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難消化性デキストリンにデメリットや副作用はほぼないって本当??

最近では「トクホ」の飲料などによく配合されている難消化性デキストリン。

コンビニやスーパーなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

トクホの商品なら大丈夫だろうと安心して飲んでいる人も多いと思いますが、難消化性デキストリンにデメリットがあるのか考えたことがありますか?

 

たしかに難消化性デキストリンの名前は聞いたことがあるけど、デメリットがあるのかはよくわかってないかも…?

 

でも安心してください。実は難消化性デキストリンは副作用がほとんどなく、とっても安全な水溶性食物繊維なのです!

普通の量を摂取する分にはデメリットがほとんどないので、安心して摂取することができます!

 

では、難消化性デキストリンとはどんなもので、どんな効果が期待できるのか?詳しく紹介していきます。

 

 

難消化性デキストリンにはデメリットがほとんどない!安心安全な成分!

難消化性デキストリンは水溶性食物繊維で、30年ほど前からさまざまな食品に利用されてきました。

 

ちなみにデキストリンは日本語でデンプンのことをいいますので、難消化性デキストリンとは名前の通り、消化されにくいデンプンということです。

 

この難消化性デキストリンは主にトウモロコシのデンプンから作られています。

とっても身近な食材から作られているというだけで安心できますよね。

 

そして、アメリカの政府機関の一つであるアメリカ食品医薬品局(FDA)では、難消化性デキストリンは1日の摂取量の上限を定める必要がないほど安全なもので、デメリットはないと認めています。

また人に対する臨床試験でも特に問題になる症状も現れず、安全であると認められています。

そして、日本では特定保健用食品(トクホ)の関与成分としても許可されています。

 

ただ、人によっては水溶性食物繊維を過剰に摂取しすぎるとお腹がゆるくなったり、お腹に膨張感があるなどのデメリットもでるようなので、適切な量を摂取するようにしましょう。

難消化性デキストリンの場合は1日、5〜10gくらい摂取するのが目安といわれてます。

 

これほどデメリットがないなら積極的に毎日摂取していきたいですよね!

では難消化性デキストリンにはどんな良い効果があるのでしょうか?

 

 

難消化性デキストリンにはどんな効果が?血糖値上昇の抑制や便秘解消、肥満予防にも効果あり!

難消化性デキストリンを摂取することで次のようなうれしい効果があります。

 

食後の血糖値の上昇を抑える効果

食事から摂取した糖質は体の中でブドウ糖に分解されます。

その後小腸で吸収されて肝臓に送られますが、この小腸で吸収される時に難消化性デキストリンが糖分の吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を緩やかにしてくれます。

 

食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする効果

血中中性脂肪と聞くと、悪いもののように感じますが、私たちの体を動かすために必要なエネルギー原料です。

しかし、エネルギーとして使いきれずに余ってしまった血中の中性脂肪は体内に蓄積されて、肥満の原因になる皮下脂肪や内臓脂肪になってしまいます。

それを難消化性デキストリンの働きで防いで、体外に排出する分を増加してくれます。

 

整腸作用で腸内環境を整える効果

難消化性デキストリンは腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます

また食物繊維は善玉菌の好物で、腸内でこの二つが合わさると短鎖脂肪酸が生成されます。

この短鎖脂肪酸はエネルギー代謝をアップさせてくれたり、脂肪の蓄積を抑えたり、食欲を抑えるホルモンの分泌を促してくれる働きがあるといわれています。

 

内臓脂肪を減らす効果

難消化性デキストリンを継続して摂取することで、メタボの原因にもなる内臓脂肪を減少させる働きがあるといわれています。

 

中性脂肪とコレステロールを低下させる効果

生活習慣病の原因にもなる中性脂肪とコレステロールですが、難消化性デキストリンを継続して摂取することで、これらの値を低下させる効果があるといわれています。

 

ミネラルの吸収を促す効果

難消化性デキストリンはカルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛の吸収を促進してくれる効果があるといわれています。

女性には特に欠かせないミネラルなので、せっかくなら一緒に摂取して吸収率をアップさせたいですよね。

 

このようにたくさんの健康効果が認められているので、難消化性デキストリンはダイエット中の方にも大変おすすめです。

 

 

難消化性デキストリンの効果的な摂り方は?

