赤ちゃんの生後6ヶ月をお祝いするハーフバースデーや、1歳のお誕生日などはケーキを用意して盛大にお祝いしたいですよね。
しかし、まだ母乳やミルクと離乳食しか口にしたことが無い乳児に、大人と同じケーキを食べさせることはおすすめできません。
そこで離乳食が完了していない乳児でも食べられる食材を使用したレシピでケーキを手作りすれば、赤ちゃんも安心して食べられます。
手作りは難しいし大変そうと思うかもしれませんが、簡単でアイデア満載のレシピがたくさんありますよ。是非参考にして、赤ちゃんの月齢に合わせて作ってあげてみてくださいね。
乳児というのは満1歳未満(0歳児)と法律では決まっているそうですが、今回は離乳食が完了していない赤ちゃんを乳児として、対象のレシピをご紹介しますね!
乳児でも食べられる手作りケーキのレシピ
まだ離乳食期の乳児でも食べられるケーキはどんなものがあるのでしょうか。
月齢が低い乳児だと食べられる食材が少ない分、レシピの数も少なそうな気がしますが、アイデアレシピがたくさんあるんです。
そして、手作りすると原材料がわかります。赤ちゃんの好きな食材を使用したり、アレルギー食材を排除したりすることもできて、安心安全ですね。
食材ごとにご紹介します。どれも簡単に作れるレシピですよ!
食パン
離乳食でよく使われる食パンを使用したレシピです。
身近な食材で作れて、赤ちゃんも食べ慣れた味なので、よろこんで食べてくれます!
引用:cookpad
引用:cookpad
パンケーキ
乳児でも食べられる食材で作ったパンケーキをデコレーションしたケーキです。
クリームをお豆腐で作っているので、栄養面でも安心ですね!
引用:cookpad
蒸しパン
柔らかい蒸しパンのケーキです。
市販の乳児用ホットケーキミックスや、蒸しパンミックスを使用すると、さらに簡単に作ることが出来ますよ。
引用:cookpad
豆腐
材料はお豆腐のみなので、離乳食を始めたばかりの乳児でも食べられます。
ハーフバースデーにおすすめです。
引用:cookpad
野菜
小麦粉、卵、乳製品を使用していないレシピです。
これはさつまいもを生かしたケーキで、クリームも植物性の物でできているので、乳児でも安心です。
引用:snapdish
スポンジケーキ
少し手間はかかりますが、乳児でも食べられる食材で作るスポンジケーキのレシピです。
粉ミルクを使用するので、余ってしまった粉ミルクの消費にもぴったりですね。
引用:cookpad
お粥
いつも食べているお粥を、ケーキにしてしまうレシピです。
離乳食の最初から食べられるお粥なので、月齢の低い乳児でも食べられますね。
引用:楽天レシピ
離乳食プレート
もうプレート自体をデコレーションしてしまいましょう!
引用:cookpad
乳児はいつからケーキを食べられる?注意する食材とは
赤ちゃんはいつからケーキを食べられるのでしょうか?
乳児が大人と同じケーキをいつから食べても良い、という明確な決まりはありませんが、ケーキに使われている食材は、まだまだ未熟な乳児の身体には負担が大きいものがたくさんあります。
消化機能の発達などから考えると、離乳食も完了する2歳くらいまでは、大人と同じケーキを食べるのはやめた方が良いそうです。
ケーキに使われることが多い食材で、乳児に食べさせるのは注意したいものをご説明しますね。
生クリーム
生クリームとは、生乳から乳脂肪だけを取り出したものです。そのため、生クリームは脂肪分なので「油」と考えてもいいです。
牛乳のアレルギーが無ければ、油を食べても大丈夫になる離乳食後期から生クリームは食べられるのですが、大さじ1杯程度にしておきましょう。
砂糖
甘みは乳児にとって、とても依存性の強いものです。
大人でも、甘みに依存性があることを実感できる人は多いですよね。
離乳食でも砂糖を使用することはできるので、いつから食べて良いという決まりはありませんが、赤ちゃんに甘みが強いものを食べさせるのは、2歳くらいからにした方がいいでしょう。
油
ケーキにはバターや生クリームなど、油が使われていることが多いです。
前述した生クリームと同じく、バターなどの油も離乳食後期から食べても大丈夫ですが、消化するのに負担がかかるので、少量にとどめておきましょう。
チョコレート
チョコレートには大量の砂糖が使われています。依存性が強い食べものですよね。
また、チョコレートにはカフェインが含まれていて覚醒効果もあるので、乳児に食べさせるのはやめておきましょう。
はちみつ
はちみつには「ボツリヌス菌」という菌が混入している可能性があるので、消化器官がまだ未熟な1歳未満の乳児には与えてはいけません。
ボツリヌス菌は熱に強く、加熱しても死滅しないので注意が必要です。
アレルギー食材
ケーキの材料には、卵や小麦粉など、食物アレルギーの原因になる食材が使われていることが多いです。
離乳食を進める際に、新しい食材はまずは1さじから、何かあった際に病院へ行ける午前中に食べ始めるのが基本です。
お祝いなどのイベントでケーキを食べるのは、午後や夜が多いのではないでしょうか?
