ニュース、買い物、ビジネスの身近な話題をここに

これちょっと気になる

お茶っ葉を食べるとどんな効果が得られる?そのメリットを大公開!

日本人にとって、お茶は毎日飲むと言っても過言ではない飲み物です。

お茶はとても飲みやすく、お茶に入っているカテキンを摂ることで、がん予防や老化予防に効果があります。

お茶を飲むことによって得られる効果もありますが、実はお茶っ葉は生で食べることができるんです。

ですが、日本人に馴染みのあるお茶っ葉を生で食べられることを知っている人は数少ないと思います。

お茶は飲むよりも食べる方が有効成分を無駄なく摂取できます。

お茶っ葉は生で食べたりアレンジをしても美味しくいただけます。そこで今回はお茶っ葉を食べる調理方法、メリット、注意点をお伝えします。

 

 

お茶っ葉を食べるメリットや効果

お茶っ葉を食べることによるメリットは、お茶を飲むこと以上にたくさんあります。

今回は以下の通り、2つのメリットを紹介します。

 

お茶の有効成分を無駄なく摂取できる

お茶を直接食べるメリットはお茶の有効成分を無駄なく摂取できることです。

そもそもお茶の栄養には水に溶ける『水溶性』と、油に溶ける『脂溶性』が存在します。

お茶の成分として知られるビタミンCやカテキンは水に溶けるため、お茶として飲むことで栄養を摂ることができます。

しかし、これはお茶全体の栄養素の3割ほどの機能成分しか摂れません、残り7割はほとんど脂溶性のため、茶葉に残っています。

お茶っ葉の脂溶性成分には次のようなものが含まれています。

  • ビタミンA(皮膚を健康に保つ)
  • ビタミンE(抗菌化作用)
  • 脂溶性の食物繊維(腸内環境を整える)
  • ミネラル(免疫力アップ)
  • クロロフィル(貧血予防)

 

つまり、お茶っ葉を直接食べることで、お茶の有効成分を無駄なく摂取できるのです。

 

健康に良い

お茶っ葉には栄養素がたくさんあります。中でもお茶に入っているカテキンには様々な健康効果があります。

  • 老化防止
  • 高血圧、血糖値の上昇を抑制
  • がん予防
  • 抗菌作用がある
  • リラックス効果
  • 体脂肪を減らす

上記のようにカテキンを摂取することで得られる効果は数多くあります、お茶っ葉を食べることで、効率よく摂取できるのもメリットと言えます。

 

 

生のお茶っ葉の食べ方4選

 

そもそもお茶は食べ物よりも飲み物と思う人がほとんどでしょう。ですが、お茶は元々は食べ物でした。

お茶の産地で有名な県では、天ぷらとして食べられているところもあります。

今回は以下の通り、4種類の食べ方を紹介します。

 

食べ方①そのまま食べる

まずはそのまま食べてみましょう。お茶っ葉の風味が口に広がります。

お茶っ葉の種類によっては苦味もあるため、注意しましょう。

おすすめは新茶です。新茶は渋みが少なく苦味がないので、そのまま食べるのにも向いています。

 

食べ方②ふりかけや薬味で食べる

お茶っ葉をふりかけや薬味としても食べることができます。ご飯や漬物にふりかけたり、焼きそばにふりかけて、青のりの代わりに薬味としても使用できます。

【お茶入りふりかけ JAいるま野】

引用:cookpad

お茶の風味があり、アクセントの効いた味になるのでぜひ試してください。

 

食べ方③天ぷらにして食べる

お茶っ葉の天ぷらはあまり聞いたことがないと思いますが、お茶の産地である静岡県や宮崎県では、天ぷらとして食べられています。

【お茶の葉の天ぷら】

引用:cookpad

サクッと揚げた天ぷらに塩を振って食べると絶品です。

 

食べ方④他の料理に混ぜる

茶葉をしっかり乾燥させて、粉末にすれば何にでも混ぜることができます。

団子、そうめん、パン、パウンドケーキやクッキーなどの生地に混ぜれば、お茶の風味を楽しむことができます。

お茶のシフォンケーキ

引用:cookpad

混ぜることで色も緑色になり、綺麗に仕上がります。

 

 

お茶っ葉を食べる際の2つの注意点

 

お茶っ葉を食べることで得られる効果は多くありますが、同時に摂取するには注意する必要があります。

今回は以下の通り、2つの注意点を説明します。

 

カフェインの過剰摂取

美味しくて、つい大量にお茶っ葉を食べ過ぎてしまうと、お茶っ葉に含まれるカフェインの過剰摂取になります。

カフェインを摂ることで、疲れを回復させたり、気分を高めるメリットがある反面、めまい、精神的な不安、身体の不安などデメリットもあります。

 

WHO(世界保健機関)による1日のカフェイン最大摂取量目安は200mgが目安とされています。

どの程度までとは個人差があるので、一概には言えませんが緑茶のカフェイン量は100g(コップ1杯)あたり20mgほどなので10杯程度なら許容範囲と言えるでしょう。

 

タンニンの過剰摂取

お茶を大量に摂取するとカテキンが結合して、タンニンという成分に変化します。

タンニンは酸化しやすい性質があり、タンパク質を凝固させるという特徴があります。

酸化したタンニンはタンニン酸へと変化し、タンニン酸が胃粘膜が薄くなる原因となっている可能性があると言われています。

そのため大量にお茶を飲むと、本来は身体の健康をサポートする成分のカテキンが、身体に悪影響を与える可能性もあります。

 

 

お茶っ葉を食べるとどんな効果が得られる?そのメリットを大公開!のまとめ

  • お茶っ葉食べる効果は2つある
  • お茶っ葉は飲むより食べる方が、脂溶性成分も取れるので、お茶の有効成分を無駄なく摂取できる
  • お茶っ葉の食べ方は4種類ある
  • お茶っ葉を食べる際の注意点は2つある

お茶っ葉は飲むより食べる方が有効成分を無駄なく摂取できます。食べ方もふりかけにするなど4種類あります。

メリットが存在する反面、食べすぎると身体に害を与える原因になります。お茶っ葉を過剰摂取しないために注意しましょう。