましたが、実は他にも方法があるのです!
マフィンがそもそも膨らまない、という場合にも使える方法です。
それは小麦粉を加えた後、かき混ぜすぎず、さっくり程よく混ぜることです。
グルテンという小麦粉に含まれている成分は、少ないほどよく膨らみます。
そして、グルテンは多いほど膨らみにくいです。
あまり膨らまなかったり、ひび割れしたりの場合、グルテンが多いためかもしれません。
では、どのようにグルテンの量を増やしたり減らしたりするのでしょうか?
なんと、よく混ぜるとグルテンは増えてしまうのです!
そのため混ぜすぎないよう、さっくり軽く混ぜることがグルテンを増やさずに済むため重要です。
しかし、混ぜが少なすぎると今度は粉っぽくなるため気を付けてくださいね。
それだけでなく、マフィンカップから生地が溢れてしまう原因にもなります!
粉っぽさがなくなるくらいに混ぜ、それ以上は混ぜない程度が「さっくり」です。
さっくりと粉っぽさがなくなる程度なら、膨らまない・ひび割れてしまう程のグルテンの多さにはならないですよ♪
【マフィンが膨らむコツ③】マフィンカップに量を入れすぎない
なかなか上手に膨らまないから、たくさん量を入れちゃうなんてこと、ありませんか?
少ないよりはいいかなって、マフィンカップから溢れないぐらいギリギリに生地を流し込むってこと、私もしていました…。
実は、マフィンカップの縁のギリギリまで生地を流し込んでしまうと、マフィンカップから生地が溢れ出てしまいます。
上手に膨らまないから、と生地の量を多く入れることで、かえって綺麗にマフィンは膨らみません。
生地が溢れてしまわないよう、大体70g前後に均等に入れるのがおすすめです!
実際にどれぐらい膨らんだのか見ながら、適切な量を探してみましょう。
【マフィンが膨らむコツ④】焼きムラが強敵!!均一に焼くこと
せっかく膨らんでも、斜めに膨らんでしまい綺麗なアーチを描けないこと、ありますよね。
それを防ぐには、均一に焼くことが重要です。
オーブンには、メーカーや商品によってそれぞれ熱されやすいところ・熱されにくいところがあります。
そのため、マフィンを置く部分によって焼きムラができてしまいます。
この焼きムラがあることで、マフィンは斜めに膨らむのです。
では、どうやって均一に焼くのか?答えは簡単です。
オーブンで焼く時間の半分が経ったら、天板を前後に入れ替えます。
天板の前後を入れ替えることで、マフィンは前後左右入れ替わります。
そうすると焼きムラが少なくなり、均一に膨らむのです。
天板の前後を入れ替える際は、サッと行いましょう!
時間がかかってしまうと、その分外気に触れるためオーブン内の温度が下がってしまいます。
これは焼きムラに繋がり、マフィンが綺麗に膨らまないことに繋がってしまいます。
マフィンが綺麗に膨らむコツ4選!これでひび割れにさよなら!のまとめ
以上が、マフィンを綺麗に膨らむためのコツでした。
マフィンは失敗を避けるように作ると、意外と簡単に綺麗に作ることができます!
お菓子作りはトライアンドエラーです。
以前の失敗を踏まえて、次に別の方法で挑戦すれば成功に繋がります。
- 水分の多いレシピを参考にする。
- かき混ぜすぎない。
- マフィンカップには適切な量を入れる。
- 焼きムラを防ぐため、天板の前後を入れ替える。
今回ご紹介したこの4点を意識して、挑戦してみてくださいね♪