今まで試したことが無いアレルギー食材を使用しているケーキを食べることはリスクがあるので、やめておきましょう。
手作りの乳児用ケーキに使う食材のポイント
月齢の低い乳児でも安心して食べられるように、普段から離乳食で使用している材料でケーキを手作りすることが大切なポイントです。
そしてもう1つ大切なポイントは、赤ちゃんのお世話など忙しい中で、なるべく簡単に手作りできることですよね。
大人が食べる一般的なケーキのレシピから、乳児が食べられるケーキのレシピへ代用できる食材や、より手間を省くための便利アイテムをご紹介します。
スポンジ生地を身近な食材で代用する
ケーキのスポンジ生地は、普段離乳食で使用している食パンやパンケーキで代用できます。
レシピでもご紹介しましたが、なるべく手間をかけずに手作りできて、いつもの離乳食で使用しているものなので乳児でも安心して食べられますね。
砂糖を果物や粉ミルクで代用する
依存性が高く甘みの強い砂糖を使用する代わりに、果物や粉ミルクを使用するのはいかがでしょうか。
乳児でも食べ慣れた、優しい甘さになりますよ。
生クリームをヨーグルトで代用する
乳児の身体には負担が大きい生クリームは、市販の乳児用ヨーグルトや、水切りヨーグルトで代用できます。
水切りヨーグルトを作る場合は、無糖ヨーグルトを使用し、赤ちゃんに合わせて甘みをつけると良いでしょう。
市販のミックス粉を使用する
乳児でも食べられるホットケーキミックスや、簡単に作れる蒸しパンミックスなどがあります。
レンジだけでケーキが作れるキットもあるんです。少しデコレーションすれば、豪華なケーキになりますよ!
引用:和光堂公式HP
引用:和光堂公式HP
引用:ピジョン公式HP
乳児用ケーキは手作りと市販どっちがいいの?
せっかくのお祝いには豪華なケーキを用意したいですよね。
やはりプロが作る市販のケーキは、きれいにデコレーションされていて見栄えも良く豪華に見えます。
手作りケーキと市販のケーキ、どちらのケーキにもメリットはあります。
手作りケーキと市販のケーキのメリットをまとめてみたので、是非参考にしてご家庭に合わせたケーキを用意してみてくださいね。
手作りケーキのメリット
材料がわかるので、乳児でも安心して食べられる
月齢の低い乳児や、アレルギーがある子にお粥などで作るお食事ケーキも用意できる
食べ慣れた食材で、赤ちゃんの好みに合わせて作れる
ケーキ代を抑えられる
市販ケーキのメリット
手作りする手間が省ける
デコレーションがきれい
乳児でも安心して食べられるフルオーダーで作ってくれるお店もある
ネット注文や配送をしてくれるお店もある
乳児も食べられる手作りケーキのレシピをご紹介!赤ちゃんでも安心!のまとめ
- 乳児でも食べられる食材を使った、アイデア満載の手作りケーキのレシピがたくさんある
- 乳児用ケーキは赤ちゃんの月齢に合わせて簡単に手作りできる
- 乳児が大人と同じケーキを食べるのは、身体への負担が大きいので注意が必要
- より安心安全に、より簡単に乳児でも食べられる手作りケーキを作るために材料を選ぼう
- 乳児用ケーキは、手作りでも市販でもどちらもメリットがある
今回ご紹介したレシピで作れるケーキは、赤ちゃんにとっては初めてのケーキになることが多いと思います。
手作りケーキは簡単に作れるとは言え、忙しい中で作るのは少し手間がかかるかもしれませんが、それも含めて思い出の1日になるといいですね。