難消化性デキストリンは食前または食事中に摂取するのがもっとも効果的です!

食前も30分前程度に摂取するのが望ましいです。

 

反対に難消化性デキストリンを摂取しても効果が薄くなってしまう時間帯があるのは知っていますか?

それは食後や空腹時です!

せっかく摂取しているのに効果がなくなってしまうのはとっても残念ですよね。

 

また、継続して摂取することで効果が出てくるようなので、特にダイエットが目的の方は最低でも3~4か月程度続けてみるのが良いと思います。

 

 

おすすめの難消化性デキストリン!

難消化性デキストリンは無味無臭で、熱にも強く水などにも溶けやすいという特徴があるので、食べ物や飲み物に混ぜても風味が変わりません。

難消化性デキストリンが含まれたトクホの飲料水やサプリメントもコンビニなどで手軽に購入できますよね。

引用:Amazon公式サイト

 

中でもコスパが良くおすすめなのが、粉末タイプのものです。

いつもの食事や飲み物にスプーン一杯程度を混ぜるだけで、手軽に摂取できますし、なによりお得です。

でも、粉末タイプだと外出時などの持ち運びに不便…と感じる方は、いつも持ち歩いている水筒に入れるのも良いかもしれません。

引用:Amazon公式サイト

 

個包装タイプのものもあるので、少々コスパは悪くなりますが、どうしても粉末のまま持ち運びたい方にはおすすめです。

引用:Amazon公式サイト

様々なタイプが市販されているので、自分の生活スタイルに合ったものを選んでみてくださいね。

 

また、トクホのものだったり機能性表示食品のものや栄養機能食品のものなどのほうが効果がありそうな感じがしますが、そこはあまり気にしなくてもよいみたいです。

それよりも、難消化性デキストリンの原材料として使われるトウモロコシに注目してください!

実は原材料として使われるトウモロコシは海外製であることが多いので、遺伝子組み換えでないことを要チェックしておきましょう!

 

それと、難消化性デキストリンの製品には小麦を使ったのものもあるようなので、小麦アレルギーのある方はなるべく避けたほうが良いかもしれません。

ただし、精製の過程で小麦タンパクは除去している商品のほうが多いようです。

 

どちらにしても、原材料はよーくチェックしてくださいね。

 

 

難消化性デキストリンにデメリットはほぼない!副作用がないって本当??のまとめ

・難消化性デキストリンは主にトウモロコシのデンプンから作られていて、身近な食材なので安心である。

・難消化性デキストリンは一日の摂取量の上限を定める必要がないほどデメリットがなく、安全であるとFDAから認められている。

・ただし、難消化性デキストリンは水溶性食物繊維なので、過剰に摂取しすぎると人によってはお腹がゆるくなったり、腹部に膨張感が出たりなどのデメリットがでる可能性がある。

難消化性デキストリンには、食後の血糖値上昇を抑える、食後の血中中性脂肪の吸収を緩やかにする、腸内環境を整える、ミネラルの吸収を促してくれるなどの効果がある。

・難消化性デキストリンは食前または食事中に摂取するのがもっとも効果的。

・難消化性デキストリンは継続して摂取することで、より効果が得られるので3~4か月程度継続するのが良い。

・難消化性デキストリンは無味無臭で、熱に強く水にも溶けやすく、食品や飲み物に混ぜても風味が変わらない。

おすすめの難消化性デキストリンはコスパの良い粉末タイプ。コスパは悪いが持ち運びに便利な個包装タイプもある。

・原材料のトウモロコシは遺伝子組み換えでないものかもチェックする。

 

一日に必要とされている食物繊維の摂取量はだいたい20グラム程度とされていますが、多くの人が摂取量が足りていないそうです。

そんな現代の日本人の食生活に不足しがちな食物繊維を補うために難消化性デキストリンは作られました。

手軽に摂取できて、ダイエット効果や健康効果が期待できる難消化性デキストリン。

通常の摂取量だとデメリットもほとんどないので、気になっている方はぜひ始めてみてくださいね。